コンドルズはダンスユニット!メンバーは近藤良平・藤田・勝山など

TVでも意外と目にするコンドルズ達とは、一体どう言った集団なのか?立ち上げた主要メンバーはどんなキャラクターなのだろうか。コンテンポラリーダンスを世の中に広める、コンドルズという集団。個性的なメンバーやコンドルズのダンスについて今回は触れていこうと思う。

コンドルズはダンスユニット!メンバーは近藤良平・藤田・勝山など

目次

  1. コンドルズって何?
  2. 近藤良平って誰?
  3. コンドルズのメンバー
  4. コンドルズのメンバー選び
  5. コンドルズが作ってきたダンス
  6. コンドルズはTVにも出演していた
  7. コンドルズの衣装
  8. コンドルズが踊る「コンテンポラリーダンス」とは何か
  9. コンドルズの舞台
  10. 幅広い活躍を成し遂げるコンドルズの力
  11. コンドルズの今後の活躍

コンドルズって何?

コンドルズは、コンテポラリー・ダンスを用いてパフォーマンスを繰り広げる集団である。コンテンポラリー・ダンスを自身達で繰り広げるだけでなく、コンテンポラリー・ダンスカンパニーとして、ダンスの楽しさや面白さを利用した企画を立ち上げたり、他者の作品へと組み込む等と言った活動も行なっている。

近藤良平って誰?

コンドルズの主催者が近藤良平(こんどうりょうへい)という、見た目もキャラクターも個性的な男性だ。近藤良平はコンテンポラリーダンスの普及活動に重きを置き、人々にとってもコンテンポラリーダンスが身近で素晴らしい物だと感じてもらえるようなイベントや作品を作っている。

コンドルズのメンバー

コンドルズは、近藤良平以外にもキャラクターの個性が強い男性メンバーが在籍している、今回は主要メンバーとも言える立ち上げ当初からいた数名をご紹介しよう。

藤田善宏(ふじたよしひろ)

藤田は、近藤良平と同じくしてコンドルズとしての仕事以外にも、個人で振付師として活動している。ダンサーとしての活躍も幅が広いが、藤田の特徴としてはアートスティックなセンスが伺え、コンドルズの舞台で利用する舞台美術やグッズのTシャツデザイン等も手がけている程だ。

勝山康晴(かつやまやすはる)

コンドルズの大元会社となるROCKSTAR有限会社の社長がこの勝山康晴だ。

勝山は、コンドルズにとって大切なプロデューサーとしての活躍も見せている。コンドルズとして公演される舞台の全てが勝山のプロデュースであり、コンドルズをダンスカンパニーとして育て上げたのは、勝山の実力あってこそだろう。勝山も勿論演者としてだけでなく、音楽活動を交えた幅広い活動が目立つ。

石渕聡(いしぶちさとし)

石渕は、もじゃもじゃとしたその髪がとても個性的で、まるでピース又吉のような雰囲気にも感じられるが、実は大東文化大学准教授という文学者たる肩書きを持つ。ダンスも濃厚で中身の詰まった動きを魅せてくれる上に、様々な楽器を演奏できる多彩で面白い人だ。

鎌倉道彦(かまくらみちひこ)

このいかにも厳つそうな鎌倉は、高身長で肉体もしっかりしており、大変ダイナミックなダンスを魅せてくれる。鎌倉は中国武術を始めにバレエや日本舞踊と、他のメンバーよりも幅が広い国際的分野に強く、海外への作品出演も多い。強面ではあるが、演技中に可愛い笑顔を見せたりと愉快な方だ。

小林顕作(こばやしけんさく)

小林は、宇宙レコードという劇団の作演出を手がけている俳優だが、コンドルズの立ち上げから在籍する主要メンバーだ。コンドルズはコンテンポラリーとコントを組み込んだ演出が多いのだが、コント面での作演出を主に小林が手がけている。

コンドルズのメンバー選び

コンドルズは1996年から活動し、今でも新しい顔ぶれのメンバーを見かけることがある。

近藤良平が主に新メンバーの加入合否を決めているのだが、メンバー加入させるに従って近藤良平の中で決め事があるようだ。それは、「愉快な人間であること。」コンドルズとして追い求めるメンバーの成り立ちは、愉快さが重要視されていると考えると、メンバー全員の個性がこれだけ強いのも理解できる。

コンドルズが作ってきたダンス

コンドルズの作るコンテンポラリーダンスは、一見難しい振付に見えて単純であり、単純だからこそ表現力が試される形が多い。何を隠そう、コンドルズのメンバー半分がダンス経験のない素人なのだ、そんなメンバー達が次々とユーモラスで斬新な動きを魅せれているのも、コンドルズの作るダンスの特徴と言える。

NHKの子供教育番組を主に、近藤率いるコンドルズのダンスは幅広い年齢層と分野に用いられる。コンドルズ自身が体を動かすこともあるが、振付や演出としてコンドルズのメンバー達が、作品の一部を手がけることも多いのだ。メンバーが自分たちの作品以外に出演する「客演」としての活動も多数存在する。

近藤良平は、フジファブリックやYUKI等のPVを振付したり、映画の振付なども行っており、それに負けじ劣らず藤田も大塚愛や矢井田瞳のPVに、バラエティ番組向けの振付を手がける等して、コンドルズのメンバー達それぞれが他者に振付を行っている。以外と読者もふとしたタイミングで目にしているかもしれない。

コンドルズはTVにも出演していた

コンドルズはメンバーの行う振付だけでなく、本人達もまたさりげなくTV出演していることが多い。上の動画ではゴキブリハンターのCMに石渕が出演している、振付は近藤だ。この個性的な印象から、記憶に残っている方も多いのではないだろうか。

ピエール瀧や松田聖子等数々の著名人が出演するサントリーシルキーボスのCMでも、藤田を始め鎌倉などコンドルズメンバーが出演している。

NHKでは割とコンドルズメンバーが出演する作品が多く、教育番組の常連となっている。「みいつけた!」のオフロスキーも人気のキャラクターだが、こちらは先ほど紹介した小林だ。その他にも「からだであそぼ」に出演したり、連続ドラマ小説「てっぱん」の振付も行っている。

そして何よりも演劇集団や、個性派俳優がそろって出演していた、「サラリーマンNEO」のサラリーマン体操にて藤田や石渕、鎌倉など率いるコンドルズメンバーが体を使ったコーナーを行っている。サラリーマンにとって大切な仕草や動きを、コンテンポラリー風に演出している。

コンドルズの衣装

コンドルズを個性的にさせているのは、ダンスとしての表現だけでなくメンバー全員の風貌にもポイントがあるのだろう。コンドルズの基本衣装は学ランで、全員男性メンバーであり年齢差があまり感じられなくなるので、学ランを使っているのは様々なキャラクターを演じる上でとても良いアイディアだと思う。

コンドルズが踊る「コンテンポラリーダンス」とは何か

そもそも、コンテンポラリーダンスというものがどういったものなのか、理解するのが難しいと思うのだが。簡単に言うとコンテンポラリーダンスは「ジャンルという枠に嵌らないダンス」とされている。前衛的なその表現はコンドルズにすれば、自由性が高くそれでいて感情の表現にもってこいのダンスなのだ。

コンドルズの舞台

コンドルズの公演は、人気が高くチケットを獲得するのも今の時期だと結構難しかったりする。というのも、自分たちで立ち上げるイベントの企画で、ダンスを身近に感じられるワークショップや子供達向けの体を使った企画等、普段舞台などを見ない人々もがコンドルズを知れるので、人気も根強いのだ。

普通の舞台をあまり見に行かない人でも、コンドルズのダンスパフォーマンスは見ごたえ抜群ん感じるだろう。ダンス自体に興味がなくても。コンテンポラリーダンスのおかげもあってか、コンドルズのダンスは感情表現と仕草に過ぎない物と認識できる。難しいことを考えたり、知識を必要としないダンスとお芝居だ。

コント的内容も舞台の中には多く、動きで面白い表現や演出を加えてくるので、子供でも笑ってしまう程、気軽に笑えるお笑いだ。かといって子供だましでもない、大人もついクスッとしてしまう彼らのキャラクターには、老若男女問わず惹かれる魅力というものがあるのだろう。

幅広い活躍を成し遂げるコンドルズの力

近藤良平をはじめとする、藤田や勝山のような多才者が集まりコンドルズという一つのダンスパーフォーマンス集団が存在するわけだが、メンバー個々にとってこのコンドルズというものは、コンテンポラリーダンスを世に広め自分たちの好きな表現を見せれる、言わば大切なルーツなのだ。

コンドルズの名を使って、子供に向けての体を動かそうというテーマであそいくというイベントが立ち上がった。たくさんある段ボールのゾーンには、「這う(はう)」等の文句が書かれており、子供達は段ボールの中を這ってくぐったりと、自然と行う運動に子供達が楽しさを覚えていた。

もちろん子供向けのイベントだけでなく、ダンスと親しみのない方に対してワークショップを行ったり、他の演劇集団やダンスユニット達とコラボして企画やパフォーマンスを作っていたりと、活動の幅広さはとどまることを知らない。それぞれの企画が満員になるほどの人気と実績を持っているのも評価するべき点だ。

コンドルズの今後の活躍

コンドルズという集団から生まれる作品や企画は、コンテンポラリーダンスを活用した、体で行う表現の自由さが売りだろう。そして何よりも、それを目にするだけじゃなく、客側が身をもって体験する心地よさの場を設けているのも凄いことだと思う。彼らの企画力と表現力には、今後も期待が高まるばかりだ。

こちらの関連記事もおすすめ

アクセスランキング

2023-09-26 時点

新着一覧