グルメ
アーモンドプードルのクッキー人気レシピまとめ♪ほろほろ食感の作り方は?
一度アーモンドプードルの袋を買ってしまうと、なかなか消費しきれないことがありますよね。ここではクッキーが簡単にほろほろ食感になるコツをご紹介します。色々なアーモンドプードルを使ったクッキーの作り方から、人気レシピ、お菓子作りの基本も紹介します。

目次
人気のアーモンドプードルをとことん使い倒す
一度アーモンドプードルの袋を買ってしまうと、なかなか消費しきれないことがありますよね。ここではクッキーが簡単にほろほろ食感になるコツや、アーモンドプードルを使ったクッキーの作り方から、人気レシピを紹介していきます。
本当は試験合格おめでとう!って人にあげるために作ってたはずだったのに他の作業の方が本気になってしまった。大量すぎる誰が食べるんだろう。笑
— モアイ (@amai_jutan_) 2017年4月8日
サクサクで美味しくできました~
アーモンドプードルは神。#モアイの4月のスイーツ作り pic.twitter.com/lDufXP0aHF
そもそもアーモンドプードルとは?
人気の高いアーモンドプードル。アーモンドプードルとは、アーモンドを粉末状にしたものです。クッキーやフィナンシェを作るときに添加すると、アーモンドの風味とコクが加わり、ほろほろとした食感になります。ちなみに、アーモンドパウダーと呼ぶこともあります。プードルとパウダーの違いは、プードルはフランス語、パウダーは英語という違いで、ものは同じです。
アーモンドプードルの種類
アーモンドプードルには、大きく分けて2種類あります。皮がついているものと、皮が取り除かれているものです。皮がついているものは、粉自体が黒みがかっていて、アーモンドの味とても濃く、風味も強いです。また、生地に黒いぶつぶつが出てしまいます。
これで生アーモンド(皮付き)をアーモンドプードルにしていきます。デカい塊は後で取り除きます pic.twitter.com/31LJK53nIf
— ベーテ・有理・黒崎/Yuli Bethe (@YKBethe) 2017年4月5日
一方皮が取り除かれているものは、全体的に黄色かかった粉末状になっていて、生地の見た目に影響しません。風味は皮付きのものに比べ、マイルドになっています。こちらのタイプのほうが人気はあるようです。どちらを使うかは、好みに合わせると良いでしょう。
どうしてクッキーが硬くなる?
クッキー生地が硬くなってしまう原因として、グルテンがあります。これは小麦粉と水を混ぜた状態で捏ねたり熱したりすると生成されます。グルテンが発生すると、カチカチになってしまって軽さがでません。よくクッキー生地はさっくり混ぜると言われますが、捏ねすぎるとグルテンがたくさんできてしまうので、さっくり混ぜるのです。ですので、混ぜるときはさっくり混ぜるように心がけましょう。
クッキーにほろほろ食感を与えるには?
卵
クッキーを作るときには卵を加えますが、卵にも、全卵、卵白のみ、卵黄のみという三種類がありますよね。結論から言うと、卵白は熱すると固まるため、クッキー生地も硬くなります。硬さやしっかりしたクッキーを作りたい場合は、全卵もしくは卵白のみが良いでしょう。ここではクッキーにほろほろ食感を与えたいので、卵黄のみにすると、ほろほろになりやすいです。ぜひ試してみてください。
油
油分は、グルテンを抑える働きをしてくれます。サラダ油はもちろんのこと、バターやショートニングも同じ働きをしてくれます。ですので、油分が多い作り方のほうが、さくさくほろほろとしやすいと考えられます。
クッキーの生地を休ませる
生地をさっくりと混ぜた後は、冷蔵庫で休ませましょう。冷やすことで、グルテンの発生を抑えます。
アーモンドプードルを使うと簡単にほろほろ食感ができるって本当?
結論から言うと本当です。すでに紹介した通り、グルテンがたくさんできてしまうと、クッキーは固くなってしまうのです。グルテンができる原因は小麦粉。だったらその小麦粉を他の粉で代用してしまえば良いのです。そこで、アーモンドプードルの登場です。
もちろん、粉のすべてをアーモンドプードルに置き換えてしまったらクッキーはできません。だいたい小麦粉の2,3割をアーモンドプードルに置き換えるとさくさくほろほろした食感を出しやすいのです。アーモンドプードルの風味も加わっておいしくなるのだから、これを逃す手はありません。
アーモンドプードルを使った人気クッキーレシピ
材料
基本の作り方です。薄力粉125グラム、アーモンドプードル30グラム、無塩バター80グラム、砂糖45グラム、卵黄1個
作り方
無塩バターをあらかじめボウルに入れ、常温に戻しておきましょう。次に、薄力粉とアーモンドプードルをふるいにかけておきます。
常温に戻した無塩バターを、よく練り合わせましょう。しっかりと空気を含ませて、クリーム状になるまで練るのがコツです。よく練ったら砂糖を入れてよく混ぜましょう。次に卵黄を別のボウルで溶き、それを2回に分けて、バターと砂糖のボウルに入れて混ぜ合わせます。
ふるっておいた薄力粉とアーモンドプードルをボウルに入れて、さっくりとヘラで切るように混ぜます。ぐるぐると混ぜると粘りが出てしまうので、さっくりと混ぜるようにします。混ざったらひとまとめにし、ラップに包んで30~60分冷蔵庫で寝かせます。
寝かせた生地を好きな形に成形し、170度に予熱したオーブンで10~15分焼けば完成です。
思わず誰かに自慢したくなるアーモンドプードルクッキーの型抜き集
クッキーは味が命です。味は当然、クッキーの生地がもたらします。しかし味だけでなく、形だって大切です。特に人にあげるときには、形にもこだわりたいですよね。型は100円均一でも売っていますから簡単に手に入ります。ここでは、SNSで人気の形をご紹介します。
お花の形の中心にぷつぷつと可愛い穴。フォークで簡単に付けられます。
ポストからお手紙を出す型。これも可愛いですよね。シルエットがハートになっているから、裏から見てもよさそうです。
お手紙の形です。真ん中のハート型がまたかわいいですよね。この写真はさらに色違いになって、心をくすぐられます。
ざっくりと素朴な形にしてもかわいいですよね。作り方は簡単。あえて整えずに、ごつごつした感じを出すのがコツです。
絞りだし袋で絞り出すだけでもこんなにかわいくなります。
動物の形も可愛いですよね。表情を一つ一つ変えると、子供も喜んで食べるのではないでしょうか。
アーモンドプードルのクッキーをプレゼントするならラッピングも大切!
やっぱり~Cookieはナチュラルがいいかな?と🍪
— Petite-Bumi*感謝プレ企画間近 (@PetiteBumi) 2017年4月18日
ユザワヤさんの牛革紐にしました🎀
どの小瓶にもくまʕ•ᴥ•ʔさん入ってて💕
蓋は開けられない様に接着しちゃいます(´ω`)
触れそうで触れないもどかしさ 笑*°
今日もお疲れさまでした☆
(*^-^)つ☕️ pic.twitter.com/731Wcv5wvy
プレゼント用なら、ラッピングにもこだわりたいですよね。こちらもSNSで紹介されている人気のラッピングです。
ナチュラル系の紐でしばって、シールを貼るだけ。クッキーの素朴さは、ナチュラル系のラッピングとよく合いますよね。
こちらもひもで縛ってあります。ラベルがついているのが可愛いですよね。
こちらは、シールとリボンでラッピングしてあります。色違いのクッキーを入れることで、とてもかわいく感じますね。
クッキーがカラフルなデコレーションの場合は、デコレーションを生かすためにあえてシンプルなラッピングで。透明な袋に入っていれば、デコレーションもアピールできます。
リボンやシールにこだわれば、ちょっとした工夫で、こんなに可愛くラッピングできます。
お菓子作りの基本にかえってみよう
女性なら、料理をする方は多いのではないでしょうか。主婦だったら、毎日の家族の食事を作ってしますよね。だから、お菓子作りも簡単と思いがちですが、そうでもありません。肉じゃがとお菓子は、作り方の作法がまったく違います。料理は中級者でも、お菓子作りは初心者という方必見です。
小麦粉
一般的に「小麦粉」というと、薄力粉をさす場合が多いです。しかし小麦粉には、強力粉、中力粉、薄力粉と大きく分けて三種類あります。強力粉、中力粉、薄力粉の順番で、グルテンの生成量が多く生地に粘りが出ます。ですので、パンを作るときは強力粉を使用する場合が多いですよね。
お菓子作りはもちろん、グルテンの生成量が少ない薄力粉を使用します。パン作りで余った強力粉があるからといって、レシピの「小麦粉」の代用にしないようにしましょう。
計量
普段の料理になれている人は、この計量を軽視しがちです。肉じゃがのみりんの量が数グラム違っても、出来栄えにあまり変化はありません。しかしお菓子は少しの計量ミスで、出来上がりが大きく違うことがあります。きちんとスケールを使って、1g単位まで計量しましょう。
あまりお勧めはしませんが、どうしてもスケールが用意できない場合は、計量カップや計量スプーンで計る方法もあります。試してみるのも良いでしょう。
バターはしっかりと練る
バターを練るのは手間がかかります。溶かして使ってしまえば良いのではと思いがちですが、それではおいしいクッキーは焼けません。バターを練る目的は、砂糖としっかり混ぜ合わせるというものがあります。もう一つ大切な目的は、気泡をしっかりと含めることです。そうすることで焼き上がったときに空洞ができ、目が詰まり過ぎていない、さっくりとしたクッキーになります。
小麦粉を加えた後は混ぜすぎない
前述しましたが、小麦粉と水分が混ざることによってグルテンが生成され、そのグルテンが、生地を硬くしてしまう原因となります。もちろん混ぜすぎてはいけないといっても、粉がそのまま残っている状態ではいけません。ぐるぐる混ぜたり、ボウルに押し付けたりせず、ゴムベラで切るようにさっくりと混ぜましょう。
上手に混ざった生地は、おからのような、鳥そぼろのような、ぽろぽろした状態にまとまります。粉っぽさがなくなったら、冷蔵庫に入れて生地を休ませましょう。
アーモンドプードルを使ったほろほろクッキーのまとめ
いかがでしたでしょうか。お菓子作りは、普段のお料理とは少し違います。お菓子作り独特の作法を覚えましょう。また、小麦粉の一部をアーモンドプードルに置き換えることによって、簡単にさくさくほろほろ食感を演出することができます。ぜひクッキーを得意料理にして、ご自宅で、プレゼント用にと楽しんでください。
もっとクッキーレシピやラッピングを知りたいあなたへ


