新生児の視力はいつから見える?赤ちゃんの目の発達過程について調査

新生児の視力ってどのくらい?赤ちゃんがじっと何かを見ていたり、笑ったりする姿を見るとどこまで目が見えているのか気になりますよね。発達が著しい新生児から3歳くらいまでどのようにして視力が発達していくのか、おすすめの絵本と合わせてご紹介します。

新生児の視力はいつから見える?赤ちゃんの目の発達過程について調査

目次

  1. 生後いつまでを新生児って呼ぶの?
  2. 新生児とはこんな時期
  3. 新生児期の視力ってどのくらい?
  4. 新生児期でもママの顔が分かる?
  5. 時々見せる新生児のほほ笑み
  6. 新生児~1ヵ月までの視力の発達
  7. 2か月~3か月までの視力の発達
  8. 4か月~6か月までの視力の発達
  9. 7か月~8か月までの視力の発達
  10. 9か月~1歳までの視力の発達
  11. 1歳~2歳までの視力の発達
  12. 3歳からは視力検査ができるように
  13. 赤ちゃんの視力が気になったら
  14. 赤ちゃんの視力の発達を妨げる生活習慣
  15. 新生児期から見せたいおすすめ絵本
  16. 新生児の視力と赤ちゃんの目の発達まとめ

生後いつまでを新生児って呼ぶの?

「新生児」とは出生直後から生後28日までの赤ちゃんのことを指します。その後1歳未満までを「乳児」、1歳から小学校入学までを「幼児」と呼び名を区別します。新生児と呼ぶ期間は生後約1ヵ月間と短く、大変貴重な時期と言えます。

新生児とはこんな時期

新生児は胎内にいる時から生きるための準備をして生まれてきます。これを原始反射と呼び、手のひらに触れるとぎゅっと握る反応を示す手掌把握反射、口に触れたものの方に向こうとする探索反射、またそれに吸い付こうとする吸てつ反射など沢山の種類があります。

これら原始反射が見られるのは新生児期だけです。生きるための練習期間のようなものですね。新生児時期にこれらの練習を重ねて、徐々に自分の意思によって体を動かせるようになっていきます。

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新生児期の視力ってどのくらい?

運動機能は練習が必要な新生児ですが、視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚の五感の方はどうなっているのでしょうか。実は、新生児は視覚以外の機能は大人と同じ能力を持っています。聴覚と嗅覚に至っては大人よりも優れているほどです。

一番発達が遅い気になる新生児の視力ですが、およそ0.01~0.02だと言われています。ピントを合わせる機能が未熟なため、動くものを目で追うことができない固視と言われる状態です。

新生児期でもママの顔が分かる?

新生児の視力は大変低いのですが、生まれた時から人の顔の形がぼんやりと認識できることが分かっています。まだ人物の特定は出来ませんが、聴覚が発達していますのでお腹の中から聞いているママの声の認識は出来ています。

新生児は自分でピントを合わせることができません。新生児の視力でピントが合っていて一番見える距離は20~50センチ離れた位置だといわれています。ちょうど、抱っこした状態のママの顔の位置ですね。

新生児は聞き覚えのある声と一番見える距離で顔を向き合わせることにより、ママだという認識ができているのかもしれません。

時々見せる新生児のほほ笑み

新生児期の赤ちゃんが時々笑っている姿を見かけます。「うちの子産まれたばかりなのにもう笑った!」と大喜びしてしまいそうですが、じつはこのほほ笑み「新生児微笑(生理的微笑)」といい、本人の意思とは関係なく反射的にしているものです。

このほほ笑みは周りの保護本能を引き出す、赤ちゃんの防衛手段だと言われています。確かに可愛い笑顔を見せてくれたら、大変な赤ちゃんのお世話も報われる気がしますよね。本人の意思で笑顔を見せてくれるようになるのは、およそ3か月くらいからです。

新生児~1ヵ月までの視力の発達

新生児の視力は先ほどもご紹介した通り0.01~0.02で、とてもぼんやりと見える程度です。生後すぐから自分でピントを合わせることができない「固視」の状態なのですが、1ヵ月過ぎた辺りから、徐々にものを目で追って見えるようになる「追視」ができるようになってきます。

色の認識はまだそれほどなく、白と黒などコントラストのハッキリしているものほどよく見えるようです。

2か月~3か月までの視力の発達

この時期の赤ちゃんの視力は0.02~0.03。まだぼんやりと見える程度ですが、黄色や赤などはっきりした色を認識し、追視ができるようになるためおもちゃをゆっくり動かしてあげると目で追って見えるようになります。

ママの笑顔に反応して笑顔を見せてくれる社会的微笑もこのころから始まります。新生児期の反射的な笑顔ではなく、自分の意思で笑顔を見せてくれるのが嬉しい時期でもありますね。

4か月~6か月までの視力の発達

このころの赤ちゃんの視力は0.04~0.08とグッと上がり、以前よりも早く目で物を追うことができるようになります。また、近親者の顔を認識できるようになるため、個人差はありますが人見知りが始まるのもこの頃です。

7か月~8か月までの視力の発達

このころの赤ちゃんの視力は0.1ほどです。お座りができるようになると、視点が高くなり一気に視野が広がります。興味関心の範囲が広がるため、視力の発達が著しい時期でもあります。

9か月~1歳までの視力の発達

このころの赤ちゃんの視力は0.2前後。ハイハイやつかまり立ち、ひとり歩きなど発達の個人差がありますが、全体的に活発に自分で行動する時期になります。視野が広がり様々なものを目にすることで、距離感や奥行き、立体感がつかめるようになります。

1歳~2歳までの視力の発達

1歳~2歳の幼児の視力は0.6~0.8とかなり上がり、少し目の悪い大人よりもしっかり見える場合があります。お散歩など外出する機会も増え、様々な経験値が増す時期でもあります。

視力はかなり上がってはいるのですが、両目でものを見る機能(両眼視機能)がまだ完全ではないため、障害物などにぶつかったりすることもあります。

3歳からは視力検査ができるように

3歳を超える頃になると、ほぼ半数の子は1.0の視力を持つようになります。視力検査もできるようになってきますが、まだ受け答えが完全にできるわけではないので、大人の視力検査のように正確なものではありません。

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赤ちゃんの視力が気になったら

赤ちゃんの視力を正確に把握するのは難しいことです。視力に関して心配になったら、二つの点に注意して見てください。一つ目はおもちゃを目の前でゆっくりと動かしてみて「追視」をするか、二つ目は暗くなったり明るくなったりすることに反応するかに注意して見てください。

また、弱視が気になる場合には、目を細めて物を見ていないか、頻繁にものを目に近づけて見ていないか、同じ方の片目を隠すと嫌がったりしないかを注意して見てください。

今までご紹介してきたものはあくまで目安です。子供の成長には個人差がありますのでこれに当てはまっていなくても過剰に心配することはありませんよ。もし、どうしても心配なことがあるのなら、専門家に相談してみてくださいね。

赤ちゃんの視力の発達を妨げる生活習慣

新生児から成長を続ける赤ちゃんの視力は、乳幼児期を経て10歳ころまでに完成します。このころになると眼鏡をかける子が徐々に増えてきてしまいますが、できればいつまでも良い視力を保ち続けたいのが親の本音ではないでしょうか。

視力の発達を妨げるのは、やはりテレビやスマホです。テレビの全くない生活をするのは難しいでしょうが、赤ちゃんの見るテレビの時間は1日1時間以内に抑えましょう。また、スマホのブルーライトもまだ機能がしっかりしていない赤ちゃんの目には刺激が強すぎるので、使用の時間は30分程度にとどめましょうね。

新生児期から見せたいおすすめ絵本

赤ちゃんの視力を高めるためにトレーニングができるって知っていますか?絵本を見せることは、1点を見るという目の機能が高まるため、視力のトレーニングになりますよ。発達が目覚ましい赤ちゃんの月齢に合わせた、見える力のトレーニングにおすすめの絵本をご紹介します。

新生児~3か月の赤ちゃんにおすすめの絵本

新生児期の赤ちゃんにはコントラストのハッキリした絵本がおすすめです。この「白黒赤絵本」は本のタイトル通り白、黒、赤の三色しか使っていない絵本です。くっきりとした輪郭と、赤ちゃんの大好きな形がいっぱいなので、目が釘付けになりますよ。

こちらの「しましまぐるぐる」も、ハッキリとしたコントラストと赤ちゃんの大好きな形がいっぱいです。この「いっしょにあそぼ」シリーズはこの本の他にもたくさんの種類がありますので、気になった方は調べてみてください。

3か月~7か月の赤ちゃんにおすすめの絵本

手でおもちゃを持つようになったこの時期におすすめしたいのは、自分で持てる本です。何でも口に運ぶ時期なので紙の本ではなく、噛んでもなめても大丈夫なビニールや布の絵本を選んでください。世界に一冊だけの手作り布絵本に挑戦するのも素敵ですね。

8か月~の赤ちゃんにおすすめの絵本

活発に動くこの時期の赤ちゃんにおすすめなのは、音が出たり様々な違う感触の素材が使われていたりと五感を養うような絵本がおすすめです。またこの頃になると自分で絵本をめくって好きなページを眺めたりすることもありますので、色々な本を見せてお気に入りのページがどこなのか探ってみるのもいいですよね。

おすすめの本はフィオナ・ランド作「ぷれいぶっく」です。この本の中にはふわふわ、ざらざら、デコボコと様々な素材が使われていて、赤ちゃんが触っている場所の部分を読んであげることで、様々な感触と言葉を覚えることができます。色彩もカラフルで飽きずに見てくれますよ。

ママと一緒に絵本を楽しめるようなものもおすすめです。声に出して同じような言葉を繰り返すことで、絵と言葉が一致し覚えてくれるようになりますよ。この「0.1.2えほん」シリーズは赤ちゃんが喜ぶシンプルな絵と同じ音が繰り返される人気シリーズなので気になる方は探してみてくださいね。

新生児の視力と赤ちゃんの目の発達まとめ

新生児から乳幼児期にかけて赤ちゃんの視力は急成長することが分かりました。見るもの見るものが新鮮で、たくさん吸収するこの赤ちゃんの時期に、良質な絵本と目に優しい生活習慣を与えてあげたいものですね。

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