別居から離婚するメリット・注意点まとめ!別居から離婚までの期間の平均は?

離婚は結婚以上にエネルギーを消耗します。それまで家族同士だったのが、他人同士に戻るのですから、なかなか気持ちの切り替えができないものです。そのため、別居を経て離婚するケースが多いです。別居から離婚する場合のメリット、注意点や期間等についてここでは解説します。

別居から離婚するメリット・注意点まとめ!別居から離婚までの期間の平均は?

目次

  1. 結婚から離婚までのプロセスについて
  2. 離婚の手続きについて
  3. 離婚を切り出してから別居に至るまでの期間について
  4. 別居から離婚までの期間の平均はどのくらい?
  5. 別居してから離婚するメリットとは?
  6. 別居期間を設けずに離婚をした場合のデメリットとは?
  7. 別居期間中にすべき事とは?
  8. 別居の際に注意すべき点とは?
  9. 別居は離婚の準備期間であり冷静な判断をする為の猶予期間でもある
  10. いま離婚を考えている方へ

結婚から離婚までのプロセスについて

恋愛を経て結婚へと進み、そして何年か結婚生活を続けていくと、結婚当初では見えなかった部分が見えてくるというのはよくある事です。そして、お互いの気持ちがすれ違いが出ると円満な結婚生活に亀裂が生じ始めます。もちろん、同棲を経て結婚する方も多いですが、結婚生活とは全く状況は異なります。やがて結婚生活に不満がつのり、離婚の二文字が頭をよぎるようになります。

結婚当初は晴れて夫婦になり、家族として同じ人生を歩んでいく事を心に決めていたはずです。それが何らかの事情により、別々の道を歩む事をとなるのですが、今まで夫婦間で築き上げてきたものを白紙に戻す訳ですから、かなりのエネルギーを消耗します。そして精神的ダメージも大きく、本来は何のメリットも無く、離婚に踏み切るというのは、よほどの理由が必要となります。

離婚の手続きについて

離婚は夫婦間で協議をして、夫婦双方で離婚意思があれば、離婚届を本籍地の市区町村役場に提出して成立します。その後は住民票の移動や銀行やカードをはじめ、運転免許証等の本人確認書類、保険等の名義変更を各自で行っていきます。

注意点として、子供がいる場合は姓や戸籍の変更、扶養手当の申請や状況によっては学校の転校、転入の手続きが必要となります。あと、子供のメンタル面のフォローも必要不可欠です。

離婚は夫婦お互いにおいての精神的ダメージが大きい中で、これらの各種手続きを進めていかなければなりません。今までの結婚生活にピリオドを付け、別々の人生を歩んでいくこととなります。生活環境も大きく変わり、中には体調を崩してしまう方も少なくありません。

離婚を切り出してから別居に至るまでの期間について

夫婦どちらかが離婚を切り出して相手が離婚に応じれば、そのまますぐ離婚になり、さほど期間は要しませんが、現実はそうもいきません。長い人で数十年、短い人でも数カ月は結婚生活を続けてきた訳であり、いきなり離婚というのは、気持ちの整理も簡単にはつかないものです。それもあり、夫婦間で離婚が成立するまでは多少の期間を必要とします。

そこで、いきなり離婚届を提出するのではなく、別居をしてから最終結論を出すという方法をとります。この別居中に今一度考え直しを図り、それでも離婚をする決心が固ければ離婚をします。別居までの期間は早い人で即日、遅い人で1年ほどととかなり個人差は大きいです。

別居から離婚までの期間の平均はどのくらい?

別居から離婚するまでの期間の平均は約2~3年です。ただ、この平均というのは別居を経て離婚をした方の別居期間を件数で割った数値であり、実際の傾向としては、長ければ長いほど離婚する確率が低く、むしろ短い方が離婚率が高くなります。別居は離婚と同じく2人が別々に暮らすという意味では同じですが、戸籍やその他の社会的立場、子供の目線から見ると、別居と離婚では雲泥の差になるのです。

一番多いのが別居を始めて1年以内での離婚で、別居から離婚に至ったケース全体の約8割位となります。次に多いのが、別居期間5年以内での離婚で全体の1割ほどです。それ以降は、別居期間が長くなるほど離婚率が低下します。平均値である約2~3年は別居期間としてはデーター上では2番目に多いですが、圧倒的に別居期間1年以内のケースが多く、これが平均の期間としては妥当ではないでしょうか。

反対に、別居期間が長いケースで多いのが、子供が成人するまでは離婚せずに別居という形を取るというものです。世間体もあり、離婚を遅らせた方がメリットが大きいと考えるからです。子供が思春期等の多感な時期に離婚となると、子供の成長にも悪影響を及ぼす可能性があります。この場合は十数年別居してから離婚の方が賢明といえます。

別居してから離婚するメリットとは?

別居してから離婚した方がいいメリットとして、冷静に考える時間ができるいう声が多いですが、具体的には、下記のような事が挙げられます。

別居というクッションを設けることで心の準備ができる

今まで夫婦として同じ屋根の下で暮らしていた者同士が、いきなり赤の他人になるというのは、なかなか気持ちの整理がつかないものです。しかし、自身が離婚を望まなくても、相手側の意思が固ければ、いずれは離婚という現実を受け入れていかなければなりません。

その現実を徐々に受け入れるための心の準備として、別居というのは最もメリットが大きいです。ただ、注意点としては、金銭的負担が大きくなる事を念頭に置くようにしましょう。まず、別に住まいを構えることになるので家賃が必要になります。そして専業主婦等、夫の扶養で生活をしていた方は仕事を探す必要があるので、これらの事前準備を整えてから別居を始めましょう。

相手が自分にとって本当に必要な存在であるかの見極めができる

夫婦で居る時は相手の嫌な部分しか見えない事も少なくありません。しかし、離れ離れになると、恋しくなる事も多いです。離婚を今考えている方は、いきなり離婚ではなく、別居期間を設けて、その間に自分にとって相手が必要な存在かどうかを知ることができます。

冷静な判断ができる

離婚に至る経緯というのは様々ですが、夫婦喧嘩の勢いで離婚という言葉を発してしまうケースも多いです。ただ、離婚と言われた側も売り言葉に買い言葉で、そのまま本当に離婚するというケースも中にはあります。

このような形で離婚すると後悔しか残りません。そうならない為にも、まずは別居してみてお互い冷却期間を置き、冷静に判断ができる精神状態にするというのも、しなくてもいい離婚を未然に防ぐことができます。

別居期間を設けずに離婚をした場合のデメリットとは?

別居期間を設けずに離婚するケースもありますが、一部を除くとデメリットの方が大きいようです。

心の準備ができていないので精神的ダメージが大きい

離婚は人によってはメリットもありますが、一般的にはデメリットが大きいといえます。ほとんどが夫婦どちらかから離婚を切り出される事となり、お互いが同じように離婚を考えているというのは極めて稀です。そのため、離婚を切り出される側は、かなりの精神的ダメージが大きくなり、うつ病などを患ってしまう方もいらっしゃいます。

後悔するケースが多い

離婚に関する手続きはかなり煩雑であり、子供がいる場合は子供を取り巻く環境も大きく変化します。夫婦間の仲が悪いけれど、離婚していない場合と実際に離婚した後の状況は全く違います。これは実際に経験しないと分からないものです。

そのため、離婚してから後悔する方はかなり多いです。実際に離婚した状態と似たようなライフスタイルを別居という形で体感し、本当に離婚すべきか否かを検討していくというのはとても重要な事なのです。

自分を見失ってしまいトラブルに巻き込まれる可能性がある

離婚は、多かれ少なかれ精神的に傷を受けるものです。そして人というのはその傷を何かの形で埋めようとします。いきなり別居期間を設けずに離婚となると、心の整理もつきませんので、より傷が深くなります。

弱り目に祟り目という諺があるように、新たなトラブルを招いてしまうケースも少なくありません。また、そういう状況を利用しようとする人達も中にはいます。離婚してから、より良い人生を歩んでいくためにも別居期間というのは欠かせないのではないでしょうか。

別居期間中にすべき事とは?

まずは、自分から離婚を切り出してしまった場合は、自分にとって相手が必要な存在かを見極める事が大事です。相手から離婚を切り出されてしまった場合は、相手が本当に必要な存在かを見極めるのも大事ですが、相手が居なくても生活できるように準備をしていき、少しずつ現実を受け入れていく必要があります。

別居の際に注意すべき点とは?

いきなり離婚するより、別居をしてからの方が何かと負担は少ないですが、別居が必ずしも全てにおいてベストではない事を忘れてはいけません。別居をするにも注意点がいくつかあります。

金銭的負担が増大する

別居については、現在のライフスタイルによっても異なりますが、実家が近くにあり、子供がいない場合は実家に泊まり込むという感覚で簡単にできます。しかし、実家が遠い人の場合は、転職も必要になり、かなりのリスクを伴います。

その場合、賃貸を利用することとなりますが、月数万円の家賃が発生し、金銭的負担が大きくなります。もちろん光熱費等の生活費も全て自分で負担しなければなりません。

子供のライフスタイルが大きく変わる

子供が関係する場合、注意点として、まず住まいが変わると校区が変わるケースがあり、転校が必要となります。子供の気持ちを尊重しながら慎重に事を進めていきましょう。もう1つの注意点は、年齢によっては情緒が不安定になり、トラブルに巻き込まれるリスクが生じます。

別居期間を設けずに離婚した方がいいケースもある

別居期間を設けずに離婚をした方がいい場合というのは、DVによる精神的ダメージや身体的ダメージを受けた場合は、直ちに離婚手続きを進めていきます。この時の注意点は一人で抱え込まずに、周りの人、そして警察や市区町村の相談窓口へ、今おかれている状況を伝える事です。

婚姻関係のままだと、身を隠しても所在地を知られる可能性が高いからです。これらの公共機関へ相談しておくと、万が一相手側が自分の所在地を照会しようとしても応じないという手段が取れるからです。

他の注意点としては、相手側が借金などのトラブルを持っている場合です。婚姻関係を結んだままだと、借金を肩代わりしなければならない可能性があるからです。この場合は早く離婚をした方がメリットが大きいです。

別居は離婚の準備期間であり冷静な判断をする為の猶予期間でもある

別居にはいくつか注意点もありますが、やはり、いきなり離婚するよりはメリットの方が大きいです。もちろん早く相手と離れたいというだけではありません。確かにこれもメリットの1つではありますが、別居を経て離婚をする最大のメリットは、後悔しない離婚ができるという事です。

別居から離婚に至るまでの期間も平均では2~3年とされていますが、実際はほとんどが1年以内で、数少ない10年以上という事例が平均値を引き上げているというのが現状といえます。1年以内の方だと最短で数日というケースもあります。人によっては数日間で決断ができるという方もいますが、現在は、昔に比べると離婚される方が増え、その理由も安易なものであるケースも散見されます。

別居から離婚までの期間の平均は気になる方も多いですが、人は人、自分は自分です。じっくり別居期間中に考えて結論を出していくようにしましょう。

離婚は辛いものであり、今まで当たり前に居た伴侶を失うという事になりますので、これからは自分一人の力でしっかりと生きていかなければなりません。しかし、新たな人生の一歩でもありますし、離婚を機に仕事面においても活躍している方、あるいは新たな伴侶と出会い、より良い人生を歩んでいる方もいます。

いま離婚を考えている方へ

離婚は辛いものであり、今まで当たり前に居た伴侶を失うという事になりますので、これからは自分一人の力でしっかりと生きていかなければなりません。しかし、新たな人生の一歩でもありますし、離婚を機に仕事面においても活躍している方、あるいは新たな伴侶と出会い、より良い人生を歩んでいる方もいます。

一度は結婚というゴールを目指した時期もあり、その後は結婚生活を一緒にしてきた者同士です。結婚する時も結婚生活を営んでいる時もお互い助け合ってきたはずです。離婚をするという決心をするのも相当なものだとは思いますが、お互い今後の人生を円滑にしていくためにも、別居中にじっくり考えて、結婚生活を続けていくか、離婚するかを選びたいものです。

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