妊娠・育児
赤ちゃんのうつ伏せ寝はいつからいい?練習方法や注意点・危険性まとめ
赤ちゃんは、うつ伏せ寝が大好き!うつ伏せ寝がお腹の中にいた時の状況に似ていて、精神を落ち着かせるからだといわれています。赤ちゃんのうつ伏せ寝についての正しい知識や、うつ伏せ寝はいつからどんな練習をすると良いのか、注意点などをまとめます。

目次
赤ちゃんはうつ伏せ寝が大好き!
赤ちゃんは寝返りができる様になると、いつからかうつ伏せで寝ている子が多くなります。赤ちゃんのうつ伏せ寝は赤ちゃんにどんな効果があるのでしょうか。赤ちゃんにとってうつ伏せ寝はとても心地の良い姿勢なんだそうです。それだけではなく、赤ちゃんにとってうつ伏せ寝が与える良い意向かがあるらしいのです。
赤ちゃんがいつから、何故うつ伏せ寝を好むのかというと、お腹の中にいた時の状態に似ていて、情緒が落ち着くからだといわれています。いつからか、自然とその姿勢をとるようになって来るのですね。そんな赤ちゃんの大好きなうつ伏せ寝は、どんな効果があり、いつからうつ伏せ寝の練習をどんな風に始めれば良いのでしょうか。ここではうつ伏せ寝の正しい知識や、いつからうつ伏せ寝を始めて良いのか、またうつ伏せ寝の練習方法や注意点をまとめていきます。
赤ちゃんのうつ伏せ寝とは?
自分で寝返りが出来るようになるといつからかうつ伏せ寝をしていた。なんて赤ちゃんも多い様です。赤ちゃんにとって落ち着く体制「うつ伏せ寝」ですが、まずは「うつ伏せ」との区別をつけることが大切です。いつからか、育児についてネットなどでさまざまな情報をすぐに得ることができる様になって来ましたが、気をつけなくてはいけないのが、育児についての誤解や誤った情報です。
育児の記事を読んでみると、「いつからうつ伏せにしていいの?」「いつから練習を始めればいいの?」などという記事をみかけます。そんなうつ伏せについて調べると「生後1ヶ月頃からうつ伏せをさせても良い」と書いてあるサイトも見かけます。しかし、それは「うつ伏せ」の練習で「うつ伏せ寝」ではありません。うつ伏せは赤ちゃんが行う事で首の据わりを促したりする高価が期待できますが、うつ伏せ寝はうつ伏せの状態で寝かせる、睡眠を取る事です。この意味の違いをきちんと理解しましょう。
赤ちゃんのうつ伏せ寝と乳幼児突然死症候群の関係は?
乳幼児突然死症候群SIDSという言葉を聴いたことがあると思います。健康に育ってきた赤ちゃんが眠っている間に突然死亡してしまう病気です。生後2ヶ月~6ヶ月のあかちゃんに多くみれれる病気ですが、その原因は未だ解明されていない部分が多いようです。そんな乳幼児突然死症候群とうつ伏せ寝には関係があるそうなんです。
乳幼児突然死症候群は、うつ伏せ寝の状態にある時に発祥する事が多いようです。そのため、うつ伏せ寝が引き起こす事故のような感覚で理解している人も少なくありません。しかし、必ずしもうつ伏せ寝によって引き起こされるわけではなく、赤ちゃんがうつ伏せ寝をする事で、より不快睡眠状態になり、未発達な呼吸器が影響をうけ、無呼吸状態から回復が出きずに心肺停止してしまうのだそうです。
赤ちゃんのうつ伏せ寝はいつから?
乳幼児突然死症候群とうつ伏せ寝との関係がわかりました。しかし、そんな危険とも思えるうつ伏せ寝は赤ちゃんにやらせるメリットがあるのでしょうか。うつ伏せ寝を早く練習させたいというママたちも多いようです。しかし、乳幼児突然死症候群を避けるためにもあまり早い段階の月例でうつ伏せの練習をする事はおすすめできません。うつ伏せ寝については、しっかりと首が据わって、寝返りができる様になってからにしましょう。
赤ちゃんの発達段階は人それぞれなので、いつからうつ伏せ寝をしても良い。という明確な月例はありませんが、首が据わって寝返りが出来るようになる生後6ヶ月を経過してからが、うつ伏せ寝の練習開始時期として望ましいといわれています。うつ伏せ寝については、窒息や乳幼児突然死症候群を避けるためにも、6ヶ月を経過して、きちんと首が据わり、寝返りがうてるようになってからですが、うつ伏せの練習については、生後3ヶ月ほどの新生児から始めても良いとしている育児書もあるようです。
新生児はうつ伏せ寝させないで!
先ほどもお伝えしたとおり、首の据わりが不十分であったり、自分で体勢を変えられないような新生児にはうつ伏せ寝はおすすめできません。いくら安心する体勢であったとしても、うつ伏せに寝ることで寝具で口がふさがれてしまったり、掛け布団が顔にかかっても手で払いのける事が出来ないのです。
首の据わりがはやくなったり、呼吸器系を鍛える練習にもなるといわれているメリットがたくさんあるうつ伏せ寝ですが、新生児のうちは避け、練習を開始する場合もくれぐれも赤ちゃんの成長段階や健康状態をきちんと把握して行うようにしましょう。
赤ちゃんのうつ伏せ練習のタイミングは?
赤ちゃんの月例が6ヶ月を過ぎ、首が据わったとしても、うつ伏せ寝の練習はいつでも始められるというわけではあいません。実際、月例を過ぎた赤ちゃんにうつ伏せ寝の練習を始めたらとても嫌がってやりたがらない。という口コミも見かけます。
赤ちゃんにうつ伏せ寝の練習を始めさせたいのであれば、まずは赤ちゃんの県境状態が良いとき、そして、赤ちゃんの機嫌が良いときにうつ伏せ寝の練習を始めましょう。うつ伏せ寝は、仰向けよりも深い眠りにつけるという子どもも多いようですが、第一は子どもの状態から目を離さず、赤ちゃんが無理をしない状態で始めましょう。
赤ちゃんのうつ伏せ寝のメリットは?
生後5~6ヶ月の赤ちゃんが首が据わり寝返りを習得する時期になると気付いた時にはうつ伏せに寝ている赤ちゃんがいたりします。これはやはり、赤ちゃんにとってうつ伏せ寝が居心地が良い姿勢だからなんです。赤ちゃんをうつ伏せ寝させることにどんなメリットがあるのでしょうか。赤ちゃんをうつ伏せに寝かせると、普段仰向けで寝ている赤ちゃんと比較して、首が据わる時期が早くなるといわれています。これは仰向けで寝る時よりも、うつ伏せで寝る時に使う筋肉が鍛えられるためだといわれています。赤ちゃんの首が据わると何かと育児が楽になりますよね。この様に、赤ちゃんにとってうつ伏せの練習は運動のひとつになります。
赤ちゃんをうつ伏せで寝かせる事には、メリットもありますが、窒素や乳幼児突然死諸侯群に関係するリスクもあります。槽考えると、赤うつ伏せ寝をさせる事で深く眠る事が出来るため、赤ちゃんの夜泣きが軽減したり、成長を促進するという嬉しいメリットもあるのです。うつ伏せ寝をさせる事でぐっすり眠れ、夜泣きの頻度が減り、ぐっすり眠れた赤ちゃんは、寝起きの機嫌が良くなります。
また、赤ちゃんによっては吐きやすい赤ちゃんも多くいますが、うつ伏せ寝をさせる事で噴門が上向きになるため、母乳や見るこの逆流をしにくくし、吐きにくくなるといわれています。また、ゲップが出やすくなるというメリットもあるようです。
うつ伏せ寝は頭の形を良くする?
人の頭の形は皆同じ丸では有りません。頭の形は、新生児から数ヶ月頃に決まるといわれています。新生児の頃の赤ちゃんの頭はとても柔らかく出来ています。そのため、新生児の時期に仰向けの状態ばかりで同じ姿勢で寝ていると、後頭部が絶壁になったり、頭の形が歪んだりしてしまう可能性があります。
しかし、うつ伏せ寝は頭が上になり後頭部が長時間圧迫されること少ない為後頭部が絶壁になる心配がありません。定期的に時間をみて頭の向きをバランスよく交互に変える事で、キレイなカタチの頭をつくる事が出来ます。この様に育児の中で、同じ姿勢で動かずにやるのではなく、バランスに気をつけて眠る方向を変えてあげることが大切です。
知っておこう!赤ちゃんのうつ伏せ寝の注意点!
赤ちゃんにうつ伏せ寝をさせる事で、ぐっすりと眠り、ぐっすりと眠る事で寝起きの機嫌が良くなったり、頭の形がきれいになるなどのざまざまなメリットがあることがわかりました。しかし、うつ伏せ寝には乳幼児突然死症候群を引き起こしやすい注意点があります。
赤ちゃんが、気付かないうちにうつぶせ寝で寝てしまっている事もあります。赤ちゃんが睡眠をとる時は、必ず定期的に様子を確認するように心掛けましょう。また、赤ちゃんをうつ伏せ寝にする場合に気をつけたい注意点は、柔らかすぎる(顔が埋もれるような)ベッドマットや布団などの使用を避ける事も大切です。赤ちゃんのかお周囲にシーツやタオルなどが無いように気をつける事も大切です。赤ちゃんの窒息を未然に防ぎましょう。
赤ちゃんのうつ伏せ寝には練習が必要?
赤ちゃんにとってうつ伏せをする事はたくさんのメリットがあります。もちろん育児を行う上でも、赤ちゃんの首が早く据わったりすれば赤ちゃんの扱いがしやすくなるので育児を行うママたちにもメリットがあります。そんなうつ伏せ寝には入るまえにまずは練習が必要なのです。
うつ伏せ寝をさせる事には、たくさんのメリットと、たくさんの危険が隠れています。うつ伏せ寝をする前にまずはうつ伏せの練習をする事をおすすめします。うつ伏せの練習は生後3ヶ月頃より始められる言われています。では、どんなうつ伏せの練習をすれば良いのでしょうか。
赤ちゃんのうつ伏せ寝の前にうつ伏せの練習をしよう!
赤ちゃんがうつ伏せができる様になるのは 生後3ヶ月頃です。まずうつ伏せの練習は、赤ちゃんの機嫌が良い時に行い、練習を行う時間も10秒ほどの短い時間だけにしましょう。最初は様子をみて、10秒ほど練習したら仰向けに戻してあげましょう。練習は1日に1回程度にし、赤ちゃんがうつ伏せに慣れてきたら時間を少しずつ延ばしていきます。まずは10秒、30秒、1分と、少しずつ赤ちゃんの様子をきちんとみて始めていきましょう。育児は焦らずゆっくりと、行う事が大切です。頑張り過ぎない様に育児を楽しみましょう。
育児をやっていると、ついつい早く首が据わらないかな、早く喋らないかな、と育児の欲が出てきてしまいます。でも、子どもの成長は人それぞれです。比べる事をしないで、その子のペースで育児を進めてあげる事が一番大切です。うつ伏せをする事で背筋や腹筋、首が鍛えられるメリットも有りますが、まずは赤ちゃんの機嫌の良いときに始めましょう。
赤ちゃんのうつ伏せ寝を始めるならまずは環境を整えよう
うつ伏せ寝を好む赤ちゃんはとても多く、早い子では首が据わって寝返り画できる様になるとすぐにうつ伏せで寝るようになる赤ちゃんもいます。しかし、注意したいのが赤ちゃんが寝る環境です。まずは赤ちゃんが安心して安全に寝ることが出来る環境を注意して整えてあげましょう。
うつ伏せ寝を赤ちゃんが自分からするようになると、ちゃんと息をしてるかしら!?心配で眠れないママたちも増えてきます。うつ伏せ寝を始めるためには時期と環境が大切です。いつからか寝返りができる様になると寝具の上やそれ以上の広い範囲をごろごろと移動して眠る子どもも増えてきます。赤ちゃんの転落防止や寝返り防止策をとるなどの環境的な配慮を忘れず注意して整えましょう。
赤ちゃんのうつ伏せ寝は服装にも注意しよう
柔らかい布団やマット、クッションの上で赤ちゃんを寝かせる事は、窒息をしてしまう可能性があるので注意が必要です。また、赤ちゃんの服装にも注意が必要です。首元がゆるかったり、オアーバーサイズの服を着用していると、寝ている間に衣服がずり上がってきてしまい、口元を塞いだりする可能性があるので要注意です。
また、大きい服は赤ちゃんの首元に巻き付いてしまう可能性もあります。かわいいから、と気ぐるみのような衣服やフードが付いている様なデザインの衣服は赤ちゃんの服としてはおすすめ出来ません。寝る時はスタイも外しておきたいですね。また、赤ちゃんはまだ自分で体温を調節したり、自分で脱ぎ着をする事が出来ません。寒いだろう、と何枚も衣服を着せてしまうのも体温調整つが未発達な赤ちゃんには危険です。
赤ちゃんのうつ伏せ寝の練習方法は?
うつ伏せ寝のリスクを理解すると、うつ伏せ寝をさせる事が怖くなってしまいますが、メリットもたくさんありますし、赤ちゃんにとっても良い運動になるので少しずつ初めていきましょう。まず初めは、うつ伏せにする事が怖かったりしますので、抱っこした状態でママが仰向けになると赤ちゃんがうつ伏せになりますのでそこから初めていきましょう。
赤ちゃんをうつ伏せにするときは体がひねってしまわないようにゆっくりと注意して行いましょう。赤ちゃんの様子から目を離さずに進めていきましょう。赤ちゃんがぐずったり苦しそうにしている時は無理せず起こしてあげてくださいね!一緒に「上手ね~」「強いね」などと褒めながらママ自身も楽しんで行うことが大切です。
赤ちゃんのうつ伏せ寝はメリットがたくさん!まとめ
赤ちゃんのうつ伏せ寝についてまとめて来ました。赤ちゃんにとってうつ伏せ寝は、お母さんのお腹の中にいた時のような安心感を得られる体勢で、多くの赤ちゃんが好んでいます。安心感から、ぐっすりと深く眠る事が出来たり、仰向けだけで寝ている赤ちゃんよりもうつ伏せで使う筋肉の発達によって、首の据わりが早かったり、呼吸器官が鍛えられるなどのメリットもあります。うつ伏せ寝はいつから始められるのでしょうか。いつからという明確な月例はありませんが、首が据わり、自分で寝返りを打てるようになったら「うつ伏せ寝」をさせても良いでしょう。
しかし、うつ伏せ寝は乳幼児突然死症候群を発祥するリスクが高まるという実験報告もあります。うつ伏せ寝は首がきちんと据わり、寝返りができる様になってから行う事をおすすめします。しかし、うつ伏せ寝をさせる事で筋肉や身体の発達を促し、赤ちゃんにとっても心地よい体勢であることから育児にうつ伏せの練習を取り入れるママが増えています。うつ伏せの練習を行う場合は、まず環境を整え、赤ちゃんの衣服にも注意が必要です。絶対に赤ちゃんから目を離さず、定期的に様子を見る事も大切です。色々なメリットのあるうつ伏せ寝はママと赤ちゃん我楽しめる環境で、を少しずつ初めてみましょう。