赤ちゃんの言葉はいつから?発達が早い・遅いの違いや原因とは?

赤ちゃんの言葉の発達は個人によってそのスピードに大きな差が出るものです。他の赤ちゃんと比べて自分の子の言葉の発達加減を心配してしまいがちですが、実は何の問題がないという場合も多いもの。赤ちゃんの言葉の発達についてみていきましょう。

赤ちゃんの言葉はいつから?発達が早い・遅いの違いや原因とは?

目次

  1. 赤ちゃんの成長はあっという間
  2. 赤ちゃんの言葉の発達は身体的成長のスピードより遅い
  3. 赤ちゃんが言葉を話しだすのはいつから?
  4. 赤ちゃんには、一人ひとりそれぞれの成長のスピードがあります
  5. 言葉の発達は身体的発達に比べて個人差が大きい
  6. 赤ちゃんの言葉の発達が遅いかも、と心配な時は
  7. 赤ちゃんの言葉の発達が遅れる原因
  8. 赤ちゃんの言葉の発達を促すために大切なコミュニケーション
  9. 赤ちゃんの気持ちや状況、興味のあることを言葉にしてあげる
  10. 赤ちゃんに話しかけるときには、ゆっくりはっきりと
  11. 言葉の発達のためにテレビと絵本は上手に使う
  12. 育児を楽しみながら、赤ちゃんの言葉の発達を助けてあげよう

赤ちゃんの成長はあっという間

生まれたばかりは一日のほとんどを眠って過ごし、できることといえば泣くことと、ミルクを飲むことぐらいの赤ちゃん。それが、3か月もすれば首が座ってきて、知らないうちに寝返りを打つようになり、いつからか一人で座れるようになります。

ふと気づけば寝ていただけの赤ちゃんがハイハイをはじめ、そのあとよちよち歩きをするようになるのもあっという間。家事や育児に追われて忙しく毎日を過ごす中で、赤ちゃんの成長のスピードに驚きますよね。この頃になると、いつからしゃべりだすんだろう、と気になっても来ます。

赤ちゃんの言葉の発達は身体的成長のスピードより遅い

赤ちゃんの成長のスピードは、身体的な発達が目に見えて早いのに比べると、言葉の発達は遅いように感じるのが普通です。普段私たちが言葉を話すときに特別意識することはありませんが、言葉を発するにはたくさんの情報を整理し、そのあとうまく言葉に変えるという脳内プロセスが必要です。

他にも、声を発するためには咽頭部や舌、口唇、表情筋などなど、たくさんの筋肉をあやつり口を上手に動かせなくてはいけません。息の吐き出し方なんかも関係しているんだそうです。私たちが思う以上にいろんなことが発語にかかわっている事を知ると、赤ちゃんの言葉の発達が身体的な成長よりもゆっくりなのが納得できますよね。

赤ちゃんが言葉を話しだすのはいつから?

毎日の育児の中で、いつから言葉をしゃべるようになるのか気にしているお母さんお父さんも多いと思います。いつから喃語が始まるの?いつからカタコトが話せるようになるの?2語文3語文を話せるようになるのはいつから?気になる赤ちゃんの言葉の発達の大体の目安をまとめてみました。

1、生後2~3か月

生まれたときは泣くことしかできなかった赤ちゃんが、喉の奥の方で音を出しているような声を出すことを「クーイング」といいます。「あー」とか「くー」など、うなるように聞こえる口を大きく動かさなくても出せる音のことで、生後2~3か月ごろから始まります。

2、生後4カ月から6カ月

生後4カ月ごろから赤ちゃんが出す音を喃語(なんご)といいます。最初は「あー」「うー」といった舌を使わなくても出せる母音から始まり、次に子音である「ばー」「ぶー」「だー」といった音に変わっていきます。この喃語(なんご)にはとくに意味があるわけではありません。喉や声帯、口唇が発達してきた証拠で、赤ちゃんの機嫌のいい時に発せられることが多く、音を楽しんでいるといった感じです。

「ま」や「ぱ」という音は比較的早い段階で発音できるようになってきます。生後6カ月を過ぎるころには「まんまん」や「あうあう」など2音を繰り返して発音できるようになったり、「ぱぱぱ」などと音を繰り返すこともできるようにもなってきます。

生後8~9か月

生後8~9か月ごろには「あむ、あむ」「ばあ、ばあ」など、音を区切って発音することもできるようになってきます。言葉と物や動きの関連性がわかってきて、お父さんやお母さんの真似をすることも多くなります。

3、生後10カ月から1歳

生後10カ月を過ぎるころには喃語(なんご)も減ってきて、身振りや手ぶりを使って意思を伝えるようになります。ゆび差しをしたり、何かを見て声をあげたりと、次第に意志を持った発声をするようになります。早い赤ちゃんだと「ママ」や「はい」などといった、1語をしゃべる子もいます。

1歳~1歳半

言葉と物、人の関連性を理解し、「ママ」「まんま」「ワンワン」など、意味を持つ1語を話せるようになってきます。ここからの言葉の発達はとても速くなります。

1歳半~2歳

「ワンワン、きた」「まんま、食べる」など、2語文が話せるようになってきます。コミュニケーション能力がぐんと広がる時期です。

赤ちゃんには、一人ひとりそれぞれの成長のスピードがあります

赤ちゃんのお世話は大変だけど楽しく、毎日の成長も嬉しいものですよね。でも、育児にはいろいろと気がかりもつきものです。とくに赤ちゃんのころの成長や発達などは、個人差があるので育児書に書いてある月齢でまだハイハイができていないとか、他の赤ちゃんと比べてつかまり立ちをするのが遅いとか、言葉が出ないとか、不安になってしまったりしがちです。

成長が早いことにおいては心配無用でも、育児書やインターネットなどで「このぐらいの時期になるとこんなことができるようになります」という情報をみたり、他人に「まだ~しないの?」などと何気なく言われると、とたんに不安になりがちですが、身体的な発達も言葉の発達も、赤ちゃんそれぞれによってみんなスピードが違うので、過敏になりすぎないことです。

言葉の発達は身体的発達に比べて個人差が大きい

身体的な発達に関しては多少の遅い早いがあっても、よほどの理由がない限りその差は不安になるほど大きくはありません。しかし、言葉の発達に関してはその個人差はとても大きく、早い赤ちゃんで1歳前から言葉を話し始める子もいれば、2歳になってもなかなか話さない子など数カ月から1年という単位で差が出ることも多々あります。

ついどうしてもほかの赤ちゃんと比べて心配になってしまいますが、今までまったく言葉を発しなかったのにある時期を過ぎたら急に言葉を話し始めた、という赤ちゃんの話はよくあることです。それでも、あまりに遅いと感じるときには赤ちゃんの様子をきちんと観察したうえで、早めに専門医に診てもらうことをおすすめします。

赤ちゃんの言葉の発達が遅いかも、と心配な時は

言葉が遅いと感じたときには、まず身体的な成長や運動機能の発達にとくに問題がなく、周囲のモノや音に関して関心があるかどうか、周りの大人の言うことを理解しているかどうかを確認しましょう。たいていの場合は心身ともに何の問題もなく、ただ言葉の発達がゆっくりなだけということが多いものですが、その一方で脳機能や心身の発達が遅れてしまう事により言葉が遅れてしまう場合もあります。

赤ちゃんの言葉の発達が遅れる原因

1、聴覚障害

言葉が遅れていると感じたときに一番最初に確認したいのは、聴覚に問題がないかどうかです。言葉は耳で音として聞いて覚えます。また、自分の声を聞いて発声の確認もしています。完全な難聴でなくても聴力に障害があると発音が不明瞭でとらえられず、発声もできなくなってくるので早めに耳鼻科や小児科を受診して聴力障害の有無を確認しましょう。

2、喉や口、舌の発達に異常がある

発語するために必要な筋力があるかどうか、口がうまく動かせるかどうかといった問題や、嚥下能力、呼吸法、舌や口、喉などに奇形があったりする場合などでも影響することがあります。

3、脳機能に異常がある

知的障害や自閉症スペクトラムなどの発達障害といった、先天性の脳機能障害などが認められる場合も言葉が遅れてきます。この場合は、他人との関わり方や、周囲に対する物事への関心、コミュニケーションの取り方などに関する発達にも遅れや異常が見られます。

赤ちゃんの言葉の発達を促すために大切なコミュニケーション

赤ちゃんは大人とのコミュニケーションの中で言葉を覚えていきます。人との触れ合いや、誰かと気持ちを共有するなど、人とつながることの心地よさを覚えて、安心するところからコミュニケーションが始まります。毎日の育児の中で、たくさん赤ちゃんと触れ合う時間をつくり、きちんと目を見てたくさん話しかけてあげましょう。

赤ちゃんの気持ちや状況、興味のあることを言葉にしてあげる

赤ちゃんが興味を示しているものを言葉にして話しかけてあげると言葉の発達の助けになります。たとえば、車を目で追っていたら「車だね」、ご飯を食べているときには「おいしいね」、お風呂に入っていたら「あったかいね」「気持ちいいね」など、モノや行動、状況と言葉がつながっていき、記憶の中に言葉が残っていきやすくなります。

赤ちゃんに話しかけるときには、ゆっくりはっきりと

赤ちゃんが言葉を話すようになるためには、声を出すための喉の使い方や空気の出し方、口の形や唇の使い方、舌の使い方など、学ぶことはたくさんあります。赤ちゃんは一生懸命「音」を聞いて、口の動きを真似しようとしています。ですから、赤ちゃんが聞き取りやすいよう、はっきりとゆっくりと、そして何度も繰り返してあげることで言葉の成長を助けてあげましょう。

言葉の発達のためにテレビと絵本は上手に使う

テレビをかけると興味いっぱいで見ている赤ちゃんですが、実はテレビは言葉の発達にはあまり役に立ちません。言葉はコミュニケーションの中から学ぶものです。テレビからは一方的に様々な情報や言葉が早いペースで流れてくるので、記憶の中に言葉として残りにくいそうです。

テレビもお母さんやお父さんと一緒に見て、「かわいいね」「おもしろいね」「あ、とりさんだよ」などと、話しながら見ることで言葉の成長につながります。育児や家事に追われて忙しい毎日、赤ちゃんにテレビを見せている時間に家事を終わらせる、ほっと一息つく、などテレビは忙しいときに便利なものですが、赤ちゃんひとりでテレビを見せる時間はほんの少しにしたいですね。

いつも聞いているお父さんやお母さんの声で絵本を読んであげることは、言葉の成長に大きな影響を与えられます。繰り返し読んであげることで記憶にも残りやすく、コミュニケーションを促すことにも役立ちます。

育児を楽しみながら、赤ちゃんの言葉の発達を助けてあげよう

言葉の発達が早いほうがいいとか、遅いからだめだということではありません。赤ちゃんとたくさん触れ合い、コミュニケーションをとりながら、赤ちゃんの興味を増やし、外の世界とのつながりを促していく事が大切です。赤ちゃんとの関わりがたくさんあれば自然な成長を促し、万が一異常があったとしても気づきやすくなります。

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