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ポン酢の作り方・簡単レシピ集!人気の素材はレモン&すだち?
和食の調味料としておなじみのポン酢。実は自分で簡単に作れちゃうんです。基本的な作り方さえ知っていれば、アレンジはお好みで自由自在です。さっぱりとした柑橘系の香りがさわやかで、食欲をそそるポン酢の簡単な作り方を集めてみました!

目次
ポン酢は和食の調味料です
さっぱりとしていて、和食によく似合うポン酢。最近では、何ににでもポン酢をかけてしまう人もいるくらい、人気の調味料のひとつです。色々な風味のものが売られていますが、実は自分で作ることもできるんです。無添加で果汁をたっぷりと使ったポン酢は、また格別の味わいです。ぜひ好みのポン酢を手作りしちゃいましょう。
ポン酢って何だろ?
実は柑橘類の果汁全般をオランダ語で「pons(ポンス)」と言います。日本に伝わってポンスのスが「酢」になったと言われています。柑橘類の果汁と食酢で保存ができるように作られたものがポン酢です。酢を加えず、果汁のみのものを生ポン酢と呼んだりもします。現代では一般的にポン酢と呼ばれるものは、果汁、酢に醤油などを加えたポン酢醤油の事を指します。
ちなみに、手作りポン酢のレシピ
— SHINPEI_BREAKERZ (@shinpei_brz) 2016年5月13日
お酢:醤油を3:1の割合で混ぜ、乾燥唐辛子や生姜、昆布などをお好みで入れて数日漬ける。ほんの少しレモン汁を入れてもいいかな。
カンタン!
ポン酢でアレンジいろいろ
ポン酢と一言で言っても、そのアレンジ方法はたくさんあります。ポン酢と梅肉を使った梅の酸味ダレは、あっさりとした鍋料理などによく合います。また、とろろとポン酢を合わせたタレやゴマをすりおろしてポン酢と混ぜたごまだれなど、一度は食べたことがあるおなじみの味もポン酢を使ってアレンジされている人気のつけだれです。
バターとブラックペッパーを少しだけポン酢に混ぜれば、今までにない風味の洋風だれに早変わり。粒マスタードを加えたドレッシングなんかもおすすめです。そして、何と言っても人気が高いのは「おろし系」ですね。大根おろし、もみじおろしは不動の人気だと言えるでしょう。
手作りポン酢の作り方。小鍋にお醤油、出汁昆布を入れてしばらく置き、火にかけます。ふつふつなってきたら花鰹を一掴み。火を消し、沈んだらザルにキッチンペーパーで漉して、そこにリンゴ酢を投入。濃いようなら出汁を足してもいい。配分はお好みでね。
— anco (@kotaruhime) 2017年3月14日
基本のポン酢の作り方・使い切りで便利!七五三ポン酢
いざ使おうと思ったら、ポン酢の買い置きがなかった!なんてことになっても大丈夫です。お酢を使った簡単即席ポン酢の作り方を覚えておけばいつでもおいしいポン酢を作ることができます。
まずは基本のポン酢の作り方をご紹介します。準備をするのは醤油とお酢とみりんです。二人分でたっぷりと使える分量です。醤油大さじ7、お酢大さじ5、みりん大さじ3を使用します。作り方は簡単、これらの材料を混ぜるだけです。あれば、レモン果汁を大さじ1入れると、さわやかな香りと風味に仕上がります。
基本のポン酢の作り方・熟成するほどおいしい!五五二ポン酢
ポン酢もせっかく作るのですから、ある程度保存ができるほうがうれしいですよね。五五二ポン酢は、半年ほど保存ができるので人気のレシピです。また熟成させるほどおいしくなるとも言われています。今回は柚子を使ったレシピになりますが、柑橘類は旬のものやお好みのもので作れますので、オリジナルレシピに挑戦してみてください。
まず醤油5:果汁5:みりん2の割合で作ります。準備する分量は醤油400CC、果汁400CC、みりん120CC、昆布5×10㎝を1枚です。ほかにも日本酒や酢、鰹節などをお好みで加えることもできます。
保存することを前提で考えると、容器の消毒が大事です。密閉できる保存容器を煮沸消毒しておきましょう。まず、柚子をしぼります。この時ざるを使って種や果肉をこしておきましょう。できるだけ果汁のみをしぼりだしてください。火にかけてアルコールを飛ばしたみりんを準備して、果汁、醤油と一緒に混ぜます。
準備した容器に昆布と一緒に混ぜたポン酢を入れます。そのまま冷蔵庫で24時間ねかせます。その後、昆布を取り出して、再び冷蔵庫でねかせましょう。この時点で使うこともできますが、できるなら一週間ほど熟成させたほうが風味が増しておいしいです。できたポン酢は半年はもつそうなので、ゆっくりと熟成させながら、ポン酢の深味を堪能してください。
混ぜるだけの簡単ポン酢の作り方
強い味方!めんつゆを使った作り方
ポン酢がなくなってしまった時も簡単に混ぜるだけでできる作り方があります。どこの家庭でもたいてい常備している「めんつゆ」を使います。
めんつゆ2に対して酢1の割合で混ぜるだけです。醤油とお酢を混ぜて作る、ポン酢よりも、めんつゆの方がマイルドな味になっておいしいです。また、酢の代わりに、ポッカレモンを使うのもおすすめです。生レモンよりも常備しやすいので、便利です。もちろんほかにも、すだちや柚子を使ってもおいしいですよ。
おなじみのミカンでまろやかポン酢の作り方
冬の定番の果物のミカン。箱買いして余らせたりしませんか?ミカンでもおいしいポン酢を作ることができます。柚子やすだちと違って香りはそんなにしませんが、味は甘みがあってマイルドです。みりんや砂糖は使わなくても大丈夫。子供も大好きな風味に仕上がります。お鍋のほかにも、冷やしうどんなんかにも使えて、思わずそのままごくごく飲めちゃいそうなくらいです。
去年仕込んだポン酢がもうなくなってしまった…ので再仕込み
— ルネ (@Xavier_DOLA) 2017年2月5日
B品のミカンと柚子も絞って
千鳥のお酢700cc
かめびし濃口800cc
果汁400cc
みりん100cc
昆布2枚
花かつお70g
一晩おいて出来上がり#手作り#ポン酢 pic.twitter.com/IV9vGvjsON
柑橘系が人気の理由
そもそもポン酢が柑橘系の果汁を意味しているという(ポンス)語源から考えても、柑橘類を使った調味料であることは間違いないのですが、柑橘系の果実って意外と使い切れないのが正直なところではないですか?そのまま食べるにしても、みかんならまだしも、大量にすだちやカボスがあったら、困りますよね。そんな時にポン酢が作れたら、無駄なくすだちも使い切れるわけです。
ポン酢には色々な柑橘系の果汁が使われます。柑橘類はビタミンCが豊富で美容にもよく、さっぱりとした味わいと、すっきりとした香りで女性には人気の調味料でしょう。また、疲労回復にも効果があるクエン酸を多く含むため、冬の鍋物のほかにも、夏バテ予防などにも効果があります。一年を通して様々な料理に使えるので、ぜひ家庭に常備しておきたいですね。
ポン酢に人気の素材
手作りポン酢がどんどん進化していく。
— SHIHO (@BUHO0813) 2015年8月22日
柑橘類は悩むところだけど、スダチは美味しい。
あゆみの為なら父ちゃんは張り切る!(^^)d
湯豆腐食べたいなぁ…。 pic.twitter.com/J2L2Q0DVjp
一番メジャーなのはレモンでしょうか。果実だけでなくポッカレモンなどが常備しやすく、どこの家庭にも比較的あるのが理由です。市販のポン酢の人気ランキングなどを見ると、すだち果汁と柚子果汁のミックスなど、数種類の柑橘類を混ぜて使っているのが人気のようです。また、グレープフルーツや夏みかんを使ったポン酢もおすすめです。手に入ればライム、シークワーサーなどもおいしいです。
クックパッドのレシピで、手作りポン酢にしてみた。小ぶりなカボスだったので、8個で果汁110cc、同量の醤油、味醂(煮切り)と合わせ、だし昆布と厚切り鰹節。2週間寝かせてから使います。 pic.twitter.com/NNDJbwF45V
— LaLa (@lalalacozy) 2016年11月18日
ポン酢のレシピあれこれ
飲茶にもポン酢がおいしい
一般的な餃子のたれも、醤油と酢とラー油で配合されています。手作りのポン酢を使えばラー油を混ぜるだけで、いっきに中華風のさっぱりタレになり飲茶にもよく合います。すだちやライムなどの柑橘系の風味が食欲をそそり、油を使ったメニューもさっぱりといただくことができます。
おしゃれ!ポン酢ジュレの作り方
手作りポン酢でおしゃれにジュレを作ってみてはどうでしょう!ちょっとした御馳走気分でおしゃれになりますよ。作り方は簡単です。ゼラチンをだし汁に溶かし、ポン酢を混ぜて冷蔵庫で冷やすだけです。いつものポン酢をゼリーにするような感覚ですね。出来上がったら、フォークなどでクラッシュすると、盛り付けた時にキレイに見えます。
ポン酢ドレッシングはいかが?
そのままでも、おいしい手作りポン酢にサラダ油やゴマ油を混ぜるだけで、ドレッシングに早変わりです。野菜サラダだけでなく、しゃぶしゃぶサラダや海鮮サラダにもよく合います。ほかにも生姜やワサビを混ぜた和風ドレッシングや、マヨネーズと混ぜたり、梅干しと混ぜたりとバリエーションは豊富です。ポン酢ドレッシングでたっぷりと野菜を食べましょう!
究極の簡単レシピ、ジュースを利用した作り方
柑橘類の果実は、比較的簡単に手に入るものとそうではないものがあります。材料を揃えなくてはいけない手間を考えると、簡単なジュースや果汁を使うことも一つの方法です。
また、柑橘類は生の果実を使うと、皮をむいたり、種を取り除いたり、こしたりと案外手間がかかるものです。その手間を省くために、思い切ってジュースを使っちゃう作り方もあります。できるなら100%のジュースを使って、醤油とお酢、好みでみりんなどと混ぜるだけです。グレープフルーツやオレンジなら簡単にいつでも手に入るので、ぜひ作ってみてください。
オレンジジュースで既製品でもオリジナルの味
いつものポン酢にひと手間加えるだけでも本格的なポン酢を作ることができます。既製品のポン酢もあっという間にオリジナルに変わります。ポン酢10に対してオレンジジュースを1~2入れるだけです。混ぜたら一晩寝かせると、味がなじんでより一層おいしく仕上がります。たったこれだけでぐっとポン酢の風味がよくなります。
ポン酢の作り方・まとめ
冬はお鍋、夏は冷しゃぶ、刺身やサラダなどどんな料理にもよく合い、一年中大活躍のポン酢。今や家庭になくてはならない調味料のひとつです。ビタミンも豊富で添加物が入っていないので健康にもよさそうです。そんなポン酢の簡単な作り方をまとめてみました。
その場で使う分だけをサッと作ってもいいですし、本格的に保存用に作るのもいいですね。自分で簡単にオリジナルができるのがうれしいですね。レモンやすだちなどお好みの柑橘類で、自分流のポン酢を作ってみてください。また、ポン酢を使ったアレンジも楽しいです。手作りポン酢で毎日の食事を楽しみましょう!
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