玄米甘酒の効果効能・栄養は?炊飯器などを使って簡単でおいしい作り方

体に良い栄養効果・効能を期待することができる玄米甘酒。今回は、そんな玄米甘酒の栄養効果・効能や炊飯器などを使った簡単な作り方をご紹介します。玄米甘酒を使った料理レシピもまとめました。おいしい玄米甘酒を飲んで、栄養効果や効能を取り入れませんか?

玄米甘酒の効果効能・栄養は?炊飯器などを使って簡単でおいしい作り方

目次

  1. 玄米甘酒の栄養効果・効能ってどんなもの?
  2. 玄米甘酒とはどんなもの?
  3. 玄米甘酒に含まれている栄養
  4. ダイエット効果を期待することができる玄米甘酒
  5. 便秘を解消したいときも玄米甘酒が効果的
  6. アンチエイジングを行い、美肌へと導いてくれる玄米甘酒
  7. 生活習慣病の予防にも甘酒を取り入れてみよう
  8. 炊飯器で玄米甘酒を作ってみよう!
  9. ヨーグルトメーカーを使っても玄米甘酒が作れる
  10. 玄米甘酒の栄養をしっかり摂取するためのポイント
  11. ダイエットに玄米甘酒を取り入れるコツ
  12. 玄米甘酒を飲みやすくする方法
  13. 玄米甘酒を使ったおすすめスイーツレシピ
  14. 玄米甘酒を活用したおいしい料理レシピ
  15. 玄米甘酒で健康的な生活を楽しもう!

玄米甘酒の栄養効果・効能ってどんなもの?

甘くておいしい玄米甘酒は栄養がたっぷり

「飲む点滴」と呼ばれ、高い健康効果を期待することができる甘酒。そんな甘酒の主原料に玄米を使用したのが玄米甘酒です。こうばしい風味と自然な甘みが感じられ、ちょっと甘いものが欲しい時に飲むのにぴったり。おいしいだけでなく栄養も豊富に含まれているので、健康的な生活を楽しみたい時にもおすすめです。

日々の生活で食生活が乱れがち、肌がよく荒れてしまう、というときには玄米甘酒を取り入れてみてはいかがですか?さまざまな栄養がたくさん含まれた玄米甘酒は、健康的な生活のサポートになってくれます。甘くて飲みやすいので日常的に続けやすいのも嬉しいポイント。

玄米甘酒を作って、効果・効能を取り入れよう!

玄米甘酒というと市販品を購入するイメージがあるかもしれませんが、実は自宅で簡単に作ることができます。必要な材料をそろえて炊飯器などを使えば、栄養たっぷりな甘酒玄米のできあがり。自宅で作れるので市販品を購入するよりもリーズナブルな価格で玄米甘酒を楽しめるのも魅力です。

今回は、そんな玄米甘酒の作り方や健康に良い効果を期待することができる効能についてまとめました。玄米甘酒をよりおいしく飲む方法や、玄米甘酒を使った料理レシピもご紹介。玄米甘酒を手作りして、そのおいしさをたっぷり楽しんでみませんか?いろいろな料理に活用できるので、飽きることなく続けられますよ。

玄米甘酒とはどんなもの?

甘酒には2種類ある

そもそも甘酒には酒粕を使ったものと、米麹から作られたものの2つの種類があります。酒粕を使ったものは、微量のアルコールが含まれているので子供や妊婦さんが飲むのにはおすすめできません。一方で米麹から作られた甘酒にはアルコールが含まれないので、どのようなシーンでも気軽に飲めるのが嬉しいポイント。

「飲む点滴」とも呼ばれる玄米甘酒

米麹で作る玄米甘酒には栄養がたっぷり含まれ、「飲む点滴」と言われています。体調不良で元気が出ないときや、夏バテ気味のときなど、健康維持につとめたい時に取り入れるのがおすすめ。日常的に飲むことで、健康的な体を手に入れられます。

玄米甘酒に含まれている栄養

健康に必要な栄養をたくさん含有

玄米甘酒にはたくさんの栄養が含まれています。ビタミンB群や必須アミノ酸、食物繊維など健康的な生活に欠かせない栄養がたっぷり。玄米に含まれる糠や胚芽には豊富なミネラルも含有されているので、栄養バランスを整えたいときにぴったりです。

ダイエット効果を期待することができる玄米甘酒

脂質の代謝をサポート

玄米甘酒にはダイエットのサポートになるビタミンB群が含まれています。ビタミンB群は体の中に取り入れると代謝を促し、脂肪が体にたまりにくくしてくれるのが特徴。糖質や脂質などを効率的に代謝できるので、やせやすい体へと導いてくれる効能を期待することができます。

便秘を解消したいときも玄米甘酒が効果的

腸内環境を整える玄米甘酒

玄米甘酒にはオリゴ糖が含まれているのも特徴。オリゴ糖は腸内の善玉菌のエサになり、便秘を解消する効能を期待することができます。豊富な食物繊維も含まれているので腸内環境を整え、老廃物の排出を促進。便秘気味だな、と感じている時にも玄米甘酒が役立ちます。

アンチエイジングを行い、美肌へと導いてくれる玄米甘酒

コウジ酸でクスミやシミをおさえる

玄米甘酒には美肌に効果的な効能もあります。玄米甘酒に含まれるコウジ酸はシミやクスミの原因となるメラニンの生成をおさえてくれるのが特徴。透明感のある美肌へと近づきたい時は、玄米甘酒を飲んでみてはいかがですか。

アンチエイジングで若々しく

玄米甘酒に含まれるフェルラ酸には、高いアンチエイジング効果を期待できます。肌の老化を防ぎ、若々しい状態をキープ。脳の活性化など、美肌以外の効果も期待することができます。

生活習慣病の予防にも甘酒を取り入れてみよう

悪玉コレステロールを排出

玄米甘酒には悪玉コレステロールを排出し、生活習慣病を予防する効果もあるとされています。悪玉コレステロールがたまると、動脈硬化や心筋梗塞といった病気を引き起こすことも。最近体調が気になるな、食生活が乱れているな、というときは玄米甘酒を活用してみてくださいね。

リラックス効果も

玄米甘酒には神経を休め、ほっと一息つかせてくれるリラックス効果もあると言われています。ストレスは万病の元と言われているので、玄米甘酒でリラックスして健康維持につとめたいですね。

炊飯器で玄米甘酒を作ってみよう!

必要な材料

玄米甘酒は炊飯器で気軽に作ることができます。炊飯器であればどの家庭にもあるので、気軽に玄米甘酒作りを楽しめますね。玄米甘酒を作るのに必要なのは、玄米ごはん400g、お湯400ml、米麹400gとなります。身近な食材を使って気軽に作れるのが玄米甘酒の魅力。思い立った時にすぐにチャレンジできるので、ぜひ玄米甘酒作りを楽しんでみてはいかがですか?

ちなみに、玄米ご飯はもち米タイプのものを炊いておくと甘みがアップしてよりおいしくいただけます。米麹には乾燥タイプと生タイプがありますが、本来のおいしさを引き出すには生タイプがおすすめ。スーパーなどで見かけたら、ぜひ取り入れてみましょう。

炊飯器を使った玄米甘酒の作り方

玄米ごはんとお湯を鍋に入れ、弱火にかけながら15〜20分ほど煮込んでいきます。やわらかなおかゆ状になったらミキサーやフードプロセッサーを使い、玄米の粒がなくなるまでしっかりと攪拌。60℃まで温度を下げたら米麹をプラスしましょう。混ぜ合わせたら炊飯釜に入れ、炊飯器の蓋は閉めないで布巾を上にかぶせます。炊飯器の保温スイッチを押したら8時間以上そのままの状態をキープ。

1〜2時間ごとに混ぜ、好みの甘さになったら玄米甘酒の完成です。炊飯器から煮沸消毒をした容器に移し替え、冷蔵庫で保存しましょう。麹菌は60℃以上の環境にあると死滅してしまうので、米麹を混ぜる時は60℃以下になっていることを確認してくださいね。炊飯器で保温している時に50℃以下になると酸味が増してしまうので、保温時にかき混ぜるときに温度のチェックも行いましょう。

ヨーグルトメーカーを使っても玄米甘酒が作れる

ほかの用途でも使えるヨーグルトメーカー

玄米甘酒は、ヨーグルトメーカーを使っても作ることができます。ヨーグルトメーカーはその名前の通り、ヨーグルトを作るために使える器具のこと。玄米甘酒を作る以外にヨーグルト作りにも活用できるので、1台持っておくと便利かもしれません。お米を炊くのに炊飯器がふさがっていて使えない、というときもヨーグルトメーカーがあれば気軽に玄米甘酒を作ることが可能。

ヨーグルトメーカーを使った玄米甘酒の作り方

必要な材料は、玄米ごはん300g、米麹100g、水300gになります。玄米ご飯と水を鍋に入れ、おかゆ状になるまで中弱火でコトコト煮込みましょう。火を止めて、60℃になるまで冷まします。冷めたら米麹を加え、全体を混ぜ合わせてください。ヨーグルトメーカーにうつし、保温スイッチをオン。

途中で2〜3回混ぜながら12時間ほど保温状態をキープ。味見をして好みの甘さになっていたら完成です。粒感が気になる時はミキサーやフードプロセッサーを使ってなめらかになるまで攪拌しましょう。煮沸消毒をした容器に移し替え、冷蔵庫で保存します。

玄米甘酒の栄養をしっかり摂取するためのポイント

60℃くらいに温める

米麹は60℃くらいになると最も働きを活性化させると言われています。玄米甘酒を飲む時は、60℃に温めてから飲むと効果的。逆に70℃以上に温めると麹菌が死滅してしまうので気をつけましょう。

朝食時にゆっくり飲む

栄養を吸収しやすい朝食時に玄米甘酒を飲むのがおすすめ。ゆっくりと噛むようにして飲むことで、玄米甘酒の栄養を余すことなく取り入れることができます。

ダイエットに玄米甘酒を取り入れるコツ

玄米甘酒ダイエットの方法

玄米甘酒を使ったダイエットにもチャレンジしてみてはいかがですか?1日の摂取量200mlを目安に、食前・食後や食間に玄米甘酒を飲むだけなので、とても気軽に取り入れられます。玄米甘酒は満腹感を得られやすいので、食事の量を減らしてもストレスなく続けられますよ。

玄米甘酒を飲みやすくする方法

生姜を入れて風味をプラス

生姜を入れると風味が増し、さらに玄米甘酒が飲みやすくなります。血行が促進され、冷え性改善に役立つのも嬉しいポイント。

きな粉やココアを入れてもおいしい

きな粉やココアを入れて飲んでも美味。いろいろなアレンジをしながら、甘酒を楽しんでくださいね。

玄米甘酒を使ったおすすめスイーツレシピ

ココア蒸しパン

玄米甘酒はただ飲むだけでなく、さまざまな料理に活用することができます。ココア蒸しパンは、ふっくらとした食感と自然な甘みが美味。ちょっとしたおやつに作ってみてはいかがですか。必要な材料は、アーモンドミルクパウダー大さじ3、玄米甘酒100cc、水50cc、玄米粉50g、全粒粉50g、ココアパウダー大さじ1、ベーキングパウダー小さじ1と1/2になります。

玄米甘酒に水を加え、混ぜ合わせておきましょう。粉類をすべて合わせてふるいにかけます。玄米甘酒と粉類をさっくりと混ぜ合わせてください。固さが足りないようであれば、水を少しずつ加えてなめらかになるようにします。カップに流し入れ、蒸し器で12分蒸したら完成。油や砂糖、乳製品を使っていないのでダイエット中にもおすすめのおやつです。

玄米甘酒と豆乳のアイス

夏のシーズンにぜひ食べたいのが玄米甘酒を使ったアイス。豆乳を使用しているのでヘルシーです。栄養も満点で、夏バテ気味のときにもおすすめ。必要な材料は、玄米甘酒300g、豆乳300ml、ヨーグルト大さじ2、きな粉大さじ1、バナナ1本になります。砂糖類を使わないのが嬉しいポイント。ダイエット中にアイスが食べたくなった時にも役立ちますね。

すべての材料をミキサーに入れ、なめらかになるまで攪拌しましょう。蓋のできる容器に移し替え、冷凍庫へ入れます。3時間ほど冷凍してしっかりと冷やし固まったら完成。シャキシャキとしたシャーベッド状の食感を楽しむことができます。とても簡単なので、子供達と一緒に作るのも良いかもしれませんね。

パウンドケーキ

しっとりふわふわなパウンドケーキもおすすめしたい玄米甘酒レシピ。玄米甘酒を使うことで、普通に作るよりもしっとり感がアップします。米粉を使うので、もっちりとした食感も楽しめるのが魅力。必要な材料は、米粉130g、アーモンドプードル20g、塩ふたつまみ、菜種油大さじ1、豆乳200ml、ベーキングパウダー小さじ1と1/2、玄米甘酒200mlになります。

粉類はふるい合わせておきます。全ての材料をボウルに入れ、ゴムベラを使ってさっくりと混ぜ合わせましょう。パウンドケーキ型に流し入れ、180℃に予熱したオーブンで35分焼きます。焼きあがったらラップで包んで荒熱を冷まし、完成。冷蔵庫で一晩寝かせるとしっとり食感がさらにアップします。

玄米甘酒を活用したおいしい料理レシピ

べったら漬け

玄米甘酒を使った料理レシピもバラエティ豊か。普段の食生活に活用することができるので、ぜひ玄米甘酒料理を楽しんでみてはいかがですか。べったら漬けは、ご飯のお供にぴったり。ほど良い甘さと鷹の爪のピリッとしたアクセントが効いています。必要な材料は、塩10g、砂糖20g、鷹の爪1本、昆布5cm、玄米甘酒150ml、大根300g。

大根は皮をむいて食べやすい大きさにカットします。甘酒・鷹の爪・塩・砂糖・昆布を袋の中に入れて全体を馴染ませましょう。大根を加えたら揉みこみ、袋の空気を抜いて密閉します。冷蔵庫に入れて半日放置。大根から水が出てくるので、再び全体を揉み込み、1日寝かせてください。好みの漬かり具合になったら完成です。

豚肉の味噌焼き

食べ応え満点な豚肉の味噌焼きも、玄米甘酒を使えばワンランク上の味わいの料理に。がっつり食べたい時の料理にぴったり。米麹の力でお肉が柔らかくなります。必要な材料は、生姜焼き用の豚肉350g、味噌100g、玄米甘酒100g。お好みでキャベツの千切りをたっぷりのせると、よりヘルシーにいただくことができます。

玄米甘酒と味噌をしっかりと混ぜ合わせます。豚肉の裏と表の両方に玄米甘酒と味噌を混ぜ合わせたものを塗りつけてバットにのせましょう。ラップでぴっちりと密閉し、冷蔵庫で半日ほど寝かせます。しっかりと味がなじんだらフライパンでこんがりと焼いてください。味噌が焦げやすいので、弱火〜中火でじっくり焼くのがポイント。豚肉に火が通ったら完成です。

バターチキンカレー

バターや生クリームなどカロリーの高いものは一切使わず、ヘルシーな料理に仕上げた玄米甘酒のバターチキンカレー。カレー料理が食べたいけれども脂質が気になる、というときにおすすめです。必要な材料は、玄米甘酒180ml、鶏胸肉3枚、ニンニクと生姜のすりおろし各小さじ1、カレー粉大さじ1、サラダ油大さじ1、カットトマト300g、牛乳600ml、カレールー5片。

一口大にカットした鶏胸肉にカレー粉と玄米甘酒をまぶし、15分〜30分ほど冷蔵庫で寝かせます。サラダ油を熱したフライパンでニンニクと生姜を炒め、香りが出てきたら鶏肉をプラス。鶏肉の表面の色が変わったらホールトマトを加え、沸騰させてから牛乳を少しずつ注ぎます。軽く煮込んでからカレールーを加えて完成。お好みでタマネギやニンジンなどの野菜をプラスすると栄養バランスばっちりの料理に。

玄米甘酒で健康的な生活を楽しもう!

玄米甘酒には体に嬉しい効能がたくさん。手作り玄米甘酒を飲んで、健康や美容に良い効能をたっぷり取り入れてくださいね。

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