引越し前の冷蔵庫の電源は何時間前に切る！中身や電源はいつ入れるの？

引越しを初めてする人の中には、引越し業者に「冷蔵庫は電源を切っておいてください」という説明を受けて初めて、引越し前に冷蔵庫の電源を切っておかなくては行けない事を知る人も多いようです。

もちろん、引越しの際は電源を入れたまま引越しの荷物に冷蔵庫を入れる事はできません。では冷蔵庫は引越しの何時間前に電源を切らなくてはいけないのでしょうか。ここでは今更聞けない。引越しの常識？！冷蔵庫は何時間前に電源を切らなくてはいけないのか？何故、引越しの何時間も前に冷蔵庫の電源を切らなくてはいけないのか？まとめていきます。

引越し前の打ち合わせで突然引っ越し業者から「冷蔵庫の電源は前日に切っておいてください」なんて説明を受けてびっくりする人も多くありません。冷蔵庫の電源は引越しの前に何故抜かなくてはいけないのでしょうか。電源を入れたまま輸送できないという当たり前の理由はさておいて、冷蔵庫は家電です。

家電はとてもデリケートで、特に冷蔵庫は、冷蔵庫の内部に入っている冷却装置として使われている油やガスの安定のために冷蔵庫の電源を切る必要があるのです。また、冷蔵庫は冷たい箱です。冷たい冷蔵庫の中には霜が付いています。この霜が引越しの際に溶けて荷物を濡らすことが無い様に引越しの前日には冷蔵庫の電源を切る必要があるのです。

では、引越しの何時間前までに電源を切る必要があるのでしょうか。霜の状態にもよりますが、6時間前には電源を切る必要があります。高価な冷蔵庫が引越しの際に故障しないように可能であれば、引越しの前日の夕方までには電源を切るようにしたいですね。

引越し前にやっておかないといけない冷蔵庫の操作は電源を切ることだけではありません。引越し前には、冷蔵庫の中身を整理しなくてはいけません。冷蔵庫は中身を入れたままでは輸送できないので、冷蔵庫の電源を切る前に冷蔵庫の中身を整理し、空っぽにしておかなくてはいけないのです。

冷蔵庫の中身は、1週間は前から整理を開始することが理想です。徐々に中身を減らして行き、どうしても使い切れなかったものは、引越し前に友人にもらってもらうか、クール便で引越し先に送るという手もあります。いずれにしても引越し前に必ず冷蔵庫の中を空っぽにしておきましょう。

引越し前に冷蔵庫の電源を切って、冷蔵庫の中身を空っぽに出来たら引越し後はいつ電源を入れたら良いのでしょうか。引越ししてすぐに冷蔵庫の電源は入れるのでしょうか。引越し後の冷蔵庫の電源を入れるタイミングは引越し後30分から1時間は時間を空けるようにしましょう。

また食品は、冷蔵庫が十分に冷えてから入れるようにしましょう。冷蔵庫は電源を入れてすぐには冷えません。夏場は10時間掛かる事もあります。十分に冷蔵庫が冷えたのを確認してから冷蔵庫に食品を入れるようにした方が食品にとっても安全ですし、電源を入れて冷蔵庫が冷えるまでの時間が短くて済みます。

引越し前に、引越し業者に「引越しの前日には冷蔵庫の電源を切っておいてください」と言われました。「前日って前日のいつ？夜中でもいいの？」と疑問に思った人も多いようです。冷蔵庫は、霜や冷却装置の安定の故障を防ぐために引越し前に電源を切らなくてはいけません。霜が溶けて引越し用具を濡らさないためにも、引越しの前日の夕方最低でも6時間から10時間以上前には電源を切るようにしましょう。

また、冷蔵庫の電源を切る前に冷蔵庫の中身を空っぽにしておく必要があります。引越しの1ヶ月から1週間前には冷蔵庫の中身を整理し始めましょう。引越し後の冷蔵庫の電源は、故障を防ぐためにも30分から1時間以上空けて入れるようにしましょう。冷蔵庫は高価な家電です。少しでも長く愛用できる様に大切に扱いたいですね。