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怖い夢を見る意味とは?その心理や診断で分かる精神状態・ストレスを調査
怖い夢で飛び起きた経験が誰にでも一度や二度はあるのではないでしょうか。怖い夢とは自分自身が見せているものですが、そこにはいったいどんな意味やストレスが隠れているのでしょう。怖い夢を見る意味と精神状態、占いの診断や考えられるストレスについてまとめてみました。

目次
怖い夢を見るその意味を知りたい!
怖い夢を見て飛び起きて、眼が覚めてからも心臓がドキドキと鳴り止まない。そんな経験をしたことがある方もいらっしゃるかと思います。怖い夢を見て内容を覚えているのと忘れているのではどちらが幸いかはわかりませんが、果たしてそうした怖い夢を見たことに意味はあるのでしょうか。
怖い夢の内容を覚えていなければどうにもなりませんが、覚えていた場合はやりその夢の意味が気になります。何かのストレスを暗示しているのか、それとも精神状態が不安定なのか。夢占い的にはどういった診断がされるのか。色々と気になりますよね。
夢占いでは怖い夢ってどんな意味があるの?
幸せな夢や楽しい夢よりも、怖い夢の方が強烈に印象に残り、また自分自身への警告として何か意味を持っているのではないかと考えてしまいます。その直感は間違いではないようで、怖い夢を見るということは何らかの強いストレス源を抱えている可能性が高いのだといいます。
ものすっごく怖い夢でうなされて目覚めた朝。。
— 愛 (@m3e3g0u) 2017年5月8日
こじは元気いっぱいに目覚めてきて、玄関で『お散歩生きたいよ~』のアピール♡
ジャンプはしたがらないけど、ちょっとの段差ならのぼるようになりました‼‼
夕方は大好きな広場で走って、ベランダでボール遊びもして大喜びでした♡ pic.twitter.com/oTazB3yf9c
夢占いや夢診断、夢判断、神託といった形で、古来から人々は夢に何らかの意味を求めてきました。近代においても、心理学と神経生理学のどちらのアプローチからでも、夢というのは無意識と記憶が融合したものであるとされています。
そういう意味で考えてみれば、夢とは自分の精神状態の素直な表れであるといえます。怖い夢を見たということをさっと流してしまうのではなく、怖い夢を見た意味や理由をしっかりと考えなくてはなりません。
怖い夢を見たときの精神状態と意味を把握して、有効に活用しよう!
「怖い夢を見た!」とマイナスでとらえるのではなく、怖い夢の意味と内容を把握して「自分と向き合える良い機会だ!」とプラスでとらえてみてはいかがでしょうか。抱えている不安やストレスは自分自身でも気が付かないことがありますので、怖い夢がその発見の糸口になればそれは大いにプラスなことです。
とはいっても、夢はしょせん夢です。意味のある夢もあれば、意味のない夢もあることでしょう。ですからあまり深く考えすぎても仕方がないことでもありますので、あくまで診断結果を信じすぎずに、気楽な気持ちで怖い夢の意味を探っていくのが精神衛生上は良いのかもしれません。
怖い夢にも種類は色々
夢を見る理由は現代の科学や医学を用いてもさっぱり判明していない事柄です。浅い眠りの「レム睡眠」中に見るものと考える人もいれば、深い眠りの「ノンレム睡眠」中にも見ているのではないかと多くの研究者が異を唱えるほどです。まだ何にもわかっていないようです。
怖い夢😱
— ☆A.S (@ASKM_0101) 2017年5月7日
今朝、5時に目が覚めもう少しと思い二度寝😪
『部屋のある建物に入ったはずなのに、歩いても歩いても部屋に辿り着けずどうして…💦』
怖くなって目覚めたら7時でした⤵😵
📺 美の巨人たち
ダヴィデ像 「セクシー😍」 pic.twitter.com/SvjbSV5nDt
しかし夢にはいくつかのパターンがあることは古来からの長い研究でわかってきています。もちろん怖い夢にもパターンがあるようで、それらのパターンによって、怖い夢が何を暗示しているのかも分類できるようです。非常に似ている夢でも、細部の違いによって意味する内容もかわるそうです。
「なにかに追いかけられる」怖い夢の意味は?
自分を追ってくる「なにか」に対して強い恐怖を抱いています。怖い夢の中で自分を追いかけてきている”なにか”とは自分が恐れているものであり、それは時によって象徴であったり、恐怖の対象そのものであったりします。その”なにか”を知ることがストレス源や精神状態を診断する手がかりとなります。
自分を追いかけてきている”なにか”が例えば学校の先生や職場の先輩であれば、「恐怖」の対象は人間関係か業務内容のどちらかです。単純にその人物を恐れているのか、それとも「まだ報告していない仕事のミス」などの負い目のようなものを感じているのではないでしょうか。
夢占いにおいては、こうした恐怖の対象が判明した後は、そのストレスとどう向き合うかが大事とされています。たとえば好きな相手が自分を追いかけてくる”なにか”である場合は、好きな相手の内面にあるなにかを恐れていたり、その相手と自分はつりあっていないのではという恐怖心があることもあります。
「なにかからひたすら逃げ続ける」怖い夢の意味は?
なにかに追いかけられる怖い夢と似ていますが、「逃げる」ということが強調される怖い夢もあります。この夢は自分を追いかけてきている「何か」が登場せず、ただ逃げている自分が存在するだけです。こうした逃げる夢というのは、強い逃避願望の現われだといいます。
この夢の場合、”なにか”というのはストレス源や問題源です。そして「逃避」というのは本心では立ち向かわなければならない、向き合わなければならないことだと本心で理解しており、その点が追いかけられる怖い夢とは異なります。
”なにか”の正体は虫や動物といった生物の場合は、その生物は知人や自分自身のを暗示している可能性があります。また、もっと具体的な人物だった場合は、その人物に対して抱いている強い負い目や申し訳なさから逃げたいと感じているのかもしれません。
「ひたすら落ちていく」怖い夢の意味は?
延々と落ち続けて、その恐怖でハッと目が覚めるというような怖い夢もあります。この「ひたすら落ちていく」という怖い夢はネガティブな夢を意味するのですが、どういった状況で落ちていくかによって意味合いが変化してきます。
底の見えない深い深い暗闇に落ちていく怖い夢の場合は、自分の抱えている問題が解決の糸口さえ見えないと感じている場合によく見られます。最初から最後まで落ち続けている夢というのはあまりなく、夢の前後にはストーリーが見られる場合が多いため、そのストーリーがストレス源の発見の糸口となるでしょう。
海の底へと沈んでいくような怖い夢は夢占いにおいて「現実への苦悩、息苦しさ」を感じる精神状態にあることを意味します。悩みの対象は仕事、人間関係、金銭面など幅広いものの、そういったストレスによってじわじわと締め付けられているような環境にあると診断されるようです。
高所からの落下や空からの落下を伴う怖い夢は「諦観と挫折」を意味しています。目標を諦めたり自分にはムリだと折れてしまいかけている精神状態にあるようです。夢占いは予言ではなく予感でしかないので、本当に実現が不可能なのか、それともまだ頑張れるのか、いまいちど見直してみる必要があるでしょう。
「泣いている」怖い夢の意味は?
泣いている夢は怖い夢と捉えられがちですが、夢占いの中では良い夢とも悪い夢とも診断されます。ストレスや不安、悲しみを抱えている場合と、それらのストレスから解放で泣いている場合の二種類が考えられるからです。
理由もなく泣いている場合や誰かの死を悲しんで泣いている場合、感動や喜びで泣いている場合は、夢占いにおいては吉夢と解釈され尊ばれます。こうした夢の場合は、とても良い精神状態なのだと診断してもよさそうです。
泣くのをこらえている怖い夢を見た場合、「ガマン」の精神状態にあるようです。また誰かの前で泣いてしまう夢はその人物に本来の自分をさらけ出すのをガマンしているという負い目。誰かと一緒のときに泣いている夢は、あまり良い夢とはいえないようです。
同時に誰かとケンカをして泣く夢や別れを悲しんで泣く夢は、その人物への不満や別れへの不安、恐怖、そういったものが顕現した怖い夢だと占いでは診断されます。またその人物への依存が強すぎる精神状態にあるのだとも診断されるようです。
「幽霊や亡霊などの心霊現象に遭遇する」怖い夢の意味は?
幽霊にまつわる怖い夢というと不吉なもののように思われますが、この夢では「現実の気温」が大きく影響しているようです。古来より幽霊が出ると怖気・寒気がするといわれていますが、人は目に見えない寒さに霊的な何かを感じるようです。睡眠中の温度変化を脳が察知して、夢に霊を出しているとされています。
「無意識に察知した寒暖差」ということで、夢占いでは「健康面・体調面での崩れ」を意味しています。理屈で考えると実に納得のいく占いですね。もちろん寝る前に心霊番組の特集を見ていたりホラー小説を読んでいたりすると、夢に強く出る場合があります。寝る前に刺激の強いものは控えましょう。
「災害の起きる」怖い夢の意味は?
地震や津波といったどうしようもない強大な力に蹂躙される怖い夢は、占いにおいては「生活への不安」をあらわしています。家庭や家族、仕事や経済面など、実生活に根ざした非常に身近なものへの強い不安を抱いている精神状態です。
災害がふりかかるような怖い夢をみたということは、内面ではそうとう不安定な精神状態やストレスを抱えている可能性があります。抱えている不安自体が大きなストレス源になっている可能性もあるため、解決でも逃避でもかまいませんから、その問題を排除するよう努めたほうが良いのではないでしょうか。
怖い夢は悪い意味ばかりではない?
怖い夢というと、不運や苦悩などのどうしてもネガティブなイメージが付きまといます。しかし夢占いにおいては、怖い夢のすべてが悪い夢であるとは限らないようです。そういった夢は「逆夢」と呼ばれ、怖い夢の内容とは逆のことが起こる暗示だともいわれています。
不吉な夢でありながら吉兆だとされる夢、いわゆる逆夢がどうして起こるのかということには諸説ありますが、その一つが「夢によって不安を意識することで、気を使えるようになる」というものがあげられています。まさに怖い夢を警告としてとらえ、メリットに変えているといえるわけですね。
「だれかに嫌われたりイジメられる」怖い夢の意味は?
怖い夢の中で自分をイジメてくる人物は友人だったり家族だったりと他人と形を取りますが、その実は自分自身であることがほとんどです。他ならぬ自分自身が嫌われる、イジメられるに値する人間であると内面で思っている「自己嫌悪や自己批判」が夢の根幹にあります。
こうした「だれかに嫌われる夢」というのは自分の欠点や短所を見つめなおそうとしている、いわば「成長の前兆」。この夢はとても良い夢であるとされています。夢の中の「だれか」が自分に近しい人間であるほど、切実さと焦りを秘めているそうですが、焦りは禁物。成長とは一朝一夕で成せるものではありません。
もっとも夢にまで見てしまうほど自分自身に対して強いコンプレックスを抱いているわけですから、ストレスもかなりのものでしょう。自分の欠点を許容する心の広さを持たねば、この怖い夢を吉兆とするまえに潰れてしまう恐れもあります。そういう意味では「自分への警告」と捉えられる夢かもしれません。
「だれかを殺してしまう」怖い夢の意味は?
だれかを殺してしまったり、殺されてしまったりする夢はまさしく悪夢です。しかし夢占いにおいてはこの不吉な夢は「物事の解決、好転」を象徴する吉兆だと判断されます。「もう相手に頼らないでも生きていける」という自立心の芽生えだといわれています。
なかでも親を殺してしまう夢は「自分も独り立ちしなくてはならない」という自立心が高まっている精神状態だそうです。同じように上司や先輩を殺してしまう夢は「上司や先輩がいなくても仕事をこなさなくてはならない」という責任感の向上を表します。
吉夢?凶夢?どちらともとれるパターン
「恋人を殺す夢」は恋愛関係のリセットを望んでいるパターンと、お互いにひとりの人間として認め合い、より深いつながりを求めるパターンにわかれます。そのどちらにしても本心では次のステップを望んでいると考えているのではないでしょうか。
「正体のわからないだれか」や「動物」などを殺す夢は積極性と衝動の現れ。エネルギーに満ち溢れ、いますぐにでもそれを解き放ちたいという欲求を抱えているようです。それはあらゆる積極的な行動への活力になりますが、同時に現状に不満や停滞感を抱いている証拠でもあります。
夢?現実?「金縛り」にあう怖い夢
深夜、ふと目が覚めると身体が動かない。音や声が聞こえるのに目が開けない。そういった経験をしたことのある方もいるでしょう。これは俗に言う「金縛り」というものなのですが、実は金縛りというのはほぼすべてが「夢」だといえるようです。
金縛り中の人は、頭が起きているのに身体が寝ている状態にあります。「目が覚めても身体が動かない!」というのは目が覚めていると錯覚している夢にあるといえます。そして夢ですから、幽霊や話し声、足を掴まれるなどのどんなに不思議なことが起きたとしても、それこそ不思議ではありません。
また、こうした金縛り中の特徴のひとつとして、時系列がごちゃごちゃになるというものがあります。「目が覚めて身体が動かない、足元に誰かがいて、誰かがいなくなったら身体が動いた!」という経験は、実際には「足元に誰かがいるという夢を見た。そして目が覚めた」というのが本当のところだったりします。
怖い夢を見る意味や精神状態の診断をしてみよう!
夢とは非常に不安定で、いまだに不明な点ばかりの現象です。人々の長い歴史の中で様々な解釈がされてきましたし、夢を見るのは人間ばかりとも限りません。
しかし自分自身の脳や心が見せているものには違いありません。過度に心配しすぎたりせず、かといって軽視しすぎたりもせず、夢と向き合って、理解し、学んでいくことこそが成長や問題解決への手がかりになりそうです。そういった意味では、夢占いとは信頼性の高い占いなのかもしれませんね。
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