童話って怖いの!?日本では知られていない童話原作の真実まとめ

子供の頃に読み聞かされ、プリンセスやヒーローに憧れ、夢中になった童話。けれどその童話の真実は、実は怖いものばかりだった!?原作をさかのぼると怖い真実が浮き彫りになってきます。これを見たら童話の見方が変わるかもしれません。

童話って怖いの!?日本では知られていない童話原作の真実まとめ

目次

  1. 本当は全く子供向けな話じゃない童話原作の真実
  2. グリム童話には怖い話が盛りだくさん!有名なあの話が実は……
  3. 子供が犠牲になる怖い童話たち
  4. 兄弟、姉妹が怖い目にあう童話の話
  5. 過激な描写の怖い話!男女の恋仲になるも…な童話
  6. 美しい娘が何度も殺されかける怖い童話の原作
  7. 四肢のいずれかを切断されてしまう童話の原作
  8. 日本の童話でも怖い童話の原作がたくさんあった!
  9. 日本の童話・人間を動物に変えて伝わる昔話
  10. なぜ童話は日本も海外も原作が怖いのか?

本当は全く子供向けな話じゃない童話原作の真実

子供に読み聞かせ、時に教訓として記憶される童話。しかし、その童話ができた元である原作の真実を知ってみると、とても子供向けとは思えない残酷な話や、子供には見せられないグロテスクでエロティックな怖い話ばかりだったのです。

グリム童話には怖い話が盛りだくさん!有名なあの話が実は……

グリム童話が元になったアニメーション映画は、ディズニーなど有名なものがたくさんありますよね。きらびやかで、ロマンチックな世界…けれども、その原作はゾクッとするほど怖いものが多いのです。

おばあさんを食べちゃった「赤ずきん」の怖い童話

童話として絵本で読んだ方も多いはず。出版物としては1697年にフランスで出版されたペロー童話集が最初ですが、スウェーデン民話『黒い森の乙女』などで似た話がいくつかあります。それには赤ずきんを足止めするために狼は「針の道とピンの道、どちらがいい?」などと残酷な提案をしてきます。

それだけではなく、狼はおばあさんの肉を干し肉に、血をワインの瓶に入れて赤ずきんを騙して食べさせてしまいました。そして赤ずきんの洋服を一枚ずつ暖炉に入れて燃やし、ペロリと食べてしまった後は猟師も登場せず、赤ずきんは食べられたまま物語は終わってしまうのです。

きらびやかなシンデレラの真実!実は血なまぐさい童話だった

童話作家シャルル・ペローやグリム兄弟、日本にも似た民族話があると言われているシンデレラ。継母とその連れ子であるお姉さんたちにいじめられ、灰の中で眠り、惨めな生活の中で暮らしていました。あるとき城の舞踏会が開催され、魔法使いに綺麗にしてもらって王子様に見初められ、幸せに過ごす…という、とても有名なお話です。

魔法が解けてしまうと慌てて家路につくシンデレラ。そのとき落とした靴を元にシンデレラを探す王子。義理の姉たちは靴が足に入らないと分かると、長女はつま先を、次女はかかとをナイフで切り落とします。けれども、ソックスに血がにじんで嘘がばれ、シンデレラの結婚式には継母と姉たちは白い鳩に両目をくり抜かれて失明してしまうのです。

子供が犠牲になる怖い童話たち

ヘンゼルとグレーテルは口減らしの話

今と違い、農作物が枯れると途端に飢饉となって食べ物がじゅうぶんに食べられなかった時代。まだ幼い子供たちは、口減らしとして実際に捨てられていました。そんな辛い時代にこの話が生まれたと言われています。

実母(または継母)に捨てられた兄と妹は森の中で、空腹になってさまよいます。すると、目の前にはお菓子でできたお家が!中には魔女がいて、兄妹を食べようとします。しかし妹は魔女の隙を見てかまどで焼き殺し、金銀財宝を奪って家路についたのでした。そして意地悪な母親は兄の密告で捕まってしまい、(または病気で死んでいた)兄妹は父と幸せに暮らしました…。

兄弟、姉妹が怖い目にあう童話の話

グロテスクで怖い「ねずの木の話」(百槇の話)

グリム童話の一つ、ねずの木の話は童話でありながらとても子供に聞かせられるような内容ではありません。母親は後妻で、先妻の子である兄を邪魔者に思っていました。実子である妹だけを可愛がっていたのです。ある日兄へリンゴを木箱からとるように言うと、兄は箱の中に首を突っ込んでリンゴを探しました。

その隙に木箱を勢いよく閉めると、彼の首を切断してしまいます。兄殺しの罪を妹になすりつけた継母は、兄の体を切り刻んでスープにし、夫である兄の父親に食べさせてしまったのです。泣く泣く妹が兄の遺体を庭に埋めると鳥に生まれ変わり、父と妹には財宝を与えましたが、継母には臼を落として殺してしまいました。すると、兄は人間の姿に戻ったのです。

過激な描写の怖い話!男女の恋仲になるも…な童話

ラプンツェルは時代によって大変革された童話

長いこと子供を待ち望んでいた夫婦。妻はどうしても隣の庭のラプンツェルが食べたくなります。妻が生んだ女の子はそのラプンツェルと引き換えに、魔女に奪われました。そして十数年の時を高い塔の上で過ごします。彼女は魔女の方法を見ており、塔に登ることができた王子を愛してしまいました。

無垢な彼女は妊娠にも気付かず、服がきつくなったと言ったことで魔女に王子の存在がばれ、激怒されて髪を切られ、塔を放逐されてしまいます。王子はショックのあまり塔から落ち両目を失い、その後男女の双子を生んだラプンツェルは王子と森で再会します。ラプンツェルの涙が王子の目に入ると、目は元通りになって見えるようになり、親子四人で幸せに暮らしましたとさ。

美しい娘が何度も殺されかける怖い童話の原作

白雪姫は死体愛好家の恋話!?結末も怖いものだった

雪のように白い肌、血のように赤い頬と唇、黒檀のように髪が黒い美しい姫を望んだ后さまは、白雪姫を産んですぐに死んでしまいます。継母は何でも正直に答える鏡に、自分よりも白雪姫が美しいといわれ、彼女の殺害を決意します。一度目は綺麗な紐で絞殺し、二度目は毒のクシで気絶させ、とうとう三度目の毒リンゴで毒殺してしまいます。

ある日、森に迷い込んだ王子は白雪姫に一目惚れして、譲ってくれないかと白雪姫をかくまっていた小人たちに頼み込みます。死体と思って買った王子は、死体愛好家(ネクロフィリア)の性癖を持っていたとも言われているのです。その後開かれた結婚式で継母は真っ赤に熱せられた鉄の靴をはかされ、死ぬまで踊らされたのでした。

四肢のいずれかを切断されてしまう童話の原作

手なしむすめは二度困難に出会う

貧乏な粉引きの前に現れた悪魔が、粉引きの娘と引き換えに金を手に入れます。娘は結界を作ったり体を清めたりして悪魔を撃退しますが、怒った悪魔がとうとう両腕を親に切り落とさせました。娘の涙で傷口と体が清められ、悪魔は結局諦めざるを得ませんでした。

両腕を失った娘は腕を体に縛り付けて、家を出ます。立派な城の庭園でリンゴを盗み食べて飢えと乾きを癒していましたが、それが縁で娘は城の王様と結婚し、男の子を産みました。けれど、王様が隣国へ戦争することになり、妃とは手紙をやりとりすることに。その手紙をすり替えた悪魔の奸計により、城の人々は娘と赤ちゃんを追い出してしまいました。

城に帰った王様は嘆き悲しみ、妻子を探しました。娘は森で天使に見守られ、神様が手を生やしてくれました。王様は七年の間探しまわり、とうとう妻子を見つけると、もう一度幸せな日々を送りましたとさ。

日本の童話でも怖い童話の原作がたくさんあった!

日本で有名な桃太郎!真実の怖い話とは

川から流れた桃から生まれた桃太郎…有名な日本の童話である桃太郎の始まりは、このようなものであったはず。けれども、その原作である民話の桃太郎では、川から流れて来た桃を食べたおじいさんとおばあさんが若返り、毎夜仲良くした結果が桃太郎なのです。

また、桃太郎は鬼を退治して褒美を村へ持ち帰ります。けれどもこの宝は鬼が大事にしていたものなはず。福沢諭吉は家訓の中で「持ち主のある宝をわけもなく獲りに行くとは桃太郎は盗人だ」と痛烈に批判しているように、その行動理念は様々な議題として議論されることもあるようです。

日本の童話・人間を動物に変えて伝わる昔話

怖い真実のかちかち山!狸はおばあさんを騙し…

畑に悪さをする狸を捕まえたじいさんは、ばあさんに狸鍋にするよう頼みます。狸は反省し、ばあさんを手伝う振りをして縄を解いてもらうと、そのままばあさんを撲殺して顔の皮をはぎ、ばあさんに成り済まして殺した肉をじいさんに食べさせてしまったのです。

狸に復讐するため、じいさんは知恵もので友達のウサギに復讐を依頼します。ウサギは狸に柴を背負わせたり泥の船を沈めたり、火攻め水攻めをして最後には殺してしまいました。食人という重要な罪状を負った犯罪人への、強い怒りと憎しみを感じられる日本の昔話です。

さるかに合戦の真実!日本童話における集団心理の怖さ

サルの柿の種と、自分の持っていたおにぎりを交換したカニ。大事に育てた柿は実を付けますが、サルは自分ばかり食べて柿をくれません。意地悪なサルを撃退したカニでしたが、大勢で来て復讐するというサルのはったりを真に受けて、畳針や栗、蜂や石臼、牛糞までもがサルをこらしめます。

サルのやったことは確かに意地悪ですが、そのために受けた報復は果たして正しいものだったでしょうか。親カニが殺されて子カニが復讐する話もあるようですが、それではサルに家族はいなかったのでしょうか。恨みは更なる憎しみを呼び、悲しみが続きます。集団でよってたかって正義の名の下にサルをいじめ殺す行為は、正義なのでしょうか。それを考えると恐ろしい日本の童話です。

なぜ童話は日本も海外も原作が怖いのか?

何百年も前の昔話。それをまとめた物語が、ペロー童話やグリム童話となって世間に広まり、更に子供たちに読ませる物語として残虐な部分やエロティックなシーン、怖い部分を削除したのが、現代に伝わる童話なのです。そもそも現代とは残虐に感じるレベルが違っており、時代背景も物語を読むことくらいしか娯楽という娯楽はありませんでした。

現代における、ホラー映画や肝試し、怪談などの怖い話を聞いたときのスリル感を味わう手段として、このような残酷な話が童話として知れ渡っていったのかもしれませんね。それは日本でも変わらず、人間の持つ残虐性をよくあらわしている証とも言えます。

もっと怖い童話の世界へ出かけたいならこちらの記事をどうぞ……

Thumbシンデレラ(グリム童話)の原作が怖い!?あらすじと残酷な結末を紹介

こちらの関連記事もおすすめ

関連するキーワード

アクセスランキング

2021-12-01 時点

新着一覧