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すき焼きを豚肉で作ろう!おすすめの部位と美味しい食べ方!
いつもすき焼きは牛肉を使っているという方がほとんどだと思いますが、実は豚肉を使用したすき焼きもすごくおいしいんです!今回はその豚肉すき焼きのレシピや、すき焼きに合う豚肉のおすすめ部位や野菜などををご紹介したいと思います!

目次
すき焼きは豚肉が一般的という地域があるんです!
すき焼きは地域によって食べ方が異なりますが、「すき焼きと言えば豚肉!」という地域はずばり北海道!もちろん牛肉を使用する家庭もありますが、豚肉を使用したすき焼きを食べる家庭が多いんです。他に鶏肉やラム肉ですき焼きをする家庭もありますが、圧倒的に豚肉のすき焼きが食べられていますよ~!
北海道は豚肉の消費量が全国で一番多いそうです。地域によっては「焼き鳥と言えば豚肉」が主流のところまであるんです。帯広も豚丼が有名ですよね。もちろん牛肉も多く食べられていますが、そんな北海道だからこそすき焼きに使用するお肉も豚肉が主流なのかもしれません。
豚肉のすき焼きって肉じゃがじゃないの!?
牛肉でのすき焼きを食べられている方からすると肉じゃがと同じなんじゃないの?なんて思われるかもしれませんが、作り方も違いますし調味料自体は同じでも入っている具材や各調味料の量が違うので、全く違った料理なんです。肉じゃがはじゃがいもがメインですし、すき焼きはお肉がメインなので豪華さも違いますね。
そもそも和食に使用する調味料はほとんど同じものが使われていますし、分量や材料、作り方の違いでそれぞれの料理に変身していますよね。すき焼きにじゃがいもを入れる方もいらっしゃいますし、それを聞くと肉じゃがと差がないように感じますが、食べてみるとその差は歴然です!
豚肉のすき焼きにおすすめの部位はここ!
すき焼きを食べるのに断然おすすめすな部位は肩ロースです!煮込んでも柔らかいのですき焼きにはもってこいの部位ですよ。ロースももちろん美味しいですが、やはり柔らかい肩ロースにとろとろ卵をからめると最高です!お高めの肩ロースなら、なおさらやわらか~でお箸が止まりません!
逆におすすめしない部位はバラの部分。というのも豚バラ肉は脂分が多いので、さっぱり食べたいすき焼きも脂が浮いて重たくなってしまいます!好みもあるかもしれませんが、すき焼きに使用される豚肉は肩ロースが多いですね。
もうひとつ、お店で手に入りやすい部位としてモモ肉がありますが、こちらも少々タンパクすぎるのですき焼きにはおすすめできません。多少の脂がある肩ロースが一番すき焼きに合う部位と言えますよ。豚しゃぶ用のロースでも美味しく食べられます。
豚肉を使用したすき焼きの割下は?おすすめのレシピは?
すき焼きと言えば甘じょっぱいタレがおいしい料理ですが、実は牛肉、豚肉どちらを使用する場合も割下に大きな違いはないようです。こちらも個人の好みや家庭の味がありますが、試してほしいレシピとして、出汁用昆布を一枚鍋に入れておくとより一層おいしくなります!
割下のレシピですが、お醤油・お酒・みりん・だし汁(かつお、昆布)が各1/2cup、砂糖大さじ3で作るレシピがおすすめです!お酒やだし汁、出汁用昆布を入れる家庭は多くありませんが、入れた方がよりおいしいすき焼きを楽しむことができますよ!作り方も難しくありませんしおすすめです!
おいしい豚肉のすき焼きの作り方
材料をすべて食べやすい大きさにカットします。小鍋に先ほどご紹介したレシピの割下の材料を入れひと煮立ちさせ、使用する量をすき焼き用の鍋に入れます。こうして割下を残しておくことで、あとで同じ味で注ぎ足すことが簡単にできますよ!
すき焼きの鍋の割下が沸騰したら、お肉以外の具材を並べるように入れ、煮えてきたかな~というところでお肉を入れます。すべての具材が煮えたら、とろとろ卵をつけて食べましょう!具材をきれいに並べるのは手間ですが、完成後食欲をそそる大切な工程ですよ。
割下のレシピを覚えて作り方を間違えなければ簡単においしい豚のすき焼きが食べられますよ!豚肉も灰汁が出るので、こまめに取り除くことを忘れないようにしてくださいね。すき焼きは卵をつけて食べるので、少々濃い目の割下にした方がご飯にもばっちり合いますよ!
有名店の割下がスーパーで購入することができますし、今は自分で割下を作らなくても簡単にすき焼きをすることができますね。あとは切って煮るだけですから調理に時間もかかりません。しかし牛肉と違って、豚肉はしっかり火を通さなければいけませんので気をつけてくださいね。
豚肉ですき焼きを食べるときの相性抜群な野菜は?
「やっぱり肉じゃがみたい」と言われそうですが、断然おすすめ野菜は玉ねぎです!牛肉のすき焼きでも入れる方はいらっしゃるかと思いますが、玉ねぎはとろとろして甘味を出してくれる食材なのですき焼きに合いますし、豚肉との相性も抜群ですよ!
もちろん長ネギを入れても豚肉と合わないなんてことはなく、こちらもとろとろしておいしくいただけます。おうちに少し余ってるという場合は玉ねぎと一緒に入れても良いですね。野菜の甘みも感じたいので玉ねぎは外せません!
豚肉と相性の良いすき焼き向けの葉野菜
豚肉は牛肉ほどクセがないので、どんな葉野菜もばっちり合いますよ!牛肉のすき焼きによく使われる白菜や春菊もおいしいですし、家庭によってはほうれん草を入れる家もあるようですね。水菜を入れたりする家庭もありますがどれもこれも豚肉のすき焼きに合います。
中にはにんじんを入れる方もいらっしゃいますが、肉じゃがのことを考えると入っていてもおかしくない野菜、言ってしまえば準レギュラーのような野菜ですね。お花の形に切って入れるとすき焼きを囲む人たちから喜ばれそうです!
すき焼きには外せない名脇役!
名脇役と言えば白滝ですね!しらたきは牛肉も豚肉も関係なく食べられていますが、様々なうまみを吸ったしらたきはヘルシーでとてもおいしいです!外せない食材と言っても良いでしょう。合わないということはまずないので、豚肉のすき焼きでも美味しく食べられます!
皆さんお豆腐も入れられると思いますが、練り物はどうでしょうか?ちくわやかまぼこはうまみを出してくれるのに加えて、よく味が染みるので意外とすき焼きに合うんです。豚肉は相手を選びませんから違和感もなくおいしくいただけますよ。牛肉ならちょっと…なんていう具材も豚肉なら何でもこいですね。
豚肉のすき焼きにもキノコ類を忘れずに!
キノコ類は必ず入れましょう!しいたけ、しめじなんかは外せませんが、えのきだけやマイタケも色々な具材の出しやタレを吸うのでとてもおいしいですよ!きのこから出てくるうまみはすごいのでキノコ入りのレシピはおすすめです!豚肉との相性もばっちりですよ。
豚肉すき焼きの締めはまさかのアレ!?
すき焼きの締めと言えばうどんを選ばれる方も少なくないと思いますが、もちろん豚肉のすき焼きにもうどんは合いますよ!しかし意外と知られていないのがおもちなんです!切り餅を他の具材のように鍋にいれ、柔らかくなってきたところにとろとろたまごをからめて食べます!
豚肉は牛肉よりも灰汁が少ないので、タレを絡めやすいおもちもおいしく食べられますし、案外ペロッといけちゃいますよ!難しい作り方はなくただお鍋に投入するだけですし、煮込んだうどんも、卵でとじておじやもどちらもおいしいですが、ぜひおもちを試してみてください。
すき焼きをわざと残して作りたいアレ!
それはずばり「すき焼き丼」です!夜のうちに全て食べてしまうなんてもったいないし、わざと残して翌日の朝ごはんにこのすき焼き丼はいかがでしょうか?朝からお肉~?と思いがちですが、胃もたれしてしまいそうな牛肉と違い豚肉は案外さっぱりと食べられちゃいますよ!
割下も煮詰まって多少濃い目になっているでしょうから、温泉卵を乗せてガツガツと食べていただきたい一品です。煮直すのが嫌であれば、すべての材料を残しておいて同じ作り方で新たに作るのも良いですね!その日一日のパワーになりますよ~!
まとめ:豚肉のすき焼きを楽しもう!
牛肉と比べると比較的安値で手に入りますし、家族が多くて一食の金額を考えるとなかなかすき焼きもできないなんて方には嬉しいですね。肩ロースは買うタイミングによっては本当に安く買うことができますので、安売りの時に試してみてはいかがですか?
意外と知られていませんが、豚肉はレモンを食べるよりも多くのビタミンを摂ることができますよ。女性にとって積極的に食べたい食材ですし、牛肉のすき焼きと作り方は変わりません。冷蔵庫に残っている野菜などでも充分おいしく食べることができますよ!
いつもの牛肉は飽きたな~と思った方や、豚肉のすき焼きを試してみたいと思った方はぜひ!肩ロースですき焼きを食べてみてください!牛より豚がいい!とすき焼きのメインが変わってしまうかもしれませんよ。特別においしい卵で食べてみるのも良いですね!
すき焼きについてもっと知りたいアナタへ!

