両家顔合わせでの服装選び方!カジュアルでもOK?失敗しないようマナーに注意

二人が夫婦となる前に行う両家顔合わせ食事会ですが、実際どのような服装でいくべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?両家顔合わせ食事会ではどのような服装で行くのが正しいマナーなのかをまとめました。是非参考にしてみて下さい。

両家顔合わせでの服装選び方!カジュアルでもOK?失敗しないようマナーに注意

目次

  1. 両家顔合わせでの服装の選び方やマナーを紹介します
  2. 結納との違い
  3. 両家顔合わせとは
  4. 両家顔合わせでの服装の選び方の基本
  5. 両家顔合わせでの服装選びは事前の打ち合わせを
  6. 両家顔合わせでの服装の選び方【新郎男性の服装】
  7. 両家顔合わせでの服装の選び方【両家の父親の服装】
  8. 両家顔合わせでの服装の選び方【その他の男性出席者の服装】
  9. 両家顔合わせでの服装の選び方【新婦女性の服装】
  10. 両家顔合わせでの服装の選び方【両家の母親の服装】
  11. 両家顔合わせでの服装の選び方【その他の女性出席者の服装】
  12. 両家顔合わせ当日の髪型やヘアスタイル
  13. 両家顔合わせの前に事前にチェックしたい項目①
  14. 両家顔合わせの前に事前にチェックしたい項目②
  15. 両家顔合わせで失敗しないように失敗例も確認しておこう
  16. 両家顔合わせで失敗しないように失敗例も確認しておこう②
  17. 両家顔合わせの前に両親に伝えておくべきこと
  18. 事前に準備して備えよう!
  19. 楽しい両家顔合わせの時間にする為に

両家顔合わせでの服装の選び方やマナーを紹介します

お互いの両親に、結婚の意思を報告し婚約が成立したあと、二人は次の段階でもある、「両家顔合わせ」へ進みます。両親同士が初めて顔を合わせる場面でもある両家顔合わせという機会を絶対に失敗したくないはず!今回は両家の意向で結納を行わず食事会のみということになった場合の服装の選び方やマナーを紹介します。

結納との違い

結納とは、婚姻に先立って、男性側の家から女性側の家に贈られる金品、およびその儀礼です。(上記は女性側が男性側の苗字を名乗る場合のことを言い、また、男性が女性の名前を名乗る場合は逆です。)

また、女性側は結納返しとして、スーツや時計を贈るのが一般的です。結納を済ませたら、結婚するという意思を公で示したことになります。地域によって結納の行い方は様々ですので、両家であらかじめ確認し合いましょう。

結納とは、正式結納と略式結納の二つの種類があります。最近では「結納」というしきたりにとらわれない、少しカジュアルな形式の婚約食事会という機会を設ける場合が多いです。もちろん、地域のしきたりや、どちらかの両親のこだわりでカジュアルな形式ではない、しっかりとした結納を交わす場合もあります。

両家顔合わせとは

少し前の時代は「結納」が一般的で結納の場合は、金品のやりとりが発生するのですが、最近は結納の代わりに両家の顔合わせといえば、「婚約食事会」を行う場合が一般的になってきています。両家の顔合わせの機会でもある、婚約食事会(両家顔合わせ食事会)は、両家が顔を合わせ親睦を深めるという目的があります。

しきたりのこだわらず、顔合わせの食事かだけで済ませるカップルが7割以上だそうです。結納や顔合わせ食事会は、地域や家によって習慣や考え方などが大きく違います。「実は結納をしたかった」とあとから言われてしまわないように、双方の家庭の希望を事前に確認し調整することが大切です。また、顔合わせ、結納、両方を行わなかったという家庭もあるそうです。

両家の親睦を深める顔合わせの食事会ですが、結婚式や披露宴についても親の意向を確認するのにもいい機会です。通常であれば、お互いの両親が普段から集まる機会は滅多にないと思います。後々、もめるのも大変なので両家の母親、父親がいる場で詳細を決めていったほうがスムーズです。女性からは切り出しにくい場合が多いと思うので新郎から切り出してもらうようにすると良いと思います。

両家顔合わせでの服装の選び方の基本

両家の顔合わせといえば、服装はどんなものにしよう?そう考える方も少なくないと思います。あまりカジュアルすぎない服装を選んでくださいね。そして両家顔合わせを行う会場の雰囲気に合った服装、両家での服装の格を合わせたものを選ぶと良いでしょう。もちろん、両家の考え方や意向次第では「カジュアルで」と決まる場合もあると思います。

両家顔合わせでの服装選びは事前の打ち合わせを

上記で紹介した、「服装の格を合わせたもの」となれば二人の事前の打ち合わせが必要な場合あります。事前の打ち合わせを行っておくことにより、例えば、片方の母親のみ和装で浮いてしまったり、逆に、片方の両親だけがカジュアルなど、ちぐはぐな状況を事前に防ぐことが可能です。

お互いに気まずい思いをしなくて良いように両家の意向をあらかじめ一致させておきましょう。結納の代わりの食事会を実施する場合はフォーマルな会食にしましょう。

また、両家顔合わせを行うお店のことを事前にリサーチし、ネットなどでお店の雰囲気を調べておきましょう。お店の雰囲気によってはカジュアルだと浮いてしまったりする場合があります。お店の雰囲気に合わせた服装を主役である新郎新婦が打ち合わせて両親に伝えておくのが良いと思います。「どんなお店でも「カジュアルすぎない」のが重要と言えそうです。

両家顔合わせでの服装の選び方【新郎男性の服装】

男性は「略礼装」か「略服」が一般的です。事前に両家で「略服層」と決めた場合、洋装なら「ブラックスーツ」か「ダークスーツ」、和装なら「紋付羽織袴」を選ぶと良いでしょう。

事前に両家で「略装」と決めた場合は、「ダークスーツ」を選ぶと良いでしょう。和装の場合は、「黒に近い無地の紬」や、お召しに「縫い紋の羽織」などを選ぶと良いでしょう。スーツの場合は、シャツは白、ネクタイはシルバー、靴下と靴は黒が一般的です。

両家顔合わせでの服装の選び方【両家の父親の服装】

「略礼装」の場合、洋装の和装も可能ですが新郎との格を合わせる必要がありそうです。「略装」の場合も同じく洋装も和装も可能ですが、こちらも新郎と服装の格を合わせる必要があります。その為、事前に打ち合わせが必要になりますね。

両家顔合わせでの服装の選び方【その他の男性出席者の服装】

略礼装の場合、兄弟などのその他男性出席者は、新郎と同等、または、新郎よりも控えめな服装を心がけると良いでしょう。あくまでもカジュアルとは違うので注意してくださいね。略装の場合は、兄弟などのその他男性出席者は、新郎よりも控えめなスーツを選びましょう。男性出席者といっても、兄弟などで学生の場合は正式な服装(学生服など)で出席しましょう。

両家顔合わせでの服装の選び方【新婦女性の服装】

女性は「略礼服」や「略服」が一般的です。また、更に格上の「準礼服」を選ぶこともあります。「略礼服」の場合、洋装なら、「ワンピース」、「ドレス」、「アンサンブル」「スーツ」、和装なら「訪問着」「色留袖(三つ紋か一つ紋)」「色無地紋付」を選びましょう。男性に比べると選ぶ選択肢が多いようです。スカート丈は短すぎないように好印象を与える服装を心がけましょう。

事前に両家で「略服」と決めた場合は、洋装の場合、「スーツ」「ワンピース」、和装の場合、「色無地」「付け下げ」などを選ぶと良いでしょう。顔合わせ食事会では、相手の両親に悪い印象を与えないように肌を露出しない服装を選びましょう。事前に母親と娘で打ち合わせしておくことが大切です。

両家顔合わせでの服装の選び方【両家の母親の服装】

「略礼装」の場合、洋装でも和装でも可能ですが、両家の母親は新婦と服装の格を合わせましょう。「略服」の場合、和装でも洋装でも可能ですが、新婦と、服装を合わせることが望ましいでしょう。入学式に出席する際の華やかなスーツもふさわしいといえます。

両家顔合わせでの服装の選び方【その他の女性出席者の服装】

「略礼装」の場合、新婦と同等か、格下の「スーツ」や「ワンピース」などを選ぶと良いでしょう。「略服」の場合は、新婦よりも控えめな服装を選ぶことがマナーです。姉妹などのその他の出席者は、学生服などの正式な服装を心がけましょう。

両家顔合わせ当日の髪型やヘアスタイル

両家顔合わせを行う当日の髪型は、両家にとって、印象が良くなるようなカジュアルすぎない髪型にしましょう。服装や会場の雰囲気にあった髪型を心がけるのも大事なポイントといえそうです。

また、新郎新婦意外の出席者は新郎新婦より目立つ髪型にしないようにしましょう。洋装であれば、美容院でセットしてもらったり、和装を着つけてもらうのであれば、同時にヘアセットの予約をしておくのも安心ですね。

両家顔合わせの前に事前にチェックしたい項目①

①【進行役】場がしらけてしまわないように、あらかじめ進行役を決めておいたほうがスムーズに進みます。新郎の父親が進行役を行う場合や新郎本人が行う場合があるそうです。あらかじめどうするか決めておきましょう。

②【支払い】支払いはどちらがするのかを決めておきましょう。新郎新婦が両親を招待するという形の両家顔合わせの場合は新郎新婦で折半したり、どちらかの家が相手の家を招待する、という形であれば、招待した側が支払ったりなど状況によって様々です。当日の支払いをスムーズに済ませることが出来るようにお店側と事前に話あっておくのも良いと思います。遠方から来る両親兄弟を気遣って新郎新婦が招待する形式も素敵ですね。

③【場所選び】両家顔合わせを行う会場の場所のことです。一般的には、新郎本人と新郎の父親、母親が新婦の実家に出向くことが多いのですが、最近の傾向では、場所も費用も負担を両家同じくらいの負担にしようという傾向があるようです。

両家の父親や母親の年齢などを考慮した上で決定するのが望ましいといえます。両家の考え方も考慮した上でお互いの実家の中間地点を選ぶケースも少なくありません。両家が離れている場合は、中間地点を目安に場所選びをするのも良いと思います。また、空港や駅が近いホテルを会場にするとアクセスしやすくなります。

両家顔合わせの前に事前にチェックしたい項目②

④【メンバー】両家顔合わせなので、新郎の父親、母親、新婦の父親、母親、本人(新郎新婦)の6名は必ず必要なメンバーと言えるのですが、その他「祖父母」「兄弟」などの家族が出席する場合があります。両家で人数のバランスがとれるように事前に話し合っておく必要があります。

⑤【食事内容】参加者の年齢層や比較的若い兄弟などの出席者、出席者のアレルギーの有無などに考慮した食事コースやおしながきを選びましょう。食事のアレルギーなどを持った出席者が参加する場合は、事前にその旨をお店に相談しておくことで配慮してくれるケースも多いです。

⑥【個室のあるお店で行う】お互いの両親や兄弟が「はじめまして」の場面なので、周囲のお客さんに両親や出席した兄弟が気を使わなくて良いような個室のある店を用意しましょう。予約する際には「両家顔合わせでの食事会である」旨をお店側に話しておくと良いでしょう。

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両家顔合わせで失敗しないように失敗例も確認しておこう

①相手の母親や父親に対して、相手のことを呼び捨てで呼ぶのはNGです。「〇〇さん」とさんを付けて呼びましょう。②緊張しすぎて何回も聞き返されてしまう!?落ち着いて話してくださいね。③男性は基本はスーツ。夏であればクールビズスタイルもOKです。スーツで清潔感を装っても、汗だくだと、ちょっと悪い印象を与えかねません。

両家顔合わせで失敗しないように失敗例も確認しておこう②

④顔合わせ食事会は、相手の母親や父親も出席するものになるので好印象を心がけたいものです。タバコのにおいが付いたシーツで出席しないようにしましょう。⑤ダントツで多い失敗例なのですが「お酒での失敗」。お酒は飲んでも飲まれるのはどんな場合もNGです。これは心にしっかりと留めておきましょう。

⑥両家それぞれに「なんとなく口にしちゃいけないタブーな会話」が存在する場合があると思います。何か話さなきゃと思い、悪気なく母親、父親、兄弟、もしくは本人たちが相手の親に聞き出してしまったりするケースがあります。気まずい空気にならないように、新郎新婦が話し合って事前にお互いの両親にさりげなく伝えておくのも大切です。

失敗例も紹介しましたがいかがですか?④、⑤、⑥は事前の対策だけで当日印象が悪くなってしまうことを防げます。両家顔合わせ食事会の前に事前にチェックして心にしっかりと留めておけば、当日のせっかくの機会を台無しにしなくて済むと思いますしっかり確認し、当日を迎えて下さいね。

両家顔合わせの前に両親に伝えておくべきこと

両家顔合わせではお互いのことを全く知らないケースが多いと思います。その為、事前に新郎新婦各自で相手の両親や兄弟の人柄や、趣味などを共有しておくことを、当日話題に困ったときなどに役に立つと思います。支払いはどちらがするかなどの新郎新婦の意向は本人や本人の家族と共有しておいたほうが良いと思います。

事前に準備して備えよう!

また、最近では「食事会のしおり」などを事前に作成しておくカップルも多いようです。上記でも挙げましたが、お互いの両親や兄弟の紹介文や、今後の流れや、タイムスケジュールなどを記載したしおりを事前に両親や出席者(兄弟、祖父母など)配っておけば、会話のネタにもなりますし、事前にイメージして、心の準備をしておくことが出来ます

楽しい両家顔合わせの時間にする為に

両家顔合わせが失敗しないようにポイントをまとめました。①事前に各自両家の親に予算や雰囲気、場所などを相談しておくこと。②確実な時間や日時で両家顔合わせを行いたい場合は1か月以上前から場所を抑えること。③予約時に顔合わせでお店利用したい旨を伝えておく。

④部屋はできれば、個室を予約する。⑤服装はカジュアルで良しとされている会席の場合でも上品さは取り入れること。(カジュアルすぎないのが望ましいと思います。)⑥当日の流れや進行方法などはあらかじめ共有しておくようにしましょう。

この6点が両家顔合わせでの心得です。失敗してしまったり気まずくなったりしないように、最低限のマナーや服装を心がけるようにして楽しい両家顔合わせの日になるようにしましょう。

また、新郎新婦間での事前の打ち合わせは欠かさず行い、当日「そんなの聞いてない!!」と、どちらかがなってしまい、気まずい雰囲気になったり気まずくならないように心がけましょう。両家にとって良き顔合わせの機会になるように事前の打ち合わせは念入りにしておくようにしましょう。

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2023-09-29 時点

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