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肉じゃがの美味しい作り方・レシピ!簡単にプロ並みにうまくするコツは?
プロのような美味しい肉じゃが料理の作り方やコツをまとめました。美味しい肉じゃが料理はレシピのコツをおさえるだけで簡単に作れるようになります。みんなが美味しいと言ってくれるような肉じゃがの作り方や余った肉じゃがのアレンジ料理をご紹介します。

目次
- プロ並みの美味しい肉じゃがの作り方とは?
- 煮崩れを防止すると美味しい肉じゃがになる
- 美味しい肉じゃがに仕上げるための玉ねぎの分量は?
- 牛脂を使った作り方でワンランク上の美味しい肉じゃがに
- 和風だしより洋風だしの方が美味しい肉じゃがに仕上がる
- ジャガイモが隠れるくらいの煮汁を入れ、調味料は火が通ってから
- 美味しい肉じゃがを作るための火加減は?
- 火を止めて味を馴染ませると美味しい肉じゃがのできあがり
- プロの味を自宅で楽しめる美味しい肉じゃがの料理レシピ
- 圧力鍋で時短調理ができる美味しい肉じゃが料理レシピ
- 電子レンジで簡単に美味しい肉じゃが料理に仕上げる作り方
- 洋風に仕上がるトマト入り肉じゃがの美味しいレシピ
- あっさり味が美味しい塩バター肉じゃがの料理レシピ
- 肉じゃが余ったときに使える美味しいアレンジアイディア
- 料理のコツや作り方をおさえて、美味しい肉じゃがを作ろう!
プロ並みの美味しい肉じゃがの作り方とは?
基本をおさえることで美味しい肉じゃがに
「美味しい肉じゃがを作りたい!」と思っても、ジャガイモが煮崩れてしまったり、食材にうまく味がしみこまなかったりしてしまいますよね。肉じゃがはシンプルな料理だからこそしっかりとコツをおさえるのが大切になります。基本的なコツさえおさえておけば、自宅でも簡単にプロ並みの肉じゃがを作れるように。美味しい肉じゃがを作って、みんなに喜んでもらいませんか?
今日の晩ごはんは肉じゃが…ちょっと煮崩れしちゃってるわね…
— リド (@Lido_WINNER) 2017年5月22日
コツや作り方をチェックしよう!
「美味しい肉じゃがの作り方がわからない」「プロ並みに仕上がるコツを知りたい!」というときに役立つ美味し肉じゃがのコツをまとめました。肉じゃがのアレンジレシピやリメイクレシピもまとめたので、ぜひ活用してみてくださいね。美味しい肉じゃがのコツをチェックして、プロ並みの味わいを自宅で気軽に楽しみましょう!
煮崩れを防止すると美味しい肉じゃがになる
煮崩れさせないためにはジャガイモを水にさらす
肉じゃがを作っているときに失敗しがちなのが、ジャガイモが煮崩れしてしまうこと。少しだけ煮崩れるなら良いですが、煮崩れすぎてグズグズの状態になってしまってはジャガイモ本来のほっくり感を楽しめません。煮崩れを防ぐためには、皮をむいて切った後のジャガイモを10分ほど水にさらしましょう。
水に浸すことでジャガイモのでんぷんを流すことができ、アクもとれます。煮崩れ防止になるのに加えて、味がしみこみやすくなるのも嬉しいポイント。ちょっとした手間で美味しさがぐっとアップするので試してみてくださいね。
面積の広いフライパンを使う
深めの鍋ではなくフライパンを使うのも煮崩れ防止対策になります。深めの鍋だと熱の通りにムラができ、一部のジャガイモだけ煮崩れしまう場合も。面積の広いフライパンを使うことで全体にムラなく均等に火を通すことができるようになります。汁気を飛ばすときもフライパンの方がやりやすいので、ぜひ活用してみてはいかがですか。
美味しい肉じゃがに仕上げるための玉ねぎの分量は?
2:1の割合がおすすめ
肉じゃがに必ず入る玉ねぎのちょうど良い比率は、ジャガイモ:玉ねぎ=2:1。玉ねぎを加えることによって全体に甘みが加わり、深い味わいになります。肉じゃがを作るときは必ず玉ねぎを入れてくださいね。
繊維にそってくし切りにする
玉ねぎを切るときは繊維にそったくし切りにします。繊維にそってカットすることで煮崩れを防ぎ、きれいな状態をキープできるように。味もしみこみやすくなります。玉ねぎの繊維がどちらに向いているか確認してからくし切りにしていきましょう。
牛脂を使った作り方でワンランク上の美味しい肉じゃがに
旨味を引き出せる牛脂
最初に肉や野菜類を炒めるときは、牛脂を使うのがおすすめ。牛の薄切り肉を使う場合は最初に1〜2枚の牛肉を入れてじっくりと弱火で炒めることで牛脂が出てきます。精肉コーナーにある牛脂を使ってもOK。牛脂を使うことで素材本来の甘みを生かしやすくなります。プロ並みの肉じゃがを作りたいときは、ぜひ使ってみてください。
サラダ油を使うと旨味が出ない
いつもの調理ではついついサラダ油を使ってしまいがちですが、肉じゃがを作るときにはおすすめできません。サラダ油が食材の表面をコーティングし、味が染み込みにくくなってしまいます。これはほかの煮込み料理にも言えること。最初の炒めによって味わいが変わってくるので、こだわっていきたいですね。
和風だしより洋風だしの方が美味しい肉じゃがに仕上がる
カツオだしは肉の旨味をケンカしてしまう
肉じゃがといえばカツオだし、というイメージがありますが美味しい肉じゃがを作りたいときは避けるのがおすすめ。カツオの風味と牛肉の風味がケンカをして、まとまりのない味になってしまうことがあります。また、カツオ独特のニオイが味の邪魔になることも。カツオだしは避けて、ほかのだしを使っていきましょう。
バランスの良い洋風だしがぴったり
それでは肉じゃが作りにはどんなだしが良いのでしょうか?おすすめしたいのがブイヨンやコンソメといった洋風だし。野菜や肉の甘みがバランスよく濃縮され、肉じゃがとの相性もばっちりです。自宅で簡単にプロの味を楽しみたいときはブイヨンやコンソメなどの洋風だしを試してみましょう。素材の味を邪魔せず、深いコクを感じられる肉じゃがに仕上がります。
ジャガイモが隠れるくらいの煮汁を入れ、調味料は火が通ってから
多すぎる煮汁は煮崩れの原因に
肉じゃがを作るときに迷いがちなのが煮汁の量。煮汁が少なすぎると味の染み込みが悪くなってしまいますが、多すぎると煮詰めるのに時間がかかって煮崩れの原因になってしまいます。煮汁の分量はジャガイモが隠れるくらいがベスト。最後の仕上げで煮詰める場合は、煮汁が3割程度の分量になるまで加熱すればOKです。煮崩れないように煮汁の量にも気をつけましょう。
ジャガイモが柔らかくなってから調味料を入れる
次に知っておきたいのが調味料を入れるタイミング。調味料はジャガイモが柔らかくなってから加えます。なぜかというと、ジャガイモが柔らかくなる前に調味料を入れると素材が固くなり、美味しくなくなってしまうから。ジャガイモが柔らかくなったタイミングで調味料を入れ、煮詰めて仕上げていきましょう。
美味しい肉じゃがを作るための火加減は?
弱火と強火を使い分けて美味しい肉じゃがに
鍋にだしを入れたら強火にし、沸騰直前で弱火に落として落し蓋をしてから煮込んでいきましょう。ジャガイモに火が通ったら調味料を加え、再び強火にして煮詰めていきます。こうして強火と弱火を上手に使うことで煮る時間を調節し、煮崩れを防止。弱火でずっと煮込んでいるとジャガイモが崩れてしまうので気をつけてくださいね。
【肉じゃがの煮崩れ具合は煮込みの温度で変えられる。弱火60℃~70℃、10分】
— 料理人による豆知識BOT (@ryouri_mameBot) 2017年5月22日
火を止めて味を馴染ませると美味しい肉じゃがのできあがり
1時間は休ませよう
調味料は食材が冷めていく段階でしみ込んでいきます。なので、できあがった直後よりも少し時間が経った肉じゃがの方が味がしみ込んで美味しい仕上がりになるのがポイント。時間があるときはできあがってから1時間以上は寝かせておくのがおすすめです。
時間がないときは最低10分は蒸らして
時間がないときでも最低10分は寝かせましょう。こうすることで、味がなじんで美味しい肉じゃがをいただけるようにします。
プロの味を自宅で楽しめる美味しい肉じゃがの料理レシピ
肉じゃがに必要な材料
美味しい肉じゃがのコツはチェックできましたか?それでは、プロの味を自宅で気軽に楽しむことができる肉じゃがのレシピを見ていきましょう。調味料の配合をきっちりそろえることで、簡単に美味しい肉じゃがを作れるようになります。ご紹介したコツも取り入れながら、プロ並みの肉じゃがを作っていきましょう。
肉じゃがに必要な材料は、牛肉か豚肉の細切れ肉400g、ニンジン1本、ジャガイモ6個、玉ねぎ1個、しらたき1パック、みりん・砂糖・酒・醤油各大さじ4、だしの素大さじ1、水400mlになります。彩りを加えたいときは、軽く茹でた絹さやをトッピングしましょう。
美味しい作り方
玉ねぎはくし切り、しらたきは食べやすい大きさにカットし、ジャガイモとニンジンは乱切りにします。油をしいた鍋で細切れ肉を炒め、色が変わったら玉ねぎ・ジャガイモ・ニンジンをプラス。全体に油がまわったら醤油・酒・砂糖・みりん・だしの素・水・しらたきを加えてひと煮立ちさせます。
落し蓋をし、弱火で20分ほど煮ます。落し蓋を外してから10分ほど煮詰め、再び落し蓋をして10分煮ましょう。煮汁がなくなったら火を止め、落し蓋をしたまましばらく放置。しっかりと味がしみこんだら完成です。
圧力鍋で時短調理ができる美味しい肉じゃが料理レシピ
圧力鍋を使った肉じゃがの作り方
圧力鍋を使うと、煮込む時間を短縮できるので時短調理につながります。食材の美味しさも引き出され、ジャガイモはほっくりとした食感に。気軽にプロ並みの肉じゃがにしたいときは圧力鍋を活用してみるのもおすすめです。基本の肉じゃがと同じ材料をそろえ、圧力鍋を使ってみましょう。
圧力鍋に油をしいたら肉を炒め、色がついてから野菜類をプラスします。油がなじんだらしらたきと調味料類、水を加えて火をとめましょう。蓋をしてから再び強火にかけ、圧がかかったら弱火に落として2分ほどそのまま加熱します。火を止めて圧力が抜けるまで放置。蓋を開き、煮汁がなくなるまで煮詰めたら完成です。
電子レンジで簡単に美味しい肉じゃが料理に仕上げる作り方
電子レンジ肉じゃがに必要な材料
美味しい肉じゃがをもっと気軽に楽しみたい!というときにおすすめなのが電子レンジを使ったレシピ。電子レンジで加熱するだけで簡単に美味しい肉じゃがが作れるので、夏場でなるばく火を使いたくないときなどに役立ちます。ぜひ電子レンジも活用しながら肉じゃがを楽しんでみてくださいね。
電子レンジ肉じゃがに必要な材料は、豚の細切れ肉80g、玉ねぎ1/8個、ジャガイモ1と1/2個、ニンジン1/6本、水大さじ2と1/2、ほんだし小さじ1/4、めんつゆ大さじ2と1/2になります。電子レンジ調理用に耐熱容器やクッキングシートも用意しておきましょう。
簡単な作り方
玉ねぎは薄くスライス、ジャガイモは2cmほどのくし切り、ニンジンは2mmほどのいちょう切りにします。耐熱容器に野菜類をのせたらめんつゆと水、だしの素をまわしかけましょう。クッキングシートをかぶせて落し蓋にし、ラップをふんわりのせます。600Wの電子レンジで8分加熱。いったん取り出して全体を混ぜ合わせたら再び4分加熱して完成です。
洋風に仕上がるトマト入り肉じゃがの美味しいレシピ
トマト入り肉じゃがに必要な材料
意外なようですが、トマトと肉じゃがは相性ぴったり。トマトの酸味と甘みが肉じゃがに加わってワンランク上の味を楽しめるようになります。いつもの肉じゃがに飽きたときはトマトを入れて違った味わいを楽しんでみてはいかがですか。暑い夏の日でも、さっぱりと肉じゃがをいただけるようになります。
トマト入り肉じゃがに必要な材料は、牛肉の薄切り150g、ジャガイモ2個、トマト2個、玉ねぎ1/2個、だし200ml、みりん・砂糖・薄口醤油大さじ1と1/2、酒大さじ3になります。トマトはミニトマトを使ってもOK。好みに合わせてアレンジしてみてください。
簡単に作れる料理レシピ
ヘタをくり抜いたトマトは4等分、玉ねぎはくし切り、ジャガイモは大き目の乱切り、牛肉は食べやすい大きさにカットします。酒・みりん・醤油・砂糖は事前に混ぜ合わせておきましょう。油をなべにジャガイモと玉ねぎを入れて炒めます。玉ねぎに火が通ったら牛肉をプラス。牛肉の色が変わるまで炒め、トマトを入れます。
軽く炒め合わせたらだしを加え、煮立たせます。弱火に落とし、10分ほどにましょう。ジャガイモに火が通ったら混ぜておいた調味料を加え、落し蓋をしてから10分ほど煮込みます。煮汁が少なくなるまで煮詰めたら完成。
あっさり味が美味しい塩バター肉じゃがの料理レシピ
塩バター肉じゃがに必要な材料
さっぱりとした風味の肉じゃがを楽しみたいときは塩バター味がおすすめ。塩味でさっぱりとしていながらもバターのコクを感じることができます。大人から子供まで大好きな味わい。トマトを加えてアレンジしても美味しいです。いつもの肉じゃが以外にも、こういった変わり種も作ってみてはいかがですか?
塩バター肉じゃがに必要な材料は、豚の細切れ肉150g、ジャガイモ3個、玉ねぎ1/2個、ニンジン1/2本、だし2カップ、酒大さじ2、砂糖大さじ1、塩小さじ1、バター20gになります。お好みで万能ネギや茹でた絹さやを飾ると見た目もきれいな仕上がりに。
気軽にチャレンジできる作り方
油をしいた鍋でジャガイモと玉ねぎ、ニンジンを炒め、玉ねぎが透き通ったら細切れ肉を入れます。細切れ肉の色が変わったらだしを加えて煮立たせましょう。弱火に落としてジャガイモに火が通るまで煮ます。塩・砂糖・酒を加えたら5分ほど煮込み、バターをプラス。すぐに火を止めて蓋をし、5分ほど放置します。全体を混ぜ合わせ、バターをからめたら完成。
肉じゃが余ったときに使える美味しいアレンジアイディア
肉じゃがグラタン
肉じゃがをたくさん作りすぎて余ってしまった、ということがありますよね。そんなときは他の料理にリメイクするのがおすすめ。リメイクすることで違った味わいを楽しめるので、最後まで美味しく肉じゃがを食べられます。リメイクすることを前提にして多めに肉じゃがを作るのも良いですね。
まずおすすめしたいのが肉じゃがグラタン。味のしみた肉じゃがとホワイトソースが絡み合い、絶妙な美味しさに仕上がります。耐熱容器に肉じゃがを入れたらホワイトソースをのせ、チーズをパン粉を散らしましょう。トースターでこんがりするまで焼いたら完成です。
肉じゃがコロッケ
肉じゃがコロッケもおすすめしたいリメイク。冷めても美味しいのでお弁当のおかずとしても使えます。余った肉じゃがの煮汁を切り、具材は細かく切りましょう。加熱してマッシュしたジャガイモと肉じゃがの残りを混ぜ合わせ、コロッケの形になるように成形します。小麦粉・卵・パン粉の順番で衣をつけ、油でこんがりと揚げたら完成。肉じゃがにしっかり味がついているので、そのままで十分美味しくいただけます。
肉じゃがカレー
余った肉じゃがはカレーにしても美味しくいただけます。まるで何日も煮込んだようなプロの味わいに簡単に仕上げられるのが嬉しいポイント。すぐに作れるので、時間がないときの時短料理としても役立ちます。肉じゃがを温めたらカレールウをプラス。ルウが溶けたら牛乳を50mlほど入れて混ぜ合わせましょう。全体の味がなじんだら完成。肉じゃがの煮汁が少ない場合は、水をプラスして調節してください。
@mi5296ka 肉じゃがをカレーにするの美味しいよね〜
— ヒロシ (@hiroshiWBX) 2017年5月21日
料理のコツや作り方をおさえて、美味しい肉じゃがを作ろう!
肉じゃがは基本をしっかりおさえることで煮崩れのしない美味しい状態に仕上げることができます。今回ご紹介したコツをチェックしながら、みんなが美味しいと言ってくれるような肉じゃがを作ってみてくださいね。
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