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血液型の割合を日本と世界で徹底比較!平均や一番多いのは何型?
性格占いや相性占いでお馴染みの血液型ですが、それぞれの割合は、世界の国によって違い、日本国内でも、地域によって割合が異なります。また、血液型性格占いは科学的根拠がないというけれど、なんとなくお国柄が覗えたり。奥が深い血液型の世界へようこそ!

目次
日本人の血液型の割合は?
血液型で性格の傾向を分けたり、血液型占いがあったり、暮らしの中で何かと話題に上ることの多い血液型。私たちが暮らしている日本では、どの血液型の割合が多いのかというと、一番割合が多いのはA型で、38%の割合を占めます。
2番目が31%の割合のO型で、次が22%のB型。一番少ない割合の血液型が、AB型で、9%の割合となっています。
都道府県別で血液型の割合は違う?
日本の血液型の割合で、A型、B型、O型について、都道府県によって偏りが見られるそうです。
A型が多い都道府県
A型が多いのは、四国、九州で、1位が徳島、2位が福岡、3位が愛媛となっています。東日本でのA型の割合は低いということです。
B型はA型とは逆の分布
B型の分布は、A型とは逆で、東北方面での割合が高くなっています。1位が秋田、2位青森、3位長野の順で多いということです。西日本でのB型の割合は低くなっています。
O型は目立った傾向はない
O型については、A型やB型と比較して、目立つ傾向はありません。比較的O型の割合が多いとされる都道府県は、千葉、青森、沖縄、福井などで、3割以上の割合が分布しています。
日本でめずらしいRh血液型とは
普段の暮らしの中で話題に上る血液型といえば、ABO式血液型が一般的ですが、病院で調べる血液型には、Rh式血液型というものも存在します。Rh(プラス)、Rh(マイナス)で表され、日本人の割合はRh(プラス)が95%、Rh(マイナス)が0.5%となっていて、Rh(マイナス)の人はは200人に一人しかいません。
世界のRh式血液型の割合は、Rh(マイナス)の人は、日本ほど珍しくなく、平均で15%ほどいるそうです。
世界で一番割合が多い血液型は?
世界で一番割合が多い血液型は、O型です。次に多いのがA型、その次がB型となっています。世界の血液型の割合を数字で表すと、O型44%、A型35%、B型17%、AB型5%となります。
血液型の起源はO型
世界でもっとも古い血液型はO型とされ、紀元前4万年頃に現れたと言われています。遠い昔過ぎてなんだかピンときませんが、化石人類と言われるクロマニヨン人が暮らしていた時代にO型が生まれたそうです。
世界にO型が多いのは肉好きが原因?
世界にO型の人が多い理由として、クロマニヨン人の暮らしにその一因があったといわれます。肉好きだったクロマニヨン人は、動物などを狩るために各地を移動して暮らしていました。彼らが移動をくりかえしているうちに、世界中にO型が広まっていったという説があります。
O型は免疫力最強
免疫学的に、血液型の中で一番免疫力が強いのはO型だそうです。それ以下、B型、A型、AB型と続きます。暮らしの中で病気にかかりにくく、ストレスをためにくいといわれるO型は、一番長生きする血液型とも言われます。
世界の国ごとに割合の多い血液型は違う?
ヨーロッパではA型とO型の割合が多い
イギリス、フランス、スペイン、ドイツなどのヨーロッパ圏では、A型とO型が約40%ずつの割合となっています。AB型と同じくらい、B型も少ない血液型となっているそうです。また、オーストラリアもA型とO型が多いです。
分布の割合のバランスがいいアジア
日本を始めとして、タイ、フィリピン、中国、韓国、台湾などのアジア圏では、A型、B型、O型が均等とは行かないまでも、バランスよく分かれています。AB型が少ないのも共通しています。
ややO型が多いアフリカ
エジプト、ケニア、南アフリカなどのアフリカ圏でも、比較的A型、B型、O型が均等に分かれますが、ややO型の割合が多い傾向にあります。
アメリカ・カナダではA型かO型に二分される
アメリカ、カナダの北米では、A型とO型の割合が同じくらいの割合で、合わせると80%以上になります。大多数の人が、A型かO型に分かれるということですね。
O型がダントツで多いのは中南米
中南米では、圧倒的にO型の割合が多くなっています。メキシコでは80%以上、ボリビアでは90%以上の割合です。ほとんどの人がO型なんですね。ボリビアは、AB型がなんと0%だそうです。ジャマイカ、コロンビアでも50%以上の人がO型となっています。
大らかなお国柄?O型しかない国もある
なんと、O型の割合が100%、つまり国内にO型の人しかいないという国があります。その国とは、ブラジルとペルー。ブラジル人の明るくてオープンな性格から、O型しかいないということがなんとなく納得できる人も多いのではないでしょうか。
美人の割合が多い血液型は?
日本の平均的に割合が多いのはA型ですが、美人とされる人には「B型が多いのでは・・・?」という意見もあります。芸能人では、井川遥さん、堀北真希さん、柴咲コウさん、水野美紀さんなどそうそうたる顔ぶれ。
ただし、美人であると感じる容姿については、人それぞれ捉え方も違いますから、統計を取るのは難しそうですね。いつか血液型と容姿の関係について医学的な根拠が発見されるようなこともあるのでしょうか。
血液型によって能力の偏りはあるのか?
国や地域によって、割合の平均が異なる血液型ですが、血液型によって能力の差はあるのでしょうか?
がんになりやすい血液型がある?!
がんになる部位の確率が血液型によって違うという報告があるそうです。例えば、A型はがんになった場合、すい臓がんと胃がんになる確率が高く、B型は食道がん、卵巣がんになる確率が高いそうです。
正しこれは、「A型だから○○がんになる」という意味ではなく、他の血液型の平均と比べて、統計的にがんになりやすい部位がある、ということです。O型の人は、がんなどの病気になりにくいという報告もあります。血液型とがんの関係についての研究が進めば、予防に役立つ情報見つかるかも知れませんね。
血液型によって適職が違う?
血液型によって、仕事に関する能力や、向き不向きの差などはあるのというと、血液型と社員のタイプにはある程度の相関性があるようです。
B型の社員はアイデアマンが多く、チームプレイが得意なのはA型。芸術家に多いAB型は個人プレー向きで、O型は上司の操縦の仕方によって良くも悪くもなるということです。
血液型と性格は関係がある?
飲み会や初対面の相手に対して「血液型は何型?」と聞いたり、逆に聞かれたりすることは結構多いですよね。「血液型が性格に関係あるなんて迷信だ」という意見もある一方で、血液型に性格が関係あるという考え方は一般的に受け入れられ、浸透しているのも事実です。
免疫能力の差で性格が形成された?
血液型によって免疫能力に差があることは、医学的にも証明されていることです。その免疫能力の差が、生活スタイルに影響を及ぼし、それぞれの性格を形作っていったという説があるそうです。
病気に対して用心深くなったA型
A型は免疫力が弱いとされています。病気になりやすい体質のせいで用心深い性格が形成されたということです。また、A型はもともと農耕民族であったため、几帳面な性格となった、という説もあります。A型が多い日本人にも、几帳面な性格の人が多いですよね。
体が強いO型はチャレンジ精神旺盛
O型は、血液型の中でもっとも免疫力が高いといわれています。そのため、恐れることなくなんでもチャレンジするという性格と、強さゆえに大らかで開放的な性格が形成されたといわれます。肉食で体を動かすことが得意なO型が中南米に多いのも納得できます。
B型は独特な性格
B型も、血液型の中で免疫力が強い方なのですが、肺炎やサルモネラ菌に弱いという特徴があるそうです。そのせいか、大勢の人と群れるのを避けるようになり、それが独特のB型の性格を形成していったといわれます。B型は、アジア、特にインドに多い血液型です。
疑い深くなってしまったAB型
AB型は、血液型の中で最も免疫力が弱いとされています。このことから、AB型は人を避けるように暮らし、人とかかわらないことが、疑い深く内向的な性格を形作っていったと言われています。AB型は世界的にも割合の平均数が低いのですが、アイヌ民族にはAB型の人が20%もいるそうです。
血液型占いをするのは日本人だけ?
A型は几帳面、B型は自己中心的、O型はおおざっぱ、AB型は変わり者・・・など血液型によって性格を当てはめたり、相性を占ったりする「血液型占い」、好きな方も多いですよね。でも、この血液型占いについて、日本と海外では、考え方にかなりの温度差があるようです。
海外では血液型に関心がない?
外国の人に血液型を尋ねても、「知らない」と言われることが多いそうです。外国人にとって血液型とは、献血や輸血、骨髄移植など特殊な場合を除き、関心がないことのようです。生まれたときに血液型を調べるという習慣がなく、大人になっても自分の血液型を知らない人も多いです。日本人に血液型を聞かれるとびっくりするそうです。
世界に広がりつつある血液型信仰
日本の血液型占いは、性格や相性を占うという趣旨のものが多いですよね。しかし海外では「血液型ダイエット」なるものが大ブームとなりました。血液型別の性格から、最適なダイエット方法を提案するというもの。興味をそそられる女性は多いのではないでしょうか?
男女で血液型の割合に差はあるの?
国によって血液型の平均分布に差があるならば、男女差もあるのでは?という疑問を持つ方もいると思います。国にもよりますが、日本の場合は男女の人口数に差がほとんどないため、血液型の割合に関して、男女の差はほとんどないといえます。
世界のめずらしい血液型
血液型には、一般的なABO式血液型では分類できないようなめずらしい血液型が存在します。
問答無用でAB型になるシスAB型
ABO式血液型では、ABOのかけあわせで、A型になったりB型になったりするわけですが、このシスAB型の因子と掛け合わされた場合、相手が何型であっても必ずAB型になります。もし両親と自分の血液型のつじつまが会わない場合は、両親の血液型がシスAB型である可能性もあります。
他の人に輸血できるけど自分はもらえないボンベイ型
血液型にはHh因子というものもあります。H因子はh因子に対して優性遺伝となり、hhの遺伝子を持つ人がボンベイ型となります。ボンベイ因子のh型は、H型の人に輸血することは出来ますが、H型の人から血をもらうことは出来ません。
ボンベイ型の血液型因子を持つ人は100万人に1人といわれ、とてもめずらしい血液型です。珍しいということは、輸血可能な血液の絶対数も少ないということになります。ボンベイ型と判明した方は、血液バンクに自分の血液を保存しておく必要性がある場合があります。
血液型の割合を日本と世界で徹底比較!平均や一番多い型は?のまとめ
血液型は、世界的にはO型の割合が最も多く、日本ではA型の割合が最も多いという統計が出ています。それぞれの血液型には、地域や人種によって特徴があるとうことも分かっています。また、血液型占いは科学的根拠はないというけれど、なんとなくあたっているような気がするのも不思議ですよね。血液型についてはまだまだ解明されていないことも多く、今まで常識だと思っていたことがそうではなかった、ということもあるのかもしれません。
血液型についてもっと知りたいアナタヘ!


