コーヒー染めを自宅でする方法!味のある色合いにする染め方は?

飲み終わったコーヒー豆のカスはコーヒー染めに利用するのがオススメです。コーヒー染めは自宅で簡単に染められて、この世に二つとないアンティーク風の小物や衣類を作ることができます。コーヒー染めの方法やコツ、紅茶を使った方法などついてまとめました。

コーヒー染めを自宅でする方法!味のある色合いにする染め方は?

目次

  1. 自宅で試したいコーヒー染め!
  2. コーヒー染めってなに?
  3. 日用品が古風なアンティークに!コーヒー染めの魅力!
  4. ノスタルジーを感じるレトロな風合いが魅力のコーヒー染め
  5. コーヒー染めに必要な道具は?
  6. 自宅で出来るコーヒー染めの手順と方法「インスタントコーヒーを使う」
  7. 自宅で出来るコーヒー染めの手順と方法「抽出後のコーヒー豆を使う」
  8. 薄い紙をキレイにコーヒー染めする方法やコツは?
  9. アクセントをつけて個性のあるコーヒー染めに!
  10. コーヒー染めの欠点は草木染めの弱点と同じ
  11. コーヒー染めで良い色合いを出す方法やコツは豆乳?
  12. コーヒー染めの色落ちを防ぐコツはミョウバン?
  13. 紅茶やワインでもコーヒー染めみたいなことができる!?
  14. こんな生地をコーヒー染めにしてみても!
  15. コーヒー染めを自宅でする方法に関するまとめ

自宅で試したいコーヒー染め!

普段は捨ててしまうようなコーヒー豆のカス。しかしこのコーヒーの出がらしが実はとても優秀な染料になることをご存知だったでしょうか。味気ない布や紙を深みのあるコーヒー色やセピア色の美しい色合いに染めてくれる、とても魅力的な染料なのです。

俗にコーヒー染めと呼ばれるこの技法。コーヒーで染めた紙や布を使って一手間加えれば、家にある無個性な収納や小物が途端にアンティーク調の歴史を感じるインテリアに変身してしまいます。今回は自宅で出来るコーヒー染めの魅力や方法についてご紹介します。

コーヒー染めってなに?

衣類や繊維を染めるために草木や木の実を用いた「草木染め」という技法は、古来より世界中にあります。コーヒーは植物系の染料に分類されますから、この草木染めの一種。コーヒーに含まれるポリフェノールが染色成分となり、繊維にしっかりと色を残してくれます。

身もフタもない言い方をしてしまえば、コーヒー染めとはコーヒーで出来たシミやワインで出来たシミと同類のものともいえます。染料としての歴史も古く、長年利用されてきた方法ですから、コーヒー染めは安全面も保証されています。

ポツンと水滴を落としただけではただ「シミ」と呼ばれて嫌がられるものなのに、コーヒー染料液に浸して全体を染め上げるととても味わい深く美しい染物になるのが不思議で面白くもありますね。

日用品が古風なアンティークに!コーヒー染めの魅力!

コーヒー染めが他の染物より優れている点は、何をおいても準備がしやすく自宅でできる手軽さと、そして濃淡をつけやすいコーヒー色がとても応用の利く色合いだということです。コーヒー色に合わない家具や衣装というのは、なかなか想像がつきませんよね。

この深いコーヒーの色合いはとても使い勝手がよく、どんな部屋やコーディネイトにもピッタリ合ってくれます。真っ白な部屋のアクセントにするもよし、落ち着いたシックな部屋で統一感を出すもよし、環境を問わずに活躍してくれる染物が完成するのではないでしょうか。

ノスタルジーを感じるレトロな風合いが魅力のコーヒー染め

自宅で行うコーヒー染めの魅力は、均一に染め上がらないことにあります。染めが濃い部分と薄い部分がキレイなグラデーションや一筋の線となり、光の反射する水面のような不規則な美しさを見せてくれます。不規則でありながら自然の法則を感じるような色合いはまたとない魅力があります。

こうしたランダム性、自然さがコーヒー染めの醍醐味です。自宅で手作りしたコーヒー染めの布や紙を使うことで、長年連れ添った家具のような哀愁や歴史が漂う、世界に二つとない自分だけのオリジナル小物を作ることができます。

コーヒー染めに必要な道具は?

ここからは自宅でコーヒー染めをする際に必要なものや手順についてご紹介。コーヒー染めに必要な道具は、スーパーや100円ショップなどで簡単にそろえることが出来ます。この手軽さもコーヒー染めの魅力です。

コーヒー染めに必要な道具

まずなくてはならないものがコーヒー豆の粉。コーヒーを抽出し終わったあとに残ったコーヒーカスでも、インスタントコーヒーの粉でもかまいません。それと紙や布や衣類、タグ、コースターなど染めたいものを用意しましょう。

他に必要なものは計量カップと計量スプーン、新聞紙。衣類ならバケツを、紙ならばトレイやバットを用意しましょう。丁寧に染めたり色合いが落ちてしまうのが気になる場合は、豆乳とミョウバンも用意します。豆乳やミョウバンの使い方は後ほど詳しくご紹介します。

自宅で出来るコーヒー染めの手順と方法「インスタントコーヒーを使う」

大さじ三杯のインスタトコーヒーをトレイやバットの上に乗せて、そこにカップ3杯ほどの水を投入。その後はスプーンでくるくると混ぜましょう。そうして出来たコーヒー液に染めたいものを一つずつ投入するだけです。コーヒーや水の分量は厳密な決まりがありませんので、濃さに応じて適当な分量でも大丈夫です。

漬け込む時間はおよそ30分ほど。たっぷりコーヒー液を吸った紙やコースターなどを、ゆっくりと慎重に取り出したら新聞紙の上に重ならないように広げて軽く乾燥させましょう。濡れた紙はとても脆いので、破けないようにご注意を。

コーヒー染めしたものがある程度乾いたところで、いちど別の新聞紙の上に移動させましょう。完全に乾ききってしまうと、新聞紙の色が染物に移ってしまったり、新聞紙にくっついて剥がれなくなってしまいます。完全に乾燥すれば基本的なコーヒー染めは完成となります。

自宅で出来るコーヒー染めの手順と方法「抽出後のコーヒー豆を使う」

コーヒーミルで挽いたコーヒー豆を使ったコーヒー染めをご紹介。インスタントコーヒーよりも濃さの調整がしやすく、色合いも深いものになりやすいのが特徴です。濃さによっても異なりますが、こちらはコーヒー豆の出がらしと水は1:5くらいの割合でも染めることができます。

まずはコーヒー豆のカスと水を30分ほど煮込みます。濃いコーヒー色に染めたい場合には、出がらしの豆ではなく挽きたての豆を使ったほうが良いそうです。ボウルなどの上にザルを乗せてキッチンペーパーを敷き、出来上がったコーヒー汁を漉しましょう。

インスタントコーヒーのときと同様に、染めたいものをひとつずつ浸けこんでいきます。コーヒー汁が熱いほど染み込みやすくなるそうですが、あまり熱すぎると紙などは破けてしまうので注意。浸けこむ時間はだいたい30分から60分です。この時間は前後してもかまいません。

その後は日陰でしっかりと乾燥させます。紙類でしたら新聞紙の上で半分乾かし、新聞紙を交換してもう一回の乾燥を。布類でしたら洗濯物を陰干しするように干すだけで大丈夫です。乾ききれば、この世に二つとないコーヒー染めの完成です。

薄い紙をキレイにコーヒー染めする方法やコツは?

紙をコーヒー染めする際にはたっぷりのコーヒー液に浸すよりも、四角いトレイやバットの上に紙を乗せて全体がすこし浸るくらいにコーヒー液を垂らす方法が効果的。上からコーヒー粉をパラパラとかけることで、日の光に晒され続けてついたようなポツン、ポツンとした濃いシミの点々をつけることもできます。

紙のコーヒー染めでアンティーク調を出すポイントは紙を丸めてシワをつけたり、湿っているときに端を少しちぎったりしてみること。シワによってコーヒーの色合いに濃淡が生まれたり、ちぎれた部分が長い歴史を感じさせる仕上がりになります。

アクセントをつけて個性のあるコーヒー染めに!

布類を染める際、布を絞って輪ゴムやタコ糸で固定するとその部分だけ色が入らず、独特の文様として残ります。規則的に並べた小豆などを包んで縛ったりすることでアクセントをつけることも出来ますのでオススメです。完成するまでどんな模様になるのかわからないところも面白いのではないでしょうか。

あらかじめワックスを塗っておくとその部分だけコーヒー液を弾くので、色合いが薄くなったり染まらなかったりします。コーヒー染めが仕上がった際に元の素材の色がうっすらと残った模様や文字などを記すことができますので、オリジナルのメッセージやデザインを入れて楽しむこともできるようです。

コーヒー染めの欠点は草木染めの弱点と同じ

合成染料を使った染物とは違い、草木染めでつけられた色には色落ちしやすいという欠点があります。草木染めに分類されるコーヒー染めもこれは同じことで、対策を考えないとあっという間に色落ちしてしまう可能性があります。

もちろん染めが剥げ落ちた色合いや薄くなった色合いも手作り染物の魅力ではあります。古くなったジーンズの濃淡が魅力的なことと同じです。しかしせっかく染めたのですから、出来れば色合いを長持ちさせたいと思うのも作り手の心ですよね。

またコーヒー染めや紅茶染め、ワイン染めなどは褪せた色合いになるため、鮮明な発色をすることは難しいようです。アンティーク調の落ち着いた色合いを得意としていますが、カラフルでポップな調子にしたい場合には向かない染色といえるでしょう。

コーヒー染めで良い色合いを出す方法やコツは豆乳?

布を染める際には、あらかじめ成分無調整の豆乳と水を同量で割った豆乳液を使っておくとキレイに染め上げることができます。バケツなどに1:1の割合で混ぜた豆乳と水を入れて、そこに染める前の布を入れたら十分ほど浸けこみます。その後はしっかりと絞って、日陰でしっかり乾燥させましょう。

こうすることで豆乳のタンパク質が繊維に絡み、コーヒーで染色する際にこのタンパク質とコーヒー色素が結びついて、キレイな色合いに染め上げることができます。注意点として、豆乳は成分無調整で余計なものが入っていないものを選ぶこと。糖分などが入っていると虫などが寄ってきて大変なことになります。

コーヒー染めの色落ちを防ぐコツはミョウバン?

コーヒー染めの色落ちを防ぐコツは、塩やミョウバン、お酢などを色止め剤として使うことにあります。タイミングや量によって色落ちのしやすさが変わってきますが、使い方はとても簡単です。

バケツやトレイ、バットなどの入れ物に、濃さが3%から5%になるようにミョウバンを溶かします。そこにコーヒー液に浸したあとの染物を30分ほど浸けこむ事で、コーヒー色素がしっかりと生地に定着するようになります。

ミョウバンに浸けこむ順番としては染めてから乾燥させるまでの間。コーヒー液に浸して軽く絞ってからミョウバン液に浸けるというイメージで大丈夫です。ミョウバンの代わりに塩やお酢を使う方法もありますが、やはりミョウバンが生地の素材を問わず安定して使える色止め剤になるようです。

コーヒー染めの色落ちを防ぐには市販の色止め剤が強力!

どうしても色合いを変えたくない場合や擦り傷などでの色剥げが気になる方は、市販の色止め剤を使うのがもっとも効果的です。さすがに市販されているだけあって効果は抜群、かなりの強度でコーヒーの色合いを保護してくれます。

家具や小物など滅多に洗わず洗濯機にかけないものは、ミョウバンなどを色落ち防止に使い、少しずつ変化していく色合いを楽しむのが醍醐味ではありますが、頻繁に洗濯をするシャツなどの衣類をコーヒー染めする場合には色止め剤の使用を考えてみた方が良いかもしれません。

紅茶やワインでもコーヒー染めみたいなことができる!?

服についた紅茶やワインのシミがなかなか落ちないことからもわかるように、紅茶やワインでもコーヒー染めのような染物が出来ます。紅茶染めはコーヒー染めよりも明るい風合いになりやすく、色合いも紅茶の葉により変化させやすいのが特徴です。

コーヒー染めよりも紅茶染めのほうが完成図を想像するのが難しいだけに、人によっては紅茶染めの方によりいっそうの魅力を感じることもあるそうです。コーヒー染めと併用することで歴史と知識の詰まった古典作品のような部屋に様変わりするかもしれません。

こんな生地をコーヒー染めにしてみても!

紙や布をコーヒー染めできるといっても、実際にどんなものをコーヒー染めすればいいのかお悩みの方もいるかと思います。そこでここではコーヒー染めをするとオシャレなインテリアになりそうなものをご紹介。手元にあって、失敗しても構わないものでしたら、ぜひとも挑戦してみてください。

楽譜のコーヒー染め

少し硬めの紙に印刷した楽譜をしわくちゃに丸めてから少しだけシワを伸ばして、それをコーヒー染めしてみてください。完成した楽譜はまるで年代物の使い込まれた楽譜のようで、それをテーブルの上においておくだけでも熟練奏者の部屋のような雰囲気がでます。

テーブルクロスをコーヒー・紅茶染め

レース生地のテーブルクロスなどもコーヒー染めや紅茶染めにするには最適。すでについてしまっているシミなどの汚れもコーヒーや紅茶で染めれば隠すことができますので、テーブルクロスを再利用することも可能です。

封筒や切手をコーヒー・紅茶染め

封筒や切手をコーヒーや紅茶で染めると、新しいものでも古びた感じがでてとてもステキです。さすがに染めたものを実用するわけにはいきませんが、コレクションとして飾っておくにはコーヒー染めで一手間加えたほうがオシャレで味が出るのではないでしょうか。

木製のカゴやピンチをコーヒー染め

100円均一などで買った木製のカゴやピンチなども、コーヒー染めをすることで高級感溢れる古木のカゴのような見た目にすることができます。安っぽさなどぜんぜんなくなってしまいますのでオススメです。

木製の素材は浸透させるのが大変なため、コーヒー液に浸して完全に乾燥させて、またコーヒー液に浸して乾燥させる、といった手順を二度、三度と繰り返してみてください。繰り返すほど色合いが濃く、濃淡に差がついて深みが出るようになります。

コーヒー染めを自宅でする方法に関するまとめ

コーヒー染めに関するまとめは以上となります。始めは適当な紙や安い布などの失敗しても大丈夫なもので濃度や手順を覚えるのがオススメです。慣れてきたら狙った濃淡を出してみたり、絞りやワックスを使うなどのアクセントを取り入れて、オシャレなコーヒー染めに挑戦してみてください。

もちろんコーヒー染めだけでなく紅茶染めやワイン染めも魅力的。紅茶やワイならばコーヒーには出せない色合いが出せますし、そういった染物に共通するどこか褪せたような切なさの残る色合いは統一感があります。部屋をオリジナルの染物で統一してみれば、きっとオシャレな空間が誕生するのではないでしょうか。

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