厄年の過ごし方は？上手に乗り越えるためにしてはいけないことまとめ

日本ならではの風習である「厄年」。人生で女性には4回やってきます。災難や体調の不調など、悪い事が多くなる確率の高い歳の事です。そんな厄年では、前厄・本厄・後厄という3年間に渡り、様々な厄災が増えると言われています。

厄年とは、厄災が訪れる年の事を言います。厄災とは、病気や怪我など体調面での不良や仕事やプライベートでの失敗、生活に困窮するなどといった様なあらゆる災い事を指します。この様な災いが厄年には訪れてしまうのです。しかし、実はこの厄年には明確な科学的根拠はないそう。とはいえ厄年の始まりは平安時代からだと言われているので、根拠のない説とされながらも現代でも日本の風習として残っているのです。

男性は人生で3回、そして女性は4回厄年がやってくると言われています。女性に厄年がやってくるタイミングは、19歳・33歳・37歳・61歳（数え年）であると言われています。

ちなみに数え年とは「年齢＋1歳」、その年の誕生日がまだ来ていない場合は「満年齢＋2歳」の年齢を指します。母親のお腹の中にいる月日も命と考え、生まれた年は0歳ではなく1歳となる年の考え方からです。

厄災が増えると言われている厄年。科学的根拠はないと言われていますが、やっぱり気持ち的には消極的になってしまったりという変化が起きてしまうでしょう。そんな気持ちが落ち込みがちになってしまう厄年を上手に乗り越えるための厄年の過ごし方は一体どうすれば良いのでしょうか？厄年の過ごし方として何か気をつけるべきことなどあるのでしょうか？

まずは、厄年の過ごし方を前厄・本厄・後厄別にチェックしてみましょう！

厄の前兆が現れる年として、厄年の前1年を指す『前厄』。出来る限り慎重に過ごした方がよいとされています。前厄1年間を慎重に過ごせていれば、本厄で大きな事もなく過ごせると言い伝えられています。前厄の時には病院での健康診断などに行ってみるといいですよ！

特に前厄で起きやすいといわれている厄災はお金に関する事なんだとか。大きな支出や損失だけでなく、盗難などのお金のトラブルが起こる可能性が高いと言われている様です。お金に関する厄災のほか、人間関係のトラブルも前厄では起こりやすいそうですから注意してくださいね。

人生の節目とされ、3年間の厄年の中でも最も注意が必要な1年と言われている本厄。そんな本厄で起きやすいと言われる厄災は健康面なんだとか。体の変化に伴い体調を崩しやすく、精神的にも不安定になりがちな時期だと言われています。だから、前厄の時に健康診断を行っているのが良いと言われているんですね！本厄の際には体調管理を心がけましょう。

本厄を迎えた後、厄が薄らいでいく年だと言われるのが後厄。本厄を終えると多くの人が油断しがちですが後厄に油断せずに過ごすことで厄災が大事に至らないと伝えられています。厄年に引き続き病気やケガ・トラブルやアクシデントに十分注意しておきましょう。

前厄・本厄・後厄、それぞれの厄年の過ごし方や起こりやすい厄災についてはわかりましたね。基本的には厄年の前後3年間はおとなしくしておくべきだと言われていますし、誰もが厄年を上手に乗り越える事を望んでいますよね。では、そんな厄年の過ごし方やしてはいけないことって一体どの様な事があるのでしょうか？

そこでお次は、上手に乗り越えるための厄年の過ごし方やしてはいけないことを調査してみましょう！

厄年の過ごし方として、してはいけないことを学んでおくのは非常に重要です。厄年の時にしてはいけないと言われていることは、結婚や家を建てたり、引越し・転職などといった新しいことです。絶対にしてはいけないというわけではないですが、厄年を気にする女性であるのならば出来るだけ上記の様な新しいことは避けた方が精神的にも安心できるのではないでしょうか？

もしも厄年に結婚や引越し・転職が重なってしまった場合、厄年だからと言ってタイミングをずらすわけにもいきませんよね。基本的には厄年に行わないほうが良いと言われていることとタイミングがかぶってしまった際には、きちんと気を引き締めて失敗することが無い様にしておけば大丈夫ですよ。気持ちの持ち方ってとっても大事ですからね。

厄年の時にしてはいけないと言われている項目で妊娠や出産は含まれてていませんでしたが、厄年に妊娠や出産はしていいの？と思っている女性もいるのではないでしょうか？

実は、厄年に娠や出産をすることはかえって良いことだと言われているんです。厄年に子どもを産むと「子どもが厄を落としてくれる」と言われているんですよ。特に男の子が産まれると、厄を追い払ってくれると考えられています。大厄である33歳は実際に出産を控えている女性も多いですが、厄を落とすために計画的に妊娠するという女性もいる様です。

厄年の過ごし方をいかに上手に過ごすかは、厄払いも関係してくると言われています。では、厄払いに行くタイミングっていつが良いのでしょうか？厄払いに行くタイミングについて調査してみたところ、厄払いは厄年に入る前に行うのが良いと言われている様です。そして、可能であれば元日から節分の前までに厄払いをするのが良いとされています。

次に気になるのが厄払いの料金です。厄払いを受ける場所は地域の神社やお寺でも良いですし、自信が好きな神社やお寺がある場合はそちらでも良いそうです。厄払いの料金は神社によって異なる様なのですが相場としては3,000円～10,000円が一般的な様です。事前に厄払いに行こうとしているお寺や神社に問い合わせてみるのもいいと思いますよ。

厄払いに行く服装ですが、特に決まりはない様ですがあまりにカジュアルすぎる服装は避けておいた方が良いでしょう。また、神社によってはジーンズがNGとなっているケースもありますので基本的にはジーンズを避けておきましょう。きっちりした様な正装にする必要はありませんが、カジュアルすぎない小綺麗な服装で厄払いに行かれてくださいね。

女性は「今年は厄年だからな…」「厄年だから◯◯しない方がいいかも…」と厄年を気にして行動したりしてしまいがちです。しかし、あまりに気にしすぎるとかえって悪い事態を招いてしまう事もあります。厄年だという事をあまり気にしない様にするのが、厄年の過ごし方最大のポイントですよ！

気になる方は、本厄を迎える際に毎回厄払いをする方もいるそうですがこれは気の持ちようですので自分自身がどうしたいか考えてみるといいでしょう。とはいえ女性の二度目の厄年である33歳は大厄となりますので、この時には厄払いをしておくと一年間、厄年の過ごし方を穏やかなものにできるでしょう。

厄年は体調を崩しやすい・病気になりやすい時期とも言われています。そのため、厄年にはいつも以上に健康に気を使ってみると良いかもしれませんね。厄年の際には健康診断に行ったり、生活習慣を見つめ直すきっかけにしましょう。また、体の異変を感じたら早めに医者にかかるように心がけましょうね。

本厄を終え、後厄になると油断しがちですが、一年の最後まで油断しない事が賢い厄年の過ごし方です。人間、油断した時こそ足元をすくわれやすいですからね！後厄の歳の年の瀬まで油断しないようにしてください。厄年の期間である3年間はいつも以上に慎重に行動する事を心がけましょう。

厄年の過ごし方・厄年を上手に乗り越えるためにしてはいけないことまとめのご紹介はどうでしたか？「厄年だから…」と何に対しても消極的になったり、気に病みすぎてしまったり、失敗をした時には厄年ということを言い訳にしてしまいがちです。しかし、厄年であることを気にしすぎていると引き寄せの法則で本当に悪い方向に進んでしまうので、気をつけましょうね！

特に女性にとっての二度目の厄年である33歳は大厄では、最も気をつけるべきだと言われている厄年ですのでいつも以上に細心の注意を払い日々を過ごしてくださいね。厄年はあくまでも「気を引き締めるべき年」です。自身が良い方向に進むようにどうあるべきかを見つめ直すきっかけとして厄年を有意義に過ごしてくださいね。