赤ちゃんがよく寝る・睡眠時間が長いのは大丈夫?起こす目安・対処法

よく寝る子は育つといいますが、睡眠は心と身体の発達を促してくれるので成長期の赤ちゃんにもとても重要です。よく寝る赤ちゃんの睡眠のメカニズム、赤ちゃんの月齢別の睡眠時間・起こす目安・対処法なども紹介しますので参考にしてみて下さい。

赤ちゃんがよく寝る・睡眠時間が長いのは大丈夫?起こす目安・対処法

目次

  1. 睡眠の役割
  2. 「よく寝る子は育つ」は本当
  3. 赤ちゃんの睡眠の特徴
  4. 赤ちゃんの月齢別の睡眠時間
  5. 赤ちゃんの睡眠時間と授乳時間は関係している
  6. 赤ちゃんの月齢別の授乳時間
  7. よく寝る赤ちゃんの睡眠時間を整えるコツ
  8. 赤ちゃんが快適な睡眠環境の作り方のコツ
  9. よく寝る赤ちゃんに悩んでいるお母さんも多い
  10. 赤ちゃんがよく寝る原因「注意が必要な点」
  11. よく寝る新生児の赤ちゃんには注意
  12. よく寝る赤ちゃんでも安心できる目安
  13. よく寝る赤ちゃんを起こす目安は
  14. よく寝る赤ちゃんを起こす対処法
  15. よく寝る赤ちゃんの睡眠についてのまとめ

睡眠の役割

記憶の再編成

日中に起きた出来事を寝ている間に記憶します。見たものや感じたことだけではなく、物をつかめた・歩くことができたなど身体に関する記憶も蓄えます。

脳の休息

睡眠の質が低下するとイライラしたり元気がないなどの症状がでてきます。寝不足気味になると身体がだるくなったり意欲がなくなったりするのは脳が休息を求めているサインです。

ホルモンの分泌

成長ホルモンは寝ている間に分泌され、細胞の修復や再生を行います。大人の睡眠不足は成長ホルモンが少なくなるため肌荒れなどトラブルの原因になります。

免疫力の増加

睡眠時にはさまざまな菌から身体を守る抗体が活発になるため、免疫力を増加させてくれます。「体調が悪いときは寝るのが1番」という噂がありますが、本当かも知れませんね。

「よく寝る子は育つ」は本当

成長ホルモンは寝ている間にたくさん分泌される

先程、紹介したように睡眠時に成長ホルモンが分泌されるので「よく寝る子は育つ」と言うのは本当と言えるのではないでしょうか。成長ホルモンは脳と身体の発達に欠かせません。産まれてから急スピードで成長する成長期の赤ちゃんはたくさん寝る必要があります。新生児の赤ちゃんが1日のほとんどを睡眠時間としよく寝ていることが多いのはそのためです。

成長ホルモン1歳になるまでにたくさん分泌される

赤ちゃんは産まれてから1歳になるまでに身長が約1.5倍、体重は約3倍に成長します。お母さんとお父さんの顔を見分けたり食べ物の味を感じるなど心と身体が急激に成長し、さまざまなことができるようになります。この時期に成長ホルモンはたくさん分泌させます。

赤ちゃんの睡眠の特徴

昼と夜の区別がない

お母さんのお腹の中の世界しか知らない新生児の赤ちゃんは日中は明るく夜になると暗くなるという1日の流れを知らないので昼と夜の区別もついていません。昼と夜の区別がついていないうちは体内時計も機能していない状態なのでお腹が空いたりすると夜中でもすぐに起きてしまいます。

赤ちゃんは日中にもよく寝るので睡眠不足とは無縁

新生児の睡眠はすぐ起きてしまったり夜になっても寝ないなど気まぐれなのが特徴です。赤ちゃんは本能のままに生きているので寝たいときに寝て眠くないときは起きています。赤ちゃんは自分で睡眠時間をコントロールしているのでよく寝る赤ちゃんも心配することはありません。

レム睡眠が大半を占めている

脳が未発達な赤ちゃんは脳を休息させるノンレム睡眠よりも五感などのさまざまな動きを整理・記憶・消去する役割があるレム睡眠が睡眠の大半を占めています。赤ちゃんが成長するにつれてレム睡眠が減少していきます。

新生児や乳児は眠りが浅い

生後3ヶ月~4ヶ月までの赤ちゃんの睡眠は眠りが浅いレム睡眠からはじまるため、新生児の赤ちゃんや乳児の眠りはじめは眠りが浅く、熟睡している時でもうつらうつらしているレム睡眠が多いので目を覚ましやすい状況にあります。

赤ちゃんの月齢別の睡眠時間

新生児~1ヶ月ごろの赤ちゃんの平均睡眠時間

産まれてたばかりの赤ちゃんの1日の平均睡眠時間は16時間~18時間です。よく寝る赤ちゃんは20時間以上、あまり寝ない赤ちゃんは12時間~14時間ほどになり、一般的には2時間~3時間ほどで目を覚ますと言われていますが個人差がありますので赤ちゃんのペースに合わせて対処してあげましょう。

生後2ヶ月~3ヶ月ごろの赤ちゃんの平均睡眠時間 

生後2ヶ月を過ぎた赤ちゃんの1日の平均睡眠時間は14時間~15時間ほどになります。生後3ヶ月ごろの赤ちゃんは少しずつ昼と夜の区別がつくようになり、昼間に起きている時間も少しづつ長くなっていきます。授乳も1回に飲める量が増えてくるので夜中の授乳が1回程度少なくなり、夜に5時間~6時間ほどまとめって寝ることもあります。

生後4ヶ月~6ヶ月ごろの赤ちゃんの平均睡眠時間 

生後4ヶ月~6ヶ月ごろの赤ちゃんの1日の平均睡眠時間は13時間~14時間ほどです。ノンレム睡眠が増えてくるので夜にぐっすり寝る赤ちゃんもいます。生後4ヶ月ごろから赤ちゃんの体内時計も整ってくるので昼と夜の区別ができるように睡眠環境を整えてあげましょう。

生後7ヶ月~1歳ごろの赤ちゃんの平均睡眠時間 

この時期の赤ちゃんの1日の睡眠平均時間は11時間~14時間ほどです。生後7カ月ごろの赤ちゃんは長い睡眠をすることができるようになり、昼間も夜もよく寝ることが多く見られます。お昼寝の時間を決めてしっかり昼寝させておくと夜もよく寝てくれます。また夜泣きが始まる時期ですが、夜泣きの対処法は赤ちゃんによってさまざまなので気長に付き合ってあげましょう。

赤ちゃんの睡眠時間と授乳時間は関係している

赤ちゃんの授乳時間によって睡眠時間が変わる

赤ちゃんは月齢によって授乳の時間や回数が違います。赤ちゃんの授乳時間にできるだけ赤ちゃんを起こして授乳することも必要になる場合があるので、赤ちゃんの睡眠時間と授乳時間は大きく関係しています。赤ちゃんの月齢別睡眠時間と合わせて授乳時間の目安も覚えておくと便利です。

新生児の赤ちゃんは睡眠より授乳が大切

新生児赤ちゃんは寝ている時間が多く、授乳の時間になってもなかなか起きない赤ちゃんや授乳している途中で寝てしまうこと多くみられます。寝てしまうと授乳ができず赤ちゃんの成長を妨げてしまう場合があるので寝すぎてしまう赤ちゃんは授乳のために起こす必要もあります。

赤ちゃんの月齢別の授乳時間

新生児は2時間~3時間おき

新生児の赤ちゃん1回の授乳でたくさんの量を飲むことができないので2時間~3時間おきに授乳が必要になります。2時間~3時間おきに起きるのは授乳のためなのですね。

生後5ヶ月以降・離乳食開始前 

生後5ヶ月以降で離乳食開始前の赤ちゃんの授乳時間は3時間~4時間おきで1日8回程度になります。授乳のリズムがまだ整っていないので欲しがる分だけ与えても大丈夫です。

生後5ヶ月以降・離乳食開始後

生後5ヶ月以降で離乳食を初めている赤ちゃんの授乳時間は4時間おきで1日6回程度が目安になります。赤ちゃんによって離乳食の進み具合もわかり、この時期の授乳時間にもばらつきがありるので赤ちゃんのペースに合わせて対処してあげて下さい。

3回食開始後

赤ちゃんの離乳食が3回食になると授乳時間は食後の3回に加えて寝る前と夜で合計5回~6回程度になります。離乳食をたくさん食べる赤ちゃんは授乳の量や回数が減ることもあります。

1歳以降は時間を決めて 

赤ちゃんが1歳を過ぎ授乳の粉ミルクも鉄分が豊富なフォローアップミルクや牛乳を飲めるようになったら卒乳の時期です。授乳の時間も寝る前や夜中だけなど時間を決めて与えるようにしましょう。

よく寝る赤ちゃんの睡眠時間を整えるコツ

朝は7時~8時ごろを目安起こす

朝は7時~8時ごろを目安に起こし朝日を浴びさせると体内時計が整います。昼間はたくさん遊ばせて、お昼寝は15時までには切り上げるようにしてあげると夜にぐっすりと寝てくれます。

寝る環境を整える

赤ちゃんが寝る部屋の灯りを調節したり、なるべく静かにするなどして赤ちゃんが快適に寝れる環境を整えてあげましょう。快適に寝なれる環境にしてあげると赤ちゃんは自然と眠りにつけます。

寝るルールを決める 

お風呂に入ったら寝る、絵本を読んだら寝るなど赤ちゃんとお母さんの間で「寝るルール」を作って習慣的に行っていくと赤ちゃんも覚えていきます。「寝るルール」はお母さんがやりやすい方法で何でもいいです。お風呂は身体を刺激しリラックス効果もあるので「寝るルール」に加えてみるといいです。

生後3ヶ月~4ヶ月の赤ちゃんは決まった時間に起こす

生後3ヶ月ごろになる赤ちゃんは生活のリズムが整いはじめ昼と夜の区別がつきはじめるので生後3ヶ月~4ヶ月ごろの赤ちゃんは朝決まった時間に起こし、お昼寝も決まった時間でできるといいです。

赤ちゃんが快適な睡眠環境の作り方のコツ

赤ちゃんの寝具を整える

赤ちゃんの寝るベビーベットや布団は赤ちゃん専用のものを用意して赤ちゃんが寝る場所を作ってあげましょう。赤ちゃんが好きな柔らかい生地のものやお母さんの匂いが付いているものがあると赤ちゃんは安心して快適に寝ることができるのではないでしょうか。

寝る場所の明るさを調節する

赤ちゃんが寝るときは部屋の明かりを薄暗くするといいです。お昼寝ときは太陽の光をカーテンで遮って部屋を暗くしてあげると赤ちゃんが寝やすいですし、夜寝るときは明るさを調節できるライトなどで部屋を薄暗くしてあげるといいです。

赤ちゃんが寝る部屋の温度や湿度を調節する 

 赤ちゃんは自分で体温調節ができないので寝ているときもお母さんが調節してあげる必要があります。赤ちゃんが寝る部屋の快適温度は夏場は26℃~28度、冬場は22℃~23度で湿度は40℃~60℃と言われています。温度・湿度計を赤ちゃんが寝ている場所の近くに置いて計って対処して下さい。

よく寝る赤ちゃんに悩んでいるお母さんも多い

いつでもどこでも寝てしまう

赤ちゃんはお家でご飯を食べている最中や外出先でショッピングカートの乗っているときなどにいつの間にか寝てしまうことがあります。月齢が小さい赤ちゃんほどいつでもどこでも寝てしまいます。よく寝る赤ちゃんを心配してしまうお母さんも多いようです。

よく寝る赤ちゃんは体調が悪いのかと心配に

赤ちゃんや子どもは体調が悪いときにもよく寝るので、日ごろあまり寝ない赤ちゃんや子供が急によく寝るようになると「体調が悪いのかな?」と心配になってしまうお母さんも多いようです。

赤ちゃんがよく寝る原因「注意が必要な点」

ぐったりしている場合は体調不良

よく寝る赤ちゃんの様子がいつもと違い元気がなくぐったりしている場合は体調不良であることもあります。日ごろから赤ちゃんが寝ている様子を観察してきましょう。

よく寝る赤ちゃんは発達障害の可能性も

 日ごろから赤ちゃんをよく観察して無表情や目が合わない、1つのことに執着するなどの点が見られる場合は自閉症などの発達障害の可能性があるかも知れません。発達障害がある赤ちゃんは睡眠時間が長かったり眠れないなどの睡眠障害も見られるようです。月齢が小さい赤ちゃんでは判断することが難しく3歳以降が目安に対処して下さい。

新生児黄疸の可能性も

黄疸の症状が強い赤ちゃんはよく寝る傾向にあるようです。赤ちゃんの白目が黄色くなる・ウンチの色が白っぽくなる・おしっこの色が濃くなるなどの症状があるようなら病院へ行くなどの対処が必要です。

よく寝る新生児の赤ちゃんには注意

授乳する時間を逃して授乳の回数が減る

よく寝る赤ちゃんは授乳の時間になっても起きずに1日に必要な授乳の回数が減ってしまう場合があります。授乳の回数が減ると赤ちゃんの成長にも問題が出てしまいす。赤ちゃんの体重の増え具合で健康管理をして下さい。生後2ヶ月ごろはまでは1日で30グラム~40グラム、1ヶ月で約800グラム程度増えているかを目安にして下さい。

授乳の回数が減るとお母さんの乳腺が詰まる

赤ちゃんがよく寝ていて授乳の回数が減っていってしまうと母乳で育てているお母さんは赤ちゃん母乳ををあげる回数が減ってしまうので、母乳を出せずに乳腺が詰まってこともあります。乳腺が詰まると痛みを感じひどくなると炎症を起こし乳腺炎になってしまう場合もあるので注意が必要です。

よく寝る赤ちゃんでも安心できる目安

しっかり泣いている

赤ちゃんがしっかりないているのは元気な証拠です。いつも通りの泣き方なら問題はありませんが、いつもと違いずっと泣き止まない場合は体調が悪い・どこかが痛いなど、赤ちゃんがお母さんに助けを求めている場合もあるので注意して下さい。

しっかり排泄できている

赤ちゃんのおしっこやうんちの色がいつもと違っていたり、回数が極端に減っている場合は注意が必要です。毎日のおむつ替えのときに確認しするようにするといいです。

体重がその子なりに正常に増加している

よく寝る赤ちゃんは授乳の回数が減り体重がなかなか増えないことがありますが、よく寝る赤ちゃんでも体重がその子なりに正常に増加している場合は心配しなくても大丈夫です。

よく寝る赤ちゃんを起こす目安は

汗をたくさんかいている・おしっこの回数が減っている

赤ちゃんが寝ているときにたくさん汗をかいている場合は着替えさせるために起こす必要があります。おしっこの回数が減っている場合は水分が足りていないことがあるので極端に減っている場合は水分補給のために起こすことも必要です。

新生児の赤ちゃんは無理に起こさなくてもいい

新生児の赤ちゃんは1日16時間~18時間寝ているのが普通で、問題がなければ無理に起こす必要はありません。月齢別の赤ちゃんの睡眠時間と授乳時間を目安にして対処して下さい。

体重増加が気になる赤ちゃんは起こすことも

体重がなかなか増加していかない赤ちゃんは授乳時間になったらよく寝ていても起こして授乳する必要があります。赤ちゃんの体重の増え方にも個人差があるので心配なお母さんは相談することをおすすめします。

よく寝る赤ちゃんを起こす対処法

声をかけたり部屋を明るくしてみる

寝ている赤ちゃんは音や光に敏感になっているので、声をかけたり暗い部屋を明るくするだけで起こせることもあります。夜だけではなく、お昼寝のときにも効果があります。 

部屋の温度を変えたり布団を外してみる

音や光以外に温度の変化にも敏感なので窓を開けて部屋に風を入れて部屋の温度を変えたり、布団を外してみると赤ちゃんが起きることがあります。

顔を触ったり足の裏をくすぐってみる

頬や額など顔を触ってみたり足の裏や手などをくすぐってみると反応して起きることがあります。とくに足の裏は敏感なので起きやすいのではないでしょうか。

よく寝る赤ちゃんの睡眠についてのまとめ

赤ちゃんの睡眠は赤ちゃんの月齢によって必要な時間が違ってきます。赤ちゃんの月齢別の睡眠時間と授乳時間を目安に対処して下さい。よく寝る赤ちゃんは機嫌が良く、とくに問題がないようなら心配しなくても大丈夫です。赤ちゃん睡眠にも個人差があるので赤ちゃんの成長に合わせて見守ってあげて下さい。

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