ほくろ除去の失敗例まとめ!【赤み・傷跡・陥没・ケロイド】

ほくろ除去をして、これで気になっていた悩みのタネともサヨナラ!…と思いきや、失敗?赤みが取れない、傷跡、陥没、ケロイドが残ってしまったほくろ除去失敗の事例をピックアップ。ナゼ、こんなことに?赤み、傷跡、陥没、ケロイドが残らないようにするには?

ほくろ除去の失敗例まとめ!【赤み・傷跡・陥没・ケロイド】

目次

  1. ほくろ除去に失敗してしまった!
  2. キレイにほくろ除去する!まずは敵の正体を知る
  3. 除去したい、それはほくろ?それとも別のモノ?
  4. ほくろ除去の方法としくみは?
  5. 失敗したのかな?赤みがひかない
  6. 赤みは取れたけど傷跡が残った
  7. かさぶたが取れたら陥没してるなんて!
  8. 赤く腫れて盛り上がった、ケロイドになった失敗
  9. 体調不良によってもほくろ除去の失敗につながる
  10. アフターケアを失敗
  11. ほくろ除去で保険適応になる4つの条件

ほくろ除去に失敗してしまった!

取りたいほくろがたくさんあったり、コスパを考えると自宅で除去したいですよね。手軽に出来ればいいなと思ってほくろ除去グッズを買って使ってみたら、予想もしなかったトラブルに見舞われてしまった…。ほかの人は失敗とかないの?

国民センターに届けられたほくろ除去失敗の事例

全国の消費者から受け付けた相談や問い合わせの中から、「ホクロ取りでの危害」として報告されています。もぐさを使ったほくろ除去失敗の例、オゾン、クリーム、エステでのレーザーを使った例とある中でその一部を紹介します。

ほくろ除去クリームでケロイド状になった失敗

ほくろ除去クリームで傷跡が残ったどころか、ケロイド状になってしまった報告もあります。これは愛知県の20代女性の例です。若い人は肌の補修能力も高いから失敗しにくいのかなと思いがちでしたが、なかなかあなどれません。

ネットでホクロ取りクリームを見つけ、個人輸入代行業者から入手した。クリームを つけた部分がケロイド状のやけどとなりいまだに治らない。台湾の漢方薬で、現地では 民間療法とのこと。個人輸入代行業者のHPではクリームを塗るだけで簡単に取れると あったがあとが残った。少し薄くなったホクロもあるが肩などはケロイド状になってい る。1 年半経っても改善しないので店に苦情を言うと、体質や個人差であり治らないだ ろうとのこと。皮膚科で治療を受けているが完全には消えないかもと言われた。

ほくろを除去するということは生身の体の一部を傷つけるわけですから、簡単にほくろが取れるということことは、やっぱりありませんよね。困ったとき、失敗したときは電話で国民センター(消費者センター)に相談してみるのもよいでしょう。

もぐさでやけどをしてほくろ除去失敗~

インターネット通販で、ほくろを取るためにもぐさを購入して顔、首、肩、腕など何か所もやけどした10代男性もいます。中心が茶色で周りが黄色くなってしまい、急いで形成外科を受診したところ、根が残っているためまた出てくると言われたという失敗例です。

ほくろ除去のためにエステでオゾンを浴びて化膿した

「ほくろが取れる」というエステの広告を見て行ったが医師はいなく、オゾンを数回浴びたがとても痛かった。二日ほど様子を見ていると皮膚が化膿した。皮膚科医からエステではほくろは取れないと聞いた、という報告もあります。エステでのほくろ取り施術は医師法違反となる場合があるのです。

ほくろ除去クリームで陥没した失敗

通販雑誌の同封されていたチラシを見てほくろ取り購入し、説明の通り顔のほくろをやすりで削りクリームを塗ったらその部分が化膿して穴ができた。皮膚科で皮膚細胞が死んでいるので治るのに1年以上かかり、皮膚の再生は難しいと言われた熊本の30代女性がいます。

その女性はチラシを同封してきた通販会社に苦情を申し出たけれど、個人輸入代行会社を通じて直接米国から購入しているので通販会社から対応を断られたそうで、トラブルが起きた時のことも考えて購入することが大切なようです。

キレイにほくろ除去する!まずは敵の正体を知る

ほくろっていったいナニモノ?

皮膚、髪の毛の色を決める黒色の色素がメラニン色素ですが、これが集まったものがほくろです。良性の腫瘍(命をおびやかさないが普通の細胞に比べて増え方が違うもの)と位置付けられています。メラノサイト(メラニン細胞)が血液からのチロシン(アミノ酸の一種)からメラニンを作ります。メラニンは悪者扱いされますが、実は紫外線が体細胞のDNAを攻撃するのから守ってくれています。

そのため、メラニンが少ないと皮膚がんになりやすいといわれているのです。表皮のケラチノサイト(角化細胞)に刺激(紫外線・摩擦・傷など)が加わるとメラノサイトに指令が行きメラニンが生成されてケラチノサイトに送られて皮膚が黒ずみます。こうしてほくろができるのです。生まれた時からあるほくろもあります。

除去したい、それはほくろ?それとも別のモノ?

ほくろ除去の前に

皮膚にある黒褐色のもの、それがすべてほくろとは限りません。良性のものには、いわゆるほくろ、そばかす(斑)、老人性色素斑(シミ)があります。悪性のものには、基底細胞ガン、悪性黒色腫(手のひら・足の裏に発生が多く、色や大きさが変化したり色素斑の境界がぼやけている等で悪性度が高く要受診)と、さまざまです。自分で勝手に判断して間違った方法を選ぶとコワいですね。

また、ほくろの大きさ、深さ(角質層,表皮層,真皮層)、形、ほくろから毛が生えているなど形状はさまざまで、当然、ほくろ除去の仕方は同じではないそうです。そして大きいほど、深いほど除去したあとの傷跡は大きくなり、あとが消えるまで時間もかかるでしょう。そして失敗のリスクも高くなりますよね。

ほくろ除去の方法としくみは?

傷跡、赤み、陥没、ケロイドにならないように最適な方法を探す

では、どうやって取るのでしょうか?ほくろ除去の方法は自宅でできるものと病院・クリニックでするものの大きく2種類に分けられます。自宅でできるものには、もぐさ・クリーム・ジェルなどがあります。病院・クリニックでするものには、炭酸ガスレーザー、Qスイッチレーザー、高周波メス、電気メス、切除縫合、凍結法、くりぬき法等があります。

また、物理的な(切る・熱・凍らせる)方法と化学的な(皮膚を溶かす)方法にも分けられます。クリームやジェルなどは化学的な方法です。塗布した部分の皮膚細胞の表面を強酸や強腐食性のある薬品が角質層に浸透して皮膚を溶かし、肌はやけどのような状態になります。そして傷ついた細胞が再生するときにかさぶたを作り、そのかさぶたがほくろと一緒に取れる仕組みになっています。

クリームやジェルなどの商品説明にハーブと書いてあると体のダメージが少ないかな?と安心しがちですが、そんなことはありません。安全ならば日本でも医薬品として承認を受けているでしょう。あなたが使っている、使おうとしている商品はどうでしょうか?失敗しないためにもよく調べてみましょう。

失敗したのかな?赤みがひかない

ナゼ赤みが残るの?

ほくろ除去したあとはかさぶたができます。かさぶたの周りがめくれあがって真ん中だけくっついたりしてるととても気になりますよね。でも、あせってかさぶたをはがすと肌の補修が妨げられて、完全な皮膚に戻らないままになり赤みが残ってしまいます。自然に剥がれ落ちるまで根気よく待ちましょう。

赤みがあるのはマズい?

かさぶたが剥がれ落ちたあと、うっすら赤みが残り、しばらくして赤みがひいてキレイになります。赤みが引くのにかかる時間は個人差があります。ですから、赤みがあってもほくろ除去が失敗したのではではなく成功の場合もありますし、長い間待っても赤みが残る場合は自分の肌質などでこれ以上は望めないということもあるそうです。

いつ消えるのかな、この赤み

病院でほくろ除去した場合、やはりほくろの形・大きさや除去方法によってさまざまですが、レーザーだと直径1~2mmの小さなほくろだと1~2週間、直径5mmを超える大きいほくろだと3~4週間かけて赤みをもって閉じていくといわれています。

人より赤みが長く続く

根が深いほくろであったり、その人の肌質により数か月赤みが続くこともあります。赤みのピークはほくろ除去から2~3カ月なことが多く、半年すればだいたいの人は赤みも落ち着ついてきます。待ち長いですが、焦らずに日々見守っていきましょう。

赤みは取れたけど傷跡が残った

傷跡が残らない人もいるのに

ほくろ除去をしてかさぶたも取れて赤みも落ち着いたけれど、傷跡が残ってしまった場合もあります。人によって、もともとニキビ跡の赤みがなかなか引かない人や、敏感肌の人、傷が治りにくい肌質の人、すぐ化膿してしまう人は傷跡が残りやすいと言われています。

傷跡が残るのはイヤ

自分の体質だと、もしかしたら傷跡が残るかなというときは皮膚科に相談してみましょう。きれいにほくろ除去をするのにはかなりの技術を要するといわれています。できる限り経験の豊富な評判の良いところを探しましょう。

かさぶたが取れたら陥没してるなんて!

陥没って元に戻らないの?

ほくろ除去をするのにクリームを広く塗りすぎて大きなかさぶたになり、ほくろ除去はできたけれど月面のように掘れてくぼんでしまった失敗例もあります。陥没しているということは、皮膚の奥深く…真皮まで傷付いてしまったと思われます。

ほくろ除去をして想定外に陥没してしまい、どうにかしたいと思った場合は、評判の良い形成外科を受診すると良いでしょう。形成外科は要するに見た目をキレイに整えてくれる診療科です。あざや傷跡、陥没などほくろ除去の失敗で生じた身体の表面や形を修復、再建してくれます。

赤く腫れて盛り上がった、ケロイドになった失敗

ケロイドって普通に傷が治るのとどう違う?

普通の傷は時間の経過と共に治り自然に消えていきます。そして傷跡のツルツルした薄い灰色のあと瘢痕(はんこん)ができます。しかし、ほくろ除去に関わらず、傷が治るときに皮膚に強い力が加わったり感染やアレルギー反応が起こったりした場合、瘢痕がきれいにできずになかなか治りにくく長引いてしまいます。

ケロイドって?

そうして、傷の治りが長引くと肌の補修材料である膠原繊維が過剰に作られて、傷の部分が消えずに残って赤く腫れてしまいます。この、傷の範囲を越えて板状、結節状に広がったのがケロイドです。傷口の不適切な湿潤環境もほくろ除去失敗のリスクを高める要因になります。

ケロイドができやすい人

アレルギー体質等ケロイドのできやすい体質のかたもあります。ケロイドが出来た場合はそのまま様子をみてもなかなか平らになりにくく、痛み、かゆみが長く続いてしまいます。なので、すぐに皮膚科に行きましょう。傷口の管理も医師の処方を守って不明な点は医師に尋ねるほうが、結果的に早くそして安く治せるかも知れませんね。

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体調不良によってもほくろ除去の失敗につながる

どんなとき傷跡が残りやすいの?

たかが小さなほくろですが、深いものは治りきるまで時間がかかります。順調に、傷跡も残らずに治すにはどうしたらよいでしょうか?睡眠不足のときや、ストレスを抱えているとき、日々の飲酒、暴飲暴食は皮膚の回復力を低下させてしまい、ほくろ除去の際に痕が残りやすくなってしまいます。

傷跡が残るリスクを減らす

ほくろ除去の最適な時期はいつでしょう?例えば夏は汗をかきやすく傷口が不潔になりがちで細菌に感染して膿んでしまうし、夏バテになって体力も自信がないならば、涼しいときを選ぶとか、年末年始は飲み会も入るし生活習慣も乱れがちならば、その時期は避けるなど、自分に合った「時期」を探してみると良いでしょう。少しでも傷跡が残るリスクを減らすことができます。

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アフターケアを失敗

ほくろの除去方法に関わらず、大事なのはアフターケアですね。医師から言われたように清潔にして、処方された抗生物質や消毒薬などの薬をキチンと塗りましょう。感染すると炎症を起こし、赤く腫れて熱をもち傷が治りにくくなります。ケロイドが出来たりするとやっかいです。

ほくろ除去をしてかさぶたがやっと自然にはがれたのを見届けると、もう感染の心配もない。治った!と嬉しくなって気がゆるんでしまいがちですよね。ところが、ほくろが取れた部分は、紫外線を浴びるとメラニンの生成が盛んになり、ほくろが再発してしまうことがあります。ほくろが取れた後も1週間くらいは保護テープで肌を守りましょう。

ほくろ除去で保険適応になる4つの条件

1つ目は、健康保険が使える施設で施術を受けること。2つ目は悪性の疑いのあるほくろ、放置しておくと肥大するなどの危険性を伴うほくろの場合。3つ目は悪性の疑いはないが、大きさや形状から医師が除去したほうが良いと判断したほくろ。4つ目は悪性の疑いはないが患者自身が除去したのち病理検査を希望する場合です。

そのほくろのことで「日常生活で問題が発生しているかどうか」が保険適応されるかどうかの違いになってきます。自分では保険適応外かなと思っている方も1度病院で相談してみましょう。病院によっても保険適応内とするか適応外とするか変わってくるようですよ。

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