おからと卯の花の違いは?卯の花の簡単な作り方とアレンジレシピをご紹介

健康やダイエットに最適なおから。お菓子などのアレンジレシピも多い食材ですが、和食の基本の卯の花のつくり方も知らない方も。あれ?卯の花とおからは同じでは?という方の為にも違いや簡単なつくり方もご紹介。名称の由来の違いや、定番から簡単アレンジした卯の花レシピも。

おからと卯の花の違いは?卯の花の簡単な作り方とアレンジレシピをご紹介

目次

  1. ダイエットや健康食品として優れている「おから」
  2. 「おから」と「卯の花」って何が違う
  3. 「おから」と「卯の花」のカロリーの違い
  4. 「おから」と「卯の花」の栄養の違い
  5. 「おから」と「卯の花」の保存方法
  6. おからを使った卯の花は美容や大腸がん予防にも
  7. 卯の花の基本のつくり方
  8. 卯の花のアレンジレシピ
  9. おからを使ったダイエットレシピ
  10. おからを使った料理や卯の花で健康と美容をアップさせよう

ダイエットや健康食品として優れている「おから」

「おから」というと、女性の場合はダイエットフードとして扱われる食材の一つと捉える人も多いのでは?数ある大豆から作られている食材のうちの一つでもある「おから」は、今では節約レシピの一つとして使われたり、ローカロリーで良質なたんぱく質が取れることから、ダイエットフードに使われていることも多い食材です。

更に大豆サポニンや大豆イソフラボン、食物繊維と大豆から継承されている成分も含まれているので、美容や健康にもいいことでも有名です。

「おから」と「卯の花」って何が違う

「おから」は、豆腐を作る際に大豆から豆乳を絞り出された、いわゆる『絞りかす』です。

「おから」という名称は女房言葉から

茶殻のように、お茶のエキスを出し切った物体を「から」と言いますが、それだと品がないという考えから、「から」に丁寧語の「御」をつけ足して呼ばれるようになったのが「おから」になります。この丁寧語をつける用法は女房言葉と言われる室町時代からの宮仕えをしている女房たちが使い始めた、優美で上品な言葉遣いから来ています。

「卯の花」は、縁起を担いだ名称

じゃ、「卯の花」は一体何かというと、「おから」の「から」という言葉が「空っぽ」に通じるとされて縁起が良くないと考えていた人たちが思いついた、縁起を担いだ名称のようです。白い花の名称にもある「卯の花」から取ったと言われています。その他、「雪花菜(きらず)」と呼ぶ地方もあり、どれも同じ大豆の搾りかすを指しています。

主に「卯の花」は料理名としてのイメージがある

しかし、大体の人は「卯の花」と聞くと、人参や椎茸などと一緒に出汁で煮た料理名をイメージする人が多く、「おから」というと、大豆の搾りかすである素材をイメージする方が多いようです。呼び方や名称は、育った家庭や地域によって変わってくるので、人と話す際はその前後の文脈などから判断するしかないかもしれないですね。

ここでは「おから」を素材、「卯の花」を料理名として説明していこうと思います。

「おから」と「卯の花」のカロリーの違い

「おから」の場合、ダイエットフードとして取り上げれられる程なので、ローカロリーなイメージかと思いますが、100gに対し約110kcalになります。ちなみに、同じ大豆を炒って粉状にしたきな粉は100g437kcalです。大豆から豆乳を絞り出しただけでこれだけカロリーが変わるのもすごいですね。

「卯の花」の場合は、椎茸や人参などの野菜とだし汁を使う為、その分カロリーに違いがでます。具材の種類は、お肉を入れたりすればその分増えるので、100g大体134~175kcalになります。

ちなみに、大豆から搾り取った豆乳を使って作られる豆腐ですが、絹ごしが100g56kcal、木綿が100g76kcalと、おからよりもローカロリーです。この違いは何かというと、「おから」自体に栄養がかなり残っているからなのです。

「おから」と「卯の花」の栄養の違い

「おから」は大豆の搾りかすとはいえ、大豆に含まれる栄養が多く残っています。

良質なたんぱく質

人間の体を作る上で欠かせない「たんぱく質」ですが、大豆たんぱくという大豆から作られた「おから」特有の良質なたんぱく質が、大豆の40%分も残っています。脂質が少ないので、ダイエット向きと言われるのはこうした所以もあります。

豊富な食物繊維

あまりイメージが湧かないかと思いますが、「おから」には豊富な不溶性食物繊維が多く含まれている為、水分を含んでお腹の中で膨らみ、満腹感を得ると共に腸の働きを良くするので、便秘解消にもつながります。

レシチンやサポニンと言われる、コレステロール対策が出来る栄養素も

成人病の一つでもある「動脈硬化」などの中性脂肪が増えることで起こる病気は、おからに含まれる『レシチン』や『サポニン』で防ぐことが出来ます。『レシチン』は、血中コレステロールを溶かすことで、動脈硬化の予防や肝臓の保護を促します。『サポニン』はコレステロールを除去し、動脈硬化の原因ともなる過酸化脂質を抑制する効果があります。

「おから」に含まれる豊富な栄養素で作られる「卯の花」は、ヘルシーレシピ

これだけの豊富な栄養素が詰まっている「おから」を使った「卯の花」ですから、それにヘルシーな野菜や椎茸を加えることで、より栄養価もアップします。人参などの緑黄色野菜は、免疫力を高めるベータカロチンが豊富ですし、食物繊維も豊富です。椎茸も、ビタミンBなどの免疫力アップの栄養素や、エリタデニンと言われるコレステロールを低下させる栄養素が含まれています。

一人前が約100gと言われているので、その中にこれだけ良質な栄養素が入っていることからも分かるように、とっても健康的な料理なのが「卯の花」とも言えそうです。

「おから」と「卯の花」の保存方法

「おから」も「卯の花」も、どちらもそのままの状態だと冷蔵庫で2~3日しか持ちません。但し、材料である「おから」の場合、冷凍庫で長期間保存できる方法があります。

「おから」は乾燥させることで長期間保存が可能

生の「おから」は、水分があるのでモッサリした食材になります。ですが、フライパンなどで丁寧に炒り、サラサラの粉状にすることで、冷凍庫で長期間の保存が可能です。冷凍庫で保存する場合は、冷凍庫の臭いが映ってしまったりするので、ジップロックなどに入れてしっかり密閉することが大事になります。

サラサラの粉状にすることで、使う際も解凍いらずでそのまま使えるところも便利です。

「卯の花」も小分けで冷凍可能

「卯の花」についても小分けにして冷凍保存が可能です。小分けにする理由は、解凍に自然乾燥がお勧めだからです。大量の卯の花をそのまま冷凍し解凍を繰り返すと、食材も劣化が進み、味も悪くなります。それを避けるためにも、1食分ずつを面倒でも小分けにして保存した方が良いでしょう。

Thumbおからは冷凍保存が可能?期間はどれくらい?正しい解凍方法まで!

おからを使った卯の花は美容や大腸がん予防にも

栄養素の部分でも説明したように、「おから」には大豆に含まれる多くの良質な栄養素が多く残っています。その中で女性にとって特筆すべき点は「大豆イソフラボン」です。

「大豆イソフラボン」は女性ホルモンの代わりになる

美容に敏感な女性であれば、誰でも一度は聞いたことがあるのが「イソフラボン」という栄養素ですよね。女性ホルモンと同じような働きをするイソフラボンは、年を重ねることで減ってしまう女性ホルモンの働きを補うので、更年期障害予防にもなります。更にダイエット中にありがちな骨粗鬆症についても、カルシウムが溶けだすのを防ぐので、効果があります。

女性ホルモンが補われると、お肌の状態も良くなるし、生理時の不快な症状も和らげてくれます。その為、女性にとってはいい働きをしてくれる食材なのです。

便秘を解消することで「大腸がん」予防にも

食物繊維が豊富なことから快便に導くだけでなく、その他にも大豆のたんぱく質に含まれているオリゴ糖が腸内の善玉菌のエサになり、腸内環境を整えるようにする作用も。その為、大腸がんのリスクも減る上、老廃物を除去するので、お肌の調子や体内のターンオーバーの促進にもつながって、健康にも美容にもとっても効果的なんです。

卯の花の基本のつくり方

そんなおからを使った「卯の花」について、基本の簡単なつくり方をご紹介します。材料は「生おから200g、豚薄切り肉50g、干し椎茸10g、人参70g、白ネギ1/2本(約50g)」と調味料「生姜30g、醤油大さじ2、砂糖小さじ2、みりん大さじ1、酒大さじ1、顆粒和風だし小さじ2」です。

干し椎茸は水で戻し、ぎゅっと絞って石づきを切り落とします。戻した際に使った水は捨てずにとっておきます。生姜はすりおろし、人参は1~2mmぐらいの銀杏切り、豚肉と干し椎茸は5mm幅ぐらい、白ネギは小口切りにします。

鍋に生おから以外の材料と調味料を全て入れ、更に干し椎茸を戻した汁を1カップ(200cc)程入れて10分程煮、人参が柔らかくなったら生おからを入れて混ぜ合わせます。更に300㏄の水を加えて弱中火で蓋をして10分程煮ます。蓋を取り、しっとりまとまる位の固さになるまで煮詰めたら完成です。

卯の花のアレンジレシピ

定番の卯の花だけだと飽きてしまうこともあります。そこでひと手間加えた簡単アレンジレシピもご紹介します。

卵を入れるだけで、いつもの卯の花が滑らかに!

基本の簡単な卯の花のつくり方の最後に卵を割り入れて混ぜ合わせるだけの簡単アレンジです。これだけで、ちょっとした舌ざわりが変わって、ほんのちょっとだけど「あれ?変わった?」というアレンジが簡単にできます。

鯖味噌缶を使ったアレンジ卯の花

鯖というこちらもダイエットに定評のある材料を加えることで、より栄養素の高い味噌風味の簡単アレンジ卯の花のつくり方をご紹介します。材料は「さば味噌缶2缶、おから200g、人参半分、小松菜1/2袋、こんにゃく1/2枚、葱適量(2/3位)」と調味料「ごま油適量、醤油ひと回し(小さじ1.5〜2位)、料理酒少々」です。

鯖味噌缶は開けて身をほぐし、料理酒を振って臭みを消します。人参、小松菜、こんにゃく、葱は細切りや小口切りにして小さめの適当な大きさに切ります。ごま油を鍋にひき、人参から炒め、軽く火が通ったら、こんにゃく、小松菜、葱を入れて炒めます。全体に火が通ったら、ほぐした鯖味噌を入れ、全体を混ぜ合わせたら、醤油を回し入れて更に混ぜれば完成です。

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おからを使ったダイエットレシピ

ポテトサラダ風おからサラダ

じゃがいもはカロリーが高くて、ダイエット中はなかなか食べられませんよね。そんな方でもおからを使ったポテトサラダ風のおからサラダは如何でしょうか。つくり方も簡単。マッシュしたじゃがいもの代わりに生おからと牛乳を使うだけです。生おから100gに対して、牛乳(または豆乳)は大匙2杯です。この要領で、ツナ缶、輪切りしたきゅうりを混ぜ合わせれば完成します。

おからスコーン

ダイエット中だと、なかなか小麦粉を使ったお菓子は控えるべき食べ物ですよね。そこでおからを加えることでカロリーを抑えたスコーンのつくり方をご紹介します。材料は「生おから150g、薄力粉150g、ベーキングパウダー小匙2、砂糖30g、マーガリン30g」です。

全ての材料をボウルに入れて、手で混ぜ合わせ、ひとまとめにします。打ち粉を引いた台に1.5~2cmの厚さに伸ばし、型を抜きます。170~180度のオーブンで20~30分焼けば出来上がりです。とっても簡単でカロリーも抑えられているので、どうしてもお菓子が食べたい時には是非お試しあれ。

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おからを使った料理や卯の花で健康と美容をアップさせよう

如何でしたでしょうか。おからと卯の花の違いなどを挙げてみましたが、おからは美容や健康にいい食材で、卯の花はヘルシーな料理ということが伝われば幸いです。卯の花はちょっとした小鉢やお弁当のおかずにもピッタリなので、おからを使った料理を食べて、美容と健康をアップさせちゃいましょう。

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2021-06-14 時点

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