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手作りスクイーズは触って楽しい!100均で揃えられる簡単な作り方!
見た目も可愛くとっても手触りのいいスクイーズが人気です!低反発なものから高反発なものまで感触もさまざまで、デザインも豊富なスクイーズを100均アイテムで手作りしてみませんか?お子様の自由研究にも使えるスクイーズの簡単な手作り方法をご紹介します。

目次
スクイーズでストレス発散できるおもちゃ!?
スクイーズ(squeeze)とは強く圧力をかけたり、(果汁などを)搾るという意味がある単語です。その名の通り、握ったり押したりして遊ぶおもちゃが“スクイーズ”です。
握ったり押したりするだけのシンプルなおもちゃであるスクイーズがなぜこんなに人気なのでしょうか。その理由はスクイーズを握った時の感触にあります。
スクイーズと一口に言っても手触りは様々。モチモチ、ふわふわ、しっとりなど高反発から低反発のものまで多種多様にあります。スクイーズはシンプルながらなかなか奥深いおもちゃなのです。
沢山の感触のスクイーズの中から自分が一番好きなスクイーズを探すという楽しみもありますし、スクイーズを触っているだけで日常の疲れや嫌なことを忘れて手軽にストレス発散できるというのもスクイーズの人気が高い理由かもしれません。子供のみならず、癒されたい現代の大人たちにもスクイーズはおすすめのおもちゃですね。
スクイーズはデザインが豊富!
スクイーズ人気のもう一つの側面はデザインの豊富さにあります。ケーキやマカロン、ゼリーやプリン、様々な種類のパン、可愛いキャラクターから不気味でグロテスクなものなどなど探せば切りがないほどの種類のスクイーズが販売されています。
気に入ったスクイーズがシリーズで出ていたりするとついつい集めたくなっちゃいますよね。スクイーズがこれほどの人気のおもちゃになったのはこのコレクション欲を満たしてくれるという側面もあるのかもしれません。
また、本物と見間違うほどのクオリティの高さのスクイーズから、笑っちゃうくらい雑な仕上がりのスクイーズまで品質も様々ありその分スクイーズ自体の値段もピンキリです。最近のスクイーズ人気に伴い、全体的に値上がりしているようにも感じますし、値段の高いものになると一個何千円もしてしまうスクイーズもあるというから驚きです。
スクイーズって高い。
— 神楽 (@NANA47364787) June 30, 2017
人気のスクイーズを手作りしてみよう!
人気だとは言え握るだけのおもちゃに何千円も払いたくない!という方はスクイーズを手作りしてみてはいかがでしょうか。市販のスクイーズを切ってみてその中身はどうなっているのかを紹介している動画が多数出ていますが、意外と作り方はシンプルで仕組みを知ってしまえば身近にあるものでDIYできそうだと分かります。
手作りスクイーズに必要な材料は100均で
お店で売られているような完璧なおもちゃじゃなきゃダメという場合ならともかく、自作のスクイーズを格安でDIYしたいという場合には100均で十分に手作りスクイーズの材料をそろえることができます。これからご紹介していく手作りスクイーズの材料はほぼ100均でそろいますので、ぜひ参考にしてみてください。
手作りスクイーズをする前の準備
スクイーズを手作りする前に準備しておくと良いものは、机を汚さないためのマット、手作りしたスクイーズを乾かしたり作業する時くっ付きにくくはがれやすいクッキングシートやセレ袋、スクイーズのコーティングや細かな部分の補修時に便利なつまようじ、手のかぶれ等心配な方はビニール手袋などです。
DIYの際のワンポイントとして、あると便利なのが通称「コロコロ」と呼ばれる粘着カーペットクリーナーです。静電気によりハサミにくっ付いてしまうカットした後のスポンジや落ちた細かなスポンジを綺麗に取り除くのに大変便利です。作業台を綺麗にしておくと次の工程にスムーズに移行できるため用意しておくといいですよ。
さらに、DIYや手作り工作に慣れている方は十分ご存知かと思いますが、作業するときには必ず部屋の換気に気を付けることをおすすめします。
手作りスクイーズ①スポンジと木工用ボンドで作る本格ザッハトルテ
高級感あふれるザッハトルテの手作りスクイーズをご紹介します。用意するものはメラミンスポンジ、カッター、はさみ、サインペン、スイーツデコ用チョコソース(無ければ木工用ボンドに茶と黒で着色したものをご用意ください)、ゴールドのマニキュア、つまようじです。
手作りザッハトルテの作り方をご紹介して行きます。まず初めにメラミンスポンジにペンでケーキの型を書き、カッターとハサミを使って成型していきます。次につまようじを使ってデコ用チョコソースを2度塗りします。
動画ではクッキングシートに乗せて乾かしていますが、あらかじめスポンジにつまようじをさしてDIYするとやりやすいかもしれません。乾かす時にはつまようじを台座のようなものに固定して乾かすとまんべんなく乾きますよ。
デコ用チョコソースが乾いたらゴールドのマニキュアで仕上げます。マニキュアの他にもビーズやクリームなどでデコっても可愛く仕上がりそうですね。仕上がったスクイーズを握ってみて戻りが遅く感じたら待ち針などで数か所空気穴を開けてお好みの反発力に調節してみてください。
手作りスクイーズ②エンジェルクレイを使ったふわふわマシュマロ
100均のセリアで販売されているエンジェルクレイを使った手作りマシュマロスクイーズの作り方をご紹介します。
このエンジェルクレイは柔らかくてとても良く伸びるのが特徴の粘土です。今のところ100均の中でもセリアにしか置いていないそうなので、セリアの方で探してみてください。
自作のマシュマロスクイーズに必要な材料をご紹介します。今回の動画ではスクイーズをマシュマロの感触に近づけるためメラミンスポンジではなくメイクアップ用の少ししっとりとしたスポンジを使っています。
スポンジの他には、先ほどご紹介したエンジェルクレイとアートプレッサーが必要になります。アートプレッサーとは粘土を加工するためのツールで、専門店で購入する必要があります。粘土工作にはとても便利なツールですが、そこまで値段をかけたくない方は100均の大き目の瓶のふたやプラスチックの定規などで代用できます。
PADICOさんのアートプレッサー☆
— CA中野@IllusionDragon (@Nakano_CA) November 19, 2015
粘土をプレスしたり、棒状にしたり、カットしたり…と粘土を扱う方にオススメです(*^^*)♪ pic.twitter.com/YWNli0tbA6
マシュマロスクイーズの作り方をご紹介して行きます。スポンジを実際のマシュマロよりも少し小さめにカットしていきます。エンジェルクレイを薄く伸ばしカットしたスポンジをしっかりと包みます。包んだらアートプレッサーもしくは代用品でコロコロと綺麗に成型して乾燥させたら完成です。
エンジェルクレイを水で伸ばしてスポンジに塗る方法もあります。こちらの動画ではエンジェルクレイ40gに対して大さじ9杯の水で伸ばして液を作っています。エンジェルクレイをそのまま使った場合と比べて仕上がりの質感が変わってきますので、ぜひ動画を参考にして自作のスクイーズにチャレンジしてみてください。
エンジェルクレイが手に入らない時はこちらで代用
セリアでエンジェルクレイを見つけられなかった場合や、近くにセリアが無いという場合にはダイソーの「ふわっと軽いねんど」やキャンドゥーの「ふわふわかるーいかみねんど」で代用してみてください。
ダイソーとキャン★ドゥの粘土はセリアのものと比べると乾燥に弱く、エンジェルクレイと同じように水だけで液を作ると仕上がった時にひび割れを起こしてしまいます。
紙粘土はやはりキャンドゥのこれに限るな pic.twitter.com/kSMR6OBjbl
— 山本みき@3月3日〜6日ナツヤスミ語辞典 (@mekiko1111) October 12, 2014
それを防ぐためにハピバニchannelさんのYoutube動画の実験では、木工用ボンドと洗濯のりを加えています。分量は紙粘土15gに対して水大さじ2と木工用ボンド3g、洗濯のり大さじ1です。一度封を開けた紙粘土だと水分が飛んでしまっているのでもう少し水を加え調節してみてください。
手作りスクイーズ③ガラス絵の具で作る伸びるおもち
100均でも売られているガラス絵の具を使った自作のおもちスクイーズDIY方法をご紹介します。
用意するものは、化粧用パフ(長方形)、はさみ、ガラス絵の具です。ガラス絵の具とは「GlassPaint」という名前でも売られており、ガラスに装飾するための絵の具のことです。ステンドグラス風に仕上げた後は、綺麗にはがすこともできるためガラスのみならず様々な場所で活躍してくれる優れモノです。
作り方はとても簡単。化粧用のパフを長方形にカットし、面ごとにガラス絵の具を塗って乾燥させたら完成です。今回は白いガラス絵の具を使って手作りしていますが、100均には他にも様々な色のガラス絵の具が販売されていますので好きな色を探してDIYしてみてくださいね。
手作りスクイーズ④シリコンで作るぷにぷにアザラシ
水回りのコーキング材としてお家のDIYに使われるシリコン補修材。このシリコン補修材はなんと自作のスクイーズのDIYでも活躍してくれんですよ。今回は自作の可愛いアザラシスクイーズの作り方をご紹介します。
用意するものは、スポンジ、シリコン補修材、はさみ、ハンドソープ、水、容器、仕上げに使うペンです。
まず、スポンジを好きな形にハサミでカットします。次に、手にシリコンがべたべたくっ付かないようにするために、容器に水とハンドソープを10:1の割合になるように入れその中にシリコン補修材を入れていきます。シリコン補修材が完全に濡れたら粘土のように自由自在に触れるようになります。
この時注意したいことは、両手もしっかりと濡らしておくこと。こうしておかないと手にシリコンがくっついてしまいます。濡らしたシリコン補修材を薄く伸ばして、先ほどカットしておいたスポンジを穴が開かないようにしっかりと包みます。尻尾や鼻などを余ったシリコンで形付けて一日しっかりと乾燥させたら、仕上げにペンでアザラシの顔を書いて出来上がりです。
手作りスクイーズは触って楽しい!まとめ
手作りスクイーズは粘土の他にボンドや洗濯のり、シリコン補修材など身近な100均のアイテムで簡単に自作することができます。スクイーズは握るだけの単純なおもちゃなのですが、それぞれのスクイーズの感触の違いに気づけば意外と奥が深いものなのだと人気の高さに妙に納得がいってしまいます。
ぜひ好みの感触にこだわって自作のスクイーズ作りを楽しんでみてくださいね。