大根の下茹では必要?基本の茹で方から時短で行う方法などまとめ
大根の下茹での基本的な方法や時短ができる茹で方などについてまとめました。大根の下茹ではおいしい煮物を作るのに必要な方法。必要な茹で方の基本をおさえるだけで簡単に大根の下茹でができるようになります。大根の下茹での必要な方法をチェックしていきましょう!
目次
大根の下茹での方法を知りたい!
おいしい煮物を作るのに必要な大根の下茹で
おいしい煮物を作りたいと思った時に必要となるのが大根の下茹で。大根は下茹でをすることでさらにおいしい煮物に仕上げることができるようになります。下茹では基本的な茹で方のポイントさえおさえておけばとても簡単。ちょっとしたひと手間でワンランク上の大根に仕上げることができるので、ぜひ下茹でを取り入れておいしい煮物を作りませんか?
基本的な大根の下茹での方法や時短できる茹で方をチェックしよう
「大根の基本的な茹で方を知りたい!」「おいしい大根の煮物を作りたい」と思った時に役立つ大根の下茹で情報についてまとめました。大根の下茹では基本の方法を知っておけば気軽に取り入れることができるので、ぜひやっておきたいですね。大根の基本的な茹で方をチェックして、自宅でおいしい大根の煮物を作っていきましょう!

なぜ大根の下茹でが必要なの?
下茹でをすることで味がしみこみやすくなる
それでは、どうして大根の下茹でが必要なのでしょうか?大根の下茹での最大のメリットは味がしみこみやすくなるということ。下茹でをすることで大根の細胞が壊れ、全体に味がしみこみやすくなります。
大根のアクがとれる
大根の下茹でにはアクや苦味をとる役目も果たしてくれます。大根はそのまま煮ると、アクや苦味が気になってしまうことがありますが下茹でをすることでそういったこともなくおいしく食べられるのが魅力。下茹でをするひと手間をかけることで、ワンランク上の味に仕上げることができます。
お米のとぎ汁で大根を下茹ですると味が染みやすく大根の苦味がなくなるよ
— どんつっきぃ (@forusian) September 11, 2017

意外と簡単!基本的な大根の下茹での方法
大根の面取りをする
それでは大根の下茹での基本的な方法をチェックしていきましょう。大根は皮をむいて面取りをします。面取りをすることで大根がきれいに仕上げられるので、ぜひ面取りをしてから下茹でをしてくださいね。
米のとぎ汁で下茹でをする
面取りが終わったら、米のとぎ汁で大根を下茹でしましょう。茹で汁が煮立ったら弱火にし、竹串をさしてスッと通るくらいまで大根を下茹でします。米のとぎ汁を使うのは、大根の旨味がアップするから。米のデンプンと大根の成分が組み合わさることで糖度が上がり、旨味を感じられる仕上がりになります。

米のとぎ汁がない場合の下茹での方法は?
生米や米ぬかを使った茹で方
米のとぎ汁がない時は、ほかのものでも代用できます。まずあげられるのが生米を入れる方法。大さじ1程度の米を鍋に加え、大根に火が通るまで茹でましょう。または米ぬかを使う方法でもOK。米ぬかを大さじ1程度入れて、下茹でしてください。米ぬかを使うことで大根の食感が柔らかくおいしく仕上がります。
片栗粉を使った茹で方でもOK
片栗粉を使って下茹でをしてもOK。片栗粉にはデンプンが含まれているので、米のとぎ汁と同じような効果を発揮してくれます。片栗粉小さじ1程度を入れて下茹でをしてください。
大根を冷凍すると下茹での代わりになる
前日に大根を冷凍しておく
下茹でが面倒、というときには冷凍大根を活用しましょう。大根は冷凍することで細胞が壊れ、味がしみこみやすくなります。大根を食べやすい大きさにカットしたら冷凍し、そのまま煮物に使えばOK。前日に冷凍庫に入れておけばすぐに煮物に使えます。
日持ちもするので便利
大根は冷凍することで1ヶ月ほど日持ちさせられます。大根がたくさんあってなかなか消費できない、というときにも冷凍がおすすめ。取り出したらすぐに煮物に使えて便利です。

下茹でをした大根で作りたい!ぶり大根のレシピ
ぶり大根に必要な材料
基本的な大根の下茹で方法をチェックできたら、おいしい煮物作りにチャレンジしてみましょう。大根を使って作っておきたいおすすめレシピとしてあげられるのがぶり大根。下茹でをしておくことで、ぶりの旨味が大根にしっかりしみこんでおいしい煮物を自宅で気軽に作ることができるようになります。ご飯との相性も良いので、ぜひ作ってみてくださいね。
ぶり大根に必要な材料は、大根15cm、ぶり2切れ、醤油大さじ2、みりん大さじ1、砂糖大さじ1、水180ml、生姜ひとかけら、和風だしの素小さじ1になります。ぶりは、切り身ではなくアラの部分を使ってもOK。アラを使ってもおいしいぶり大根に仕上げることができるので、スーパーで手に入れられるぶりを活用して作ってみてくださいね。
おすすめのレシピ
お湯を沸かしたらぶりを入れ、表面が白くなるように軽く茹でます。ぶりの色が変わったら冷水で軽く洗いましょう。こうすることでぶりのくさみを取ることができます。大根は下茹でをしておいてください。鍋に醤油・みりん・砂糖・水・和風だしの素・すりおろした生姜を入れたら煮立たせます。
大根とぶりも加えたら落し蓋をし、煮込んでいきましょう。煮汁が1/3くらいになったら火を止めて完成です。時間がある時は冷めるまで置いておくと味がさらにしみこむのでおすすめ。
ボリューム満点!大根と鶏肉の煮物のレシピ
大根と鶏肉の煮物に必要な材料
ボリュームのある大根の煮物を食べたい!というときにおすすめなのが大根と鶏肉の煮物。ジューシーな鶏肉の旨味が大根にしみこんで、おいしくいただくことができます。食べ応えがあるので、満足感を得られやすいのも嬉しいポイント。大人から子供まで好きな味に簡単に仕上げることができます。メイン料理を簡単に作りたい時に取り入れてはいかがですか。
大根と鶏肉の煮物に必要な材料は、鳥もも肉1枚、大根1/2本、こんにゃく1枚、砂糖大さじ2、みりん大さじ1、醤油大さじ3、酒大さじ1、水100ml、和風だしの素小さじ1になります。これ以外にゴボウや人参などの根菜類を加えてもおいしいのでおすすめ。いろいろな具材を入れて、栄養バランスのとれた煮物を作ってみてはいかがですか。
気軽に作れるレシピ
大根は乱切りにして下茹でをします。鳥もも肉は一口大にカットし、こんにゃくは食べやすいようにちぎっておきましょう。鍋に油をしいたら鳥もも肉を炒めます。鳥もも肉の色が変わったら大根とこんにゃくをプラス。全体を炒め合わせ、油がまわったら水・醤油・みりん・酒・和風だしの素・砂糖を加え、落し蓋をします。煮汁が少なくなるまで20分ほど煮込んだら完成。
旨味たっぷり!大根とイカの煮物のレシピ
大根とイカの煮物に必要な材料
大根とイカの煮物もおすすめしたいレシピ。大根とイカは相性が良く、簡単においしい煮物に仕上げることができるようになります。イカも柔らかくなるので食べやすく、ご飯との相性もぴったり。簡単においしい煮物を作りたい時は、イカと大根を組み合わせて作ってみてはいかがですか。イカが余った時の消費レシピとしても使えます。
大根とイカの煮物に必要な材料は、大根150g、イカ1杯、だし1カップ、醤油大さじ1、みりん大さじ1になります。このほかに根菜類を足したり、ネギを加えるなどアレンジをしてもOK。生姜やニンニクを加えてもおいしく仕上げることができるので、好みに合わせて具材を加えながらおいしいイカと大根の煮物を作ってみてくださいね。
おいしいレシピ
大根は乱切りにして下茹でをしておきましょう。イカはワタなどを取り出して食べやすい大きさに切ります。鍋にだし大さじ1・醤油・みりんを入れて煮立たせ、イカも加えて煮てください。イカに軽く火が通ったら取り出し、大根と残りのだしをプラス。大根に味がしみこむまで20分ほど煮たらイカを戻し入れ、強火にします。煮汁がなくなるまで煮詰めたら完成。
味がしみこむ大根入りおでんのレシピ
おでんに必要な材料
おいしい大根のレシピといえば、おでん。おでんのだしが大根にしみこんで、とてもおいしくいただけますよね。簡単に作ることができるので時間をかけずにボリュームのある料理を作りたい場合にぴったりです。寒い冬の日はもちろんのこと、冷やしおでんにすれば暑い夏の日もさっぱりといただくことができるのが嬉しいポイント。ぜひ作ってみましょう!
おでんに必要な材料は、大根400g、ちくわ4本、こんにゃく1枚、卵4個、厚揚げ4枚、和風だしの素小さじ2、醤油大さじ1と1/2、薄口醤油大さじ3、みりん大さじ2、塩小さじ1/2になります。おでんに入れる具材は好みに合わせて変えていきましょう。練り物や昆布、トマトなどいろいろな具材を入れることによって風味豊かなおでんに仕上げられます。
簡単なレシピ
大根は輪切りにして面取りをし、下茹でをしておきます。こんにゃくは食べやすい大きさにカットしましょう。厚揚げは熱湯にくぐらせて油抜きをし、食べやすい大きさに切ります。卵はゆで卵にして殻をむいてください。鍋に水・和風だしの素・醤油・薄口醤油・みりん・塩を入れたら大根加え、20分ほど煮込みます。
ちくわや厚揚げなども加えて10分ほど煮込み、全体に熱が通ったら火を止めてそのまま放置。しばらく放置して味が全体にしみこんだら食べる直前に温めて完成です。
大根に必要な下茹での基本をおさえて、おいしい料理を作ろう
大根は下茹でをすることでワンランク上の味わいに。米のとぎ汁以外にもいろいろな方法で下茹でができるのも嬉しいポイントです。おいしい大根の煮物を作るために、ぜひ下茹でを取り入れてみてはいかがですか。