離婚は子供に影響ある?マイナスだけじゃない子供の為にできる事とは?

今や2分に1組は離婚すると言われている日本。夫婦の事情は別にして、両親が離婚することにどれだけの子供が傷ついているのでしょうか?どんな子供だって、自分の親が離婚となれば少なからず寂しいものです。そんな時、親としてどう子供と向き合っていくべきなのでしょうか?

離婚は子供に影響ある?マイナスだけじゃない子供の為にできる事とは?

目次

  1. 離婚の子供への影響
  2. 何らかの形で確実に子供に影響する離婚の現実
  3. 親の離婚で大きな不安を抱く子供たち
  4. 家族がバラバラになるというストレス
  5. 離婚後に子供の生活にも起こる変化
  6. 愛情を信じられなくなる子供の気持ち
  7. 子供が感じる離婚までのやるせない気持ち
  8. 依存率にまで関わる離婚の影響
  9. 親の離婚は子供の離婚率を高める
  10. 子供のためにできることとは
  11. 子供の生活を優先させましょう
  12. 離婚の報告はきちんと向き合って
  13. 子供にとってはたった一人の親であること
  14. 子供には愛情をきちんと示してあげよう!
  15. 親の離婚で傷つかない子供はいない

離婚の子供への影響

今や離婚は珍しいことでもないと感じますが、そんな大人の事情に振り回される子供達も確実に増えているのではないでしょうか。どんな事情があるにせよ、一度は愛を誓った相手と家族を築いたにもかかわらず、それを自分たちの手で壊すというなんとも悲しい現実です。そこに子供がいたならなおさらでしょう。親としてどう向き合っていくか、しっかりと考えることが必要です。

何らかの形で確実に子供に影響する離婚の現実

親の浮気や借金、価値観の違いなど離婚の事実をちゃんと説明し、これからの生活についてを話したとしても、子供の心の中には何かしらのすっきりしない感情が残るでしょう。どんなに理解を求めても、いきなり分かってくれ!と思うのは親の勝手な言い分です。親の離婚を受け入れるしか生きていくすべのない子供にとっては、感情を押し殺し、納得したような顔で生きていくことになるのです。

でも、世の中両親が離婚して片親で育つ子はたくさんいます。そのみんなが不幸かといえば、そういうわけではありません。それは子供にとって親の離婚は人生の一部でしかないからです。子供自身が自分の人生をきちんと生きて行けるように、見守り、助けてあげることが親としての役目ではないでしょうか。親の離婚という現実に耐えた子供はきっと一段と強い心の持ち主になるでしょう。

親の離婚で大きな不安を抱く子供たち

両親が離婚することになった時、子供はどちらかの親と一緒に暮らすことになります。父親の浮気や暴力、母親の育児放棄など誰が見ても明らかな理由があるときは別として、ほとんどは母親が親権をとり、父親が養育費を払うのが一般的なようです。どちらにせよ、離れて行く親に自分は捨てられたのかもしれないと、自分を責める子供は少なくないようです。

大好きなパパやママが自分のそばからいなくなる。そのシンプルな不安が一番子供の心を傷つけてしまうようです。とくに乳幼児から思春期にかけては、子供自身の成長の途中であり、精神的にも大きなショックをうけるようです。親の浮気や暴力など、目の前の愛する人たちが、あっさりと離れて行くのを見て自分も捨てられるのでは?と不安を感じてしまう子供も多いようです。

成績の低下にもつながる

親の離婚は、大人が思っている以上の負担を子供の心にかけていることになります。平気な顔をしているように見えても、勉強など集中できる環境ではないのが現実です。そのことで親に叱られたりすれば、ますますストレスを抱えるでしょう。家庭内の問題や環境は子供にとっては大きな負担となり、成績が下がったり、不登校になったりする可能性もあります。そして、その問題と向き合う余裕すら子供自身にはない場合も多いのです。

家族がバラバラになるというストレス

今までの環境が一気に変化することに大きなストレスを感じることになります。大人でも環境の変化は気持ちに負担をかけますので、感受性の強い子供だったらなおさらでしょう。とくに離婚が原因で、兄弟もバラバラになってしまう事態となると、寂しさと不安、孤独感が大きな負担となってしまうかもしれません。心に大きなストレスを抱えると将来的にも不安定な状態になる場合がありますので、注意が必要です。

離婚後に落ち着いてくる場合も

今まで当たり前にあった家族の時間と空間が、バラバラになることに不安と寂しさとで大きなストレスを抱えることになるでしょう。一時的に混乱した状態になり精神的に不安定になることもあります。しかし、2年目を迎えるころには徐々に落ち着きを取り戻してくるのが一般的なようです。離婚後の生活に悪条件が多いと、不安定な状態がずっと続いてしまう場合もあります。

離婚後に子供の生活にも起こる変化

もしかしたら親の離婚で、今の家から引っ越ししなければならない場合も考えられます。学生なら当然のように転校することになってしまいます。今まで自分が築き上げてきた友達関係などが、リセットされてしまうことになるのです。離婚じゃなくても、転校や引っ越しは不安なものです。新しい学校に馴染めるかどうかは、子供にとっては生活のすべてにかかわるほど重大なことです。

また、離婚で片親になることによって仕事で親がいない時間が増えることも考えられます。一人の時間が増えて寂しさを感じるかもしれません。また、家事を手伝ったりして遊ぶ時間がなくなるかもしれません。今までとは違う生活パターンに慣れるまでに時間がかかるでしょう。そんな時、寄り添ってくれる大人が近くにいると気持ちがずいぶん楽になるはずです。

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愛情を信じられなくなる子供の気持ち

小さい頃はかわいがってもらって愛情たっぷりだったはずなのに、両親が離婚することによって愛情そのものに疑問を感じるようになります。離婚後にどんなに子供に愛情を注いでも、それすらも素直に受け入れられなくなる場合があります。親の浮気が原因の場合は嫌悪感すら抱くかもしれません。自分に愛される価値がないのか、どんなに愛していてもそれは一時的なものなのか?難しい問題に向き合うことになるのです。

自分の大好きだった、人や物、ペットなどに対しても愛着も湧かなくなる場合があります。どうやって愛情をもって接すればいいのかが分からないのです。十分な愛情を注がれていないと感じていたため、自分もどうしたらいいのか分からなくなってしまったのです。

これは、大人になるまで引きずる恐れがあります。愛情の実感を求めて、簡単に浮気に走ったりする可能性も考えられます。また自分に子供ができた時、どう愛情を注いだらいいのか分からないという問題につながる場合も考えられます。

子供が感じる離婚までのやるせない気持ち

いつも両親がケンカをしている。お互いに無視しあっていて言葉も交わさない。直接聞かなくても、そんな親の空気を子供は敏感に感じ取ります。両親の離婚を予感していたという子供は案外多いものです。しかし、そんな家庭内の中で、子供は大きな孤独を感じてしまいます。ピリピリとした雰囲気の中で自分の感情はできるだけ表に出さないようにしながら、様子をうかがうことしかできないのです。

顔色をうかがうようになってしまう

父親の浮気や暴力で、いつでも暗く泣いている母親の様子や、イライラとして寄せ付けない雰囲気の父親の間で、自分の存在自体を否定されないために子供は必至で顔色を伺うようになります。自分の身を守るために身につける手段の一つといえますが、この行動は成長するにつれて、常に相手の顔色を伺い自分の気持ちは心の奥に押し込めるような、ゆがんだ感情を引き起こします。

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依存率にまで関わる離婚の影響

浮気や暴力などで両親が離婚した子供は依存率が高いと海外での研究結果がでています。親がいつも忙しく、子供との関わる時間が減ることによって、子供は言いたいことや甘えることができず我慢をし続けることになります。その心の隙間を埋めるのに依存する傾向にあるようです。この傾向は大人になっても続き、ニコチンやアルコール依存へとつながっていきます。

離婚の影響で承認欲求が強くなる

自分の事をきちんと認めて欲しいといつも思いつつも、忙しい親に迷惑はかけられない。子供なりに我慢する中で、承認欲求が満たされない日々が続くと、自己否定をしてみたり、自虐的になったりします。そのまま成長することで、他者にその欲求をぶつけてしまい、歪んだ愛情を持ったりします。浮気やモラルハラスメントなどの問題を引き起こす可能性もあるのです。

親の離婚は子供の離婚率を高める

調査によると、両親の離婚や母子家庭で育った人の方が離婚率が高いことが分かっています。離婚という現実を間近に見て、結婚に対する理想や夢がもてないのかもしれません。また、最近はシングルマザーになってもバリバリと仕事をし、子育てをしながらも自分の人生を歩んいる女性が多いのも理由のひとつでしょう。無理に結婚という形にこだわらなくても幸せになれると感じて育つ子供が多いのかもしれません。

逆に自分がかなわなかった、あたたかい家庭を作りたくて、早くに結婚する傾向があるのも親の離婚の影響を受けている子供達に多いようです。独りぼっちの寂しい時間を他者と共有したくて安易に結婚にはしる傾向もあります。そのため、浮気されたり、失敗を繰り返し離婚をするという結果が多くなっているのも離婚率を高める原因のひとつです。

子供のためにできることとは

嫌いな相手との関係を少しでも早く解消したい気持ちは分かりますが、離婚に関しての手続きは冷静に考えて行いましょう。とくに子供がいる場合は、養育費や今後の生活に大きく関わってきます。子供の苗字はどうするのか?住む場所は?転校は必要か?そのほかにもやらなければならない手続きは山ほどあります。少しでも子供が滞りなく安心して新しい生活に移行できるように考えなければなりません。

離婚の際にやっておく手続き

まず考えなければならないのは健康保険です。会社の健康保険などで扶養に入れる場合は手続きをしましょう。それ以外は、国民健康保険への加入が必要になります。子供はいつ病気をするか分かりません。とくに小さい子供の場合病院に通うことも多くあるでしょう。健康保険がないと全額負担になるなど、大きな経済的負担になってしまいます。このように離婚に関する手続きは、きちんと順を追って着実にしていく必要があります。

問題なのは子供手当などの手続きです。離婚後に住所変更などの手続きまで終わっていればいいのですが、そうでないなら元旦那に消滅届の手続きを行ってもらわなければなりません。また子供を自分の戸籍に入れる場合は、一度裁判所で手続きを行い証明書をもらってから役所での手続きが必要になります。変更までに時間がかかりますので、できれば早めにしておきたい手続きになります。

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子供の生活を優先させましょう

仕事や養育費など離婚後の生活が不安なのは大人も同じです。ましてや子供は寂しさと不安でいっぱいになっていることでしょう。少しでも気持ちが軽くなるようにできる限りのことをしてあげましょう。引っ越しをしなければならない場合、学校はどうなるのか?転校しなければならないとなれば、不安は倍増です。学年が変わるとき、進学する時など時期を選んで手続きをすすめましょう。

避けては通れない養育費の問題

離婚の原因が浮気なら、慰謝料のこともありますが、まず子供のことを考えるなら養育費の問題は避けては通れないでしょう。顔も見たくない相手と、きちんとした話し合いもせずにとりあえず離婚してしまい、養育費に関しては話し合わないままになってしまうケースも多いのが現状ですが、子供の今後のためにも、親としてできることはすべきでしょう。離婚しても子供にとっては親にはかわりありません。担うべき責任は双方にあるのです。

万が一きちんとした話し合いのないまま離婚が成立しても、養育費の請求はできます。また養育費は子供に対して支払われるため、子供自身が養育費を請求することも可能です。養育費の金額は離婚協議や調停で話し合われるのが一般的です。しかし中にはきちんと養育費を支払ってもらえない場合もありますので、できることなら弁護士などの専門家に相談するといいでしょう。

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離婚の報告はきちんと向き合って

赤ちゃんのうちに離婚した場合は、片親の記憶はほとんどないでしょう。でも、自分には何でパパとママが揃っていないのだろう?と疑問を持つときが必ず来ます。また、ある程度の年齢になれば、両親が離婚するということは、子供なりに何となく理解するようです。すんなりと受け入れられる子供もいれば、悲しみに負けて、なかなか受け入れられない子供もいます。

どちらにせよ、親の勝手な都合なのですから、子供が離婚を受け入れて、そのうえで明るく楽しく暮らしていけるように生活の面や養育費など、きちんとするのが親の責任です。子供が離婚の理由を知りたがった場合も、嘘をつくことなく向き合ってあげてください。親の浮気や借金など、子供には言いにくいことは、理解できる年齢になってからでもいいでしょう。感情的にならず上手に伝えてあげることも親の役割です。

子供にとってはたった一人の親であること

険悪な雰囲気の両親の様子をきちんと子供は見ています。そして覚えています。離婚した後、相手のことを悪く言うことは子供にとっては悲しい苦痛になります。自分にとっては大嫌いな相手でも子供にとっては世界でたった一人の親です。責められると自分まで否定されているように感じてしまうのです。

例えば父親の浮気が原因で両親が離婚したとします。母親からすれば最悪の裏切りで、父親のことは許せないでしょう。子供はそんな母親を見て育ちます。それでも、子供にとっては父親です。母の気持ちを考えて、父親に対する気持ちを正直に言えないでいることでしょう。どんな理由があるにせよ、子供は自分の親を知る権利があると考えられます。そして、それを認めてあげることも必要なのです。

子供には愛情をきちんと示してあげよう!

親の離婚は子供にとって大きな出来事ではありますが、必ずしも悪いことばかりではありません。いつもケンカが絶えず、ピリピリとした雰囲気の暗い家で、ひっそりと生活するより、離婚して新しい道を歩み始めた親と一緒に暮らしていくことで、自分もスッキリとする場合もあります。自分の役割ができることで、気持ちをしっかりもつことができ、一段と成長する子供もいます。

大切なのは、離婚しても子供のことを愛していて、いつでも応援してる。味方でいるという事をしっかりと伝えることです。仕事が忙しくて、かまってあげる時間が少なくなってしまても、たとえ一緒に暮らすことができなくても、親の愛情は子供の気持ちに安心感を与えます。愛されていると感じれば、子供は健やかに成長できるでしょう。離婚が必ずしも悪い影響を与えるとは限らないのです。

親の離婚で傷つかない子供はいない

両親の離婚で傷つかない子供はいません。必ずなんらかの影響を与えてしまうことになるでしょう。でもそれは、これから先の暮らしの中で、いくらでもプラスに変えていくことができるものです。離婚に至ってしまったことは紛れもない事実です。そのうえでいかに子供に愛情を示していけるかで、子供はきちんと親の愛を知ることができるのです。親として出来る限りのことをしてあげましょう。

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2021-09-18 時点

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