ミニマリストのキッチンの見せない収納の仕方！台所をすっきりさせるコツ

家の中をどんなにきれいにしていても、ここだけはすっきりさせるのが苦手というのが台所です。台所はどうしても生活感が隠しきれず、収納の達人でないとすっきり片付けるのが難しい砦のような場所です。キッチンをすっきりさせるためにミニマリストがやっているキッチン収納にはどんなコツがあるのでしょうか。

ごちゃごちゃと生活感が出てしまうキッチンをミニマリストがどんな風にすっきりさせているのか？ここでは、少ない物に囲まれて生活するというミニマリストのキッチンすっきり収納のコツやアイデアをご紹介します。あなたも明日からミニマリストの仲間入りが出来るかもしれません！

ミニマリストと聞くとイメージとして、少ない物で生活する人というイメージが強いようですが、実際ミニマリストとは、どう言う人たちを総称しているのでしょうか。ミニマリストを簡単にいうと、「最小限主義者」と表せられます。自身の所有物を最低限の物だけにし、その必要最低限の持ち物で、どう豊かに暮らしていくか考えながら生きている人たちの事をミニマリストと呼びます。

ミニマリストは単純に物を捨てる片付けの仕方ではなく、本当に自分に必要な物なのかを見極め、「自分にとっての必要最低限」を極めた暮らしの仕方を行っている人の事をいいます。よって「ミニマリスト」を名乗る人でも、人によってはある程度持ち物を所持して生活している人も居るのがミニマリストの面白いところです。

ではそんなミニマリストのキッチンで使用している調理器具などのリストを見てみましょう。ミニマリストといっても個人個人の必要最低限を極めた人たちですので、一般的に必要最低限とされているキッチンリストを参考にしていきます。まず「包丁」「まな板」「菜ばし」「鍋」「フライパン」「箸、フォーク、スプーン」などです。確かにこれだけそろっておけば調理と食事は成り立ちそうですね。

ミニマリストの中には冷蔵庫を持たない人も居るのだそうです。ミニマリストは個人の感覚で必要最低限を決定するので包丁を使うのが苦手な人はこの他にもピーラーなどを所持しているミニマリストもいます。また、家族構成によって必要最低限の物も変わってきますね。

ミニマリストは、「何を持って何を持たないか」という個人の感覚で成り立っています。ミニマリストの概念は一人ひとりがその人個人の考えで作り上げていけるものなのです。よって、キッチンツールにおいても、一つのもを使いまわしたり、どうしてもその場では必要になった物があった場合は人に借りたりもするようです。少ない所有物で暮らしを豊かにする事が出来る工夫がキッチンにも多く取り入れられているのが特徴です。

必要最低限の物で豊かに暮らす事が出来るミニマリストのキッチンは、単純に物を減らす事で成り立っているわけではなく、実は物選びの段階であるポイントを重視して台所用品を選択しているミニマリストが多いようです。ではミニマリストはどんな基準で台所用品を選んでいるのでしょうか。台所用品選びのコツを学んでいきましょう。

ミニマリストのキッチンツールの選び方にはある仕方があります。それは「汎用性があるかどうか」なのだそうです。汎用性つまり、一つの作業の為のツールではなく、多機能であるかどうかという事です。何かの変わりに使えたりするもの、それが汎用性の在るツールというものです。例えば鍋は大小の二つだけ。というのがミニマリストのキッチンでは多いようです。これも中途半端な鍋よりも大小はっきり区別できるほうが汎用性があるからです。

解りやすくいうと、ケーキカッターはケーキを切るためにしか使えないけれど汎用性の包丁は食材もケーキも切る事ができます。一つの物で済ませられる工程をわざわざそのための物を所持している事が無駄なのです。汎用性のあるキッチンツールだけでまとめているミニマリストのキッチンはとてもシンプルです。

ミニマリストとシンプルは同じ意味なのでしょうか。ミニマリストではない人にとって同じ意味にしか捉えられないと思います。シンプルとは無駄の無い状態で、ミニマリストの語源は「最小限の」という意味のミニマル(minimal)です。その違いは何かというと、物の多さが一番解りやすいかもしれません。

例えばシンプリストは統一感があるシンプルな部屋を好みます。見た目はすっきりしていますが別に必要最低限を追求したりはしません。ミニマリストにおいては必要最低限を追求するので、シンプリストと比べると物の数が少ない場合が多いのです。よってミニマリストのキッチンは必要最低限の物だけが存在する場合が多く、また家電などの必要最低限の物を上手に見せない収納をしてすっきりとしたキッチンが多いのです。

シンプリストの台所事情をご紹介してきました。ミニマリストは必要最低限の物だけに囲まれた生活を送っていますが、何が必要最低限なのかの概念は個人で違ってきます。しかし共通点として、所持しているものはほとんどが汎用性のある物なので必然的に所持しているものが少なくなります。そんな中でも手放せない家電などはどのような収納の仕方をしているのでしょうか。それは見せない収納というテクを使った収納の仕方をしているようです。

例えば、使わない家電は収納棚の中に隠して収納し、使用するときにだけ棚から出してくるなどする事で生活感の無い台所になります。考えてみると、キッチン家電は常に出しておく必要の無いものばかりかもしれません。炊飯器やトースターなど、使用する際に出してくるだけでも十分なのではないでしょうか。このように隠す収納の仕方は人それぞれですが、隠す収納をする事で見た目はかなり生活感を失くすことができます。

ミニマリストの隠す収納は生活感あふれる台所では欠かせません。台所には生活に欠かせない細々としたものや、家電が勢ぞろいしています。生活感が出てしまうと、どうしてもおしゃれな部屋作りができません。しかし「隠す収納」で生活感のない台所にするだけでも｢おしゃれな部屋」に見えるのです！そのポイントはミニマリストとして必要最低限の物にキッチンツールや家電を絞る事にはじまります。

その必要最低限の物を収納する際は「隠す収納」にする事。各収納にはシンプルなボックスやケースが欠かせません。中身が解るようにラベリングしておけば、見た目もすっきりしますね。隠す事で生活観を払拭する事が出来るので統一感のある収納ボックスにするのがミニマリストの収納のコツです。

ミニマリストの隠す収納は必要最低限の物だけに囲まれているからこそ成り立ちます。食器なども同じようなものを除き、必要最低限の物に限定すればよりすっきりと収納することができます。そして食器の色合いを揃えたり、統一感のある物に統一する事は見た目をすっきりさせてくれるコツです。収納も使い勝手の良い収納の仕方をしたいですね。

使う物が限定されていなくても、実は毎日使う食器は決まったものばかり使用していませんか？毎日使う以外の食器は実は必要が無いのかもしれません。ミニマリストは必要最低限の物に限定して、その中で豊かな生活を送ります。必要最低限の食器だと思うとすっきり片付けづらいかもしれませんが、もう一度毎日使う食器と、そうでない食器を見直して見ると良いかもしれません。

ミニマリストとは？に始まり、ミニマリストの隠すキッチン収納などをご紹介して来ました。ミニマリストとは、必要最低限の物に絞り、少ない物の中で豊かに暮らす事を目的としている人たちを指します。必要なのか、そうでないのかは個人が決める事なので、実際は所持品は少ないとは限りません。そんな自分だけの必要最低限の物をさらにキッチンでは隠す収納のコツを活用してすっきりと暮らしているミニマリストが多いのです。

私たちの暮らしには物にあふれています。でも本当に物に溢れた生活が豊かなのでしょうか。自分にとって必要最低限な物は何なのか、もう一度見直してみましょう。実はあなたのみの周りにある物はあなたの暮らしを物で溢れさせているだけかもしれません。ミニマリストは必要最低限の物に囲まれて豊かな生活を送っています。そのコツは「汎用性」でした。一度、暮らしの中を見つめなおし、あなたらしく、ミニマリスト生活を送ってみませんか。