読書感想文の書き方のコツ!本の選び方やスラスラ書ける方法は?

夏休みの宿題などで多くの小中学生の悩みとなるのが「自由研究」と「読書感想文」。塾で国語を教えていると読書感想文ってどうやって書くの?という質問をよく受けます。読書感想文は書き方のコツ・パターンがわかれば簡単に書くことができるので書き方のコツを紹介します。

読書感想文の書き方のコツ!本の選び方やスラスラ書ける方法は?

目次

  1. 本の選び方と読書感想文の書き方のコツ4ステップ
  2. 読書感想文を書く前に・本の選び方のコツ
  3. 本の選び方のコツ:小学校1年~2年生
  4. 本の選び方のコツ:小学校3年~4年生
  5. 本の選び方のコツ:小学校5年~6年
  6. 本の選び方のコツ:どこから選んだらいいかわからない場合
  7. 本の選び方のコツ・まとめ
  8. 読書感想文の書き方
  9. 書き方その1:読書感想文用読書・本を読むときのコツ
  10. 書き方その2:読書感想文の書き方のコツ・書き出しの書き方
  11. その3:読書感想文の書き方のコツ・中心の書き方
  12. その4:読書感想文の書き方のコツ・理由を書く
  13. 読書感想文の書き方のコツ・更に上級のテクニック
  14. 読書感想文・ありがちなべからず集
  15. 書き方のコツ:読書感想文を書くコツのまとめ

本の選び方と読書感想文の書き方のコツ4ステップ

読書感想文はパターンに当てはめていくだけで簡単に書くことができます。書き方さえわかればもう読書感想文なんて怖くない、読書感想文の書き方のコツと本の選び方についてご紹介します

読書感想文を書く前に・本の選び方のコツ

中学生になると読書感想文を書くときにも自分の趣味で本を選ぶことが多いです。なので、読書感想文を書くのにどんな本を選ぶか?では小学生の本を選ぶ時の選び方について紹介したいと思います。本の選び方で読書感想文の方向性が決まってしまうので、本の選択は重要です。

本の選び方のコツ:小学校1年~2年生

この年だと、まだお子さまひとりでは、たくさんある本の中から自分に合った本を探すのは至難のわざと言えます。なので、読書感想文を書くために本を選ぶ際も、読書感想文を書く際も保護者のサポートが必須といえます。かと言って、保護者が本を選んで押し付けると途中で嫌になってしまって読書が進まなかったり、下手をすると読書嫌いになってしまいます。

本の内容が本人にとってつまらないと興味が持てずになかなか進めないという話をよく聞きます。そこでお子さんの興味を考慮しながら、お子さま自身の意見を尊重し、学年に適したものを選んでください。このぐらいの年ですとまだ挿絵が多く文字が大きめのものが多いでしょう。読書が苦手なお子様ならまだこのぐらいの年でしたら一緒に読んであげましょう。

本の選び方のコツ:小学校3年~4年生

中学年になるとそれまでと比べて読める漢字も増えてくるので、童話や児童文学など、120ページ程度の物語を読むのがおすすめです。一度に読んでしまうものよりも一日に決まった時間読んで、数日かけてしっかりと読書に取り組める本の方が良いでしょう。少し難しい本は、思考と読解力を鍛えてくれるので、読書好きのお子様であれば少し難しい本にチャレンジにするのもお勧めです。

注意しなくてはいけないのが、このくらいの学年になると読書嫌いのお子様が現れることです。自分の好きなタイプの本なら辛うじて読むけれど、そうでないと読まないというお子様が出てきます。そういう場合に好きではない本を無理強いすることはよくないので、本人とそしっかり興味のあるものについて話し合い本を選びそれを機に少しでも読書ができるようにしましょう。

本の選び方のコツ:小学校5年~6年

高学年になると200ページ前後の文庫本や、子供向けの新書なども読めるようになってきます。童話や児童文学を中心に、テーマがしっかりして読書感想文に向いているものを選びましょう。この年になると、ライトノベルや、映画化された大人向けの小説などを選ぶお子様もいますが、読書感想文のテーマとしては不適当な場合もあります。ライトノベルなどは、読書感想文にでは避けた方良いです。

なるべく同じくらいの年頃の主人公の話や、日常的なテーマを扱った本を選ぶようしましょう。読書感想文を書く上での好ましいテーマは、学校や友人関係・家族やペットとの絆などで、主人公が何らかの成長をする話が比較的書きやすいし、読書感想文のテーマとしても良いと思います。

本の選び方のコツ:どこから選んだらいいかわからない場合

本の選び方はわかったけれど、本は詳しくわからないし、たくさんあるのでどこから選んだらいいかわからない場合には課題図書から選ぶのがおすすめです。これは読書感想文にも言えますし、普段の読書にも言えます。

課題図書図書とは全国学校図書館協議会が、青少年読書感想文全国コンクールを行い選定しています。それぞれの学年の児童の発達段階に適合していて、楽しく読書体験が得られ、児童生徒に深い感動や新たな認識を与えられるなど、児童に最適な本が選ばれています。課題図書に選ばれている本は学校や地域の図書館に多くあるので、借りるのに容易な場合が多いです。

本の選び方のコツ・まとめ

読書感想文を書く時に限らず読書は読解力・思考力を育ててくれるので、日ごろから読書をする習慣を身に着けるとよいでしょう。読書嫌いだと国語の学習ができないだけでなく、小学校高学年以降の算数の問題を解くのも苦手になってしまう場合があるので、読書感想文などをきっかけに、「本を読む」という習慣を身につけましょう。

読書感想文の書き方

書き方:本を読んだら読書感想文を書きだそう

「本は読んだけど読書感想文が書けません」そんな話をよくききます。しかも、そんなことをしているうちに本の内容まで忘れちゃった…そんな経験はありませんか?読書感想文は自由作文と違い、パターンを覚えてしまえば怖くありません。読書感想文の書き方のパターンのコツを、怠け者のうさぎとマイペースに努力する亀の「うさぎとかめ」の話をなどを使って説明します。

読書感想文の基本パターンは①題名(その次の行に名前)②書き出し③中心となる部分(あらすじなど+自分の思ったこと)④結び(感想)です。シンプルで、他にも応用可能な読書感想文のき方のパターンです。

書き方その1:読書感想文用読書・本を読むときのコツ

読書感想文を書くのに本を読むときには、まず大まかなあらすじをしっかりとらえましょう。例にした話だと「うさぎとかめがかけっこの勝負をして、足の早いうさぎが居眠りをしている間に足が遅いけど頑張ったかめに負けた」というようなことです。読書の苦手なお子さんだったら、本の紹介などであらかじめ簡単なあらすじを話してあげるといいでしょう。

読書感想文用に本を読むときにはメモを用意しましょう。そこに心に残った場面はメモしましょう。メモの代わりに付箋を用意し、心に残った場面に付箋を挟んで、思ったこと「面白い」「感動した」「悲しい」などと感じたことを記入しておくと読書感想文を書くときに役立ちます。メモをしっかりととっておけばいざ感想文を書くときに楽に書くことができます。

書き方その2:読書感想文の書き方のコツ・書き出しの書き方

読書感想文にタイトルをつけよう

まず読書感想文にタイトルをつけます。一番シンプルなのが「××を読んで」とか、「××を読んで思ったこと」です。インパクトは小ですが、時間の無い時にはこれに限ります。

もう少し進化した読書感想文のタイトルには、「うさぎが教えてくれたこと」の様に、主人公の名前を入れてみたり、「努力の大切さ」の様に、話を深く読みんこんでいる感のあるインパクトのものがいいと思います。読書感想文コンクールなどを意識するのであれば、後者がおすすめです。たかがタイトル、されどタイトル。いいタイトルだと強いインパクトがあります。

読書感想文の書き出しの書き方

いざ読書感想文を書こうというとき、書き出の書き方しさえわかれば、その後はすらすらと書いていけるのに「書き出しの書き方がわからないから進まない」という話をよく聞きます。書き出しは、自分でその本を選んだ場合だったら本を選んだ理由を書くといいです。

「私がこの本を読んだ理由は、タイトルが変わっていたからです」とか、「私がこの本を読んだ理由は、この本は人気があり友達もいい本だといったからです」といった書き方でよいでしょう。また、作者が好きだからなどの理由で選んだ場合「私はこの本の作者の××(違う本)が好きだったので、この本を選びました」などという書き方でもいいです。

また、読む本が決まってる読書感想文で、その本をを読んだ場合の書き方なら「この本のタイトルを見たとき、××××(自分の予想)話だと思いましたが、実際に読んでみると×××(軽い感想)でした」とか、「この本は面白かったので一気に読めました」などでもいいでしょう。

その3:読書感想文の書き方のコツ・中心の書き方

この部分には、簡単なあらすじを書くといいです。あらすじの書き方で気をつけなくてはいけないのが、あらすじを書きすぎない事です。あらすじばかりをダラダラと書いていると、読書感想文ではなく中途半端な本の紹介になってしまいます。

あらすじは、いつ・どこで・誰と誰が・どうして・どうなったを書けばいいです。うさぎとかめなら、いつ…なし、どこで…なし、誰と誰が…うさぎとかめが、どうして…かけっこの競走をして、どうなった…カメが勝った。読書感想文が400字くらいの短いものだったらあらすじを省略してもいいと思います。

そのあとに、一番心に残った場面を書きます。「この話の中で一番心に残ったところは、最後にカメがウサギより先にゴールをした場面です」そのような書き方がいいと思います。ポイントは心に残った場面1つを書くことです。あれもこれも詰め込むと、どれも中途半端な印象になってしまい感動の中心がブレてしまうだけでなく、言いたいことが見えにくくなってしまうからです。

その4:読書感想文の書き方のコツ・理由を書く

一番心に残った場面を書いたら、そこにしっかり理由を書きます。「なぜその場面が心に残ったかというと~~~だからです。

この話の中で一番心に残ったところは、最後にカメがウサギより先にゴールをした場面です。なぜかというと普通はウサギが勝つのが当たり前なのにカメが勝ったからです。このように書き方がいいでしょう。また、「この場面で、~~~のように思った」とか、「こんな時に、自分ならこうしただろう(するだろう)」も書くといいです。

「普通は絶対に勝てない勝負なのに、諦めず頑張って勝ったカメの「諦めない」精神をすごいと思いました。」それに続いて自分の決意というか、思ったことを書きます。「僕もカメの様にあまり勝ち目が無くても一生懸命頑張っていきたいです」などです。

ここまで書けば、400字詰めの短い読書感想文なら終わりごろでしょうし、作文がすごく苦手なお子さんならこれだけ書けていればいいと思います。パターンに当てはめれば、だれでも楽々読書感想文を書くことができます。

読書感想文の書き方のコツ・更に上級のテクニック

せっかく読書感想文を書くからには、上手に書いてほめられたい!できることならばコンクールで入選したい!ここでは一歩上級の書き方のテクニックを紹介します。

その1・自分の選んだ場面に似た自分の体験を書く

先ほど自分で選んだ場面にまつわる・同じような、自分の体験を書きましょう。自分が選んだ場面と同じような体験をしたことがあるか無いか考えましょう。本を読む時にあらかじめ、そこを感がえておくといいでしょう。

自分の体験としては「友達よりも苦手なものがあった、友達は上手だからとあまり練習もしなかったけれど、自分はあまり上手ではなかったので毎日毎日一生懸命練習をしたら、その結果友達に勝つことができた。」のようなものをもう少し詳しく書けばいいと思います。自分の直接的な体験がなければ見聞きした話でいいと思います。

その2・それに対しての自分の考えをしっかり書く

いままでの話しからいくと「この本を読んで地道にコツコツ努力をすると、能力値が低くても成果があるということがわかったのでこれからも努力をして色々なことを成功させていきたいです」のような書き方でいいと思います。読書感想文では作者の意見に「いいね」と言わなくてよく、「僕は主人公と違い×××と考えるので、××と思いました」でもいいと思います。

読書感想文・ありがちなべからず集

ここでは読書感想文の苦手な人に多くありがちなやってはいけない「べからず集」を紹介します。

よくある失敗パターン1:ひたすらあらすじの紹介をする

タイトルを書き、名前を書き、そこから延々とあらすじの紹介をしています。あれがこうなって、そうなって、誰が何と言って…と詳細を説明しすぎていて残り2行くらいまであらすじ紹介をしている読書感想文を多く見ます。最後に「この本は面白かったです」とだけ書いてあって終わりなんていうのもあります。これでは読書感想文ではなく「本の紹介」になってしまいます。

よくある失敗パターン2:手抜きな感じがするもの

あらすじの部分が、インターネットの本の紹介そっくりだったり、本の裏にあるあらすじ紹介そっくりな読書感想文をわりと多く見かけます。読書感想文をちゃんと読む人であればその「手抜き」に気が付くので、ちゃんと本を読み、自分の言葉であらすじをまとめましょう。

よくある失敗パターン3:これもあれもそれも羅列する

よくある読書感想文のうちのパターンとして、心に残った場面が3つありますと書き、一つ目は…で、二つ目は…、三つ目は…と、延々と関連性のない場面説明をし最期に「楽しかったです」と書くものがあります。あれもこれもと詰め込みすぎてしまったため場面場面の印象は薄くなるし、その人の本に対しての感想が伝わってこなくなってしまいますし思考も浅くなりがちです。

色々書いてあるけれど、感想が「楽しかった」だけ

本をしっかりと読み、あらすじもかけているのですが感想が「楽しかった」とか、「またこういう本を読んでみたいです」だけの読書感想文がたまにあります。それだと違う本でも同じような読書感想文になってしまいあまり変わらない感想になってしまいます。せっかく本を選んで読んで書いてもいい感想文とは言えなくなってしまいます。

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書き方のコツ:読書感想文を書くコツのまとめ

まとめ

苦手だ、どう書くかわからなかった読書感想文も、最初の本を読むときにメモをとることからやると多くの時間をかけなくても楽に書くことができます。読書感想文のパターン例に沿って、題名・書き出し・中心部分・結びの四つをしっかりと書いていくと、今まで400文字の文を書くのにも苦労していた人でも書き方がわかれば苦なくびっくりするほどの文字数を書くことができます。

文章を書くのは慣れですので、最初は慣れなくても何度かこの方法を試すうちに書き方のコツを会得できてスラスラと読書感想文が書けるようになるでしょう。読書感想文以外の文もプロを目指すレベルでなければ書き方のコツさえわかり、繰り返し書けば上達します。是非これを機に読書感想文だけでなくいろいろな作文に挑戦してみましょう。

最後に気をつけなくてはいけないこと

「書き方はわかった!さて力作の読書感想文を書くぞ」と言った時、最後に気をつけなくてはならないことは、綺麗な字で書くことです。下書き・提出用を書く場合には提出用はきれいに書くようしましょう。「人に見てもらうもの」なので、人が読み易いよう書くことを心がけましょう。あまりに汚い字だとせっかくすごく上手にかけていてもちゃんと読んでもらえない場合もあります。

書き終わったら、しっかり見直しをしましょう。見直しをするときに気をつけなくてはいけないことは①誤字脱字がないか②人にわかる文章になっているかの2点です。文章とは、人に自分の思いを伝えるものなので人に自分の考えがしっかり伝わらないとダメです。自分でしっかり見直し、ちゃんと相手に伝わるかを考えましょう。自分が意味の分からないものは人には伝わりません。

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