幼稚園の費用はどれぐらいかかる?公立と私立の金額の平均や内容の違いは?

様々な幼稚園の中から選ぶ際に一番大きなポイントなる幼稚園費用。一体どれくらい違うのか、また、費用以外にも違う点としてどんなものがあるのかしっかり理解して幼稚園選びしたいもの。子供にとっても保護者にとっても、快適な幼稚園ライフを送りましょう。

幼稚園の費用はどれぐらいかかる?公立と私立の金額の平均や内容の違いは?

目次

  1. 幼稚園とは?
  2. 幼稚園の種類
  3. 幼稚園入園の時に必要な費用
  4. 幼稚園への交通費用も計算しておく
  5. 諸経費用も幼稚園費用として念頭に
  6. 幼稚園に毎月支払う費用として月謝
  7. 幼稚園では費用だけでなく、受け入れ年齢に違いがある
  8. 行事の多い私立幼稚園と少ない公立幼稚園
  9. 教育内容が違う幼稚園は費用をかければお稽古も
  10. 幼稚園によって延長保育があるが費用がかかることも
  11. 幼稚園選びの基準ともなる給食の有無、お弁当でも別費用で給食に
  12. 幼稚園では費用だけでなく、先生のタイプも異なる
  13. 通園方法にも違いがある公立幼稚園と私立幼稚園
  14. 私立幼稚園には費用を軽減できる補助金制度がある
  15. 公立幼稚園と私立幼稚園では費用に大きな差がある

幼稚園とは?

幼稚園とは、学校教育法によって規定され、教育機関として位置づけられている施設になります。いわば、幼稚園は子供が初めて通う「学校」の場であり、社会生活をする場と認識しましょう。対局に位置づけられるものとして、保育園があります。こちらは、自動福祉法によって規定されており、保育の補足を目的とした児童福祉施設になります。

幼稚園には国公立幼稚園と私立幼稚園があります。月謝はもちろん、運営者や保育時間など、様々なものに違いがあるので、それぞれの特色や違いを理解した上で、幼稚園選びをすることが大切です。また、近年では私立幼稚園の中にも、保育園のような側面を持つ「認定こども園」という施設も増えています。知識を深めることで、選択肢を広げるようにしましょう。

幼稚園の種類

幼稚園には公立幼稚園、私立幼稚園、国立幼稚園の3種類があります。公立幼稚園は自治体が運営しており、園児の定員が少なく、2年保育の幼稚園が多い特徴があります。人気の幼稚園では抽選選考が行われたりもしますが、少子化の影響で公立幼稚園のない地域もあります。

私立幼稚園では、学校法人、宗教法人、財団などが運営していることが多いです。幼稚園に通っている約8割が私立幼稚園ということからも、数の多さが伺えます。のびのびと過ごす方針の幼稚園から、カリキュラムのしっかりとした幼稚園まで、園の特色が様々な点が特徴です。

国立幼稚園はいわゆる付属幼稚園と言われる施設で、国が運営しています。国立大学の教育学部に付属する幼稚園で、大学敷地内や付近にあることが多く、園舎が広いという魅力があります。全国で49園しかなく、受験をして入園します。ただし、そのまま国立小学校に上がれるわけではない所がほとんどなので注意しましょう。

幼稚園入園の時に必要な費用

幼稚園入園の際には、公立幼稚園・私立幼稚園ともに様々なものを用意する必要があるため、まとまった費用がかかります。まずは入園金。金額は、公立幼稚園で平均1万円前後。幼稚園によっては、不要のところもあるようです。私立幼稚園では平均2万円~35万円ととても幅広いです。私立幼稚園で面接がある場合は、検定料として平均5千円~1万円程度の費用も発生します。

入園料は願書と一緒に提出する幼稚園が多いです。その場合、財布から直接渡したり、祝儀袋に入れたりしないよう注意しましょう。一般的には、新しい白封筒や茶封筒に入れて渡します。新札でなくてもかまいませんが、比較的キレイなお札を用意するといいでしょう。封筒には「入園金」「子供の名前」「保護者の名前」を記入するようにするといいです。

その他に、制服代、楽器(ピアニカなど)、体操服、揃いの道具セット(教材や粘土、クレヨンなど)を購入する必要があります。幼稚園によっては、各家庭が用意するもので大丈夫という所もありますが、幼稚園指定のものを購入する所も多いです。知り合いの卒園者から譲ってもらって費用を少なくするというママもたくさんいるので、ネットワークを広げて情報を集めましょう。

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幼稚園への交通費用も計算しておく

幼稚園までどのように通うのかによって、交通費用に違いが出る場合もあります。幼稚園によりますが、バスによる送り迎えがある幼稚園があり利用するのであれば、交通費として平均、毎月2000円~5000円ほどが必要になります。他には徒歩通園、公共バス通園、自転車通園、自家用車通園など、様々です。

徒歩通園以外は、幼稚園に納める費用としてではなく、ガソリン代などの費用が発生します。自転車通園の方の中には、通園の為に電動自転車を購入した、子供が乗れるようにシートを購入して付けた、といった方もいます。

選んだ幼稚園までの通園手段についても考慮しておきましょう。また、天候や健康状態が良くない時に車を使用した際の駐車スペースなども確認しておくことをおすすめします。

諸経費用も幼稚園費用として念頭に

幼稚園によってお昼ご飯が毎日給食、毎日お弁当、週に2~3度お弁当、と違いがあります。給食のある幼稚園では、給食費用がかかってきます。公立幼稚園で平均毎月約1500円、私立幼稚園で平均毎月約2500円。費用の問題だけでなく、ママの手間も大きく関わってくるお昼ご飯事情は、しっかりと入園説明などで確認するなどすることをおすすめします。

幼稚園の設備維持費や冷暖房費、保護者会費用なども入園してから支払いのあるものになります。平均毎月500程度を納める幼稚園もあれば、半年ごとに平均5000円程度を納める幼稚園と様々です。行事の後には、写真代が発生したり、遠足などではその都度請求されるものもあるので、月謝以外の費用の連絡もしっかりと頭に入れておきましょう。

幼稚園に毎月支払う費用として月謝

公立幼稚園と私立幼稚園で大きく違いがある月謝。公立幼稚園では平均12000円~20000円、私立幼稚園では平均25000円~30000円が相場と言われています。一概には言えませんが、多くの場合、公立幼稚園よりも、私立幼稚園のほうが高めになっているようですね。私立幼稚園では、年少・年中・年長と年齢が上がるにつれて、月謝が安くなる幼稚園もあるようです。

地域によって、公立幼稚園と私立幼稚園で月謝費用に大差がないエリアもあるので、しっかりと確認するようにしましょう。また、幼稚園にもよりますが、月々の支払いは月謝費用のみでなく、プラスアルファとして少し加算されることを念頭に入れておくと安心です。そこまで考慮して幼稚園選びをするとより良いでしょう。

幼稚園では費用だけでなく、受け入れ年齢に違いがある

公立幼稚園では2年保育、私立幼稚園では3年保育をしている施設が一般的と言われています。私立幼稚園では、満2歳児から入れる4年保育を行っている幼稚園も増えてきています。プレ幼稚園、プレ保育、プレクラスと言われる未就園児に限定したクラス設置を行っている場合もあります。

4年保育では満2歳から入園できますが、まだ身の回りのことが一人でできる年齢ではないため、受け入れ人数が少数の場合が多いです。また、プレ保育やプレ幼稚園といったものは、月に数回程度の預かりや、ママと一緒にクラスに参加し幼稚園を体験できるものがほとんど。入園前に幼稚園に慣れさせる、幼稚園のことを詳しく知るためといった目的で始めるのがいいでしょう。

行事の多い私立幼稚園と少ない公立幼稚園

私立幼稚園では教育方針に従った行事やイベントが多く開催しているところが多いです。季節に沿った行事や伝統的な行事などがあり、家庭ではできない体験をさせてあげられるメリットがあります。保護者も参加するものが多いので、親同士の交流の場としても楽しみがあります。親子で参加し、貴重な体験をする機会として捉えましょう。

公立幼稚園では、行事やイベントが比較的少なめなところが多いようです。イベント好きなパパママにしてみたら、少し物足りなさを感じるかもしれません。しかし、公立幼稚園では、数少ないイベントの際に、各家庭での負担が最低限で済むよう工夫されている施設もあります。費用や手間が少なくて助かるという保護者の方もいます。

教育内容が違う幼稚園は費用をかければお稽古も

私立幼稚園では、特色のはっきりとした教育を行っているところが多いです。英語教育や体操、音楽、しつけなど、幼稚園で過ごす日常生活の中でカリキュラムとして取り組む幼稚園も少なくありません。希望者のみに行う保育時間外でのおけいこ教室がある施設も。けいこ教室の種類や内容で他の幼稚園と差別化を図っているところもあります。

公立幼稚園では、お絵かきや音楽など、授業の時間が少なめに設定されているところが多いです。のびのびと遊ぶ時間に一日を割いている幼稚園が多く、私立幼稚園に比べて、時間の余裕を持って一日を過ごしているところが多いといえるでしょう。遊ぶ遊具にもこだわっている幼稚園もあるので、見学の時に見てみることをおすすめします。

幼稚園によって延長保育があるが費用がかかることも

私立幼稚園では、月謝とは別料金で、夕方までの預かり保育や、長期休み中の預かり保育を行っている幼稚園が珍しくありません。最近では、保育園への入園が難しいこともあり、私立幼稚園の延長保育を利用して共働きをしている家庭もあります。私立幼稚園での延長保育は、就労の有無に関わらず、私用でも利用できることが多いです。

公立幼稚園では、基本時間内での保育となるため、延長保育を行っていない幼稚園が多いのが特徴です。しかし、共働きの家庭が増えている近年、私立幼稚園との利便性における差を考慮して、預かり保育を行っている公立幼稚園も増えてきています。夏休みなどの長期休み中の預かり保育を希望している場合は、各幼稚園への確認をしてみるといいでしょう。

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幼稚園選びの基準ともなる給食の有無、お弁当でも別費用で給食に

幼稚園では給食が義務づけられていないため、給食の有無には違いがあります。公立幼稚園では、給食がない幼稚園が多いかもしれません。また、給食があったとしても、白いご飯だけ自宅から持って行かせる幼稚園などもあります。ママの負担となる給食の有無は、注目している保護者の方も非常に多いポイントです。

私立幼稚園では毎日給食のある所、週に2~3日給食、給食なし、など、幼稚園の方針によって違います。お弁当作りが苦手なママや、子供がアレルギーを持っている、友達と同じメニューであれば食べてくれる、などなど、給食の有無に関しては、幼稚園選びの際に比重を置いているママが多いです。働くママが増えている近年、より注目されるポイントとなることでしょう。

幼稚園では費用だけでなく、先生のタイプも異なる

公立幼稚園の先生は公務員になります。そのため、雇用環境が安定しており、勤続年数が長くベテランの先生が多い傾向があります。また、教員研修がしっかりしているところが多く、先生のレベルも安定している点がメリットとしてあげられます。子育ての不安を幼稚園の先生に相談できるという点も保護者の方には安心できるポイントとなるでしょう。

私立幼稚園では、公立幼稚園に比べて勤続年数が短い傾向があります。若くて元気な先生が多く、ベテランの先生が少ないという施設も多いです。幼稚園選びの基準として、先生達の雰囲気を見ている保護者もたくさんいます。子供が一日の大半を過ごす幼稚園なので、子供とどのように接しているのか、といった点を見学などで見てくるといいでしょう。

通園方法にも違いがある公立幼稚園と私立幼稚園

通園方法にも公立幼稚園と私立幼稚園には違いがあります。公立幼稚園では徒歩や自転車などの通園がほとんどで、幼稚園のバスを所有していないところが多いです。雨や雪の日など、天候が悪い時や、保護者の健康状態が良くない日などの通園方法も検討しておくといいでしょう。

私立幼稚園では徒歩や自転車での通園もできますが、送迎バスを所有している所が多いです。あらかじめバスが通るコースが決められており、最寄りのバス停で乗降するシステムになります。自宅前まで来てくれる場合もあれば、少し距離のあるところまで行かなければならない場合もあります。入園したら連絡があるので、しっかりと乗降場所を確認するようにしましょう。

私立幼稚園には費用を軽減できる補助金制度がある

私立幼稚園には「私立幼稚園就園奨励費補助金」という制度があります。月謝、入園費を対象とした補助金制度となり、自治体が行っています。保護者の所得状況に応じて行われており、受けるには自治体への申請が必須となります。市町村によっては制度がない場合や、厳しい基準設定のところもあるので、自治体に確認するようにしましょう。

幼稚園によって補助金の支給方法が異なります。事前に補助金額を計算し月謝から減額する方法、年末に必要書類を提出することで年度末までにまとまった金額として支給する方法とあります。いずれにせよ、各家庭の所得に応じた補助金が発生する場合があるので、幼稚園から連絡が来たときには、すみやかに指示に従うように準備しましょう。

公立幼稚園と私立幼稚園では費用に大きな差がある

公立幼稚園と私立幼稚園では、月謝だけでなく、諸経費の部分も含めて費用で大きな違いがあります。年間を通してみると幼稚園関連の出費は家計の中でも平均して大きな割合を占めてくるものになります。しっかりと計算した上で、幼稚園選びをするようにしましょう。また、補助金などの制度も上手に活用できるよう、リサーチすることもとても大切なことになります。

費用の面での決断も大切ですが、子供に合った幼稚園を選ぶことが重要です。先生や園の雰囲気、幼稚園ではどのようにして過ごすのか、といった視点で幼稚園をじっくり見学するようにしましょう。また、保護者の負担として、どこまで自分はできるのかといったことも検討しておくといいでしょう。子供にとって楽しい、保護者にとっても快適な幼稚園を選ぶことができるといいですね。

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