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テーブルの高さはどのくらいがおすすめ?ダイニングの最適な選び方!
住まいで必需品のテーブルですが、様々なデザインや高さのものが販売されています。その中でも家族で使うダイニングテーブルは、選ぶ際に高さや大きさで悩む方も多いのではないでしょうか?今回はダイニングテーブルの最適なサイズをご紹介!選び方で失敗する前に確認してみて!

目次
テーブルは住まいでの必需品

テーブルは住まいの中で必需品であり、家具の中でもサイズが大きいため存在感があります。テーブルは用途によって種類も様々ですが、しっかり高さや大きさを考えて選ばないと使いにくくて後悔することも…。テーブルを含め、家具類は値段も高く一度買ったら買い替えはなかなか難しいので、失敗しないように慎重に選ばなければなりません。

テーブルは住まいで使う状況や使用人数などを考慮してサイズを選ぶ必要があります。テーブルの選び方で重要な高さや大きさ、ダイニングテーブルを選ぶ上でのポイントなどを調べまとめました!家族で使うダイニングテーブルは椅子の高さも重要なんです!失敗したくないテーブル選び。購入する前に一度確認してみて!

テーブル選びで重要な「大きさ」と「高さ」

テーブルの選び方で重要なのが、どういった使い方をするか、どのくらいの人数で使うかを事前に想定して、イメージをある程度決めておくことです。例えばリビングテーブルだと飲み物やリモコン、ティッシュなどを置くスペースを考えて収納付きのものを選ぶこともできます。まずどういった使い方をするか、何を置くのかを考え、その後に使う人数を想定して大きさを決めるのがおすすめです。

大きさだけでなく一緒に置くソファや椅子の高さ、大きさもバランスの良いものを選ばないと使いにくい原因になります。ダイニングテーブルは家族で使うものなので全員の身長や座高を考慮し、テーブルと椅子の高さを決めるのがポイントになります。テーブルは小さすぎても大きすぎても使いにくいので、きちんと前準備としてサイズを調べ決めておくことが重要です。
「ダイニング」でのテーブルの役割

家族の団らんの場であるダイニング。リビングと同じように家族が集まる場ですが、全員が揃って使用するのはダイニングテーブルが一番多いのではないでしょうか?食事の際に使うダイニングテーブルですが、それ以外にもくつろぎの場としての役割を持っています。ダイニングテーブルは多様な使い方があり、様々なシーンで使われます。

食事だけではなく子供が勉強をしたり、パソコンを使ったり読書やティータイム、家族会議の場にもなるのがダイニング。様々な使い方を考えて購入するサイズを選ぶことで、より快適な暮らしになります。住まいで重要な場所であるダイニングで使うテーブルだからこそ、選び方も慎重に!ダイニングテーブルのおすすめの高さや大きさをの選び方も詳しく調べました!

テーブルの必要スペース
一人分の基準スペース

テーブルのサイズは様々なサイズがありますが、ダイニングテーブルのサイズを選ぶときに基準となる一人分のスペースというものがあります。一人分の基準スペースは「60㎝×40㎝」となっていて、ダイニングテーブル四人分のテーブルを選んだときの基準スペースは「120㎝×80㎝」ということになります。この基準スペースは隣に座る人と体が当たらないように設定されています。

「60㎝×40㎝」というスペースは小学校の勉強机のサイズとほぼ同じで、一人分の食器を並べられるサイズとなっています。調味料などを置いたり作業をする場合のことも考えると、少し大きめのサイズを買うとゆとりができ使いやすいと思いますが、設置する場所のことを考えてサイズを選ぶことが大事です。基準スペースは、あくまで基準ですので参考程度に選ぶと良いでしょう。
ダイニングテーブルの周りに必要なスペース

ダイニングテーブルを選ぶ際はテーブルや椅子の大きさだけではなく、椅子を引くためのスペースと人が通るためのスペースを考慮して選ぶ必要があります。座る前に椅子を引くためのスペースは平均「70~80㎝」程度必要です。椅子に座ったときに必要になるスペースは平均「40~50㎝」程度、その後ろを人が通るために必要なスペースは平均「60~90㎝」程度必要となります。

ダイニングテーブルの周りのスペースが少ないと動線が確保できず動きにくかったり使いにくい原因になります。ダイニングの室内寸法に合わせてテーブルのサイズを選ぶことも快適に使用する上でポイントです。大きめのものを買って、室内が狭くなってしまい動きにくかった…とならないよう、必要スペースを把握しておくと失敗が少なく済みます。
ダイニングテーブルの高さと椅子のバランス

テーブルの天板までの高さと椅子の座面までの高さの差のことを「差尺」といい、テーブルと椅子の高さのバランスを見る上で重要になります。この差尺を基準にすることにより、自分の座高に合うテーブルの高さを調べることができます。座高の調べ方は身長×0.55で計算でき、差尺は(座高÷3)-2という計算で出すことができます。

一般的に差尺は27~30㎝程度が良いと言われています。テーブルを先に選んだ時は「テーブルの高さ-差尺」でバランスのいい椅子の座面の高さを知ることができ、逆に椅子を先に選んだ場合は「椅子の座面の高さ+差尺」でバランスのいいテーブルの高さを計算することができます。これは一般的な目安のサイズであるため、あくまでも使いやすいと思うサイズを購入することが一番です。
ダイニングテーブルのおすすめの高さは?

日本で販売されているテーブルは、日本人の平均的な体格に合わせ高さ70㎝前後のものが主流となっています。セット販売されているものだと椅子の座面の高さは平均で40㎝前後となっていて、日本人の生活に合うように作られています。海外ブランドのテーブルは日本のものより高さがあり、購入する際は椅子の高さに注意する必要があります。
おすすめの高さ=平均の高さ

ダイニングテーブルのおすすめの高さは、やはり日本人にあわせて作られている70㎝前後がおすすめです。日本で作られているダイニングテーブルはほとんどがこの高さで、椅子の座面の高さも40㎝前後のものが多いです。そのため高さのバランスを合わせやすく、比較的に使いやすいと思います。多少のサイズの差はクッションなどでも調整できますので、参考にしてみてください。
ダイニングテーブルの高さを選ぶときのポイント

住まいの中でダイニングテーブルというのは家族で使うものですので選び方が重要です。家族の年齢や体格、合わせる椅子やソファの高さによってダイニングテーブルの高さを選ぶことが必要です。小さいお子様がいる場合はテーブルと椅子の高さを低めにしたり、ソファと合わせる場合は差尺でテーブルの高さを選ぶことも必要になります。

使いやすさは人それぞれですので、購入する際は家族全員が使いやすいと思う高さのものを購入することがポイントです。ダイニングテーブルにも様々な形や大きさのものがありますが、色々なシーンを想定して高さを決め、人数分のスペースがとれる大きさを基準にサイズや形を選ぶと良いでしょう。長く使うものですので選ぶときは慎重に!
ダイニングテーブルをソファと合わせるときの高さ

日本で作られているダイニングテーブルの高さは一般的に70cm前後ですが、座面の高さが低めのソファと合わせたテーブルの高さは、ソファの座面に合わせて設定されています。ソファと合わせたときのバランスのいい高さは、平均で「60cm前後」に設定されていてます。ダイニングテーブルをソファと組み合わせるとゆったりしたくつろぎの空間になります。

ダイニングテーブルをソファと合わせる場合、ソファは動かすことができないためテーブルとの間のスペースが椅子と合わせたときよりも大きく必要になります。そのため食事や作業がしにくく感じてしまうこともあると思いますので、ソファとダイニングテーブルを組み合わせて選ぶ場合は設置するスペースにも注意しましょう。
テーブルを購入する際は高さのバランスが重要

テーブルを購入する際に必ず見ておきたい高さですが、一緒に使う椅子やソファとのバランスが重要になります。実際に住まいで使用したときにバランスの悪い高さだと猫背の原因になったり、作業効率が低下することもあります。大きさだけでなく高さのバランスは家具選びではとても重要ポイントですので、テーブルを購入する際は注目して選ぶと失敗せず快適に生活できるでしょう。
まとめ:テーブルや椅子の高さは生活で重要

テーブルと椅子は住まいに欠かせない存在ですが、選び方を間違えると使いにくくストレスも溜まります。高さのバランスが悪いと猫背の原因に…。大きい家具である、使用頻度も高いことから選び方はとても重要です。色やデザインもインテリアとして大事ですが、体に負担が少ない使いやすいものを選ぶことが最も重要なポイントになります。購入する際は必ずサイズを確認しましょう!