妊娠・育児
離乳食完了期1歳からの献立は?大人と同じメニューで作れる?
1歳になったときの離乳食の献立メニューや量、レシピについてまとめました。離乳食完了期である1歳になったら献立メニューや離乳食の量についてチェックしておくことが大切。1歳にふさわしい離乳食のレシピや献立メニュー、分量を参考にしていきましょう!

目次
- 1歳にぴったりな離乳食レシピや献立メニューを知りたい!
- 1歳になったらチエックしたい!離乳食完了期の目安
- 1歳になったら離乳食の分量はどうする?
- 少量からはじめてOK!離乳食完了期に食べさせられる食材
- 1歳の離乳食にぴったりな献立メニューは?
- 1歳に入ったら実践したい離乳食の献立メニューの作り方
- 1歳におすすめ!洋食系の離乳食の献立メニュー
- 1歳にぴったりな和食系離乳食の献立メニュー
- 1歳の離乳食で気をつけておきたいポイントは?
- 離乳食をなかなか食べない1歳児の場合は?
- 1歳児にぴったり!離乳食用の肉じゃがのレシピ
- 洋食系のメニューにぴったりな離乳食用ナポリタンのレシピ
- 常備しておくと便利!ホワイトソースのレシピ
- 1歳児が手づかみできるおやきのレシピ
- 1歳に与える離乳食の量やメニューをチェックしておこう!
1歳にぴったりな離乳食レシピや献立メニューを知りたい!
1歳になると離乳食完了期に近づく
1歳に入ったら、いよいよ離乳食完了期に入っていきます。離乳食完了期に入ると大人と近い食事も食べられるようになるので段階を踏んで進めていきましょう。1歳に必要な栄養をしっかりとることによって健康的な体づくりにも役立つので離乳食にはこだわっていきたいですよね。1歳に入った後の離乳食のポイントもチェックしておくと安心です。
1歳に最適な離乳食レシピで献立メニューを組み立てよう
「1歳になった後の離乳食はどうすれば良い?」「1歳にぴったりな離乳食のレシピを知りたい!」という場合におすすめの離乳食情報についてまとめました。1歳を過ぎてからはだんだんと離乳食から大人の食事へと移行していくので工夫をプラスしながら離乳食を作っていきましょう。1歳に最適な離乳食の献立メニューをチェックして取り入れていきましょう。

1歳になったらチエックしたい!離乳食完了期の目安
1日3回の離乳食を食べられるようになっている
1歳になったからといっていきなり離乳食完了期の食事にする必要はありません。大切なのは子供の成長度合いを見極めることです。成長の度合いを見て離乳食完了期に入っても良いと判断していきましょう。まずおさえておきたいチェック項目は1日3回の離乳食を食べられるようになっているということ。食事のリズムがついていることが重要です。
また、離乳食のみでもしっかり栄養を取れているかどうかも判断基準になります。ミルクは必要なく離乳食だけで栄養を取れているようなら1歳を過ぎたあたりから離乳食完了期へ移っていきましょう。もし離乳食のみで栄養をとることが難しい場合は1歳が過ぎても段階を踏んで離乳食を進めてくださいね。
バナナくらいの硬さの離乳食を歯茎で潰せる
離乳食を咀嚼できるようになっているかどうかも重要なポイントです。1歳になると乳歯が生えてきますが、それ以外にも歯茎でバナナくらいの硬さの離乳食を潰せるようになっているかどうかチェックしておきましょう。ちゃんともぐもぐできるようになっていれば順調に離乳食が進んでいる証拠なので1歳を過ぎたあたりから完了期に移ってみてはいかがですか。
最初は10倍粥だった主食が5倍粥まで食べられるようになっているかどうかもチェック項目に入ります。離乳食完了期になると軟飯になり、だんだんと大人が食べている食事に近づいてくるので子供が段階を踏んで食べられるようになっているか判断しながら決めてくださいね。
1歳になったら離乳食の分量はどうする?
主食の分量
それでは1歳に入って離乳食完了期になった場合の食事の分量についてチェックしていきましょう。1回分の食事の場合、軟飯なら90gくらい、ゆでうどんなら1/2玉、パンは30gほどが目安になります。子供が食べられる分量を見ながら主食の量を決めてくださいね。主食はエネルギーとなるのでしっかり食べられるようにしましょう。
野菜やタンパク質の分量
野菜や果物は1回あたり50gほど与えるようにしましょう。いろいろな野菜を使った総量の目安が50gほどになります。野菜にはビタミンやミネラルなど健康的な体づくりに欠かせない栄養が豊富に含まれているので、好き嫌いがないように美味しく食べられるようにしたいですね。
また、タンパク質の場合は肉や魚なら20gほど、卵は1/2個、豆腐は50g、乳製品は100gくらいが1回あたりの目安になります。1回分の食事で栄養バランスを整えながら分量を決めていきましょう。
少量からはじめてOK!離乳食完了期に食べさせられる食材
中華麺やエビ、イカなどの食材を少量からはじめよう
1歳になって離乳食完了期に入ると食べられる食材の範囲も広がります。卵が食べられるようになったら中華麺がOKに。また、アレルギーの心配があるため初期には食べさせられないイカやタコといった食材も少量ずつ食べさせられるようになります。新しい食材を与える場合はしっかりと様子を見ることが大切。少量ずつ与え異変が見えたら病院に行ってくださいね。
【離乳食 子ども(幼児期)に食べさせてはいけないもの】イカ・タコはアレルギーの心配のある食材なので12~18ヶ月から少しずつ与えましょう。固くて消化しにくいので細かく切って食べやすいようにしましょう。
— ママとベビーに贈る名言BOT (@hirokoyap2) October 20, 2017
ケチャップなどの調味料も少量からならOK
ケチャップやマヨネーズといった調味料も1歳の離乳食完了期を迎えたら使えるようになります。もちろん、まだ薄味にする必要があるので少しずつ使うのがポイント。また、ごま油も少量ずつなら使えるようになります。子供が食べやすい味付けを意識しながら、これらの調味料を活用して美味しい離乳食を作ってみてくださいね。
1歳の離乳食にぴったりな献立メニューは?
主食・主菜・副菜・汁物のバランスの良い献立メニューにしよう
最初は小さじ1杯ずつだった離乳食も完了期を迎えるとバリエーション豊かな食事楽しめるようになります。基本的に主食・主菜・副菜・汁物を中心として献立を組み立てていくのがおすすめ。このような組み合わせにすることで栄養バランスのとれた離乳食に仕上げられます。フルーツをプラスするなど工夫しながら作ってみてくださいね。
食べられるものを見極めながら分量を増やしていく
完了期に入ると食べられるものも増えてくるので、様子を見ながら与えて食べられるものを増やしていきましょう。食べられるものが増えれば離乳食作りもぐっと楽になりますよね。子供も新しい味を体験できて楽しいのではないでしょうか。様子を見ながら分量を増やし、新しい食材にもチャレンジしてみてくださいね。
1歳に入ったら実践したい離乳食の献立メニューの作り方
大人の献立メニューから取り分けられるようにする
1歳になったら大人が食べているのと近い離乳食を食べられるようになります。離乳食作りの負担を減らすためにおすすめなのが大人用の食事を離乳食に取り分けられるようにするということ。大人用に作った食事を離乳食にアレンジすることができれば手間が減るので楽ですよね。そういった工夫も加えながら献立を作ると効率的です。
味を薄めたり、柔らかくするなどの工夫をプラス
もちろん、まだ子供は大人と同じような味付けのものは食べられないので味付けをする前に取り分けて子供用には薄味のものを作ることが大切。また、大人用の食事よりも柔らかく仕上げるのも大切なポイントになります。煮る時間を工夫するなどして、効率的に取り分けられるようにしていきましょう。
1歳におすすめ!洋食系の離乳食の献立メニュー
パスタにスープなど洋食メニュー
離乳食完了期におすすめの洋食系のメニューはパスタやスープを組み合わせた献立。主食のパスタに野菜タップリのスープ、副菜に1品添えるだけで栄養バランスの取れた献立にすることができるので試してみてくださいね。
朝はトーストやスクランブルエッグ
朝食はトーストやスクランブルエッグといったように大人と近い食事にしてみるのもおすすめ。そうすることで親の負担も減りますし、子供もみんなと同じ食事ができて楽しいのではないでしょうか。卵を使う場合はアレルギー反応がないかどうかしっかりチェックしてくださいね。
1歳にぴったりな和食系離乳食の献立メニュー
栄養バランスを整えやすい和食の献立メニュー
和食は栄養バランスを整えやすいので便利。主食(ご飯)・副菜(卵焼き)・主菜(厚揚げの炒め物)・汁物(味噌汁)といったように献立を組み立ててみましょう。
ひじきの混ぜご飯で栄養価をアップ
和食メニューの場合、混ぜご飯にして栄養をプラスするのもおすすめ。ひじきを入れて栄養価をアップさせるなど、ご飯にアレンジを加えて美味しく仕上げてくださいね。
1歳の離乳食で気をつけておきたいポイントは?
味の濃い献立メニューは避ける
離乳食完了期に入ったからといって、大人と同じ味付けにするのはNG。薄味に仕上げ、子供が食べやすいようにしましょう。また、味の濃いインスタント食品などもまだ食べられないので気をつけてくださいね。
遊び食べをする場合は食事の間隔をあける
1歳をすぎるといろいろなことに興味が出てきて遊び食べをしてしまうことがあります。そういった場合は食事と食事の間隔をあけてお腹を空かせるようにしておいてはいかがですか。
離乳食をなかなか食べない1歳児の場合は?
見た目に工夫をプラス
離乳食をなかなか食べてくらない場合は見た目に変化をプラスしてみてはいかがでしょうか。野菜を星型やハート型にくりぬいたり、食器をカラフルにするなど工夫することで食べてくれるようになるかもしれません。
みんなで食卓を囲む
みんなで食卓を囲んで楽しい雰囲気を演出するのも大切。食事は楽しいと思ってもらえれば、きっと食べてくれるはずです。
1歳児にぴったり!離乳食用の肉じゃがのレシピ
肉じゃがに必要な材料
それでは、1歳にぴったりな離乳食のレシピをチェックしていきましょう。大人も一緒に食べられる肉じゃがは1歳を過ぎてからの離乳食メニューに最適です。味付けの段階で離乳食用に取り分けて薄味に仕上げれば、大人の食事も一緒に作れるので便利。人参やジャガイモ、玉ねぎといった野菜類も美味しく食べられるのも嬉しいポイントです。
肉じゃがに必要な材料は、ジャガイモ1個、玉ねぎ1/2個、人参1/4本、鶏胸肉80g、水300ml、鰹節ひとつかみ、みりん小さじ1、醤油小さじ1、砂糖小さじ1/2になります。味付けは子供の様子を見て調節してくださいね。鶏胸肉のかわりにササミを使ってもOKです。可愛らしく仕上げたい場合は人参を花形に型抜きするなどの工夫をするのもおすすめ。
大人に取り分けしやすいレシピ
ジャガイモは皮をむいて角切りにします。玉ねぎと人参も角切りにしましょう。鶏胸肉も食べやすい大きさにカットします。鍋に水を入れたら鰹節を加え、沸騰直前になったら火を止めてください。ザルで鰹節をこしたらジャガイモ・玉ねぎ・人参を鍋に入れます。具材が柔らかくなるまで煮たら、砂糖・醤油・みりんを加えて味付け。全体に味がしみこんだら完成です。
洋食系のメニューにぴったりな離乳食用ナポリタンのレシピ
ナポリタンに必要な材料
1歳を過ぎたら離乳食にケチャップも使えるようになるのでナポリタンを作ってみるのもおすすめ。子供も食べやすいナポリタンは大人用にも作ることができるので、ランチタイムに離乳食と一緒に作りたい場合にぴったり。いろいろな野菜を入れれば離乳食の栄養バランスを整えることができるので、ぜひ美味しいナポリタンを作ってみてくださいね。
ナポリタンに必要な材料は、なす1/4個、玉ねぎ1/4個、しめじ1/4個、ベーコン1/2枚、トマト1/4個、ケチャップ大さじ2、バター小さじ1、パスタ50gになります。入れる具材は好みに合わせて変えていきましょう。子供が食べられる野菜をいろいろ入れるのがおすすめです。ケチャップの分量は子供の様子に合わせて調節して味付けをしてくださいね。
1歳児に食べさせたいレシピ
なす・玉ねぎ・ベーコン・トマトは小さめの角切りにします。しめじは石づきを取ってほぐし、食べやすいようにカットしましょう。鍋に300mlの水を入れたら火にかけ、なす・玉ねぎ・トマト・しめじを入れて煮込みます。一煮立ちさせたら食べやすいように折ったパスタを加えましょう。
鍋のお湯が半分になるくらいまで煮込んだらベーコンをプラスします。さらに煮込んでお湯がほとんどなくなったらケチャップをプラス。焦げ付かないように混ぜながら水分を飛ばし、仕上げにバターを溶かし入れたら完成です。
常備しておくと便利!ホワイトソースのレシピ
ホワイトソースに必要な材料
1歳になったら作っておきたい離乳食レシピとしておすすめなのがホワイトソース。ホワイトソースはたくさん作って冷凍ストックしておけばグラタンやパスタなどいろいろな離乳食で作れるので便利です。もちろん、離乳食以外にも大人の料理に使うことができるのでぜひ活用してみてはいかがですか。離乳食作りのレパートリーがぐっと広がります。
ホワイトソースに必要な材料は、無塩バター大さじ2、小麦粉大さじ2、牛乳300mlになります。牛乳が飲めるようになった段階でホワイトソースを作るようにしてくださいね。大人用の料理にアレンジする場合は好みに合わせて味付けをしてみてください。また、1歳に入ったら味付けのレパートリーも増えるので薄めの味付けにするのもおすすめです。
いろいろ使えるレシピ
鍋に小麦粉と牛乳を入れましょう。小麦粉がしっかりと溶けるように牛乳を混ぜていきます。小麦粉が残っているとホワイトソースにダマができてしまうので気をつけてくださいね。小麦粉が牛乳に溶けたらバターをプラスします。混ぜながら中火にかけてください。混ぜるのをやめると焦付きの原因になるので要注意。
ひたすら混ぜながらとろみがつくまで加熱します。とろみがついたら弱火に落とし、好みのとろみになるまで加熱をして完成。

1歳児が手づかみできるおやきのレシピ
おやきに必要な材料
1歳児にもなると自分で手づかみできるような離乳食もメニューに加えていきたいですよね。手づかみ食べができるようにするのも離乳食の重要なポイント。そんなときにぴったりなのがおやきです。いろいろな具材を入れることができるおやきは栄養バランスもばっちり。おやつがわりとして外出先に持っていくこともできるのでぜひ活用してみてくださいね。
おやきに必要な材料は、小松菜10g、かぼちゃペースト40g、牛乳5ml、片栗粉大さじ1、青のりひとつまみになります。入れる具材は子供の好みに合わせて変えてみましょう。サツマイモやジャガイモのペーストに変えたり、しらすをプラスするなど工夫をするとバリエーション豊かなおやきを作ることができます。冷凍保存もできるのでストックするのもおすすめ。
簡単なレシピ
小松菜は細かく刻みます。熱湯に小松菜を入れて茹でましょう。小松菜が茹で上がったらボウルに入れ、かぼちゃペースト・牛乳・片栗粉・青のりを加えて混ぜ合わせます。全体がまとまったら食べやすい大きさに成形してください。成形したおやきをフライパンにのせ、両面を焼きます。両面がこんがりと焼けたら完成。

1歳に与える離乳食の量やメニューをチェックしておこう!
1歳を過ぎたら食べられるものの幅も増えて、離乳食完了も目前です。子供が食べやすい工夫を加えながら、離乳食完了まであと少し頑張っていきましょう!