妊娠・育児
子供が嫌いな人の心理的特徴は?子供好きには分からない理由
子供が嫌いだと言われると、これまで仲の良かった知人でもちょっと変わった目で見てしまう事もあるかもしれません。子供が嫌いな人は何故そういった心理になってしまうのか、子供が嫌いだと感じる様々な理由についてをまとめてご紹介します。

目次
好きな人には理解できない子供嫌いな人の心理
一般的に子供好きというのは男女問わず印象が良いものではないかと思いますが、反対に子供が嫌いだという発言をすると途端に冷たい目を向けられてしまったり、変わり者であるというイメージをつけられてしまう事って少なくないですよね。
子供が好きだという人からしてみれば、子供嫌いな人の心理というのは理解し難いものかもしれません。けれど子供嫌いな人にも、嫌いだと感じる事にはきちんとした理由があるものなのではないでしょうか?誰にだって嫌いなものの一つや二つあるものです。
そこで今回は子供嫌いな人の心理的特徴や、子供が嫌いだという人がそう感じる様々な理由についてをご紹介していきたいと思います。これまで子供嫌いな人の心理は理解できなかったという人も、少しは子供嫌いな人に歩み寄る事ができるかもしれません。
子供は国の宝って言葉が嫌い。きちんとした納税者になれば国の宝でしょう。税金貰って育てられてるのにあちこちで奇声あげて騒いでその親は非常識で傍若無人でどこが宝なの?
— きい (@kiroippp) October 24, 2017

子供好きにとって嫌いな人はありえない?
そもそも子供が好きだという人からしてみれば、子供というのは無条件に可愛い天使の様な存在ですよね。目に入れても痛くないといった言葉もありますが、特に自分の子供の為ならばどんな事でもしてあげたいと感じるものなのではないでしょうか?
しかしその一方で、子供が嫌いだという人が一定数存在する事も事実です。子供好きな人からしてみればそれだけで嫌な人だという印象を持ってしまう事もあるかもしれませんが、子供嫌いというのは別に犯罪でもなければ病気でもないのです。
子供が嫌いな人というのは、大抵の場合嫌いだと感じるに至る理由があるものです。子供好きには理解できない理由も多いかもしれませんが、子供が嫌いだと感じている人の多くが抱えているその理由についてを順番にご紹介していきます。

子供嫌いの理由①子供の出す騒音が嫌い
子供というのは年齢や教育の仕方などにもよりますが、基本的には周囲への配慮はできない事が多いものです。場所や時間帯などを問わず、自分が騒ぎたい時に騒ぐものですよね。子供好きからしてみれば元気な姿は微笑ましくも感じられるものです。
しかし子供が嫌いな人からしてみれば、所構わず騒ぎ立てる子供は耳障りなものであり、気にしないよう努めてみても足音や騒ぐ声は耳に入ってきてしまうものです。仕事や勉強をしている最中、疲れている時に騒がれては穏やかな心理状態ではいられません。
特に子供嫌いな人が嫌いな理由として挙げる事が多いのが、泣き声や金切り声ではないでしょうか。早朝から夜遅くまで働き通しで疲れ切って帰宅をしている電車内で、子供が狂った様に泣き声を上げると勘弁して欲しいと感じる人も多いものです。
もちろん子供は泣くのが仕事と言われる事もあり、癇癪を起こしてしまう事があるのも理解している人は多い筈です。しかし自分は大人だからとその場では我慢できる事と、嫌いという感情を持ってしまう事はまた別物である様です。

子供嫌いの理由②そもそも子供に好かれない
子供が嫌いだと感じる理由の一つには、まず自分が子供に嫌われる傾向にある場合もある様です。子供は好き嫌いがはっきりとしているので、特に理由が無くとも出会った相手を嫌いだと言い切ってしまう事だってあったりしますよね。
無条件に懐いてくれればこちらも心を開けるかもしれませんが、子供側から嫌いだという感情を向けられてしまっては苦手意識が芽生え、結果的に子供が嫌いだという心理状態に陥ってしまうのも不思議な事ではないのかもしれません。自分を嫌う相手を好きになるのは難しいですよね。
子供嫌いって言うとヒステリー起こす子持ちって自分の分身である自分のガキが否定されたことが悔しいんだろうね
— 冥美@デレステ沼【ミュート推奨】 (@vivid_egoist) October 25, 2017
ウチのベビちゃんが可愛くないっていうの!?みたいな(笑)
はい。可愛くないです。不快なんでその汚物わたしに近付けないでもらえます?

子供嫌いの理由③子供に関わる事が面倒
子供というのは自分の思うままに行動をするので、大人の都合はお構いなしです。子供好きからしてみれば自由奔放な姿は手がかかるけれど可愛いと感じられるかもしれませんが、子供嫌いな人にはそれが面倒だと感じられてしまう様です。
とても急いでいる時に足元にまとわりつかれて思う様に行動ができなかったり、もう少しゆっくりしていたいのに子供に急かされてしまうといった状況に覚えのある親御さんも多いですよね。そういった苛立ちが子供嫌いの心理に拍車をかけてしまうのだとか。
子供嫌いの理由④潔癖症で触られたくないから
神経質であったり潔癖症なタイプの人も、子供を嫌いになるという特徴がある様です。大人であればされて嫌な事は口で伝えれば大抵の場合には理解してくれるものですが、残念ながら子供は自分のやりたい様に行動するので聞き入れてはくれません。
食べ物を触ったままの手で洋服に触れられたり、小さな子供であればよだれや鼻水をつけられてしまうなんて事だって日常茶飯事ですよね。子供のする事とはいえ、潔癖症な人からしてみれば精神的な苦痛は想像以上に大きかったりするものなのです。
もちろん子供に悪気は無いですし、汚されたからと子供を怒る事もできないものです。しかしそういった小さな不満が積もりに積もってしまうと、心理的に子供を嫌いだと感じてしまうのも不思議な事ではないのかもしれませんね。

子供嫌いの理由⑤空気を読めないから
子供というのは考えるよりも先に思った事が口から出てしまう事だって多いものですよね。大人であればこの発言をしては相手を傷付けてしまう、場の空気を悪くしてしまうという予測ができるので良くない発言は飲み込むものです。
しかしどんな事でも口に出してしまう子供は、人の欠点や指摘されたくない様な事でも容赦無く発言する場合があるものです。そういった一切の遠慮の無い言動が苦手で子供が嫌いになってしまう、という人もいたりする様です。
もちろん自分自身も子供時代には空気の読めない発言をしていた事もあるかもしれませんし、これから発言の善し悪しを学んでいく段階なのだという事も頭では理解しているでしょう。けれどそれと子供を嫌いになってしまう心理は別なのです。

子供嫌いの理由⑥精神的に子供である為
自分自身が精神的にまだ未熟であり、子供の言動を寛容に受け入れる事ができない心理状態である為に子供が嫌いだと感じてしまうといった意見もある様です。確かに子供であれば気に入らないものを嫌いだと判断するのも不思議な事ではありません。
精神的に十分成熟した大人であれば、まだ未熟なのだからと子供のやる事には広い心で対応ができるものです。けれどやはり受け入れる事はできるとしても、それが好きという心理には繋がらない事もあるものの様に感じられます。
食べ物だって口にする事はできるけれど好んで食べる事はしたくない、という食材があったりするものですよね。子供が嫌いだという人も、大人として寛容に受け入れる事はできるものの好きにはなれないという場合があるのも当然なのかもしれません。

子供嫌いの理由⑦干渉されるのが煩わしい
生活をしていれば時には気持ちが落ち込んでしまう事や、一人になりたい時間ができる事だってあるものですよね。しかし子供にはそういった大人の都合は関係無く、遊んで欲しいと感じればそれを要求してくるのが子供というものです。
子供が好きな人からしてみれば自分に懐いてくれる子供は可愛くて、つい構ってあげたくなったり癒される事もありますよね。けれど自分の時間も大切にしたいと感じる人にとっては、干渉されたくないタイミングで来る子供には鬱陶しさも感じるものです。
大人同士であれば空気を読んでそっとしておいてくれるものですが、そういった気遣いをする事ができない子供という存在はやはり好きにはなれず、できれば関わりたくないという心理状態に陥ってしまうのも無理は無い事なのかもしれません。

子供嫌いの理由⑧接し方がわからない
これまで過ごしてきた環境で子供と関わる機会が無かった為に、そもそも子供と接する方法がわからないという人も案外多かったりするものです。弟や妹がいたりした人の場合には、小さい子供との接し方は生活の中で自然と身についていくものですよね。
しかし、そういった機会を得られないまま大人になってしまった人は、どの様に子供と触れ合えば良いのかもわからず苦手意識を抱えてしまい、子供は嫌いだという心理状態になってしまう場合もあったりする様です。こればかりは環境次第なので仕方ありませんよね。
人によっては自分の子供が産まれたり、身近に子供が産まれて接する機会が増えてくると接し方を覚え、自然と苦手意識が解消されていく事もあったりするそうです。子供嫌いだった人が子供好きになるのにはこういったパターンも多いのかもしれません。

子供嫌いの理由⑨周囲の目を気にする疲労感
周囲の目を気にしなければならないあまり、子供が嫌いだという心理状態に追い込まれてしまう場合もある様です。変人だと思われたくない為に子供が嫌いだとは表には出さず、人前では子供好きだという風に装っている人もいたりするのではないでしょうか?
どれだけ子供が苦手だとしても、たとえば親戚や友人が子供を連れて遊びに来たりした場合には子供の相手をしなければならない事もありますよね。苦手意識を持っていたとしても、自分は子供が嫌いだから近付けないで欲しい、などと言える人はそう多くはない筈です。
しかし自分なりに一生懸命子供の相手をしていたのに子供の望む対応ができず泣かせてしまったりすると、悪気は無いのに何故か自分が悪者の様な空気になってしまったりする事もあるものです。精神的な疲労感はかなり大きいと予想できますよね。

子供嫌いの理由⑩愛情不足で育ってきた
自分自身があまり親から愛情を注がれる事無く育ってきてしまったという人の場合には、子供に対してどの様に接したら良いかわからない事も多い様です。自分は親から放置されてきたのに、子供に愛情を注げと言われてもなかなか難しいですよね。
更に自分は愛されてこなかったのに、何もしなくても惜しみない愛情を注がれている子供が憎いとすら感じてしまう人もいたりする場合がある様です。そういった嫉妬心から子供は嫌いだという心理になり、冷たい態度を取ってしまう事もあるのだとか。
育ってきた環境というものは当然人によって違いがあるものなので、誰もが多くの愛情を受けて不自由なく育ってきたと思ってしまうと、子供が好きじゃないなんておかしいと感じてしまうのかもしれませんね。

子供嫌いの理由⑪純粋に興味が無い
特に何かをされたりしたわけではないものの、子供という存在に純粋に興味を持つ事ができないという人も一定数存在している様です。それこそ道端で泣いている子供を見かけても、感情が一切動く事も無いという人もいたりするのだとか。
泣いている子供を見かけたら心配したり煩いと感じる人が多い中で、興味自体が無いという人がいるのもおかしな事ではないのかもしれません。多くの人が好きなものだからこそ興味を持って当然だ、と考えるのは少々押しつけがましいものですよね。
子供ではなく多くの人が好きだと感じる犬や猫などの動物であっても、世の中には可愛いとも感じなければ一切関心を持たない人もいるものです。その対象が子供であったとしても、それはその人の感性であり興味を持つ事を強要すべきものでもありません。

子供嫌いの理由⑫子供ではなく親が嫌い
子供が嫌いだという人の中でも多い理由の一つとして、子供自体ではなくその親が嫌いだという人も案外多いものの様です。親が嫌いというのは理解ができない人もいるかもしれませんが、それは子育てに対する姿勢に理由がある様です。
たとえば公共の場で騒いだり大声で泣き喚いている子供がいたりすると、その親は当然叱ったりマナーを教えるといった躾を行うものかと思います。しかし中には子供を放置して好きにさせていたり、躾ではなく感情のまま怒鳴りつけるだけの親もいますよね。
子供に常識やマナーといった事を教えて身につけさせていくのは他でもない親の役割ですが、それをせずに放置している親を見ると不快感を覚えたり、その親の様にマナーの無い人間に育っていくであろう子供が嫌いだという理由がある様です。
子供はもちろん騒がしいものですが、親がきちんと躾を行っていれば小さいうちからでもお行儀が良く大人しくしていられる子供も多いものです。非常識な親が育てる子供は嫌いだけれど、マナーのある子供は嫌いじゃないという人もいる様ですね。
悪魔だとか言っておいてじぶんでも矛盾してるけどすべての子供が嫌いってわけではなくて躾されてなくて甘やかされて育って好き放題やる子供や躾、教育すらしないバカ親や意味もなく所構わず奇声を発する奇声児が嫌いなんだね
— しゅんぺい (@poisonfamilycil) October 21, 2017

子供嫌いには様々な理由があり、悪い事ではない
子供が嫌いだという人が持つ様々な理由についてをご紹介してきましたが、子供好きだという人も挙げられた理由の中には理解できるものもあったりしたのではないでしょうか?自分の好きだと感じるものが、必ずしも全ての人が好きなものであるとは限りません。
子供は泣くのが仕事であり元気いっぱいな方が良いというのは確かですが、だからといって躾を蔑ろにしてしまったり他人にもそれを強要するというのは、子供嫌いな人の心理に拍車をかけるだけの結果になってしまう場合も残念ながら多いものです。
子供嫌いな人が更に子供を嫌いになってしまわない為にも、子供は可愛いもので好きである事が当然だという考え方を押し付けすぎないよう、お互いに配慮をし合う努力というのも大切な事なのかもしれませんね。
