離乳食に果物を取り入れるのはいつから?フルーツを始める時のポイント

赤ちゃんが離乳食に慣れると、いろんな食材を試したくなりますね。基本的に離乳食は薄味のため、味付けが単調になりがちですが、自然な甘みや酸味のある果物は、赤ちゃんも大好物!そのまま食べたり、ひと工夫を凝らしたりと、果物は離乳食に大活躍の食材なんです。

離乳食に果物を取り入れるのはいつから?フルーツを始める時のポイント

目次

  1. 果物は離乳食初期からOK
  2. 離乳食開始前に果汁は必要?
  3. 離乳食におススメな果物!厳選3つ
  4. 離乳食初期(5~6カ月)から食べられる果物
  5. 離乳食中期(7~8カ月)から食べられる果物
  6. 離乳食完了期(1歳~1歳6カ月)から食べられる果物
  7. 離乳食で果物を加熱するのはアレルギー対策のため
  8. 果物を美味しく煮る方法
  9. 毎日の離乳食づくりに冷凍調理を活用
  10. 果物の性質が体調に影響?種類と量の調節をしよう
  11. 離乳食の果物が原因で虫歯にならないの?
  12. 離乳食に缶詰の果物は大丈夫?あげる時に注意したいポイント
  13. 甘いフルーツは赤ちゃんの大好物!でもうちの子は苦手みたい?
  14. 離乳食期に果物を食べ過ぎるのは良くない?
  15. 離乳食で賢く果物を活用して赤ちゃんもママもニッコリ

果物は離乳食初期からOK

赤ちゃんが生後5~6カ月になると、離乳食がスタートします。これからの人生における味覚の土台を築くという意味でも、離乳食期の食材や味付けはとっても重要。育児書や離乳食のハウツー本などにも、このように堅苦しい言葉があって、離乳食の進め方や調理方法、食材の選び方に頭を抱える新米ママも多いのではないでしょうか?

ですが、ポイントさえ抑えていれば離乳食はそんなに難しいものではありません。基本は、赤ちゃんの様子を見ながら、その時々、臨機応変に柔軟に対応しておけば大丈夫。また赤ちゃんは胃腸が未発達なので、月齢によっては避けたい食材や、調理方法を工夫する必要があります。

果物は離乳食初期からあげてもオッケー!しかし甘みが強く、赤ちゃんが大好きな風味のため、他の離乳食初期に適した野菜などに先駆けてあげてしまうと、気に入ってそればかりになる心配もあるため、できればある程度、他の食材を試した後、少量から与え始めるのがいいでしょう。

離乳食ステップ別に食べられる果物、加熱や冷凍の調理方法と簡単なコツについて、フルーツを離乳食に賢く取り入れるポイントなどを今回の記事で紹介しいきますね。

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離乳食開始前に果汁は必要?

現在、子育てしているママのママの世代。つまり、おばあちゃん世代の方から「昔は離乳食を始める前に、果汁を飲ませたものよ」という話を聞いたことがありませんか。昔は離乳食の準備段階として、果汁を与えていましたが、栄養的にも利点はなく、母乳やミルク以外を早くから与えることで、虫歯や栄養過多になることがわかり、現在では果汁を与える育児法はなくなりました。

実際に、自治体の離乳食教室などでも「果汁はあげなくてよい。離乳食を始めるまでは、ミルクや母乳だけで十分赤ちゃんは育ちます。」と、保健師や栄養士から指導があります。

果汁はあげなくていいのか?お風呂上りに湯冷ましをあげなさい!という、おばあちゃんの古き良き育児法の攻撃に困っているママは、一緒に離乳食教室に足を運ぶのもいいかもしれませんね。

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離乳食におススメな果物!厳選3つ

離乳食初期から!潰すだけで簡単なバナナ

離乳食初期から幼児食まで、子どもが大好きなフルーツといえばやっぱりバナナ!年中お手軽にスーパーで手に入りますし、皮をむいてすぐに食べられるので、忙しい時や、お出かけ時に一本かばんに忍ばせておくだけで安心でてすね。

りんごはすりおろして他食材と混ぜてみよう

りんごは皮をむいてすりおろし、そのまま離乳食初期から食べられます。すりおろしりんごに、さつまいもを混ぜたり、にんじん、かぼちゃを加えたりすると風味がまろやかになって、野菜単体では食べてくれなかった赤ちゃんでもパクパク食べ始めることもあるので、ちょっとした味のアレンジにもってこいの果物です。

りんごもほぼ年間とおして入手しやすい果物で、値段もお手頃なので、離乳食には大活躍します。離乳食が進むと、軟らかく煮てコンポートにしたり、手作りおやつの材料やジュースに使えたりと万能選手でもあります。

いちごは甘くて赤ちゃんの大好物

いちごが旬の時期には絶対おススメです。甘みが強く赤ちゃんは大好き。離乳食初期は、裏ごしして種を取り除く手間があるため、みじん切りして与えられる離乳食中期からが使い勝手が良いでしょう。

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離乳食初期(5~6カ月)から食べられる果物

りんご

甘みが強く水分が多いため、すりおろしてスープやだしの代わりとして他食材と混ぜ合わせると、離乳食のバリエーションが広がります。簡単に入手できて財布に優しい、主婦に嬉しい果物です。

いちご

フルーツの中でもビタミンCが豊富なため、加熱せずに与えたほうが良いでしょう。ヨーグルトと和えたり、粉ミルクと混ぜると、赤ちゃんも喜んで食べますよ。

桃が出回る時期は、家族みんなでいただきましょう。熟して柔らかめの桃は、離乳食初期からでも大丈夫なので、トロトロ食感に赤ちゃんもニッコリになりますね。

バナナ

離乳食の定番フルーツ。年中手に入って値段も出頃なので、バナナメニューはヘビロテ必至です。そのまま潰して食べるだけでも十分美味しいですが、ヨーグルトに入れたり、パンケーキの生地に混ぜ込んでも味に深みが出ていい感じです。

水分が多くて甘いため、離乳食段階での水分補給にもピッタリの果物。ザラザラの梨独特の食感が苦手な赤ちゃんもいるので、まずは少量からお試しください。

みかん

酸味が強いと食べられない赤ちゃん多いため、甘みが強いものを選びましょう。また薄皮は消化しないため、取り除くのを忘れないように。

メロン

完熟のメロンなら、潰したり裏ごしたりして、そのまま与えて大丈夫。果物のなかでは高価な部類のため、離乳食には適さないイメージがありますが、旬の時期には価格も安定し、味も落ち着いているため特別な日に家族一緒にどうでしょうか。

すいか

水分が多く、柔らかくて甘いため、種を取り除けば離乳食初期から果汁を与えられます。

完熟した柔らかいものなら、すりつぶして離乳食初期から食べられます。秋の味覚の代表なので、ぜひ離乳食に取り入れたいですね。渋柿は、当然ながら赤ちゃんは食べられないので、注意しましょう

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離乳食中期(7~8カ月)から食べられる果物

ぶどう

種のある品種は取り除き、皮をむいて果汁状にすれば初期からでも大丈夫。果肉はある程度、離乳食に慣れて噛む力がついてから与えた方が安心です。

レモン

果汁のみなら初期からでも与えられますが、酸味が強いため中期からがおススメ。レモン単体として食べるのではなく、料理ののアクセントや風味づけに活躍します。

キウイフルーツ

完熟した柔らかいものを選びましょう。ヨーグルトに混ぜると食べやすいです。

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離乳食完了期(1歳~1歳6カ月)から食べられる果物

パイナップル

固い芯付近ではなく、柔らかく食べやすい部分を細かく刻むか、すりおろしましょう。

マンゴー

上記に紹介したパイナップルもですが、南国系フルーツは与え始め可能な時期の見解が様々です。日本の果物と違って消化酵素や皮膚炎を引き起こす物質が多く含まれているため、与え始めは少量ずつ、慎重に様子をみたほうが良さそうですね。

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離乳食で果物を加熱するのはアレルギー対策のため

赤ちゃんにあげる食材を加熱するのは、消化を助けるため、殺菌、アレルギー対策が主な理由です。果物は本来、生で食することが多いので、加熱といってもピンと来ないママも多いかもしれません。

ですが、出来るだけ初めて与えるフルーツや離乳食初期の段階では、しっかりと加熱するようにしましょう。胃腸が未発達な赤ちゃんは、見た目以上に食事による胃腸への負担が大きいものです。南国系フルーツは尚更で、できるだけ与える時期を遅くして、最初にあげる時は加熱して様子をみましょう。

果物にも、雑菌やアレルゲンが存在します。もし赤ちゃんがアレルギー体質だったとしても、加熱処理をしていることで症状が緩和されるかもしれません。重度のアレルギー体質の場合は、加熱しても食べることはできませんので、もし特定のフルーツで発赤や呼吸が荒いなどの症状が現れたら、果物によるアレルギーかもしれませんので血液検査を受けてみましょう。

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果物を美味しく煮る方法

初めての食材は、加熱して火を通してから赤ちゃんにあげましょう。特に果物は、加熱すると甘みが増しますので、甘いものが大好きな赤ちゃんはパクパク食べてくれるかも。忙しいとちょっと面倒くさいな~と感じるかもしれませんが、そんなに難しくないので実践していって下さいね。

手順は、果物を一口大に切り、加熱するフルーツと同量程度の水を加え鍋で煮ます。弱火で2~3分、しっかりと加熱しましょう。加熱することで、アレルゲンの元である酵素の働きが抑えられますし、温かい離乳食のほうが赤ちゃんの胃腸への負担も和らいで安心です。

毎日の離乳食づくりに冷凍調理を活用

果物を冷凍すると新鮮な食感に

夏場の暑い時期などは、冷たいだけで十分なごちそう気分が味わえます。熟し過ぎてしまったフルーツや、すぐに食べきれない果物は、やわらかくなるまで茹でてから、月齢に合わせた大きさに切って冷凍してしまいましょう。冷凍フルーツはシャーベット状のシャリシャリとした食感になり、普段食べ慣れているものとひと味違って、沢山食べてくれるかもしれません。

冷凍ストックして時短に

離乳食初期などは、一食分で必要な量はごくごくわずかです。その少ない量のために、毎回時間をかけて調理するのは億劫になりますよね。果物は冷凍ストックしておくとラクチンです。使う時に冷凍庫から取り出して加熱調理もしくは、すりおろして使いましょう。

バナナなどは、離乳食用に使おうと思っても、一歳前後までは食べる量も少ないため、どうしても余らせてしまいがちです。空気に触れた部分が黒ずんで、残った分は結局捨ててしまった経験をお持ちの方も多いでしょう。一食ごとに分けて、小分けトレイやジップロックに入れて冷凍しておくと、無駄にならずに便利ですね。

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果物の性質が体調に影響?種類と量の調節をしよう

大人でもそうですが、食べたものが体調に影響するのは赤ちゃんも一緒です。特に、胃腸が未発達の赤ちゃんの場合、果物の性質によって便秘や下痢気味になったりします。一概にすべての赤ちゃんに言えるわけはありませんが、初めての果物の場合は、特に注意深く種類と量に気をつけるようにしましょう。

一例ですが、バナナやりんごは便を固くする傾向があり、梨や桃は便を緩くする傾向があります。もし、これらの果物をあげてから、体調や便に変化があった時は、果物の性質によるものかもしれませんので、次回からは量を少な目にするといった対策をとりましょう。

他にも気をつけたい果物と言えば、いわゆる南国系パッションフルーツであるパパイヤ、マンゴー、パイナップルなどの果物です。これらの果物は酵素が多く含まれていて、赤ちゃんの胃腸には刺激が強すぎるため、もし他の食材で代替できるのなら、離乳食段階では敢えてこれらの果物は与える必要はないかもしれません。

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離乳食の果物が原因で虫歯にならないの?

果物には果糖という糖分が含まれていますが、虫歯を気にするあまり、赤ちゃんに果物をあげられないのは可哀想ですよね。

実は、それほど果物の果糖は心配する必要はありません。果物に限らず、離乳食を開始すると虫歯のリスクは負うことになりますが、食後や寝る前にガーゼで歯についた汚れを拭ってあげたり、歯磨きをすることで虫歯予防になります。神経質にならずに、赤ちゃんの頃から食べたら歯をきれいにすることを習慣づけていくことが大切です。

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離乳食に缶詰の果物は大丈夫?あげる時に注意したいポイント

離乳食に缶詰の果物を使いたいと考えるママも多いと思います。やはり果物には旬がありますから、旬を逃すと生では手に入らないという難点があり、それなら手軽に缶詰でと考えるのは自然です。

ですが、缶詰で気になるのが糖分です。シロップ漬けにしてあるという特性から、生の果物に比べるとカロリーも高く、虫歯の面からも食べさせていいのか、食べるならいつからがいいか判断に困りますね。与えるなら、せめて一歳を過ぎてから、シロップはよく切って、量は少な目で与えすぎないようにしましょう。

結局は、それぞれの家庭での判断になりますが、市販のお菓子をいつからあげるか、チョコやガム、ジュースをいつ解禁するのかを決めるのと似た要領です。個人的には、せめて離乳食完了までは果物缶は避けたほうが良いと感じています。

甘いフルーツは赤ちゃんの大好物!でもうちの子は苦手みたい?

赤ちゃんによっては、酸っぱいのが苦手なのか果物を受け付けない子もいるようです。野菜やご飯はパクパク食べるのに、果物を口に含むと舌で押し出してしまったり、拒否反応の強い子だとすぐに戻してしまう子もいるとか。

他の人以上に、酸っぱさに敏感な赤ちゃんもいますので、ママとしては甘くて美味しい果物を味わって欲しくて、ついつい食べさせてみようと頑張り過ぎてしまいますが、赤ちゃんの味覚も月齢によって変化しますし、少し期間をあけてから、忘れたころに再度食べさせてみると、すんなり食べてくれるかもしれません。

少し大きくなって、周りの他の子が食べているのを見て、食べるようになったという話も聞きますし、あまり神経質に考える必要もないかもしれませんよ。いつか食べられるようになると、どーんと構えているのもありです。

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離乳食期に果物を食べ過ぎるのは良くない?

赤ちゃんが喜ぶので、離乳食に好きな果物を毎日あげ続けてしまうことってありませんか?たまにならいいのですが、食のブームとも言うのでしょうか。同じ物ばかりずっと好んで食べ続ける時期が、赤ちゃんにもあります。

栄養のバランスが偏ってしまいますし、糖分過多による虫歯のリスクが高くなってしまうため、食べ過ぎはやはり良くありません。果物単体であげるのではなく、他の食材と混ぜるとか、ヨーグルトに入れるとか、パンケーキに練り込むなどして、トータルの量を抑え気味にするよう工夫が必要です。

もし、おやつにも果物を出しているようなら、おやつに小さいおにぎりやパンを用意するなどして、食卓に出す頻度を少しずつ減らしていきましょう。おやつはお菓子や果物でなくていいので、あくまで三食で補えなかった栄養を摂る捕食として考えましょう。

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離乳食で賢く果物を活用して赤ちゃんもママもニッコリ

離乳食は三回食になると、調理も赤ちゃんに食べさせるのも大変で、ママの負担が非常に大きいです。調理の段階では、冷凍ストックを上手に使って時短に努めたり、忙しい時のおやつはバナナで済ませてしまったりなど、果物を離乳食に取り入れることで、忙しい子育てが少し余裕あるものになると思います。

また果物から旬を感じることもできるため、食育の面からも赤ちゃんに良い影響を与えられるでしょうから、積極的にその時期の果物を取り入れたいものですね。

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