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メガネの調整方法まとめ!自分でも簡単にできるって本当なの?
メガネを日頃使っていると、フレームが歪んだり、鼻あての部分が曲がってしまったりすることがあります。そんな時は自分でメガネの調整をすることも可能です。メガネ屋さんで直してもらう前に、自分でメガネを調整する方法についてまとめたのでご紹介します。

目次
最近メガネの調子が悪い…
メガネを日頃からよく使っているという方は、だんだんメガネの調整が悪くなってきたと感じることもあると思います。メガネをかけているとだんだんずり落ちてくるようになったという場合もあれば、フレーム部分のサイズが合っていなくて頭痛や肩こりを引き起こしていることもあるでしょう。
また、長年使っているとどうしてもフレームが歪んだり、ネジが緩くなったりとメガネをかけていると気になることが増えてきてしまいます。メガネの調子が悪くなってきたら買い替えるのも方法の一つではありますが、もし高いメガネを使用しているとなると、買い替えるのもなかなか難しいものがありますよね。
メガネがよくずれるようになった
— くれない★ (@Ku_l217) January 18, 2017
メガネ買い替えに行かなきゃなのに、ケチだからお金もったいないとか思うんだよな〜💰(笑)
— 歩実 (@ayumi101231) January 21, 2016
メガネの調整は自分でもできるの?
もしメガネを自分で調整できるなら、メガネ屋さんで買い替えなくて済むことになります。最近では安いメガネもたくさんありますが、できることなら自分で無料で調整してまだ今あるメガネを使っていきたいですよね。
度が合わなくなったとなると、新しくメガネを作り直すか、レンズを交換するかなどお店でやってもらう必要がありますが、自分でもメガネを調整することは可能です。自分で行うメガネの調整方法をご紹介したいと思います。
メガネを調整する時にあると便利な工具
ドライバー
メガネ調整を自分でする時にあると便利な工具として、ドライバーが挙げられます。ネジが緩んでいたりフレームの歪みを直す時などにメガネのパーツ部分が繋がれているネジを外して行うこともあります。メガネのネジはとても小さいので精密ドライバーを使用すると良いでしょう。ドライバーを使用する時は、ネジをなくさないように注意しましょう。
鼻パット専用やっとこ
鼻パットの部分を調整したい場合には、鼻パット専用やっとこが便利です。角度の調節がしやすく、フレームに傷がつきにくい造りになっているので、通常のやっとこを使うよりもメガネを傷つけずに使用することができます。
お悩み別にメガネの調整方法をご紹介
メガネはどの部分を調整するかによって調整方法が変わります。あなたのお悩み別にメガネの調整方法をご紹介します。自分でメガネを調整する時は、しっかりと正しいやり方で行わないとメガネを壊してしまう可能性があります。ぜひこちらを参考に、正しいメガネの調整方法を行ってくださいね。
メガネが下がってくる時の調整方法
メガネをかけていると歩いている時や動いた時などにメガネが下がってくるということがあると思います。メガネを買った時には、そのメガネをかけてあまり顔を動かすことはないので気づかないかもしれません。何度か使用しているうちにその不具合に気が付いて困っているという方もいるでしょう。
なぜメガネが下がってくるのかというと、考えられるのは鼻と耳に当たる部分のサイズが合っていないからです。耳かけが自分の耳のサイズに合わずに長い場合、メガネの重みによってメガネが下へと下がってしまいます。もし、サイズが合っていない場合は自分での調整はなかなか難しいものがあります。
でも、耳かけの部分に痛みを軽減させるパットをつけて厚みを持たせることは可能です。その場合は、メガネの耳かけの部分が緩い場合は調整できますが、きつい場合にはメガネ屋さんで調整してもらう方法しかありません。また、鼻パットの部分もサイズが合わないのであれば、市販されているシリコン製の鼻パットなどがあります。
鼻パットはメガネ跡をつきにくくしたり、ずり落ちてしまうのを防ぐ機能があるので、合わない場合は市販のものを使ってみるのも良いでしょう。長年使用しているうちに下に落ちるようになったという場合は、メガネのサイドにあるヒンジという場所のネジを締めると改善することがあります。
メガネをかける時に一番負担がかかる場所なので、その分ネジが緩みやすい場所でもあります。あまり固く締めすぎると逆にメガネ全体が歪んでしまう可能性があるので、軽く締める程度でネジを締めてみてください。

メガネの幅が狭い時の調整方法
メガネの幅のサイズが合ってないと、こめかみが刺激されて頭痛や肩こりなどを引き起こしてしまいます。また、目が疲れやすくなってしまうこともあるので、しっかりとサイズを合わせる必要があります。調整方法としては、メガネのフレームによってやり方は異なってきます。金属製のフレームであれば多少手で曲げる程度であれば、サイズを大きくすることが可能です。
あまり力を入れてサイズを広げようとすると思っていた以上に広がってしまう場合があるので、少しずつ自分の顔にフィットするように調整してください。プラスチック系のフレームの場合は、ドライヤーで少し温めて曲げたり、フレームを削ってサイズを広げるという方法をしている方もいらっしゃいます。
ですが、この方法は自分で行うにはあまりやらない方が良い方法でもあります。なぜかというと、メガネのレンズは熱に弱いため、ドライヤーなどの熱が加わるとレンズのコーティングが剥がれてしまう可能性があるからです。また、フレームを削ってしまうと、削り過ぎた時に修復が不可能になってしまいます。
削り過ぎてしまったら元に戻すことはできません。プラスチック系のフレームのサイズを調整する場合には、メガネ屋さんにお願いするようにしましょう。
フレームが曲がってしまった時の調整方法
フレームが曲がってしまい、サイズが合わなくなったという場合は、フレームをお湯にあたためて柔らかくして曲げるという方法があります。しかし、この場合もお湯を使うので、万が一レンズにお湯が触れてしまったら傷つけてしまう可能性があるのでできるだけお店で調整してもらうことをおすすめします。
自分でどうしても調整しなければいけないという方は、コップに40℃くらいのお湯を入れて、フレームをゆっくりと浸します。1分程漬けて柔らかくなったら曲げたい方向へとゆっくり曲げていきます。木製のフレームやべっ甲などのフレームでは曲げることができないので、このようなメガネを使用している方はお店で調整してもらうようにしてください。
鼻あての部分が曲がってしまった時も同様に、お湯に浸して柔らかくしてから歪みを直すという方法があります。しかし、どちらにせよあまりおすすめできない調整方法なので、フレームが曲がってしまったという時は、できるだけお店で調整してもらうようにしましょう。どうしてもお店に行けずにすぐにでも直したいという時の応急処置として覚えておくと良いでしょう。
自分では調整しない方が良い場合のケース
自分なら無料でメガネを調整することができますが、中には調整できないメガネ、または調整しない方が良い場合もあります。レンズにヒビが入ってしまったという場合は自分では調整することができません。もちろん、ヒビが入ったメガネをずっとかけ続けているのも危険です。できるだけ速やかにお店へ持って行き、メガネ屋さんに調整してもらうようにしましょう。
この場合は、レンズのヒビを直すのではなくレンズごと交換するという方法になります。っまた、メガネのフレームがひどく曲がってしまった場合にも、身体に悪影響となってしまうためメガネ屋さんで調整してもらいましょう。メガネ屋さんがメガネの調整をする時には、専用の工具や熟練の技が必要になります。
ですので、素人の私たちが同じようにメガネを完璧に直すことはできません。ちょっとだけ気になる部分があり自分で調整したら、さらに悪化してしまったというケースも少なくありません。あくまでも自分でのメガネ調整は応急処置であるということを頭の隅に入れておいてください。
メガネにも寿命はあります。何年も同じメガネを使っているという方は、新しいメガネに買い替えたら劇的に調子が良くなることもあるかもしれません。メガネ自体を買い替えるという方法も視野に入れておくと良いでしょう。

メガネを調整する時に便利な市販のグッズ
メガネを調整する時に、工具を使わずに対処できる方法もあります。上記でもご紹介しましたが、メガネのサイズが合わない時や当たる部分が痛い時などに使える市販の対策グッズがあります。メガネのサイズが合わない時などにぜひこちらのグッズを参考にしてみてくださいね。
ずり落ち防止の鼻パット
メガネ調整に使えるグッズ①
メガネがずり落ちてくる原因は、鼻パットが緩くなっていたり、耳かけが大きすぎると言ったことが挙げられますが、他にも汗をかいて滑り落ちてきたり、鼻が低くてずり落ちてくると言ったような原因もあります。そんな時に便利なのが市販されているシリコン製などの鼻パットです。
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— まあまあいいね (@izaacia) April 15, 2016
シリコン製であれば、汗をかいてもピタッとフィットしてずり落ちを防止してくれます。また、メガネをずっとかけているとメガネ跡が気になるという方もいらっしゃると思います。そんな時にもこのシリコン製の鼻パットは役立つのでぜひ試してみてください。

下を向くとメガネが落ちるのを防ぐピタリング
メガネ調整に使えるグッズ②
普段メガネがずり落ちてくることがなかったとしても、下を向くとメガネが落ちてしまうというお悩みがある方もいらっしゃいます。そんな時は、ずり落ち防止のピタリングというグッズがおすすめです。メガネの耳当ての部分に取り付けることで耳と耳かけに隙間を作らずにピタっとフィットしてくれます。
下を向いてメガネを落としてしまうと、レンズが傷ついたり割れてしまうことがあります。割れなかったにせよ、レンズに傷がついたままかけ続けているのは目にあまり良くありません。落下防止のためにもピタリングをおすすめします。このグッズの他にもメガネがずり落ちないためのグッズがいくつかあるので自分に合ったものを選んでみてくださいね。
耳かけが痛い時にはぱふせる
メガネ調整に使えるグッズ③
メガネを耳にかけると違和感を感じたり、耳が痛くなってくるという方は「ぱふせる」という耳かけに取り付けるグッズがおすすめです。スポンジ素材なので柔らかくふわふわとしたかけ心地になります。
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— 生ボルト (@namabolt) March 17, 2016
このぱふせるを使うことによって、メガネの耳かけ部分のサイズが大きいという方もぴったりフィットするかもしれません。ただ、伸縮性があまりないので耳掛け部分のサイズによっては入らない場合もあるので注意してください。
スポーツにも最適なメガネバンド
メガネ調整に使えるグッズ④
メガネをかけたままランニングなどのスポーツをする時におすすめなのがメガネバンドです。メガネの耳かけの部分にゴム製のバンドを取り付けることによって、ヘアバンドのようにメガネをかけるのでメガネがずり落ちることがありません。後ろの髪の毛がクシャっとなってしまう場合もあるので、髪の長い女性などには不向きかもしれません。
しかし、絶対にメガネを落としたくないという場合には使えるグッズでもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。もちろんスポーツをする時だけでなく、普段からメガネバンドをつけているという方もいらっしゃいます。
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また、メガネ屋さんではスポーツ用のメガネなども売られているので、メガネをしたままスポーツを楽しみたいと言う方はどんなメガネがあるか店頭でチェックしてみてください。
メガネ屋さんでメガネを調整してもらう方法
メガネ屋さんでの調整は無料でできる?
メガネ屋さんでメガネを調整してもらうとなると、気になるのは無料なのかどうかですよね。無料でしてくれないのであれば、やはり自分で調整をしたいと思う方もいらっしゃるでしょう。メーカーによっては1年間の保証がついている場合があります。保証期間内であればメガネの交換や調整などを無料で行ってくれるというところがあるようです。
保証期間内であれば無料でできることも
無料ではなかったとしても、割引額で調整してくれる場所もあるのでまずは購入したメガネ屋さんに相談してみてましょう。また、メガネを買ったお店が遠くてなかなか行けない場合でも他店で購入したメガネの調整をしてくれる場所もあります。
お店によっては他店で購入したメガネの調整ができないところもあるので、そちらもしっかり確認してから調整してもらうようにしましょう。保証期間を過ぎてしまった場合でも、無料で調整をしてくれるお店もあったり、調整ではなく修理となると無料ではなく1,000円~20,000円程の料金がかかってしまう場合があります。
それだけのお金を払うのであれば新しくメガネを作り直した方が良いという方もいらっしゃるかもしれません。簡単なフレームや鼻パットを直す程度であれば無料でしてくれるところがほとんどですが、レンズにヒビが入っていたり、フレームが曲がり過ぎてしまった場合はメガネ屋さんでの調整もお断りしている場合もあるようです。
メガネがどのくらい調整が必要かによっても料金が変わってきます。あまりにもひどい状態の場合は調整ではなく新しくメガネを買い替えることをおすすめします。メガネを購入したお店であれば、過去の情報を元に同じレンズのメガネをすぐに作ってくれるところもあるでしょう。
日頃からメガネのメンテナンスをしよう!
メガネを自分で調整する場合は慎重に行う必要があります。また、自分で無料で調整を行ったとしてもそれはその場しのぎの応急処置であって、できるだけお店で調整してもらう方が良いでしょう。
また、合わないメガネをずっと使い続けていると身体にも悪影響になってしまうので、市販のグッズを試してみたりと快適にメガネをかけて過ごせるように調整してみてください。何よりも日頃からメガネのメンテナンスを心掛けることが大切です。
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