るろうに剣心の作者・和月伸宏が書類送検？休載や映画の続編にも影響？

名前　　　和月 伸宏（わつき のぶひろ）
生年月日　1970年5月26日
血液型　　A型

和月伸宏といえば、るろうに剣心ですごく有名になりましたよね。るろうに剣心が漫画になる前はほとんど読み切りばかりを書いていてなかなか連載漫画は持てずにいました。

漫画家というのはすぐになれるものではなく、まず漫画を書いて漫画編集部に直接持ち込んだり、雑誌で企画している賞レースに参加しなければなりません。そこで何万もの作品を見てきた編集者に見てもらい、お眼鏡にかかった人だけが読み切りで漫画を書かせてもらったり、連載を持つことができるのです。

漫画家になってもそれだけでご飯が食べていけるほど甘い世界ではありません。ほとんどの漫画家が経験することが、漫画家のアシスタントになることです。

漫画というのは人物だけを書いていればいいものではありません。背景だったり、モブと言われる主人公たち以外の人物も書かなくてはなりません。例えば渋谷のような人がごった返している場面を書くときに主人公たちだけだとおかしいですよね？それを一人で書くとなるとかなりの労力になります。

漫画家の中にはすべて自分でやらないと気がすまないとアシスタントを雇わずに描かれている方もいらっしゃいます。大抵の場合、漫画雑誌の編集者が新人の漫画家にアシスタントを募集していた漫画家へ派遣するんだそうです。

元々漫画家を目指しているので、そういった熟練の漫画家のアシスタントをすることによって自分の腕も磨かれていくわけです。和月伸宏も何人かの漫画家のアシスタントを経て、面白い漫画家として成長されました。

和月伸宏も様々なアシスタントを雇っていてその中でもすごい人達がいます。そのアシスタントしてくれていた人たちを紹介しましょう。

現在ではすっかりジャンプの看板漫画として有名になった尾田栄一郎。尾田栄一郎も読み切りは書いていましたが、ワンピースで少年心をがっちり掴んで現在では単行本発行部数が3億6000部以上の売上も達成されています。ここまでなれたのは和月伸宏の元でしっかりとアシスタントとして漫画のいろはを学んだからでしょう。

ミスターフルスイングを書いていた作者、鈴木信也も和月伸宏でアシスタントをしていました。野球漫画だったんですが、本題である野球が始まるととたんにつまらなくなるということで話題になっていましたね。しかし、ギャグセンスはとても高く、連載が終了してからかなり時間が経ちましたが今読んでも面白いギャグばかりです。

和月伸宏はアシスタントととても仲が良かったらしく、周りからは「和月組」と呼ばれていました。鈴木信也の漫画の中で和月伸宏と旅行に行ったエピソードなども書かれており、アシスタントを離れた後も親しくしていたようです。

和月伸宏は独身男性だと思っている方も多いかと思いますが、すでに結婚されています。るろうに剣心を書き始めていたころにはもう結婚されていたそうです。

和月伸宏がどんな女性と結婚されたのか気になりますよね。結婚相手は小説家でもある黒碕薫でした。

この方が妻である黒碕薫です。とてもきれいな方ですよね。作品はボーイズラブなものが多かったそうですが、和月伸宏と出会ってからはるろうに剣心などの小説を執筆するようになり、アニメやテレビゲームなどの脚本も書くようになったそうです。

和月伸宏は必ずと行っていいほど自分の名前の入ったハンコを漫画の表紙に入れています。これは結婚祝いに友人から頂いたものだそうで、これがなくなってしまったら漫画家をやめなくてはならないと思い込むほど気に入っているそうです。

先程から紹介しているるろうに剣心は、和月伸宏にとって最大のヒット作になっています。一度原作は終了したものの、現在では新たに北海道編で連載を再開されています。

るろうに剣心がおわってからもう随分と時が経っていますが、相変わらず剣心がかっこいいですね！ファンも続編を待ち望んでいたのではないでしょうか？

最近では原作漫画を実写化するのが流行っていますが、るろうに剣心も映画で実写化されました。るろうに剣心の原作というのは、幕末が舞台で剣心は天才的な人斬り抜刀斎として活躍した後の物語になります。原作を読んで分かる通り、激しいアクションのある漫画なので映画化するのは難しいと言われていました。

主人公である緋村剣心を演じたのは若手俳優の中でも実力のある佐藤健に選ばれました。この雰囲気からしてすごく緋村剣心の雰囲気にそっくりですよね！

映画公開前は否定的だった評判も、映画公開されてからは絶賛の嵐に変わりました。漫画原作でここまで成功しているのはるろうに剣心ぐらいかもしれません。漫画の雰囲気を壊さずに映画が撮影されているのは、ファンにとってとてもうれしいことです。

るろうに剣心の映画は3作作られており、どちらも好評でした。とくに剣心の最大のライバルと言っていい志々雄役を演じた藤原竜也も高評価でした。ほとんど包帯で顔を巻かれているため、言われなかったらだれかわからない状態ですが、演技は鳥肌が立つほど見事なものです。

るろうに剣心の人気は留まることを知らず、宝塚でも舞台化されていました。宝塚のイメージというと、中世のヨーロッパを舞台にしているイメージが強いですがるろうに剣心の舞台化もすごい高評価です。

こちらが宝塚版るろうに剣心ですが、女性とは思えないほどかっこいいですよね！元々緋村剣心は女性のような顔立ちで中性的というのが特徴的でした。それを見事に表現されています。ほかのキャストもキャラクターそっくりでびっくりしちゃいますね。

佐藤健が演じている緋村剣心もかっこいいですが、こうしてみると宝塚版の緋村剣心もかっこいいですよね！

るろうに剣心の新しい物語が始まりましたが、和月伸宏が事件を起こしてしまいました。一体どんな事件を起こしてしまったのでしょうか？和月伸宏がやってしまった事件について深く探っていきましょう。

和月伸宏が起こしてしまった事件というのは、児童ポルノという法律に引っかかることをしてしまったのです。10代前半の女の子の裸が写ったDVDを所持していたということで摘発されてしまったのです。

児童ポルノ法に引っかかってしまった和月伸宏ですが、本人の性癖として、小学生高学年から中学生くらいの女の子が好きなんだそうです。捕まってしまった和月伸宏も犯行を認めていて素直に自供しているそうですが、なぜ所持していたことがバレてしまったのでしょうか？

児童ポルノ法というのは、和月伸宏が逮捕されてしまったように未成年の裸画像や動画などを所持しているだけで刑罰の対象になります。この時の児童と言われる年齢は18歳未満です。

最近では発育もよくなり、小学生なのに大人顔負けの体つきになっている女の子います。例えば女の子が「私は二十歳」と言っていても処罰されてしまうのは大人の方なんですよね。嘘をついていたことについてはあまり問題視されないこともあります。

所持していただけで逮捕されると先述しましたが、実はそれに当てはまらない事例もあります。それは性的目的で所持していないということ。普通であれば性的な目的で購入する人が大多数だと思いますが、例えば医療用であったり、操作用・裁判用と目的がはっきりしているもので性的目的じゃない場合は逮捕されることはありません。

児童ポルノ法で引っかかる場合、別件逮捕で見つかる場合が多いそうです。しかし、和月伸宏はなぜバレてしまったのでしょうか？それは、販売元が逮捕されて購入者の洗い出しをされたときに発見されるケースもあるそうです。和月伸宏もそのケースで発覚してしまいました。

現在、和月伸宏は書類送検という形になっています。書類送検というのは、犯行を隠したり緊急を要さない場合は書類送検になるそうです。逮捕されるよりも比較的に軽い処罰になることが多いですが、だからといって和月伸宏が簡単な処分になるかはまた別のお話です。

るろうに剣心も続編という形で北海道編をスタートさせましたが、結局休載という形になってしまいました。ファンはこの事件や休載についてどう思っているのでしょうか？

やはりファンとしては打ち切りになるよりは休載という形が望ましいということですね。ずっとファンだった方は特に休載にしてくれた集英社に感謝しているのではないでしょうか？

まさか作者が書類送検されているなんて夢にも思わないですよね。体調不良で休載だと物語が完結するかどうかが心配になってきますが、今の状態だといずれ再開するのがわかるのでファンは待つしかありません。

るろうに剣心の作者が事件を起こしてしまったのはとても残念で、連載していた漫画が休載になってしまってファンとしてとてもつらいですよね。しかし、この事件をバネに連載が再開したときはまた面白い作品を描き続けて言ってほしいものです。