ファッション
結婚式のベージュコーデのマナーとは?気をつけたい注意点まとめ!
「結婚式にベージュのドレス着て行きたい」という方は要チェック!実は結婚式のベージュコーデはちょっと注意が必要なんです!結婚式の服装マナーを知らずに思わぬ恥をかいてしまわないよう、ベージュコーデの気をつけるべきポイントをしっかり確認しておきましょう。

目次
- 結婚式のベージュコーデは要注意!その理由とは?
- 結婚式でベージュカラーを着るときの注意ポイント
- 結婚式に着るベージュドレスのおすすめコーデ術
- 濃いめのベージュならALLベージュコーデもOK
- 結婚式のベージュドレスにピッタリな羽織り物
- 結婚式のベージュコーデにベストマッチなバッグは?
- ベージュの結婚式スタイルに似合う靴
- カラーの組み合わせは3色以内がベスト
- 結婚式でのパンツドレスのマナー
- ベージュのパンツドレスコーデの注意点
- ベージュドレスは長く着られる優秀アイテム
- 合わせて知っておきたい結婚式の服装マナー
- 結婚式のドレスマナー
- 結婚式スタイルに合わせる靴のマナー
- 結婚式に履くストッキングマナー
- 結婚式はマナーを守った装いを
結婚式のベージュコーデは要注意!その理由とは?
上品な印象で肌を明るく見せてくれるベージュはどの年齢層にも幅広く人気のあるカラー。ですが、結婚式の服装にはベージュは少し注意が必要なカラーなんです。結婚式の服装マナーとして「花嫁のウェディングカラーである白の服装をゲストがするのはNG」というのは鉄則なので誰もが知っていると思いますが、実はベージュも角度や会場の照明によって白く見えてしまうことがあるんです。
また、写真を撮った時にフラッシュの効果で白っぽく写ってしまう可能性も大。思った以上に白く見えてしまっていたりするので、それがベージュが要注意なカラーの理由なんです。マナー違反な服装は周りからのヒンシュクをかうだけでなく、結婚式に招待してくれた相手にも失礼に当たります。もしかすると、今後の相手との関係に影響してしまうことも…。
だからと言ってベージュコーデがNGな訳ではありません。白い服装をしているように見えないようなコーデをすればOKなんです。ベージュのドレスを着るときのコツや注意ポイントをご紹介していきます。

結婚式でベージュカラーを着るときの注意ポイント
薄いベージュの一色コーデは避ける
ベージュでも特に薄い色味のベージュは、光の加減で花嫁のカラーである白に見えてしまう可能性がかなり高いので、避けたほうが良いでしょう。自分では「ベージュだから大丈夫」と思っていても、周囲からは白く見える場合もあります。
マナー違反だと思われてしまわないよう、薄いベージュの一色コーデは避けたほうが無難です。もし薄いベージュのドレスを着る場合は、濃いカラーの羽織り物を羽織るのがおすすめ。
ボディラインが分かるピッタリしたドレスはNG
ボディラインがはっきりと分かるようなタイトなデザインのドレスはマナー違反。これはベージュのドレスに限ったことではありませんが、特にベージュは遠目から見た時に裸のように見えてしまうのでやめましょう。お祝いの席を台無しにしてしまいかねません。
バイカラ―ドレスの思わぬ落とし穴
腰のあたりから二色に分かれているバイカラ―のドレスもオシャレで可愛いですよね。しかし、バイカラ―ドレスには思わぬ落とし穴があるんです!上半身がベージュや白系の配色の場合、「下半身は白じゃないからOK」と思いがちですが、披露宴中はゲストは座っていることが多いため、ほとんど上半身しか見えません。そうすると、白い服装をしていると勘違いされてしまう恐れがあるのです。
そんな勘違いをされて、思わぬヒンシュクをかうのは避けたいですよね。そのため、上半身が淡いベージュや白っぽいバイカラ―ドレスを着る場合には、特に披露宴の際には白以外のカラーのショールなどを羽織ることをおすすめします。
結婚式に着るベージュドレスのおすすめコーデ術
羽織り物をオンしてベージュの白っぽさを解消
ベージュの白っぽさを解消するには、ジャケットやボレロなどの羽織り物を羽織ると良いでしょう。ベージュはどんなテイストにもマッチする優秀カラーなので、ドレスに合わせて新しく購入しなくても、すでに持っているもので簡単に合わせられるのが嬉しいところ。羽織り物を着れば白写りする恐れもなく、安心なコーデになりますね。
いくらベージュとは言っても、色の見え方は人それぞれ。中には、「白に近い色であるベージュを着てくるのはマナー違反ではなくても常識無いんじゃない?」と感じる方もいるのです。ですから、少しでも「白っぽく見えてしまうかも」と心配になるような色味のベージュドレスであれば、濃い目のカラーのボレロやショールを羽織っておけば、絶対に失敗することが無いので安心です。
濃いベージュワンピは小物で華やかに
落ち着いた色合いのドレスには華やかな靴や小物をプラスすると良いでしょう。注意ポイントとしては、濃いベージュはコーディネートによっては地味な印象になったり、顔色が悪く見えてしまう場合もあるということ。濃いベージュドレスのコーデには少しテクニックが必要です。小物合わせに悩む時はショップの店員さんからアドバイスをもらうのも良いですよ。
ゆったりシルエットのベージュドレスはブラックで引き締める
ベージュは肌に溶け込むような肌馴染みの良いカラーであるがゆえに、体が大きく見えてしまう膨張色でもあるのです。ゆったりとしたシルエットのベージュドレスは、太って見えてしまうこともあるので要注意。そんな悩みを解決できるコーデ術が、羽織り物や小物にブラックを合わせること。ブラックを合わせることでメリハリがつき、すっきりと引き締まって見えます。
また、ベルトやリボンでウエストマークをするのもグッド。コーデのポイントとなり腰の位置がはっきりするので、ぽっちゃりして見えてしまうのを防いでくれます。
ベージュ系の小物を合わせて上品に
ベージュの服装に合わせて、靴やバッグもベージュ系のカラーでそろえると、エレガントで上品な装いになります。アクセサリーも白のパールなどを合わせて明るく柔らかい印象に。同系色にすることで、全体に統一感が出てまとまったコーデに見えます。華やかな結婚式にピッタリなシルバーやゴールドの靴やバッグでリュクス感をプラスするのも◎。
濃いめのベージュならALLベージュコーデもOK
ベージュと言っても、ピンクベージュやモカベージュ、グレーとベージュを混ぜたようなカラーのグレージュなど、色合いや濃淡でかなり色の違いがあります。淡いベージュの一色コーデは白い服装に見えてしまうためNGですが、モカベージュやグレージュなどの濃い色味のベージュであれば白っぽく見える恐れもないので、ALLベージュコーデでも問題ありません。
結婚式のベージュドレスにピッタリな羽織り物
ベージュ×ブラックの定番コーデ
ベージュ×ブラックの組み合わせは相性抜群で、年齢問わず取り入れられる定番スタイルです。小物もブラックで合わせるのも良いですが、全体が暗くなりすぎないように注意するのを忘れずに。小物は明るいカラーの小物をチョイスしたり、ベージュの明るさを残しつつ全体のバランスを見ながら取り入れるようにしましょう。
ベージュ×濃いめカラーで大人クール
柔らかい印象のベージュドレスにネイビーなど濃いめカラーの羽織り物を合わせると、コーディネートに濃淡のメリハリが生まれ、大人クールな雰囲気に。ネイビーとベージュのコーデスタイルはどちらも品のある落ち着いた印象のあるカラーなので結婚式に最適です。ぼんやりと見えがちなベージュを濃いめカラーでグッと締めて、全体のバランスを取るのがポイントです。
ベージュ×大人可愛いワインレッド
ちょっと明るめのカラーを合わせたい場合は、ベージュドレスに濃いピンクの羽織り物もキュートですが、大人女子には可愛らしすぎない上品さと華やかさを兼ね備えたワインレッドがおすすめです。ビビッドな赤よりも深みのあるワインレッドは違和感なくベージュのドレスにマッチします。

結婚式のベージュコーデにベストマッチなバッグは?
ワンポイントとしてカラーバッグをチョイス
ベージュは色に主張が無いためどんなカラーとも相性抜群。全体をシックなカラーのコーディネートでまとめた場合、差し色にカラーバッグを合わせてもしっくり馴染みます。控えめなベージュにビビットなカラーのバッグを合わせれば、バッグをワンポイントにしたワンランク上のオシャレな着こなしに。また、ベージュ×パステルカラーのバッグの組み合わせなら可愛らしい雰囲気に。
ブラックのバッグで大人クールに
柔らかい印象のベージュにブラックのバッグを合わせることで、全体がグッと引き締まりエレガントなコーデに仕上がります。ドレスがフワッとしたシルエットや可愛らしいデザインのものでも、ブラックのバッグを合われば上品な大人っぽさをプラスすることができますよ。
ゴールドorシルバーバッグで華やかさアップ
上品かつオシャレなコーデに仕上げたい時には、ゴールドやシルバーのバッグがおすすめ。あまりギラギラしすぎるバッグはマナー違反なのでおすすめしませんが、ラメ入りのものや光沢のあるバッグはベージュコーデに華やかさをプラスし、結婚式にピッタリのスタイルに仕上がります。
ベージュの結婚式スタイルに似合う靴
ベージュ系の靴で脚長効果
色物のバッグや羽織り物を着る場合は、ベージュのドレスと合わせてベージュの靴を履くと、バランスの取れたスタイルになります。さらに、ベージュの靴は脚と靴の境界線が分かりにくいため、脚長効果もあるので身長の低い方にはおすすめです。ベージュだけでなくライトブラウンやシャンパンゴールドなど、色味がベージュに近いカラーの靴でもしっくり馴染みますよ。
定番のブラック
エレガントスタイルにもクールスタイルにもマッチするブラックはベージュとの相性抜群です。統一感のあるバランスのとれたコーデに仕上げるポイントは小物をブラックでそろえること。また、ドレスにブラックのベルトやライン、刺繍が入っているものなら、合わせて靴もブラックにするとまとまりのあるスタイルに仕上がります。
カラーの組み合わせは3色以内がベスト
ベージュに組み合わせるカラーは2色まで
ベージュは色の主張が強くないので、結婚式の服装をする場合には、色んなカラーを合わせて彩りのあるコーデをしたくなるかもしれませんが、使うカラーは3色以内にするのがオシャレな配色コーデのポイントです。そうするとまとまりのあるスタイルに仕上がります。ドレスがベージュなので、組み合わせるカラーはあと2色までということになりますね。
ベージュはどんなカラーとも相性の良い万能カラーではありますが、それ以上のカラーを組み合わせるとちぐはぐなコーデになってしまうので要注意。
また、3色以内だからといって、例えばベージュのドレスにイエローのバッグと赤い靴など、派手なカラー同士を組み合わせても奇抜な恰好になってしまい、結婚式にふさわしくないコーデになってしまうので、ベージュドレスに合わせるビビットなカラーは1つまでにとどめておくほうが良いでしょう。
結婚式でのパンツドレスのマナー
最近ではパンツスタイルで結婚式に出席する方も多く見受けられます。スカートが苦手な女性には魅力的なスタイルですよね。ここ何年かでフォーマルドレスとして定着してきたパンツドレスですが、やはり「結婚式の服装としてマナー的にどうなの?」と思う方も多いはず。では、結婚式に着るパンツドレスのマナーを確認してみましょう。
フォーマル度の高い結婚式会場には不向き
パンツドレスはフォーマルスタイルとして認められていますが、スカートのほうが格上とされていて、どちらかと言うとパンツドレスはカジュアル要素の強いスタイルになります。そのため、格式のある結婚式会場ではパンツドレスでの出席はおすすめできません。
結婚式での立場によってはNG
結婚式に主賓として招待されている場合はパンツドレスは避けた方が良いでしょう。また、新郎新婦の親族として出席する場合にも、ゲストの迎える側の立場なのでふさわしくないとされています。結婚式での自分の立場を考慮して服装選びをするよう心がけましょう。
ベージュのパンツドレスコーデの注意点
ワンピースに比べてクールな印象のパンツドレスもベージュカラーをチョイスすれば、優しいフェミニンな雰囲気のスタイルになります。ベージュのパンツドレスを結婚式に着る場合に、気を付けたい注意ポイントをご紹介します。
結婚式向きなドレスの素材やデザインを選ぶ
ベージュは上品さのあるカラーですが、少々華やかさに欠けてしまうカラー。パンツドレスはただでさえカジュアル感が強いので、特にベージュのパンツドレスは服の素材やデザインによっては普段着のように見えてしまう可能性があります。ですから、結婚式には高級感のある素材やエレガントなデザインのパンツドレスを選ぶようにしましょう。
ベージュ以外のジャケットやショールを羽織る
ベージュのパンツドレスも、ワンピースドレスと同様に白写りに注意が必要です。「ベージュとはいえパンツスタイルだから大丈夫なのでは?」と思うかもしれませんが、着席している披露宴ではパンツかスカートかは見えません。上半身が白く見えてしまう服装はNGなんです。ですから、ベージュのパンツドレススタイルも濃いカラーのジャケットやショールを羽織ると良いでしょう。
華やかな小物をチョイスする
ベージュカラーのパンツドレスに控えめなアクセサリーやバッグでは、結婚式スタイルには少し物足りない印象。せっかくの結婚式ですから、地味な着こなしになってしまわないように、存在感のある小物を合わせて華やかさをプラスするのがおすすめ。
ベージュドレスは長く着られる優秀アイテム
ベージュは肌馴染みが良く、誰にでも似合う愛されカラー。ベージュはどんな年齢層でも着やすいため、ベージュドレスは一つ持っていればかなり長く着られるのでおすすめです。ベージュはどんなカラーにも馴染むので、合わせる羽織り物や小物でガラリと印象が変わります。同じベージュドレスでも羽織り物や小物を変えるだけで着まわしの効く優秀アイテムです。
合わせて知っておきたい結婚式の服装マナー
ここまで、『白く見えてしまいがちなベージュコーデのマナーや注意点』をご紹介しましたが、結婚式の正しい服装マナーをあなたは知っていますか?結婚式にマナー違反な服装で出席してしまい恥ずかしい思いをしないためにも、正しいマナーを学んでおきましょう。
結婚式の服装マナーは細かいものまであり意外と多いのですが、今回はポイントを絞って、知っておくべき基本的なマナーをご紹介します。
結婚式のドレスマナー
露出の高い服装はNG
結婚式では肩や背中、胸などの部分が大きく開いた服は避けましょう。ミニスカートや大きくスリットの入ったスカートも同様です。フォーマルな場である結婚式にはふさわしくありません。もしノースリーブの服を着る場合には、ショールやジャケットなどを羽織ると良いでしょう。
革やファー素材のものはタブー
毛皮やファー素材、アニマル柄の服は「殺生」を連想させるという理由により結婚式ではタブーとされています。これは服だけでなく、バッグや靴の場合でも避けるように注意してくださいね。

結婚式スタイルに合わせる靴のマナー
つま先とかかとの隠れるパンプスを選ぶ
結婚式には『つま先とかかとが隠れるパンプス』を履くのがマナー。つま先が空いたオープントゥやサンダルはNGです。また、ブーツも結婚式には不向きなので避けるようにしましょう。

結婚式に履くストッキングマナー
ベージュのストッキングが基本
結婚式には素足は厳禁。肌色に近いベージュのストッキングを履くのがマナーです。真夏であっても必ずストッキングは履くようにしましょうね。結婚式向けに、ラメ入りのストッキングやワンポイントの入ったベージュのストッキングも販売されていますよ。
黒のストッキングやタイツは実はマナー違反
最近の結婚式では黒のストッキングやタイツを履いている方も多いですよね。実はこれマナー違反なんです。だんだんと結婚式の服装マナーも変化しつつありますが、年配の方目線ではあまり印象が良くないので、ベージュのストッキングを履くのが無難です。

結婚式はマナーを守った装いを
ベージュコーデのマナーや注意点はしっかり押さえられましたか?結婚式の服装マナーを守って、オシャレなベージュコーデで結婚式に出席してくださいね。
結婚式のマナーに関する記事はこちら

