離乳食に豚肉はいつから?部位や冷凍保存・後期レシピの作り方は?

赤ちゃんの離乳食に、豚肉やミンチはいつから使うことができるのでしょうか?また、豚肉を冷凍しても大丈夫なのでしょうか?離乳食を食べられるようになった赤ちゃんにはいろんなものを食べさせてあげたいですよね。ここでは、このような育児中のママやパパの疑問にお答えします!

離乳食に豚肉はいつから?部位や冷凍保存・後期レシピの作り方は?

目次

  1. そもそも離乳食とは?
  2. 豚肉にはどんな栄養が含まれているの?
  3. 豚肉は赤ちゃんの貧血も予防してくれる!
  4. 離乳食の豚肉はいつから与えても大丈夫?
  5. 離乳食は、牛肉・鶏肉・豚肉、どの順番で与えるべき?
  6. 離乳食に使う豚肉を選ぶ際のポイントは?
  7. 離乳食で使う豚肉の下ごしらえの方法は?
  8. 離乳食で使う豚肉は冷凍できる?
  9. 離乳食に使う豚肉のミンチを選ぶ際のポイントは?
  10. 豚肉を使った離乳食を調理する際の注意点は?
  11. 豚肉を使った後期の離乳食のおすすめレシピは?
  12. 豚肉を使った完了期の離乳食のおすすめレシピは?
  13. 赤ちゃんの様子を見ながら調理の工夫をしてあげよう
  14. 離乳食は豚肉のアレルギーに注意することが重要!!
  15. 赤ちゃんに合わせて離乳食を進めよう

そもそも離乳食とは?

母乳やミルクを「飲む」ことを続けていた状態から、食事を「食べる」ことにうつる期間のことを「離乳期」と呼びます。そして、この期間に食べるもののことを「離乳食」と呼んでいます。

生後5ヵ月頃になると他の人が食べている行動をじっと見つめ、パクパクと自分も食事をとっているようなしぐさを見せ始めます。これは赤ちゃんが食事に興味を見せ始めた証拠であり、離乳食をスタートさせる目安にもなります。離乳食がスタートするということは、育児が次のステップへうつることを意味します。赤ちゃんが順調に成長している証拠です。

離乳食はまずは麦茶や果汁といったものを少しずつスプーンで与えることから始めます。こうして、母乳やミルク以外のものの味や、スプーンを使って食事をするということに慣れていってもらうことが大事なのです。離乳食の最初はスプーン1杯程度の量からスタートし、赤ちゃんの様子を見ながら少しずつ量や食材を変えていくようにするといいでしょう。

そんな離乳食ですが、赤ちゃんに使える材料は月齢によって増えてきます。今回は、離乳食以外にも普段の食卓に出てくることの多い豚肉を使った離乳食をご紹介したいと思います。豚肉は、離乳食に取り分けて大人のごはんとしても使うことのできる万能な食材になっています。ぜひ豚肉を使った離乳食を試してみてくださいね。

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豚肉にはどんな栄養が含まれているの?

豚肉には、健康に欠かすことのできない栄養素が多く含まれています。育児をするうえで知っておきたい「豚肉に含まれる主な栄養素」をいくつかご紹介しましょう。

アルギニンとリジン

豚肉に含まれるリジン(リシンと呼ばれることもあります)とアルギニンは、赤ちゃんの成長に必要不可欠な栄養素であるといえます。これらを摂取すると、体内で成長ホルモンの分泌が促されるためです。

また、リジンにはカルシウムの吸収、骨の形成や細胞の増殖そして再生などを促す働きもあります。虫歯を防いだり、髪の健康にいい影響を与えたりするなどの効果も期待できます。

ビタミンB1

豚肉には牛肉の約10倍ものビタミンB1が含まれています。ビタミンB1はエネルギーを作り出す働きがあるほか、疲労回復にも効果があり、特夏の疲れやすい時期は夏バテをしにくくなるといわれています。

ちなみにビタミンB1はお米や大豆などにも豊富に含まれていますが、まだ少しの量しか食べることのできない赤ちゃんには、少量でも多くのビタミンB1を摂取できる食品を選んであげる必要があります。そこでおすすめなのが豚肉なのです。

たんぱく質

たんぱく質は、臓器や皮膚、筋肉や爪などをつくるために必要なものであり、赤ちゃんの成長に欠かすことのできない栄養素となっています。そして豚肉には、このたんぱく質を作り出す材料となるアミノ酸が多く含まれており、体内で作り出すことができないとされる必須アミノ酸もバランスよく摂ることができます。

グルタミン酸

先ほどお話したアミノ酸の1つであるグルタミン酸は、脳の働きを良くする効果が期待できるといわれています。記憶力や学習能力などといった知能を向上させる働きがあり、赤ちゃんの脳の発達に欠かすことのできない栄養素となっています。

豚肉は赤ちゃんの貧血も予防してくれる!

実は赤ちゃんも貧血を起こすことが多くあります。特に生後6ヵ月から2歳までの赤ちゃんを育児中のママやパパは、よく気を付けて赤ちゃんの普段の様子を見てあげることが重要です。そこで重要となってくるのが貧血対策です。そして、少しの量でも多くの鉄分を摂取できる食品のひとつが豚肉です。

豚肉にはこの貧血を予防または改善させる鉄分が豊富に含まれています。なかでもレバーに多く含まれていますが、そのほかの部位にも鉄分は含まれていますので、離乳食にうまく取り入れていくようにしましょう。

離乳食の豚肉はいつから与えても大丈夫?

野菜は体への負担が少ないイメージだけれど、お肉はいつから食べさせてあげればいいんだろうと疑問に思うママやパパは少なくありません。

いつからというはっきりとした期日はないものの、豚肉は離乳食後期や完了期の生後9ヵ月から10ヵ月頃から食べることができます。豚肉を選ぶ際は、できるだけ脂肪の少ないモモやヒレの部分を選び、なおかつ脂肪の部分は取り除いて離乳食を作ってあげるといいでしょう。

ただし、この生後9ヵ月から10ヵ月というのはあくまでも育児をするうえでの目安の月齢です。その赤ちゃんによって成長には個人差があるので、赤ちゃんの様子、特に歯の生え方や飲み込みのスムーズさなどをよく見て、いつから豚肉を与えてあげたらいいのか判断するようにしましょう。

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離乳食は、牛肉・鶏肉・豚肉、どの順番で与えるべき?

先ほどのような「いつからお肉を与えればいいのか」といった疑問をはじめ、育児をしているとさまざまな疑問をもつことがあると思います。そして離乳食で特に気になるのが、牛肉、鶏肉、豚肉を与える順番ではないでしょうか。

専門家の間でも意見がわかれてはいますが、まずは鶏肉のささみを使った離乳食を与えることが良いとされています。これは、鶏肉が最も胃の負担が少ないためです。そして次に豚肉、最後に牛肉という順番がいいでしょう。牛肉は意外にも多くの脂肪を含んでおり、最後に離乳食に使うようにしましょう。

また、できれば目に見える脂肪部分はカットするなどのひと手間を加えてあげると、さらに胃の負担は減らすことができます。そしてスライスのお肉に慣れてきたらミンチを与えてあげるようにしましょう。

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離乳食に使う豚肉を選ぶ際のポイントは?

豚肉は鮮度が落ちると、肉の色がくすんだ灰色がかった色に変わってきます。できるだけきれいなピンク色をしたものを買うようにしましょう。また、脂肪の部分も白色か乳白色であり、硬めで粘りのあるものが離乳食に向いているとされています。

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離乳食で使う豚肉の下ごしらえの方法は?

特に離乳食で豚肉を食べ始めたばかりの頃は下ごしらえをきちんとしてあげましょう。豚肉は脂肪が多いため、下ごしらえをして調理中に灰汁がでてしまうのを防ぎます。

まず豚肉のスライスの場合、脂身の部分を包丁などを使って切り落とします。そして、その豚肉を沸騰をしたお湯で茹で、灰汁を取り除きます。豚肉にしっかりと火が通り、白っぽい色になったらお鍋から取り出し、離乳食に使いやすい大きさに切ります。

ひき肉の場合は同じようにお湯で茹でた後、ザルなどを使ってお鍋から取り出し、冷ました後にほぐします。まだ赤ちゃんがひき肉を食べにくそうにする場合は、よくほぐすように気を付けるか、またはすり鉢ですりつぶしたり、包丁を使ったりして細かく刻んであげるといいでしょう。

ちなみに離乳食完了期であれば、このような下ごしらえをせずに調理をしてもいいでしょう。ただし、しっかりと火を通して加熱することは重要です。

離乳食で使う豚肉は冷凍できる?

基本的に、豚肉は空気に触れると劣化してしまうため、スーパーで買って帰ったらすぐにラップで包んで冷蔵庫で保管するようにしましょう。豚肉は冷蔵庫の場合であれば、2~3日程度保存が可能です。ただ、育児は本当に大変なものです。2~3日に1度買い物に行って離乳食をいちから作るというのは、なかなか難しいもの。そこでおすすめしたいのが、冷凍保存です。

もしもすぐに離乳食で豚肉を使わないという場合は、冷凍保存がおすすめです。離乳食で使う豚肉も冷凍保存が可能です。冷凍保存をする場合は豚肉を小分けにし、1つずつラップで包んですぐに使いやすくしておくといいでしょう。ちなみに家庭での冷凍保存であれば、保存は2週間程度となります。この期間を過ぎてしまわないように注意して調理するようにしましょう。

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離乳食に使う豚肉のミンチを選ぶ際のポイントは?

離乳食でいつから赤ちゃんに豚肉のミンチを与えるのかということのほかに、豚肉のミンチの選び方も重要になってきます。離乳食に使う豚肉のミンチは、できるだけ衛生管理がきちんと行き届いたお店で、鮮度の良いものを選んで買うようにします。

豚肉のミンチは鮮度が落ちやすく、鮮度が落ちると肉の色がくすんだ灰色がかった色に変わってきます。そのため、できるだけきれいなピンク色をしたものを買うようにしましょう。また、脂肪の部分も白色か乳白色であり、硬めで粘りのあるものが離乳食に向いているとされています。また、調理をする際は、しっかりと加熱をして火をよく通しておくことも重要となります。

豚肉を使った離乳食を調理する際の注意点は?

離乳食に向いていると思い選びやすいものがミンチですが、スーパーで販売されている豚ひき肉にはさまざまな部位の肉が混ざっていることが多く、脂肪がたくさん含まれているため注意が必要です。できるだけスライスされた豚肉を購入し、それを包丁で細かく刻んだり、フードプロセッサーで細かくするなどして、手作りでミンチを作り離乳食に使うようにしましょう。

また、他の食材を切ったまな板で豚肉を下ごしらえすると細菌がうつってしなうことがあるため、肉用のまな板を別に用意することをおすすめします。特にお肉を冷凍する場合は注意が必要です。赤ちゃんの離乳食中の育児の間だけでもまな板を分けるなど、工夫しておきましょう。

豚肉を使った後期の離乳食のおすすめレシピは?

離乳食にも少しずつ慣れてきた赤ちゃん。食べられるものも少しずつ増えてきましたね。この離乳食後期におすすめのレシピをいくつかご紹介します。

野菜もたくさん食べられる!豚丼の離乳食レシピ

【材料】
ごはん 茶碗1杯
豚薄切り肉 1/2枚
にんじん 5㎜厚さの輪切りのものを適量
玉ねぎ 1㎝厚さのくし型切りのものを適量
●水 50㏄
●しょうゆ 小さじ1
●砂糖 小さじ1/2
●みりん 小さじ1/2
油 少量
青のり、ごま お好みで

まず、豚肉は離乳食に使用するため赤ちゃんの食べやすい大きさにカットし、少量の油で炒めましょう。炒めている間に玉ねぎと人参を茹でるか電子レンジで加熱を行います。その後、豚肉と加熱した玉ねぎと人参を炒め合わせ●の調味料を入れ、汁気が少し残っているほどになりましたら、具材を全てごはんの上へ乗せお好みで青のりやごまを振ると見た目にも美味しそうに見えます。

野菜が多めの離乳食レシピとなっているので、赤ちゃんも食べやすいでしょう。味付けを変えれば、離乳食だけではなく家族みんなで食べることもできます。

ちょっとおしゃれに!豚肉のトマト煮込みの離乳食レシピ

【材料】
豚ひき肉 20g
トマト 25g
ブロッコリー 3g
だし汁 大さじ2
片栗粉 小さじ1/2

豚ひき肉をお湯で茹でることで不必要な豚肉の油を落とす効果があります。その茹でた豚ひき肉を粗く刻みましょう。トマトは湯向きをすることで離乳食にも使いやすくなり豚肉との相性もぴったりの柔らかさになります。お鍋に豚ひき肉とトマト、だし汁を入れ少し片栗粉でとろみをつけ弱火で煮込みます。その後お皿に盛り付け、トッピングで茹でたブロッコリーを盛りつけましょう。

少しおしゃれなトマト煮込みの離乳食レシピです。トマトの赤とブロッコリーの緑で、彩りが鮮やかで見た目もおいしそうです。ブロッコリーは固いと噛み切れないので、やわらかく茹でてあげてくださいね。

豚肉を使った完了期の離乳食のおすすめレシピは?

離乳食完了期、もうすぐパパやママと同じものが食べられるようになります。赤ちゃんも離乳食のごはんを食べることが楽しくなってきているでしょう。育児の合間に離乳食をまとめて作り、冷凍しておいてもいいですね。

大根が軟らかくておいしい!豚バラ大根の離乳食レシピ

【材料】
豚バラ肉 2~3枚
大根 適量
ミックスベジタブル 適量
ごま油 少量
●しょうゆ 小さじ1/3と1/2
●砂糖 小さじ1/2
●みりん 小さじ1/3
水 100㏄
粉末だし 3つまみ

大根と豚肉は食べやすい大きさにカットします。大根を下茹でしますがこのときの茹でる目安は大根が透明になるまで下茹でをしましょう。大根を茹でている間に豚肉をごま油で炒めます。豚肉に火が通ったら大根とミックスベジタブルを入れ●の調味料とだし、水を入れ汁気がなくなるまで煮詰めたら出来上がりです。

冷凍のミックスベジタブルを使うので、簡単に彩りのいい離乳食が出来上がります。赤ちゃんも喜んで食べてくれるでしょう。もちろん冷蔵庫の中の野菜を使ってもいいですよ。赤ちゃんの好きな野菜があれば、一緒に入れてあげるといいでしょう。

手づかみでもOK!豚肉とキャベツのお好み焼きの離乳食レシピ

【材料】
豚肉 10~15g
キャベツ 20g
小麦粉 大さじ2
卵 1/2個
だし 小さじ1

かつお昆布でまずはだしを作ります。その後豚肉を茹で小さめにカットし、キャベツも同じように茹で揚げたら細切りにしましょう。ボウルに小麦粉、卵、だしを入れて混ぜたらキャベツを加えます。生地をフライパンで焼き、その上に豚肉を乗せ両面こんがりするまで焼けたら、だしを加えて蓋をし、蒸し焼きにすると離乳食を食べるお子さんも食べやすいお好み焼きになります。

手づかみで食べることのできるお好み焼きのレシピです。おやつにもぴったりです。アレンジが簡単にできる万能レシピなので、赤ちゃんが好きな食材を入れていろんなお好み焼きを楽しみましょう。もちろん家族みんなで楽しめるので、お好み焼きパーティーをするのもいいですね!

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赤ちゃんの様子を見ながら調理の工夫をしてあげよう

ミンチはポロポロと崩れて食べにくいものです。赤ちゃんがミンチを食べにくそうにしている場合は、そぼろあんとして調理をしてあげたり、卵を加えてハンバーグにするなど、レシピに少し手間をかけてあげると食べやすくなります。

また、豚肉そのものを食べにくそうにしている場合は、リゾットの具材として使ったり、野菜の煮込み料理に加えたりするといいでしょ。豚肉のうまみで離乳食がよりおいしくなります。赤ちゃんが自分の作ったものをおいしく食べてくれることほど嬉しいことはありません!育児の疲れも吹っ飛んでしまいますよ。

離乳食は豚肉のアレルギーに注意することが重要!!

生後9ヵ月~10ヵ月を過ぎれば、いつからでも豚肉を与えても大丈夫と言われますが、アレルギーには注意しなければいけません。

赤ちゃんが大量の脂肪を1度に摂取してしまうと、その脂肪の消化が追い付かないことが原因でアレルギー反応がでてしまうことがあります。離乳食で赤ちゃんに与える豚肉の目安の量は1回の食事につき離乳食後期で15g、完了期で15~20gと少なめです。豚肉を1度にたくさん与えすぎてしまわないよう、気を付けましょう。

また、赤ちゃんがアレルギーを起こしていないかどうか、最初のうちは特に食事後の様子をよく観察してあげるようにしてください。ミンチもできるだけ新鮮なお肉を選び、可能であれば家で作ってあげるといいでしょう。

赤ちゃんに合わせて離乳食を進めよう

今まで母乳やミルクを飲んでいた赤ちゃんが食品を口にするようになるのですから、いつから豚肉を食べさせ始めるのかといったことなどは、育児書のようにうまく離乳食が進まない場合もあるでしょう。赤ちゃんの好き嫌いもありますし、食べるときの状況によっても変化します。

いつから離乳食を食べさせなければならない、いつからお肉を与えなければならないといった、きっちりとした決まりはありません。赤ちゃんに合わせながら進めていくといいでしょう。

そして1番大切なことは、無理矢理食べさせて食事をすることに対して悪い印象を与えてしまわないよう、遊びも取り入れながらゆっくりと食べさせてあげるということです。冷凍なども活用しつつ、ママもパパも楽しみながら育児に取り組んでいけるといいですね。

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