妊娠・育児
生後6ヶ月の体重や授乳回数を調査!育児や赤ちゃんの成長のポイントは?
生後6ヶ月になってくると、育児にもある程度なれてきて赤ちゃんとの関わりが増えてくる時ですね。体重などの見た目だけでなく自己主張が出てきたりと、内面の成長も大きくなります。では、生後6ヶ月での赤ちゃんの体重や授乳回数、成長などはどのように進んでいくのでしょうか?

目次
- 生後6ヶ月の赤ちゃんの体重や身長は?
- 生後6ヶ月の赤ちゃんの体重や身長の成長
- 生後6ヶ月の時は授乳回数はどのくらい?
- 生後6ヶ月では離乳食+母乳、ミルクで体重の変化を調べよう
- 生後6ヶ月の赤ちゃんの育児の変化や成長のポイントとは
- ①離乳食は赤ちゃんを見ながら無理強いしないで
- ②生後6ヶ月になると夜泣きが現れることも
- ③乳歯が生えてくるので歯磨きデビューをしよう
- ④生後6ヶ月頃から人見知りがでてくる
- ⑤表情がさらに豊かになり感情が入っている言葉を発することも
- ⑥おすわりができるようになり外出が楽になる
- ⑦手や指の動きが発達しおもちゃをつかめるようになる
- 生後6ヶ月の赤ちゃんの育児の注意点
- ①お座りしている時は目を離さずにしよう
- ②風邪に注意しよう
- 体重や身長を知るのに生後6ヶ月検診を必ず受けよう
生後6ヶ月の赤ちゃんの体重や身長は?
新生児などを越えてきて少し育児にも余裕が出てくる時期になる生後6ヶ月。右も左もわからず育児をしていた頃に比べて、生後6ヶ月になると体重や身長といった身体的な成長もめまぐるしいですよね。3kg程度だった新生児に比べて生後6ヶ月になると体重もずっしりと増えてきます。
では、生後6ヶ月の時の体重や身長はどのような成長があるのでしょうか?あっという間の6ヶ月。後半年もすれば、赤ちゃんは1歳になってしまいます。生後6ヶ月の赤ちゃんの体重や身長はどのような変化があるのでしょうか?
体重や身長は個人差が大きい
生後6ヶ月の赤ちゃんは体重などの個人差が大きくなってきます。体重がしっかりと増えていて、身長も高い赤ちゃんもいれば、中々体重が増えず小さく感じる赤ちゃんもいます。もちろんどちらも健康であれば、問題ありませんし、成長は赤ちゃんそれぞれ違います。
ママからしたら、自分の赤ちゃんの体重が増えなかったり、体重の増え幅が少ないと不安になりますよね。授乳回数も少なくなってくる生後6ヶ月は、母乳が足りているのかと心配することもあるかと思います。
体重と身長は発達曲線が目安になる
基本的に、体重などの個人差が大きい生後6ヶ月では体重などが足りているかの目安として発達曲線で確認するのがわかりやすいです。発達曲線とは、赤ちゃんの体重や身長の成長曲線のことで、厚生労働省が10年ごとに行っている全国の赤ちゃんを対象にしたデータを元に平均を割り出されているものです。
全体の赤ちゃんの約94%の体重や身長が、発達曲線内に治まることを目安に考えられていますので、いわゆる平均な身長や体重になります。生後6ヶ月だと、発達曲線の幅も大きく個人差が大きいことがわかります。
もちろん、生後6ヶ月では授乳回数がすくなくても母乳不足ではないはずなのに、体重が思うように増えず発達曲線から出てしまう赤ちゃんもいます。発達曲線は体重などの目安になりますが、必ず発達曲線内に入らなければ健康でないというわけではありません。
生後6ヶ月になると体重や身長の成長速度は緩やかになる
生後6ヶ月になると、赤ちゃんの体重などの増加は緩やかになります。体重や身長が急成長する時期も生後6ヶ月になるとスピードは緩くなってきて、体重が停滞してしまうこともあります。
以前のようにずっと寝たままで、ママの母乳やミルクを飲んで寝ている時期ではなく、寝返りをする生後6ヶ月は、運動量も体重に関わってきます。よく運動する赤ちゃんだとしっかりと母乳やミルク、離乳食が足りていても中々体重が増えないことがありますので、神経質になりすぎないようにしましょう。
風邪を引いていて行けなかった#4ヶ月検診
— yayoi@blackberry (@yayoiblackberry) April 28, 2017
来週#生後6ヶ月 になるけど行って来ました☺
2ヶ月過ぎたあたりから
体重の増えが悪くなってきた息子くん👦
いよいよ#成長曲線下限… https://t.co/4sidkZ7xIK

生後6ヶ月の赤ちゃんの体重や身長の成長
生後6ヶ月の赤ちゃんの体重や身長はどのように成長していくのでしょうか?平均的な身長や体重を紹介しますので、目安にしてみてくださいね。
生後6ヶ月の体重の平均
生後6ヶ月の赤ちゃんの体重の平均としては約6060g~9,570gです。もちろん体重で男女差もありますが、それ以前に個人差がかなり大きいのがわかりますね。平均としては、この値になりますが、生まれた体重や運動量によっt絵変わりますので、目安として考えましょう。
生後6ヶ月の身長の平均
生後6ヶ月の身長の平均としては約61.7cm~72.1cmになりこちらもかなり平均に個人差があるのがわかります。身長に関しては、ママの努力で成長するわけではありませんので、最初に大きくなる子、後から大きくなる子といますので、それほど心配しなくても大丈夫です。
生後6ヶ月は個人差が大きいので体重が軽くても神経質になりすぎないで
生後6ヶ月は個人差が大きい上に成長速度は緩やかになりますので、ママとしては不安になることもあるかと思います。体重などの成長以外でも内面の成長も個人差が大きくなりますが、個性がありますので心配しすぎないようにしましょう。
また、発達曲線の中に入ることよりも、きちんと体重などの成長がカーブになって上がっていっているかをしっかりと確認しましょう。発達曲線より少なくてもきちんと発達曲線のカーブと同じようにカーブができていれば、体重や身長に問題はありません。
生後6ヶ月の時は授乳回数はどのくらい?
生後6ヶ月になると離乳食がスタートしますよね。離乳食が入ってくることで、授乳回数にも変化がでてきます。生後6ヶ月の授乳回数は1日どのくらいになるのでしょうか?
母乳であれば1日5~6回程度
生後6ヶ月になると、授乳回数も減ってきて1日5回~6回程度になります。授乳回数が減ってくる要因としては、離乳食の後に母乳を与えることになりますので、離乳食をしっかりと食べている赤ちゃんだと母乳を飲まないまま寝てしまうことも。
しかし、まだまだ離乳食になれさせる為の時期ですので、母乳を欲しがる場合には1日5回~6回程度の授乳回数であれば欲しがるだけ与えてあげましょう。しかし、頻繁に授乳をするのは離乳食を食べなくなりますので控えるようにしましょうね。
ミルクの場合は1回200ml程度が1日5回ほど
粉ミルクの場合には、1日の授乳回数によって量が変わってきます。生後6ヶ月の場合には、1日約900ml~1000mlになりますので、授乳回数が5回なら粉ミルクは1回で180ml~200ml、6回の授乳回数の場合には1回160mlになります。
まだまだ離乳食で栄養をとるのではなく、母乳やミルクからの栄養がメインになります。離乳食を食べて欲しいから授乳回数を極端に減らすことはせずに、焦らずに離乳食を進めていきましょうね。
生後6ヶ月では離乳食+母乳、ミルクで体重の変化を調べよう
生後6ヶ月の場合には離乳食にプラスして母乳やミルクが基本になります。それによって体重が変化していきますので、体重が減少していないかをしっかりと確認するようにしましょう。
体重は運動量によっても変わってくる
先程述べましたが、生後6ヶ月になると寝返りをしたり早い赤ちゃんだとズリバイをして、ちょっとずつ進んでいく赤ちゃんもいます。そうなると、同じように母乳やミルクを飲んでいても中々体重は増えてくれません。運動量によっても体重が増えにくくなることがあるということを知っておきましょう。
体重が増えない場合などで不安な場合には一度相談してみよう!
あまり神経質にならないように、と思っていてもやはり体重が増えないとママとしては心配になりますよね。そんな時は一人で悩まずに自治体の保健センターや子育て支援センターなどに一度相談してみましょう。
保健師さんや助産師さんといった専門知識をもった方がしっかりと体重や身長の成長を調べてくれますよ。不安な場合には気軽に相談してみましょう。相談するだけでも、気持ちが楽になりますよ。
生後6ヶ月の赤ちゃんの育児の変化や成長のポイントとは
生後6ヶ月は、体の成長以外に様々な成長が起きてきます。めまぐるしい成長があり、ママも赤ちゃんの成長が楽しくなる生後6ヶ月。その分、育児の悩みも出てくるのがこの時期です。では生後6ヶ月での育児の変化や成長のポイントとはどんなことがあるのでしょうか?
①離乳食は赤ちゃんを見ながら無理強いしないで
生後6ヶ月前後から始める離乳食は、野菜をすりつぶしたりと中々大変になります。それが赤ちゃんの育児と家事にプラスされてきますので、ママは大忙しになりますね。離乳食は最初からすんなり食べてくれる赤ちゃんもいれば、全く受け付けてくれない赤ちゃんもいます。
せっかく作ったのに食べてくれないとどっと疲れますよね。しかし、まだまだ母乳やミルクといった液体がメインになりますので、初めての味や食感が受け付けない赤ちゃんも多くいます。離乳食を食べてくれなければ、また明日は食べてくれるといいな、といった用に焦らずに進めていきましょう。
中々離乳食を食べてくれないからといって、無理強いはしないようにしましょう。食べる練習をしているのに、食べることが嫌いになってしまっては本末転倒です。焦らずゆっくりと進めていきましょうね。
最近、次女の動きが活発化してる&自分があまり出せてないのか、体重が減り始めててやばい。でも粉ミルクは哺乳瓶、マグマグ、スプーン全て惨敗。離乳食も数口しか食べないし…昨晩は1時間おきに泣かれて、ダメ元でベビー煎餅渡したら1枚完食して寝た。もう主食にしてやろうかと思ったよね…
— 向井七重/3歳児と生後6ヶ月 (@nocturnum_37) December 13, 2017
②生後6ヶ月になると夜泣きが現れることも
生後6ヶ月になると夜泣きが現れてくる赤ちゃんがいます。多くの赤ちゃんは昼夜の区別がついてきて、夜通し寝てくれる赤ちゃんもいますが、こちらも個人差が大きく、中々寝てくれなかったり夜泣きが激しい赤ちゃんもいます。
1時間おきに泣いて起きてしまったり明け方ずっと泣き続ける赤ちゃんもいます。この時期の赤ちゃんの脳は目まぐるしく発達しており、その日常の刺激が原因で夜泣きをすることがあると言われています。成長しているというサインではありますが、ママは大変ですよね。
昼寝をしている時に一緒に昼寝をしたりして、ストレスや疲れを溜めすぎないようにしましょう。たまにはパパにみといてもらって、ママはぐっと寝ることも良い方法ですね。
生後6ヶ月の娘 突如始まった夜泣き 今夜は何時に奇襲するのかと怯える時間帯
— マルママ (@mxtxa) March 5, 2017

③乳歯が生えてくるので歯磨きデビューをしよう
生後6ヶ月の成長では、乳歯が生えてくる赤ちゃんがいます。小さな白い歯が生えてくると、思わず笑顔になるくらい可愛いですよね。しかし、乳歯が生えてくるということは虫歯になるリスクも出てくるということ。
赤ちゃんの綺麗な乳歯が虫歯にならないように、離乳食の後には歯磨きを必ずするようにしましょう。また、大人が使った箸なども赤ちゃんに使わないようにしましょう。虫歯菌が赤ちゃんに言ってしまい虫歯を誘発してしまうリスクがあります。
④生後6ヶ月頃から人見知りがでてくる
今まではおむつやお腹が空いたなどの生理的な原因で泣くことがメインだった赤ちゃんですが、生後6ヶ月になると自分の意志が出てきて知らない人に対して泣いたり、ママが視界から消えてしまったら泣くといったことが増えてきます。
自己主張も出てきて、欲しいおもちゃがあったり気に入らないと泣いてしまうということも。人見知りはママ以外は抱っこできないことがあり、大変ですが、大切な成長の1つです。しっかりとママの愛情が赤ちゃんに届き、信頼関係がしっかりと出来ている証拠になります。
生後6ヶ月の長女。人見知りがはじまった😭
— mametomo (@mametomo_com) March 31, 2017
子どもが生まれてから、なかなか自分の時間が取れずイライラ💢する事がある💧
これも幸せなんだけど…
どうしたもんじゃろの〜🤷♀️

⑤表情がさらに豊かになり感情が入っている言葉を発することも
笑う事が多くなってくるのもこの時期です。生理的微笑が終わり生後3ヶ月程度から顔を認識すると笑顔になったりと、とにかく可愛い時期です。感情がはいった言葉を発したりと赤ちゃんの変化が楽しくなってきます。
難しい顔や笑っている顔もどの顔も、赤ちゃんが日々成長しているということですので、今しかない生後6ヶ月の赤ちゃんにたくさん癒やされてくださいね。

⑥おすわりができるようになり外出が楽になる
生後6ヶ月になると早い赤ちゃんだとおすわりが出来るようになります。おすわりが出来るということは、腰がしっかりと成長し据わってきたということ。この時期の成長のチェック項目としておすわりは重要になります。
おすわりが出来るようになると、外出が一気に楽になります。しかし、もちろんおすわりも早い赤ちゃんは6ヶ月くらいで出来ますが、遅い赤ちゃんだと1歳近くまで出来ない場合があり個人差があります。また、おすわりが出来たとしてもまだまだ不安定ですので、しっかりと支えてあげましょう。
⑦手や指の動きが発達しおもちゃをつかめるようになる
この時期は手と指の成長がめざましく、握力も付いてきます。おもちゃをしっかりと握ることができるようになったり、おもちゃを持ち替えたりと、様々な動きができるようになります。また、近くになるものに手を伸ばして触ろうとすることも出てきます。
他の世界や物にたいする探究心が現れてきた証拠ですが、その反面今まで出しっぱなしにしていても大丈夫だった物が危険になります。煙草やガラス容器、本やコードなどとにかく手当たり次第触って口に運んでしまいます。赤ちゃんに危険がないように、環境を今一度見直しましょう。
生後6ヶ月の赤ちゃんの育児の注意点
ずっと横になっていた今までとは違い、生後6ヶ月になると赤ちゃん自身が動き出しますので、色々と注意しなければなりません。では生後6ヶ月の赤ちゃんの育児の注意点を紹介します。
①お座りしている時は目を離さずにしよう
早い子だとおすわりが出来るようになる生後6ヶ月ですが、まだまだ不安定で数秒で後ろにひっくり返ってしまうことも。安定してちゃんと座れるようになるのは、もうちょっと先になります。おすわりしている時にひっくり返ってしまうと、頭を打ってしまうことがあります。
カーペットなどであれbあ、それほど心配いりませんが、もしも赤ちゃんがフローリングなどで座っている場合には、後ろにクッションを置いたり、ちゃんと様子を近くでみてあげなければなりません。今は頭を保護するクッションもありますので、そちらを使うのもよいでしょう。
②風邪に注意しよう
次女ちゃんついに発熱。。。
— モリシュン@愛知 赤ちゃん歯科情報発信中 (@wadachimori) December 12, 2017
生後6ヶ月半、初めて風邪ひきました。。。
早く良くなれと願うばかりです。
写真は元気な時のものです🖤#今日のぜんちゃん #もりぜん pic.twitter.com/re4qBfPtD0
生後6ヶ月になると、風邪にも注意が必要です。元々赤ちゃんはお腹の中にいるときには、ママから免疫をもらっていました。しかし、だんだんと少なくなっていき、生後6ヶ月になると元々あった免疫力はほとんどなくなってしまいます。
そうなると、風邪をひきやすかったり、突発性発疹になることもあります。インフルエンザなどが流行る時期の外出には注意し、人混みなどは避けるようにしましょう。

体重や身長を知るのに生後6ヶ月検診を必ず受けよう
生後6ヶ月くらいになると、自治体で検診を行ってくれますので、その検診は必ず受けるようにしましょう。検診は体重や身長を知るだけでなく、内面の成長もしっかりと見てくれますので、自分の赤ちゃんがどのように成長しているかを知る術です。
体重や身長をしっかりと診てくれるので検診は必ずいこう
体重が足りているか、身長は伸びているか、ちゃんと生後6ヶ月の成長をしているかを見てくれますし、ママが不安な場合の相談も聞いてくれます。生後6ヶ月前後で検診はありますので、必ず受けるようにしましょうね。