卵に血が混じってても大丈夫?塊の正体や生で食べられるのか調査

卵は使い勝手が良くて料理に引っ張りだこの食材です。でも、卵を割って血が混じっていたら大丈夫か気になりませんか。血の塊はどうして入っているのか、生でも食べられるのか調べました。血が混じった卵も捨てないで上手に使ってくださいね。

卵に血が混じってても大丈夫?塊の正体や生で食べられるのか調査

目次

  1. 卵に血が入っていたらどうする?
  2. 血が混じった卵の呼び方
  3. なぜ血卵ができるの?
  4. 血卵は出荷前にチェックしている
  5. 血を取り除けば加熱して食べられる
  6. 血以外にミートスポット(肉斑)もある
  7. 卵にある白いひも状のものは大丈夫?
  8. 新鮮な卵の選び方
  9. 割った卵の新鮮さを判断する
  10. 卵の保存方法
  11. ゆで卵に向くのは7日ほど経過したもの
  12. 血卵を上手に使い分けよう

卵に血が入っていたらどうする?

卵はいろいろな料理に使えて便利な食材です。常備している人が多いのではないでしょうか。そんな卵ですが、たまに血の塊が混じっていることがありますよね。なんだか気持ち悪くて捨ててしまうこともあるでしょう。そもそも食べられるのかも気になりますよね。血が混じった卵が食べられるのか調べたので、参考にしてください。

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血が混じった卵の呼び方

卵に血が混じったものを血卵(けつらん)と呼びますが、血卵も血の混じり具合によって2種類あります。小さな血の塊が卵黄に付いている卵を血斑卵(けっぱんらん)といい、全体に血が広がっている卵を血玉卵(けつぎょくらん)といいます。血卵のできる割合は1000個に1~5個とかなり低くなっています。

なぜ血卵ができるの?

若いニワトリで産卵の機能が成熟していなかったり、強い光や大きな音、野生動物、季節の変わり目の気温変化などでニワトリがストレスを感じたりすると、卵管の毛細血管が切れて出血することがあります。これが卵の中に混じってしまい、血卵となるようです。

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血卵は出荷前にチェックしている

出荷前には検卵という卵のチェックがされています。暗い場所で卵に下から光を当てたり、機械で血液中のヘモグロビンを感知したりして、血の塊が混入した卵はできるだけ除外するようにしています。それでも見逃すことがあるので血卵がたまにあるんですね。100%除外するのは無理なので仕方ありませんが、同時に複数入っていたら返品してもいいのではないでしょうか。

血を取り除けば加熱して食べられる

血があっても大丈夫

食品衛生法では、血の塊や色素が混入した卵を食用には不適当だとして廃棄処分するように指導しています。これはあくまで販売側に対してであって、個人が食べるのは大丈夫だといわれます。もともと卵には殺菌効果のあるリゾチームという成分が含まれているので、あまり心配する必要はありません。食べるなら生ではなく、血の塊を取り除いてから加熱すれば大丈夫です。

白い卵は血が入りにくい

それでも気持ちが悪ければ処分してもいいと思います。また、卵全体に血が広がったものは味も変わりますし、見た目もおいしそうではないので処分したほうがいいでしょう。白い卵は赤い卵よりも血の塊が入る可能性が低いそうなので、卵かけご飯のように生で食べる場合は特に、白い卵を選ぶことをおすすめします。また、直接割り入れずに、一度別の容器に入れるといいですね。

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血以外にミートスポット(肉斑)もある

卵には血以外にも殻のかけらや褐色の肉片のような物が混入していることがあります。それをミートスポットといいます。殻のかけらに見えるものはプロトポルフィリンという物質で、卵の殻の色素成分です。肉片のようなものは、ニワトリの体内で卵ができる途中ではがれた卵管組織の一部のようです。

ミートスポットも血と一緒で取り除いて加熱すれば食べられるのですが、いやならば処分してもいいでしょう。殻の色が白い卵よりも赤い卵の方が入る可能性が高く、白い卵が100個のうち1~3個なのに対して、赤い卵は30個ほど入ります。ニワトリの品種や飼育条件などによっても違うようです。

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卵にある白いひも状のものは大丈夫?

ほかにも生の卵を割ると、卵黄の両側に白いひも状のものが付いていることがあります。これはカラザといって卵白の一部で、取り除かなくても食べられるものです。 カラザは卵黄を殻の内側に固定し、衝撃から守っています。カラザに含まれるシアル酸という成分は、抗がん作用があることが最近の研究で証明されたので、なるべく食べたほうがいいしょう。

新鮮な卵の選び方

血やミートスポットは白い卵には少ないので、気になる方はできるだけ白い卵を買うようにしてください。その中でも新鮮な卵の見分け方がわかったらうれしいですよね。卵の殻や割った中身の様子で新鮮かどうか判断する方法があるので、ぜひ活用してくださいね。

殻の表面がざらざらしている

卵の表面には無数の気孔があり、卵はここで呼吸をしています。気孔を覆って外部からの侵入物を防ぐ役目をしているのがクチクラと呼ばれる層で、卵のざらざらしている部分です。このクチクラが多い方が鮮度が保たれます。ただ、現在は洗浄してから出荷されることが多いので、ざらざらだけでは判断しにくくなっています。

光に当てると透き通る

もっと簡単に卵の鮮度を見分ける方法は、光に透かして見ることです。新鮮な卵は照明を当てると透き通って見えます。鮮度が落ちた卵は透明感がなくなり黒っぽく見えます。スーパーなどで判断するのはむずかしいですが、もし光を当てても大丈夫な状況ならおすすめの方法ですよ。

塩水に浮かべたら沈む

この方法は購入後にできるやり方ですが、塩水に卵を浮かべます。その時に新鮮な卵は沈み、古い卵は浮いてきます。卵は古くなるにつれて空気が侵入してきて気室と呼ばれるスペースが広がっていきます。そのため軽くなっていき、古い卵ほど浮いてくるという訳です。浮いてくる卵は早めに食べたほうがいいですね。

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割った卵の新鮮さを判断する

卵を割った時に鮮度を判断するのは卵白と卵黄の様子です。新鮮な卵は卵白と卵黄が盛り上がっていてしっかりしています。箸でもつかめるようならかなり新鮮です。また、新鮮な卵白は白く濁っているので、これも目安になるでしょう。古くなるとさらさらと水っぽくなり、卵白も透き通ってきます。

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卵の保存方法

卵は冷蔵保存がいい

卵は常温でも保存出来ないことはありませんが、食品衛生法では10℃以下での保存を推奨していますし、一般家庭では温度管理が難しいので冷蔵庫で保存するのがおすすめです。冷蔵庫ではドアポケットに卵置きがあることが多いと思いますが、ドアの開閉で卵がダメージを受けやすく温度変化も激しいので、おすすめ出来ません。 冷蔵庫の奥にパックごと保存したほうが長持ちします。

スーパーで常温保存の理由

スーパーでは冷蔵よりも常温で保存しているところが多いのはなぜでしょう。卵には、気孔という呼吸のための小さな穴がたくさんあります。気温や湿度の変化によって結露すると、雑菌が気孔から卵の中に侵入しやすくなり、傷む原因になります。それを防ぐために常温で販売されていることが多いそうです。

卵の保存期間は?

賞味期限は卵パックに表示してあるので参考にしてください。卵を生で食べる場合は冷蔵保存で2週間以内に使用し、それ以後は加熱するのがいいでしょう。それから卵を割ったら傷みやすいので、できるだけすぐ使うようにします。溶いた卵は特に早く使う必要があるので気をつけてください。

卵は洗わない

卵を洗うと雑菌から守ってくれるクチクラが取れてしまうので、なるべく洗わないで保存しましょう。汚れていたら表面を乾いた布で軽く拭く程度で大丈夫です。もし汚れがひどくて洗った場合は、できるだけ早く使うようにしてください。

においの強い食材はそばに置かない

卵にはたくさんの小さな気孔があり、そこで吸収しています。そのため、においの強い食材が近くにあると、どうしても卵ににおいが移ってしまいます。においの強いものはそばに置かないようにしましょう。特にリンゴやミカンなどの果物のにおいは移りやすいので、注意しましょう。

尖ったほうを下に向けて保存する

卵を保存する時に尖った方を下に向ける、と聞いたことはありませんか?卵の丸い部分には気室という空気が詰まったスペースがあります。気室が上になっていると、黄身が浮いてきた時に直に殻に触れないので、黄身が傷むのを防ぐことができます。 また、尖っている部分の方が丸い部分よりも殻が厚いので、割れにくいのも理由の一つです。

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ゆで卵に向くのは7日ほど経過したもの

新鮮な卵はゆで卵に向かない

ゆで卵にするのは、7日ほど経過した卵が向いています。新鮮な卵には炭酸ガスが多く、ゆで卵にするとぱさぱさした食感になるのでおすすめできません。新鮮な卵しかない時は、前日に冷蔵庫から出しておくと大丈夫です。試してみてくださいね。ちなみにゆで卵はリゾチームが加熱で壊れるのであまり日持ちしません。早めに食べましょう。

ゆで卵の簡単なむき方

卵をゆでる時に、酢か塩を少し入れると殻にひびが入っても中身が出ません。ゆで上がったらすぐに冷水に浸けると殻がむきやすくなります。その後、少しの水と一緒に卵を密閉容器に入れます。フタをしたら密閉容器を両手でしっかり持ち、卵にひびが入るように15秒くらい思い切り上下に振ります。これで簡単にむくことができます。1個だけなら、コップでもできますよ。

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血卵を上手に使い分けよう

卵を割って血の塊が入っていたらびっくりしますが、取り除けば充分食べられるので捨てずに使いたいですね。生では抵抗があるかもしれないので、加熱して食べてください。卵の基礎知識も学んで、卵がおいしく食べられるように工夫してくださいね。

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2021-06-13 時点

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