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ベビーパウダーで洗顔!毛穴の汚れがごっそり取れると話題の洗顔方法って?
水洗いで洗顔する、洗顔料を使うなど、その人の肌の性質によって様々な洗顔法があります。しかし水洗いや洗顔料を使う他に、ベビーパウダーで洗顔する方法があるのをご存知でしょうか?今回はベビーパウダーで洗顔するメリットや方法を詳しくご紹介します。

目次
- ベビーパウダーとは?
- ベビーパウダーで洗顔すると肌をサラサラにしてくれる!
- 洗顔で皮膚を柔らかくしてくれるベビーパウダー
- ベビーパウダーは肌をリラックスさせてくれる
- 抗菌作用でニキビを抑制できる!
- 肌の炎症を抑えてくれるベビーパウダー
- 毛穴に詰まった汚れや黒ずみを洗い流せる!
- 美肌効果も期待できるベビーパウダー
- 洗顔料とベビーパウダーを混ぜて洗顔してみよう!
- ベビーパウダーで洗顔する方法①洗顔料に混ぜて使用する場合
- 石鹸にベビーパウダーを混ぜて使うこともできる!
- もちろん、ベビーパウダーだけで洗顔することもできる!
- 洗顔以外のベビーパウダーの使い方は?
- ベビーパウダーをパックとして使用してみる
- 化粧崩れを防ぐ事もできるベビーパウダー!
- 洗顔だけじゃなく、アイシャドーとしても使えるやり方は?
- 洗顔しながらニキビ治療もできる!
- ボディマッサージにも使えるベビーパウダー
- ドライシャンプーとして使ってみよう!
- ニベアと合わせて使ってみよう!
- 制汗剤としても使えるベビーパウダー
- 靴擦れしやすいときはベビーパウダーを使ってみよう!
- 洗顔でも使えるおすすめのベビーパウダーは?
- ベビーパウダーを使うときの注意点
- まとめ:やり方次第で洗顔もメイクにも使えるベビーパウダーは万能!
ベビーパウダーとは?

ベビーパウダーにあまり馴染みのない人は、そもそもベビーパウダーは何から出来ていて、何のために使うのか疑問に思われるかと思います。ベビーパウダーはタルク(滑石)とコーンスターチ(植物のデンプン)が主成分の粉末です。タルクは、パウダーファンデーションやフェイスパウダーにも含まれています。
ベビーパウダーを肌に塗ると、ベビーパウダーの細かな粒子が水分を吸い上げ、コーンスターチが湿度を適度に保ち、タルクが皮膚の表面を滑らかにしてくれる効果があります。ベビーパウダーを塗ると肌が乾燥すると思われがちですが、ベビーパウダーは皮膚同士の摩擦を減らすことによって、あせもなどの肌荒れを防ぐ効果があります。

ベビーパウダーで洗顔すると肌をサラサラにしてくれる!

ベビーパウダーは吸水性が高く、肌の余分な皮脂、水分を吸収してくれる効果があるので、肌をサラサラの状態に保ちやすくしてくれます。そのためベビーパウダーを汗をかきやすい季節に塗ると、化粧崩れしにくくなります。
更に、ベビーパウダーは肌が乾燥してくると、水分を出して肌を保湿してくれる効果があります。つまりベビーパウダーは脂性肌をケアしてくれるだけでなく、乾燥肌にも効果があるということです。
洗顔で皮膚を柔らかくしてくれるベビーパウダー
ベビーパウダーには、皮膚を柔らかくしてくれる効果があります。皮膚が柔らかくなると、肌の水分の蒸発が抑えられ、保湿効果が現れます。乾燥肌や敏感肌の人にもベビーパウダーはおすすめです。
ベビーパウダーは肌をリラックスさせてくれる
ベビーパウダーには鎮静作用というものがあり、ベビーパウダーを塗ることで血行が促進されやすくなります。血行が良くなることで、皮膚が柔らかくなり、肌をリラックスさせ、落ち着かせてくれる効果があります。
抗菌作用でニキビを抑制できる!
ベビーパウダーは、肌に悪影響を及ぼす菌を抗菌する作用があります。そのため、ベビーパウダーで洗顔すると、ニキビの原因になるアクネ菌を抑制できるメリットがあります。普段からニキビに悩まされている人なら一度試してみるといいかもしれませんね。

肌の炎症を抑えてくれるベビーパウダー
ベビーパウダーには、肌の炎症を抑える効果があります。特に大人ニキビには効果があると言われています。思春期・成長期にできるニキビは毛穴に皮脂が詰まり、そこにアクネ菌が発生して炎症を起こす場合が多いとされていますが、大人ニキビは肌の乾燥が原因で起こる場合もあります。
乾燥が原因で起こる大人ニキビには、ベビーパウダーが有効とされています。他にもベビーパウダーは、アトピー性皮膚炎にも効果があると言われています。アトピー性皮膚炎は肌の乾燥や敏感肌が原因で起こりますので、保湿効果があり、抗炎症、抗菌作用のあるベビーパウダーが効果があるとされています。
毛穴に詰まった汚れや黒ずみを洗い流せる!

ベビーパウダーで洗顔することによって、ベビーパウダーがスクラブのようになり、毛穴につまった汚れや黒ずみ、角栓を洗い流してくれます。更にベビーパウダーは市販で売られているスクラブ入りの洗顔料よりも、肌にかかる負担が少ないです。
美肌効果も期待できるベビーパウダー
ベビーパウダーそのものには、肌を美白してくれる成分は入っていません。よく知られている美白のやり方としては、美白成分を含んだ美容液などでメラニンの生成を抑制してシミ、そばかすを作らないようにするやり方です。
しかし、ベビーパウダーには血行を促進させ、肌のターンオーバーを整えてくれる効果があります。肌のターンオーバーが整えられることによって古いメラニンが排出されやすくなる他、古い角質や皮脂、毛穴汚れなどが除去されることで、結果的に美白効果が現れます。
洗顔料とベビーパウダーを混ぜて洗顔してみよう!
ベビーパウダーで洗顔する方法①洗顔料に混ぜて使用する場合
ベビーパウダーと洗顔料を混ぜて使うことによって、ベビーパウダーのみで洗顔するよりも、毛穴の汚れ、黒ずみが落ちやすくなります。
①ベビーパウダーをティースプーン1杯程度の量で準備しておきます。②手に洗顔料を取り、用意しておいたベビーパウダーと合わせます。③洗顔料とベビーパウダーを合わせたものを、水を加えながら泡立てます。④泡立ったら洗顔します。⑤水で洗い流します。
石鹸にベビーパウダーを混ぜて使うこともできる!
ベビーパウダーと洗顔料を合わせて使うのと同じように、ベビーパウダーと石鹸を混ぜて使っても、毛穴の汚れが落としやすくなります。
①ベビーパウダーをティースプーン1杯程度の量で準備しておきます。②泡立てネットに石鹸を入れ、石鹸を泡立てます。③泡立てネットで作った石鹸の泡と、用意しておいたベビーパウダーと合わせます。④洗顔します。⑤水で洗い流します。
もちろん、ベビーパウダーだけで洗顔することもできる!
ベビーパウダーのみで洗顔すると、洗顔料や石鹸よりも毛穴汚れを落とす効果は減りますが、ベビーパウダーは肌に優しいので刺激が少なく、肌に負担をかけることなく少しずつ毛穴汚れを落としていくことができます。
①ベビーパウダーを使いたい分だけ用意します。②ベビーパウダーに少しずつ水を加え、指に付くぐらいの状態になるまで混ぜます。③毛穴の汚れを落とすようにくるくるとマッサージして洗顔します。④水で洗い流します。
洗顔以外のベビーパウダーの使い方は?

ベビーパウダーは洗顔に使用する以外にも、様々な用途で使用することができます。パックや化粧崩れの防止の他、ニキビ治療にも使えますので、そのやり方をご説明します。
ベビーパウダーをパックとして使用してみる
ベビーパウダーはパックとして使うこともできます。ベビーパウダーを混ぜるのにおすすめなものは牛乳かヨーグルトです。他にも、ガスール(天然泥)とベビーパウダーを混ぜて使う方法もあります。自分に合った専用パックが作れますね!
①ベビーパウダーを大さじ3杯分用意します。②牛乳100ccを用意します。③用意したベビーパウダーと牛乳を混ぜ、肌に乗せられるほどの固さになったら10分パックします。ベビーパウダー+牛乳パックは美白効果があります。
ベビーパウダー+ヨーグルトパックのやり方
○ベビーパウダー+ヨーグルトパックのやり方
①ベビーパウダーを大さじ1杯分用意します。②無糖ヨーグルトを用意します。③用意したベビーパウダーと無糖ヨーグルトを混ぜて10分パックします。ベビーパウダーをなるべく節約したい方は、ヨーグルトパックの方をおすすめします。ベビーパウダー+ヨーグルトパックは毛穴の汚れをスッキリさせてくれます。
ベビーパウダー+ガスールパックのやり方
①お湯1:ガスール2の割合でよく混ぜ合わせます。②①にガスールとベビーパウダーを同じ量くらい加えて、よく混ぜます。③顔に乗せて5分パックします。ガスールには毛穴の汚れを吸着してくれる効果があるので、ベビーパウダーと合わせて使うことで効果が倍増します。

化粧崩れを防ぐ事もできるベビーパウダー!
ベビーパウダーをファンデーションの後に使うことで、ベビーパウダー余分な皮脂を吸収して化粧崩れを抑えてくれる効果があります。ベビーパウダーをフィニッシュパウダーとして使うやり方は、①化粧下地→ファンデーションを塗ります。②フィニッシュパウダーとしてベビーパウダーを肌をぼかすように塗ります。
リップにベビーパウダーを塗るやり方
更に、ベビーパウダーはリップに使用することもでき、口紅を塗ってからベビーパウダーを塗ると、リップカラーが長持ちしやすくなる効果もあります。
マット感をキープさせたい場合は、口紅→ベビーパウダーの順に塗ります。プルプル感をキープさせたい場合は、口紅→ベビーパウダー→リップグロスの順に塗ります。
マスカラ+ベビーパウダーのやり方
マスカラとベビーパウダーを合わせて使うと、マスカラ単体で使うよりも、まつげをボリュームアップさせることができます。まつ毛が薄くて困っている人にはうってつけではないでしょうか?どのようにやるのか調べました。
①まず、普通にマスカラをまつげに塗っていきます。②マスカラが乾かない内に、ベビーパウダーを綿棒でまつげに付けていきます。③ベビーパウダーの上からもう一度マスカラを塗っていきます。これだけでマスカラをつけるよりもボリュームがアップになるので、マスカラを買うよりもかなりお得かもしれません。

洗顔だけじゃなく、アイシャドーとしても使えるやり方は?

ベビーパウダーと食用の粉末色素を混ぜることで、手作りのアイシャドウを作ることができます。
ベビーパウダーでアイシャドウを作る方法は、①フタができるプラスチック容器に、ベビーパウダーを入れます。②粉末食用色素を少しずつベビーパウダーに足して、ちょうど良い色合いになるまで混ぜます。③お好みで粉末パールを足して混ぜます。
混ざりにくい場合は、プラスチック容器にフタをして振ることで、均等に混ざりやすくなります。自分の好きな色で安上がりに作れそうですね!洗顔意外にもこういった使い方ができるのはすごいことです。
洗顔しながらニキビ治療もできる!

ベビーパウダーには抗炎症、抗菌作用があるのでニキビ治療に効果があると言われます。ベビーパウダーをオロナインに混ぜて使うことで、赤ニキビの治療を早くする効果があると言われます。
ただし、オロナインは黄ニキビ、黒ニキビなど赤ニキビ以外のニキビの治療には不向きな薬ですので、オロナインをベビーパウダーと合わせて使う場合は、赤ニキビの治療をするときのみにしてください。
ボディマッサージにも使えるベビーパウダー

お風呂上がりなどにボディクリームを塗るとベタベタしやすくなると思いますが、そのお悩みはベビーパウダーを使うことで解決されます。ボディクリームを塗った後にベビーパウダーを塗ると、ベビーパウダーがボディークリームのベタベタしたものを吸収して、サラサラにしてくれる効果があります。
もちろんベビーパウダーを塗った後もボディクリームの効果はそのままですので、ベタつきが気になる方におすすめの使い方です。
ドライシャンプーとして使ってみよう!

ドライシャンプーとは、洗髪しないシャンプーのことです。ベビーパウダーを掌に伸ばし、頭皮に揉み込むようにした後、クシやブラシで髪を整えるだけです。また、ベビーパウダーに重曹を混ぜると、重曹が頭皮のニオイを吸収してくれる効果があります。
ニベアと合わせて使ってみよう!
ニベアクリームは保湿効果が高い分、ベタつきやすくもあります。そこでニベアクリームを塗った後にベビーパウダーを塗ることによって、肌がしっかり保湿されつつもサラサラしている状態を作ることができます。
制汗剤としても使えるベビーパウダー
ベビーパウダーは吸水性があるので、汗を吸収することができ、制汗剤として使うことができます。汗をかきやすい脇や背中に塗ることによって、肌のムレやあせもなどの肌トラブルを予防することができます。
靴擦れしやすいときはベビーパウダーを使ってみよう!

ベビーパウダーを足に直接塗るか、靴の中に塗ることによってすべりが良くなり、靴ずれを防止することができます。また、ベビーパウダーを塗ることによって靴の中が汗で蒸れることも予防することができます。直接塗ったほうが制汗剤としても使えるので積極的に使いたいところですね。
洗顔でも使えるおすすめのベビーパウダーは?

ベビーパウダーには粉末状のものと固形のものがあります。どちらも一長一短な部分はありますが、どのような種類があるのか調べていきましょう。
ジョンソンベビーパウダー
タルクと香料のみで作られた無機粉末です。成分がシンプルなので、肌にかかる負担が少ないメリットがあります。粉末パウダーは一度で広範囲にたくさん塗ることができるので、全身にベビーパウダーを使いたいときにおすすめです。
pigeonの薬用固形パウダー
有効成分として酸化亜鉛、タルク、無水ケイ酸、トウモロコシデンプン、流動パラフィン、スクワラン、ポリエチレン末、グリセリン、メチルポリシロキサンが含まれた薬用固形パウダーです。
固形になっているので持ち運びがしやすく、粉が飛び散らないので、パフで塗りやすいようになっています。また、固形パウダーは伸びがよく肌に均一に塗りやすいです。固形パウダーは細かい部分に指で直接塗りたい場合に使いやすいです。指で直接塗ることによってピンポイントで毛穴を隠したり、テカリを抑えやすくなります。

ベビーパウダーを使うときの注意点

ベビーパウダーはとても便利なものですが、使い方を間違えると肌荒れなどのトラブルの原因になってしまいます。ベビーパウダーを洗顔で使う場合は水で流れ落ちるので、多少多めに使っても構わないのですが、夜のスキンケアとして使う場合、厚塗りはしないようにしてください。
厚塗りをするとベビーパウダーで毛穴が詰まり、毛穴汚れの原因になるだけでなく、皮膚呼吸が妨げられてニキビができやすくなります。もしベビーパウダーを使ってからニキビ出やすくなるようであれば、ベビーパウダーを厚塗りしている可能性があります。
ベビーパウダーで肌荒れを起こさないためにも、ベビーパウダー使う場合は、少量ずつから試して使うようにしたり、日中だけ使うようにして、夜寝る前には使わないなど工夫をして、自分の肌にちょうど良い量や方法を心がけるようにしてください。
まとめ:やり方次第で洗顔もメイクにも使えるベビーパウダーは万能!

ベビーパウダーはやり方次第で赤ちゃんから大人まで使える、便利な万能アイテムです。ベビーパウダーを使った洗顔方法は、肌への負担が少ないままで毛穴汚れを落としてくれる他、美白効果を期待できるので、ぜひお試しください。自分に合うベビーパウダーを探してみましょう。