和柄の意味・由来とは?日本の伝統模様の種類や特徴を詳しく解説

今回特集するのは、和柄です。日本には、日本独特の柄があります。そんな日本の特徴でもある和柄の意味や由来をまとめてご紹介していきます。今まで知らなかった色々な和柄の意味合いを1つ1つ紐解いていきましょう。暮らしの中で和柄の見方が変わるかもしれませんね。

和柄の意味・由来とは?日本の伝統模様の種類や特徴を詳しく解説

目次

  1. 日本の心!和柄の意味を大紹介!
  2. 和柄とは?
  3. スタンダードな和柄【市松模様】の意味
  4. 六角形が特徴の和柄【亀甲模様】の意味
  5. 丸い花が可愛らしい和柄【梅模様】の意味
  6. 和柄の定番の【唐草模様】の意味
  7. 水をモチーフにした和柄【青海波】の意味
  8. あっさりシンプルな和柄【麻の葉模様】の意味
  9. 籠をイメージさせる和柄【籠目模様】の意味
  10. 円が重なり合って生まれる和柄【七宝模様】の意味
  11. 可愛らしい花が散りばめられた和柄【桜模様】の意味
  12. ファッション界でも人気の和柄【千鳥模様】の意味
  13. 大胆な和柄【扇模様】の意味
  14. 矢を敷き詰めた和柄【矢絣】の意味
  15. 柔らかく動く和柄【霞】の意味
  16. 和柄の意味を纏って奥深い女性になろう!

日本の心!和柄の意味を大紹介!

日本には、日本特有の柄が存在します。それが「和柄」です。今回は、そんな和柄の種類や意味合い、由来などをご紹介します。和柄には、一体どんな種類の柄があるのでしょうか?そんな和柄の特徴や意味、由来を1つ1つ見ていきましょう。

和柄とは?

最初にご紹介するのは、和柄の基本知識です。「和柄」という響きは、暮らしの中で耳にしたことがある方がいると思います。急に、和柄の種類や意味合いに行く前に、和柄とはという部分からお届けしていきましょう。

和柄とは…【文様を意味する】

和柄とは、文様を意味します。この文様をパターンにして、正しく並べたアイテムが和柄になります。ここで出てくる文様は、美術・工芸における模様の様式を現します。似た言葉にある模様は、文様などを含む大きな括りです。和柄には、いくつかのパターンがあり、昔のデザインのまま暮らしに活かされています。

スタンダードな和柄【市松模様】の意味

それでは、早速いくつかある和柄の中から、12個の和柄をご紹介していきます。和柄の種類や意味、由来を中心にお届けします。まず1つめの和柄は、暮らしの中でスタンダードな和柄である「市松模様」です。

市松模様の意味合いとは?

市松模様は、四角形をたくさん並べたような形の幾何学模様です。四角形の1つおきに色を変えてファッションや雑貨などの柄として人気になっています。一見、和柄のような雰囲気がしませんが、この市松模様は和柄になります。

市松模様の由来は?

市松模様は、江戸時代の歌舞伎役者である「佐野川市松」が江戸の中村座で演じた役柄の中で、白と紺の正方形を交互にデザインした袴を履いたことから人気になったそうです。そこから徐々に暮らしの中で浸透して来て、着物の柄としても有名になりました。

六角形が特徴の和柄【亀甲模様】の意味

2つめの和柄は、「亀甲模様」です。亀甲模様なぱっと見ても分かるように六角形の特徴的な柄になっています。写真のように亀甲の模様の真ん中に他の図柄が入っているものもあります。この和柄の種類は、どんな意味合いと由来があるのでしょうか?

亀甲模様の意味合いとは?

亀甲模様は、六角形が特徴的な模様です。名前の中にもあるように亀の甲に似ている形からその名がつけられました。日本では、すごく縁起がいいことから古くから愛されている日本の伝統的な柄です。亀甲模様は、六角形の形ですが、中に花などの他の柄がデザインされていることがあります。

亀甲模様の由来は?

亀甲模様の由来は、先ほども少し触れたように亀の甲らから元となっていると言われています。日本では、とても歴史の古い和柄で古くから伝わるものの中に描かれていたり、アジア地方では、レリーフにも描かれているそうです。平安時代になると有職文様として知られていて、暮らしの中では、帯や帯締めなどに描かれている和柄です。

丸い花が可愛らしい和柄【梅模様】の意味

3つめの和柄は、丸い花が可愛らしくて特徴的な「梅模様」です。丸さのある5つの花びらを持った花柄が魅力で、浴衣や小物などによく登場する種類の1つになります。梅模様と言ってもさまざまなパターンがあり、着物や和風の小物などでそのバリエーションが楽しめます。

梅模様の意味合いは?

梅の花柄は、松竹梅の中にもあり、寒い冬に一番に咲くという特徴から忍耐や生命力の象徴の意味があります。見た目も華やかで新春に一番に咲くことから新しい季節を彩るための象徴と言われています。

梅模様の由来は?

梅の和柄には、いくつかの種類がありますが、元々梅柄は、奈良時代に中国から伝わって来たことから桜に打って変わった柄として親しまれてきました。その他に、可愛らしい見た目や香りなどから古くの絵巻や浮世絵などの芸術品に活かされています。

和柄の定番の【唐草模様】の意味

4つめの和柄は、唐草模様です。唐草模様は、先ほどの亀甲模様よりもさらに馴染みのある和柄では無いでしょうか。色んな暮らしの場面で目にする模様の種類になっています。この唐草模様には、どんな意味合いや由来があるのかを早速見ていきましょう。

唐草模様の意味合いは?

唐草模様とは、葉や茎などのデザインをモチーフにした模様です。唐草模様である唐草文の意味は、植物の葉や茎が絡んだ文様の呼び名の総称です。特に、主流となっているアイテムは、風呂敷です。この模様を見ると暮らしの中で風呂敷をイメージしがちです。

唐草模様の由来は?

唐草模様の由来は、古代ギリシアの神殿などの遺跡で柱などにある草の様子が原型となったと言われています。エジプトなどから全国に広まり、日本にもその流れが来たそうです。そんな日本には、奈良時代に伝わって来た唐草模様が日本独特の和様式になったものが人気となり、さまざまな染め物や織物などに活かされています。

水をモチーフにした和柄【青海波】の意味

次の和柄は、波のような模様が特徴の青海波という和柄です。いくつものアーチが重なってどこか動きがあり、柔らかい雰囲気になっています。目にしたことがある方もいると思いますが、名前を聞くと「ん?」と思う方もイルカと思います。

青海波の模様の意味合いは?

青海波という柄は、見た目は単純ですが、とても深い意味合があります。広い海をイメージした柄で波の模様をモチーフにして作られた和柄です。そこには、未来への願いと平安な暮らしに対しての願いを込められた縁起の良いと言われている和柄になります。

青海波の由来は?

青海波の由来は、そのまま名前の通りで青い海の波をモチーフにした柄の種類です。この模様は、中国から経由して伝わって来たもので、日本では、雅楽の装束に使われた模様が由来となっているそうです。

あっさりシンプルな和柄【麻の葉模様】の意味

次は、あっさりシンプルな和柄である麻の葉模様です。和柄の種類の中でも比較的シンプルな種類になっていて、暮らしの中でも目にする柄になります。角のある形がどこかスッキリとした雰囲気と力強さを感じる柄に感じます。そんな麻の葉模様についてご紹介していきましょう。

麻の葉模様の意味合いは?

麻の葉模様の意味は、その見た目通り、実際ある麻の葉からイメージされて作られた和柄です。麻の葉は、4ヶ月で4メートルくらいの大きさに成長することから赤ちゃんの成長や邪気を払う力があると言われているので魔除けの意味もあるそうです。

麻の葉模様の由来は?

麻の葉模様は、平安時代から存在していて仏像の装飾にも用いられていたそうです。江戸時代には、歌舞伎役者が舞台上で麻の葉模様の衣装を着たことから一般的にも広がったようです。さらに、この連なっている連続した模様を「麻の葉繋ぎ」と呼ばれています。

籠をイメージさせる和柄【籠目模様】の意味

続いては、籠モチーフの和柄になっている籠目模様です。シンプルな和柄で、色んな小物や着物などにも使われている種類の柄です。暮らしの中で、色んなアイテムにデザインされていることから和風ならではの柄になっています。

籠目模様の意味合いは?

籠目模様は、縁起の良い和柄と言われています。竹で編んだ籠の模様が反映されていて意味としては、邪気を払う魔除けの意味があります。1つ言われているのは、この籠目の模様が五芒星に似ていることからという説もあります。昔は、玄関の前にかけられていたほどだそうです。

籠目模様の由来は?

籠目模様は、魔除けの意味が込められています。それが由来でもあり、意味合いでもあります。この籠目模様は、家紋にも使われていて、籠目紋にも種類があり、籠目をそのまま使っていたり、丸の中に籠目模様がデザインされている模様もあるようです。

円が重なり合って生まれる和柄【七宝模様】の意味

次は、小さな円が重なり合って織りなされる和柄である七宝模様をピックアップしていきましょう。しっかり重なり合った円が独特の雰囲気を醸し出してくれています。丸の形が重なることで生まれる花びらのような形が印象的ですね。

七宝模様の意味合いは?

七宝模様は、同じ大きさの円を4分の1ずつ重ねて行くことで生まれる和柄です。この七宝という意味は、仏教の言葉で金や銀、瑠璃などの宝物の意味があるそうです。七宝模様の円の中心に花柄がデザインされている七宝模様もあります。

七宝模様の由来は?

七宝模様の由来は、先ほども少し触れましたが、円がさまざまな方向に広がり、仏教の7つの宝物を現していることからその名前が付けられたそうです。さらに、夫婦の円満を意味しているそうで、縁起の良い和柄として暮らしの中で浸透しています。

可愛らしい花が散りばめられた和柄【桜模様】の意味

続いては、女性に大人気の和柄である桜模様です。桜模様は、意外に和柄というイメージがあまりなく、色んなアイテムにデザインされていることがあります。桜の花がデザインされたアイテムは、可愛らしくて思わず手に取ってしまうほどです。

桜模様の意味合いは?

まるで春をイメージさせてくれる桜の模様は、定番で人気の和柄です。着物や浴衣に多く使われています。そんな桜模様には、始まりや豊かさというような意味合いが込められています。さらに、その見た目の美しさから日本人ならではの美意識と重なって多く愛されている種類です。

桜模様の由来は?

桜模様は、その見た目からデザインされていることもありますが、一方で、桜模様の由来には、昔から桜には稲の神様が宿ると言われていたことからその年の豊凶を占うという習慣があったようです。平安時代から日本で愛されて来た桜、春に咲くことから新しい門出を祝うという意味合いも込められています。

ファッション界でも人気の和柄【千鳥模様】の意味

次は、皆さんも一度は聞いたことのある和柄である千鳥模様をご紹介します。千鳥模様は、和柄に当たりますが、最近では、千鳥模様に似た格子柄がファッションの中に当たり前のように活かされている種類です。この千鳥模様と千鳥格子には、ちょっとした違いがあります。その部分にも少し触れていきましょう。

千鳥模様の意味合いは?

千鳥模様は、水辺に集まるチドリ科の鳥の全てを含めた種類です。千鳥模様の意味に込められている願いは、世間の荒波を一緒に力を合わせて乗り越えていこうというもので、そこから夫婦円満や家内安全の意味合いがあるそうです。

千鳥模様の由来は?

千鳥模様の由来は、先ほども少し触れたチドリ科の鳥から来ていることもありますが、昔から着物や小物などに使われていて親しみのある和柄になっています。しかし、私たちが良く目にする一般的な柄は、千鳥格子と言われているもので千鳥模様が元になっています。

大胆な和柄【扇模様】の意味

続いては、大胆な柄が特徴の扇模様です。大きな扇をあしらった模様で、和柄の中でも少し派手なタイプの種類です。一色で表現された扇模様もあれば、カラフルにさまざまな色を使った柄もあり、選ぶ時に迷ってしまいそうです。そんな扇模様の意味合いと由来をチェックしていきましょう。

扇模様の意味合いは?

扇模様は、扇を大きく広げたような模様が魅力的です。扇面文とも言われていて、末広がりな形から発展や繁栄の吉の意味が込められています。末広がりの柄などは、婚礼の場で縁起物と言われています。この末広がりは、漢字の「八」という形から来ており、日本だけでなく中国でも発展の意味があるそうです。その印象が扇とピッタリ合ったというわけです。

扇模様の由来は?

扇模様の由来は、扇の形や末広がりや繁栄の部分が大きく関わってきています。よく使用されているのは、檜扇文で、檜の薄い板を重ねて繋ぎ合わせて扇状に作られたアイテムです。お雛様が持っている扇もこのタイプの扇になります。

矢を敷き詰めた和柄【矢絣】の意味

次にお届けする和柄は、矢絣という種類です。矢絣は、見た目でも分かるように也をモチーフにした柄になっています。矢全体というよりは、矢の頭の部分をイメージされているようです。果たして、矢絣という和柄はどんな意味合いと由来があるのでしょうか?

矢絣の意味合いは?

矢絣とは、まるで矢を並べて敷き詰めたような模様のことを指します。そんな矢絣の意味合いとして一度矢を射ると戻って来ないことから婚礼の場で縁起の良い柄とされています。

矢絣の由来は?

矢絣の柄は、時代劇などで紫と白のカラーで着物の柄としてよく見かけます。矢絣自体は、江戸時代から活用されており、明治や大正時代になるとこの矢絣の柄と、海老茶色の袴を合わせた衣装が女子学生の間で人気となったそうです。そこから、大学の卒業式で、袴の上に合わせる柄としても人気になっているようです。

柔らかく動く和柄【霞】の意味

最後にご紹介するのは、霞という和柄です。曲線ある形をしていて、その柔らかい動きが印象的です。今にもゆったりと動き出しそうなふんわりとした雰囲気があります。早速ご紹介していきましょう。

霞柄の意味合いは?

霞の和柄は、霧や靄などの水蒸気が空に上がって景色がぼやけている風景を現している柄です。霞の柄にも種類があり、まるで雲のような曲線が特徴で「エ」の文字と似ていることから名付けれた「エ霞」と霞がたなびく様子を柄に表現した「霞」があります。霞は、春を意味する言葉です。

霞柄の由来は?

霞柄の由来は、春が近づいて温かくなると春の空にたなびく霞の様子から由来されています。その頃は、文様として誕生しておらず、本格的に文様化が進んだのは、鎌倉時代だそうです。着物の柄の中に多く用いられおり、上品な印象を受けます。

和柄の意味を纏って奥深い女性になろう!

和柄には、今回ご紹介した柄以外にもたくさんの柄があります。何度もお伝えしていますが、和柄は、日本ならではの伝統的な柄です。最近は、それ以外の柄が人気となっていますが、鮮やかな色合いと日本にある伝統的ものをモチーフにしたデザインがおしゃれです。

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