お香典の書き方のマナーは?金額相場・連名など分かりやすく解説

お香典の書き方は知っていますか?人生において突然やってくる不幸事。でも案外その書き方やマナーは知らないものです。いざという時にあわてないために、お香典の書き方やそのマナーを、大人の女性のたしなみとして知っておきましょう。

お香典の書き方のマナーは?金額相場・連名など分かりやすく解説

目次

  1. 暮らしに突然やってくる?弔事
  2. お香典の意味とは
  3. お香典金額のマナー
  4. 正しい金額の書き方もお香典には必要??
  5. お香典袋や書き方にも大人のマナーがある
  6. 宗教によってお香典の書き方は違う?
  7. お香典の書き方は薄墨がマナー?
  8. お香典袋に必要な情報の書き方とは?
  9. 中袋なしのお香典袋の書き方
  10. 中袋ありのお香典袋の書き方
  11. 既婚女性のお香典の書き方は?
  12. 3名以内連名:お香典の書き方マナーとは?
  13. 3名以上の連名でのお香典書き方マナーとは?
  14. 年齢で変わる?お香典の相場や名前書き方の順
  15. まとめ:お香典書きをマスターしよう!

暮らしに突然やってくる?弔事

人生において突然やってくる訃報。できれば避けて通りたいものですが、人間生きているとそうも行きません。生きとし生けるもの、すべてのものはその人生に終焉を迎えます。

特に大人になってくると、仕事関係の知り合いや親戚、回りの友人のご両親なども年齢を重ね、そんな不幸の機会は暮らしの中に増えてくるものです。そんないざという時に慌てることのないように弔事のマナーを勉強して、失礼のない作法を身に着けておくことは、大人の女性のたしなみですね。

悲しみの中にいるご遺族、さらには故人にも失礼のないように、いろんなケースが考えられる弔事のマナーを勉強しておきましょう。普段の暮らしではあまり意識したくはないマナーや知識だからこそ、いざという時にその知識はあなたを助けてくれます。

お香典の意味とは

お通夜やお葬式にはお香典というものを持参することは、みなさんご存知かと思います。このお香典は、お葬式を上げるご遺族の経済的負担をお手伝いするという意味合いのもので、日本人特有の助け合いの精神を受け継ぐ習慣なんです。

お香典はお通夜かお葬式のどちらかに持参します。お通夜は近しい人が亡くなった際に駆けつける、という意味合いが強く、お葬式の際に持参するのが一般的ではあります。しかし地域などによっても違いがあるようですので故人との関係性が近しい人に聞いて合わせるようにするのが無難かもしれません。お通夜かお葬式、どちらか一方に参列するのであればその時に持参しましょう。

お通夜とお葬式、どちらにも参列する場合にもお香典は一度だけ持参するものです。間違って2回持参してしまうと、悲しみの最中にあるご遺族を混乱させてしまう恐れもあるので、間違えないようにしましょう。お香典を持参しなかった時は、記帳だけで十分なんです。

お香典金額のマナー

いざ弔事があり、お香典を持参する際に一番気になるのは金額の相場ではないでしょうか?一般的にお香典の金額の相場は故人との関係性によります。地域などにもよりますので、故人との関係性が自分と近い人に確認するのが間違いのない方法ですね。

故人を忍ぶ気持ちが大きいからといって、常識外れの高額を包むという行為は控えたいものです。故人のご遺族は香典返しをご用意しなければいけませんので、無用な高額のお香典はご遺族を混乱させてしまいかねません。あくまでも故人との関係性を重視して、常識的な範囲でお香典を包むのがマナーです。

お香典にはしわ一つない紙幣はマナー違反とされます。用意していたかのようだという昔からの日本の風習なんですね。かといってあまりに古いお札も控えたいものです。しわのない紙幣を2つくらいに折りあとを付けた程度のお札がちょうどいいようです。また、お札は表から見た時にお札の肖像が見えないように、つまりお札を取り出した時に裏を向ているように入れるのがマナーです。

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正しい金額の書き方もお香典には必要??

お香典の際には包んだ金額を書き込みます。私たちが日常の暮らしの中で使っているのはアラビア数字と漢数字になりますが、お香典には漢数字をつかいましょう。この漢数字には旧字体というものがあるのをご存知でしょうか?

漢数字は、例えば一なら上にもう一本棒を足せば二になってしまい、不正を働く事が容易な事から旧字体を使うのが昔の習慣だったようです。一は壱と書きました。でも現代ではこの旧字体を暮らしの中で見かける事はほとんどなくなりましたよね。普通の漢数字で書いても問題はないようです。どんな風習や習慣も暮らしに合わせて変わっていくものなんですね。

お香典袋や書き方にも大人のマナーがある

身近に弔事があり、お香典を持参することにした・・でもいざとなるとお香典の袋にもいろんな種類があるし、どんなものを使っていいのかわからない・・と言うこともあるのではないでしょうか?香典袋はコンビニなどの暮らしに密着したお店で買えるからこそ、どれを選べばいいのか迷ってしまいますね。

一般的にお香典の金額が5千円以下の場合は、写真のような水引を印刷してあるお香典袋で構いません。この水引とは、不幸が重ならないよう何度も結ぶことができず、ほどく事もできない結び切りと呼ばれるものです。

金額が1万円以上と大きくなる場合には、白黒か銀の水引が付いているものをつかいます。お香典の相場によって使う袋も変わってくるんですね。お香典袋にも、中の金額の相場に見合った格式を求められるのが、日本の伝統であり風習なんです。

宗教によってお香典の書き方は違う?

お香典の金額は故人との関係性により相場を決めて、お香典袋も用意した。でも、お香典袋の上部に書くのは何て?って迷う事も多いですよね。普段の暮らしではそうそうない弔事だからこその疑問です。

お香典袋を買う際に最初から印刷されているものもありますが、これもどれを買っていいものか迷っちゃうのが普通です。実はこの部分は故人の宗教によって変わってくるんです。

訃報を受け取った際に故人の宗教を確認するものとされていますが、急な知らせにそんな事は忘れてしまうのが普通の感覚です。その時にどんな宗教にも使える便利なお香典袋。それが、ご霊前、と書かれたものなんです。ご霊前と書かれて、蓮の花の模様など何も入ってない物は、故人がキリスト教だった場合にも使えます。大人の女性にはぜひとも覚えておいてほしい知識です。

いつも突然やってくるのが弔事です。普段の暮らしの中では意識しない分、突然の出来事に驚いてしまいますよね。大人の女性として慌てないためにも不祝儀袋を用意しておくといいかも知れません。何も模様がついていなく、ご霊前と書かれたものがベストです。シンプルイズベスト、備えあれば憂いなし、ですね。

お香典の書き方は薄墨がマナー?

お香典袋の表下部には、自分の名前をフルネームで書きます。ご霊前と書かれた下の真ん中部分です。自分の名前を書くのは薄墨を使うのが基本とされています。これは、涙ですみがにじんでしまった・・などの理由で薄墨を使うのがマナーとされたようです。

しかし、習慣などは暮らしに合わせて徐々に変わっていくものであり、そもそも地域によっては、最初から薄墨で名前を書くという習慣がない地方もあるようです。薄墨がない場合には、普通の筆ペンで丁寧に自分の名前を書けば、問題ないようです。

お香典袋に必要な情報の書き方とは?

一般的にお香典袋には中袋と言われる袋がついていましたが、最近は中袋のないスタイルのお香典袋も増えてきているようです。中袋がある場合にはその中にお香典を、ない場合は直接お香典を中に入れます。ご遺族にとって、参列者の必要な情報とは、氏名、住所、金額の3つとなりますので、わかりやすいように丁寧に書きましょう。

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中袋なしのお香典袋の書き方

中袋のないお香典袋の場合、お香典袋の表に書くのは氏名のみになります。他の情報はお香典袋の裏側に書く事になりますね。お香典袋の裏側には必要情報の記載場所が印刷されているものもあります。その場合はそれに従って書けばOKです。ない場合はお香典袋裏側の左下の部分に住所と金額を書きましょう。

中袋ありのお香典袋の書き方

中袋がある場合は住所と氏名は中袋の左側に書きます。金額は中袋の表面真ん中、もしくは裏面の右側、どちらかに書きます。中袋のある場合氏名は外包み表下部と中袋裏面とに2回書くことになります。外包みに名前があるから中袋にはいらないと思う人も多いようですが、外包みは受付の人が外してご遺族にお渡しすることが多いので、混乱させないよう必ず両方に名前を書きましょう。

外包みの包み方ですが、これにも決まりがあります。外包みは左、右の順でかぶせるようにしましょう。つづいて下部分を折り上げ、上をかぶせます。これには、故人に対して頭を下げるとか、涙を流すなどの諸説があるようです。暮らしの中で滅多にみる事のない不祝儀袋ですから、混乱してしまうかも知れませんが、買った時のままの形に戻せば間違いないようです。

既婚女性のお香典の書き方は?

さて、結婚していると夫の代理としてお通夜や葬儀に参列する機会も出てきます。いつやってくるか分からないのが弔事です。夫がたまたま長期出張中だったりすることもありえますよね。そんな場合のマナーについても勉強しておきましょう。

夫の代理で出席する際には、氏名は夫の名前にします。夫の氏名の左側横の下に小さめに、内、と書き添えましょう。また記帳の際も一緒です。こうしておけば、受付の人にはお香典を出してくれた人は誰なのか、また届けれくれた人は誰なのかが一目瞭然です。弔事の際のマナーはとにかく後で混乱をさけるために、わかりやすく親切に!がマナーなんですね。

既婚女性の場合、夫婦ともに故人と親しかった、ご主人とは面識はないけど、自分の友人やその身内が亡くなった、何て事もありますよね。お香典の氏名はあくまで一人で夫の名前を書くという考え方もあるようですが、自分の親しかった友人の場合などは、自分の名前を書きたくなるのが人情です。その場合は真ん中に夫の氏名を書きその左横に自分の名前をと、連名で書きましょう。

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3名以内連名:お香典の書き方マナーとは?

さて、女性の社会進出が進んだ現代では、会社関係の方や取引先の方が亡くなり部署全員での連名などでお香典を出すことも増えてきました。友人や親戚の場合とちがい、相場や連名の書き方など、何かと迷う事の多いのが、仕事関係での弔事です。

仕事関係などで、2名か3名でお香典を包む場合は、中で一番目上に当たる人の名前を一番右に記載、その左横に他1人か2人の名前を書くようにします。目上の人などがいなく3名同列の連名の場合は、名前の記載の順番に特に決まりはありません。

中袋にはそれぞれの氏名、住所、金額を書きます。連名でお香典を出す場合は合計の金額を中袋に入れる事になりますが、4と9の数字にならないように気を付けます。また、お札を入れた中袋はノリで閉じたりしないようにしましょう。ご遺族に、袋を開けるのに手を煩わせないためのマナーなんです。

3名以上の連名でのお香典書き方マナーとは?

仕事の取引先の方の弔事などでは、部署全員でなど数名の連名でお香典を出す事もあります。数名になるとお香典袋にも名前を書く場所がなかったり、裏側にも住所などを書くスペースがない・・なんてこともありますね。

安心してください!そんな場合にもちゃんと決まったマナーがあるんです。まず、名前は代表の人、例えば部署中で一番役職の高い人の名前を書きます。その左側の下部分に、外一同、と書き添えましょう。また社会的な地位の高かった故人などは、仕事のお付き合いも多く遺族には故人との関係がわかりにくいものです。代表者名前の右横に会社名と部署名を書いてあげるのも親切です。

また、中袋にも氏名や住所を書くスペースはないですよね。中袋の表面に合計の金額だけを書き、連名者の名前、住所、それぞれが包んだ金額は別紙を用意します。別紙にはやはり右側から左側へと、目上から目下の人となるように、必要情報を書いていきます。その別紙はお札と一緒に中袋の中に入れるようにします。

年齢で変わる?お香典の相場や名前書き方の順

お香典の金額の相場、友人や親せきなどでは回りの人に合わせて決めることもできるけれど、仕事の場合はどうしたら・・と迷う方も多いのではないでしょうか?故人との関わり合いの深さで相場が決まってくることに変わりはありませんが、やはり一般的金額の相場が知りたいですよね。

連名でお香典を出すということは、ほとんどは仕事関係での弔事になることが一般的です。その場合は故人が、職場の同僚本人、職場同僚の家族、取引先関係本人、取引先関係家族、という事になるかと思います。

いづれの場合も、お香典を包む側が30~40代の場合は5千円が一般的です。20代の場合は同僚や取引先の家族である場合は3千円が相場という説もあるようです。いずれにせよ連名でお香典を包むのですから、やはり周りの方と合わせるようにするのが無難ですね。

まとめ:お香典書きをマスターしよう!

故人に捧げる弔意を表すお香典。やはり暮らしに合わせて徐々に変わってきている伝統や風習もあるようです。でもどんなに日々の暮らしが変わっても絶対に変わってはいけないお香典マナーがあります。それは悲しみの中にいる遺族を混乱させたり、手を煩わせたりすことを避ける、ということなんですね。

個人でお香典を出す場合でも、連名で出す場合でも、名前、住所、金額は分かりやすく、故人との関係性の範囲内の常識的な金額、弔意を表すところはしきたりに従って、ということに尽きるんです。そう考えるとお香典の書き方マナーもそんなにわかりにくいものではないはずですね。

どんな急な出来事にも慌てずにすむ、大人の女性のマナーを身につけて、私たちの暮らしの中に突然やってくる不幸にも冷静に対処したいものです。

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2020-07-12 時点

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