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セミフォーマルって女性はどんな服装?知っておきたいドレスコード!
セミフォーマルってよく聞くけど、一体どんな服装なのでしょう?セミフォーマルを中心としたドレスコードから、女性のセミフォーマルのあれこれを紹介します!自分に合ったドレスアップをして、常識ある大人の女性の装いを目指しましょう!

目次
- 女性のセミフォーマルを検証!ドレスコードって何?
- ドレスコードの種類は?セミフォーマルはどの位置に当たる?
- フォーマルは一番格式高い礼装!
- 女性のセミフォーマルは着る機会も多い!
- インフォーマルはよく言われている平服の事
- エレガンス系の装いは2種類
- 女性にはたくさんあるドレスコード
- 女性のセミフォーマルの装いを詳しく紹介!
- 女性のセミフォーマル着用のシチュエーションは
- 女性のパンツスタイルと和装はあり?セミフォーマルに入る?
- 妊娠中でもセミフォーマルドレスを着たい!
- 年代別女性のセミフォーマルな装いはこれ!
- 必見!体型カバー可能な女性のセミフォーマルドレス!
- 大人の女性としての常識を持って!NGなセミフォーマルスタイル
- セミフォーマルな装いに合う、女性に必要な小物は
- セミフォーマルまとめ!大人の女性としての常識ある服装を!
女性のセミフォーマルを検証!ドレスコードって何?
結婚式やパーティー等で女性が着用する服装にはドレスコードというものが存在します。特に結婚式やその二次会ではドレス姿で行こうと考えている女性は多いと思いますが、では一体結婚式やパーティーで着る服装とはどういうものなのでしょうか。ここでは全体のドレスコードをチェックしながら大人の女性にふさわしいセミフォーマルの服装について見ていきたいと思います。

まず肝心なドレスコードの意味ですが、これは服装のルールや格の指定の事を指しています。その場にふさわしい服装の基準や常識をしっかりとチェックし、会場の雰囲気に合った常識ある服装で臨めるようにしましょう。
ドレスコードの種類は?セミフォーマルはどの位置に当たる?

ドレスコードについてはフォーマル、セミフォーマル、カジュアルなどがありますが、その他にもインフォーマル、スマートエレガンス、カジュアルエレガンス、スマートカジュアルと様々なドレスコードが存在している事はご存知でしょうか。まずはセミフォーマルと併せて簡単に紹介します。

フォーマルは一番格式高い礼装!

まず一番一般的なフォーマルについてですが、正礼装と言われる通り最も格式の高いドレスとなっており昼夜でもドレスに違いがあります。アフターンドレスは袖付き、丈は膝下〜ロングで露出を控えるのが一般的です。逆にイブニングドレスは袖なし、丈はロングですが胸や背中の開いた大人らしいドレスが用いられます。

ちなみに季節により素材も異なったものを着用する事があり、昼の冬はベルベットやサテン、夏はオーガンジーやシフォンの着用も可となります。結婚式でフォーマルを着用出来るのは新郎新婦とその両親、仲人までとなりますので式に参列する場合は避けましょう。

女性のセミフォーマルは着る機会も多い!

ここでは簡単にセミフォーマルの説明をします。まずセミフォーマルはフォーマルより一格下の準礼装を指します。結婚式だけでなくホテルのパーティー、会社の式典や子供の入学式、卒業式等にも用いられる為、その用途は幅広く華やかな場での着用の機会は多いと言えます。詳しい内容は後述で紹介していきますね。
インフォーマルはよく言われている平服の事

セミフォーマルの一格下がインフォーマルになります。いわゆる略礼装の事で、指定に「平服」とあるパーティー等の場合はこちらの装いをします。女性はビジネス用に見えないワンピースやスーツを着用し、アクセサリー等でフォーマルな雰囲気を出すと良いでしょう。高級レストランやカジュアルな結婚式で着用可能です。
エレガンス系の装いは2種類

エレガンスな装いについては、スマートエレガンスとカジュアルエレガンスがあります。どちらもホテルやレストランでの食事に使用される装いです。スマートエレガンスの方が少しフォーマルでドレッシーです。カジュアルエレガンスはカジュアルなワンピースにジャケットなど、多少カジュアルダウンした服装になります。
女性にはたくさんあるドレスコード

普段の服装とセミフォーマルの中間ぐらいのセミカジュアルという装いもあります。こちらも食事のシーンが多くワンピースやブラウスとスカートの組み合わせが多いです。また、会社のパーティーで着用されるビジネスアタイアという服装もあり、こちらは上下揃いのスーツと白いシャツが一般的ですが、女性は多少ファッション性の高いスーツもOKとなります。

女性のセミフォーマルの装いを詳しく紹介!

ドレスコードについて簡単に紹介してきました。ではここからはいよいよ、女性のセミフォーマルの着用シーンやどんな装いがあるのかについて、詳しく見ていきたいと思います。まずセミフォーマルドレスについて、どのようなドレスが一般的に用いられているかを確認していきましょう。

セミフォーマルもフォーマルと同様、昼夜で着用ポイントが異なります。昼はスーツや露出を控えたワンピース、セミアフタヌーンドレスなどがあり、夜はセミイブニングドレスやカクテルドレスなど、昼より華やかなワンピースで袖なしやロング丈の着用が一般的です。アクセサリーについては昼はパール等の光を抑えたもので、夜はダイヤ等の華やかなジュエリーをお勧めします。

女性はこれといって決まったスタイルがある訳ではないので難しいですが、フォーマル同様サテン素材やシフォン素材の物を使用すると上品に見えて常識ある大人の女性を演出できます。
女性のセミフォーマル着用のシチュエーションは

上記でも少し触れていますが、セミフォーマルを着用するシチュエーションは意外と幅広くあります。どういった場に自分が参加するのかを踏まえて服装を決めると、大体の形が見えて来ることもあるかもしれませんね。ただし一番着用の場が多くなりそうな結婚式はあくまで新郎新婦が主役なので、必ずセミフォーマルに留まるような装いにしましょう。

セミフォーマルにはスーツスタイルもあります。ドレスよりスーツ等での参加がオススメなのは、会社の式典や子供の入学式等です。スーツにも様々ありますが、注意して欲しいのはビジネススーツのように地味になりすぎない事です。小物使いで華やかさを忘れないようにしましょう。ちなみに入学式等はジャケットの着用が常識ですので必ずコーデに取り入れましょう。

その他着用の場としては招待されたパーティーなどが該当します。パーティーの規模にもよりますが、ホテルなどで行われるようなパーティーでしたらセミフォーマルで参加するのがオススメです。今はドレッシーなワンピースドレスも沢山出ていますので、セミフォーマルにふさわしい装いになるよう意識して合わせましょう。
女性のパンツスタイルと和装はあり?セミフォーマルに入る?

子連れやスカートに抵抗がある方の中ではパンツスタイルで参加する方も増えているようですが、フォーマルな場ではパンツスタイルはNGな場合もあります。また、結婚式で和装される方も実はNG項目があるのはご存知でしょうか。どういうスタイルならパンツスタイルと和装の着用が可能か、確認しておきましょう。

まずパンツスタイルですが、正礼装となるフォーマルにおいて女性は着用NGとなります。ドレッシーなパンツスタイルであればセミフォーマル以下の礼装は着用可となるので、大人の女性を演出するにはパンツスタイルも有りかもしれません。スーツスタイルと同様ビジネスシーンのように地味になりすぎないよう、素材やデザインで華やかなイメージを出しましょう。

逆に和装は留袖や振袖が正礼装に当たりますので、着用時は控えめな色合いを選びましょう。またカジュアルダウンしにくくセミフォーマル以下の式では浮いてしまう可能性がある為、避けた方が良いようです。既婚女性で友人の式に参加する場合は訪問着がオススメで、こちらはセミフォーマルな場でも対応出来ます。着物にも格があるので、着用前に調べる事をオススメします。

妊娠中でもセミフォーマルドレスを着たい!

結婚式やパーティーなどに列席する場合、自分が妊娠中という方も中にはいると思います。安定期に入れば比較的自由がきく期間になるので、招待された場合は是非出席したいですよね。しかし、安定期に入ったという事はある程度お腹も大きくなっている場合がありますのでドレス選びは慎重になる必要があります。

セミフォーマルな格好なんて出来るのだろうかと心配もあるかもしれませんが、現在はマタニティドレスという専用のドレスも販売やレンタルされています。今まで使用していた物が使えないのは残念ですが、レンタル可能なのが嬉しいポイントですね。悩んでいる方は一度チャレンジしてみてはどうでしょう。

また、マタニティ用でなくても体型カバー出来るワンピースドレスなども多く出ていますので、列席する際も楽しくドレスを選べることが可能ですので安心してください。ちなみに授乳中の女性用に授乳口のあるワンピースドレス等も販売されています。
年代別女性のセミフォーマルな装いはこれ!

ドレスを着用する年代によっても、色や形など様々なドレスがあります。フォーマルな場だからといってネイビーやブラックをチョイスしてしまうのは勿体ないですね。とは言っても一体どんな色が良いのか、形やスカート丈はどうしたら良いのか迷ってしまう方もいると思います。年代別に簡単に紹介しますので、参考にしてみてください。
20代~30代は大人可愛いを大切に!

20代は学生から大人へと変わる時期で、30代までは結婚式へのお呼ばれが最も多くなる時期でもあります。特に20代の方は、30代以上が躊躇する甘めのカラードレスがお勧めです。ピンク、ブルー、オレンジなどフレッシュな魅力を出せるドレスが良いですね。ただし印象が強すぎる事もあるので、同じドレスを着用する際は小物で工夫しましょう。

30代の方は若さと大人っぽさを兼ね備えたドレスがお勧めです。30代になるとママさんや仕事関係の式も増えてくると思いますので、華やかなデザインのパンツスタイルもOKです。ドレスの色味は20代より落ち着かせて、シンプルで品のあるタイトなドレスは女性の色っぽさを出せるので、チャレンジしてみるのも良いかもしれません。
40代~50代は落ち着いた女性の上品さの中に華やかさを

40代の方は親族や仕事関係の式が多いと思います。体型をカバーしつつ見せる部分をどこかにポイントで入れると、女性としての上品さが際立ちます。ドレスはエレガントな物を選び、ベージュやグリーンなど落ち着いた色をチョイスすると良いでしょう。

50代の女性にはウエストを絞ったロング丈のドレスをオススメします。ウエストをカバーするドレスは逆に目立つ場合がありますので、あえて絞ったドレスを着てすっきり見せましょう。色はネイビーやブラックにする事で引き締め効果を狙うと良いかもしれません。ただしその場合は小物で華やかさをアップする事を忘れないようにしましょう。

必見!体型カバー可能な女性のセミフォーマルドレス!
上記では体型をあえて見せるのも手と書いてますが、そうは言っても気になってドレスを着るのを躊躇う方もいますよね。いくつか体型別にオススメのドレスも紹介しますので、こちらも併せて参考にしてみてください。

まず顔の大きさが気になる方はオフショルダータイプのドレスがオススメです。デコルテが綺麗に出ますので小顔効果抜群です。肩がいかり肩の人は襟元に斜めのラインがくるワンショルダーで肩周りをスッキリさせましょう。なで肩の場合はパフスリーブでボリュームアップさせるのがオススメです。

バストが大きい人はVネックであえて強調し、全体のバランスを細身に見せます。小さい人は胸元ギャザーやフリルでボリュームアップし、華やかさもプラスしてみましょう。またウエストに括れがないという方はウエストマークのあるドレスを着る事でボディラインにメリハリがつきます。

二の腕カバーはシフォン素材の袖で腕を隠す場合とビスチェ型のドレスで胸周りのラインを見せて目立たなくする方法があります。ただしビスチェは露出が多いので、昼の式の場合は隠す必要もあるので注意して下さい。お腹が気になる方はぺプラムという、ウエストで絞られた後にフリルが広がっているデザインを着ると身体のラインが出つつカバーもしっかり行ってくれます。

お尻が気になる場合はふんわりしたプリンセスラインや後ろに装飾があるドレスで隠しましょう。足が太いという方は裾がアシンメトリーのデザインで視線を分散させます。丈は膝下までにし、太い部分をカバーします。足が短いのが気になる場合はハイウエストでウエストの位置を高くし、足長効果を演出しましょう。

ざっと紹介しましたが他にも調べてみると色々なカバー方法があります。自分のコンプレックスと向き合って、より自分にあった装いが出来るよう工夫してみましょう。
大人の女性としての常識を持って!NGなセミフォーマルスタイル

今までセミフォーマルの装いについて紹介してきましたが、特に結婚式に出席する際はNGなドレスコードもいくつか存在します。折角綺麗な格好をしているのに常識に欠けた装いが一つでもあると残念ですよね。恥をかかないよう、いくつか項目を確認していきましょう。

まずドレスコードの指定について平服と記載されている場合のパーティーなどがありますが、上記でも説明している通り平服はインフォーマルの事になります。普段着のようにTシャツにジーンズなどカジュアルを全面に出すのは以ての外ですので充分注意して服装を決めましょう。
素材については革やファーなど動物に関するものは摂政を連想させる為、結婚式ではNGとなります。色味については白を着ると新婦と被ってしまい、ベージュや薄いピンクなども写真を撮る際に色が飛んでしまう可能性があるので避けましょう。反対に全身真っ黒のドレスもお祝いをしているように見えないので絶対に止めましょう。

会社のイベントでも真面目な式典かホテルのパーティーかでドレスかスーツか変わってきます。ホテルで行う場合でドレスコードが決められてないようでしたら、ホテルに直接確認しても失礼に当たりません。また、いくらドレスでの列席が可能な場合でも露出の高い服装はNGなので気をつけて下さい。社会人としての常識力が問われますよ。

また子供の入学式や卒業式でのセレモニースーツの場合、必須ではありませんが入学式は明るい色、卒業式はネイビーなどの落ち着いた色がオススメです。こちらも主役は子供になりますので、常識に欠けた服装にならないよう母親としての自覚を持った服装を心がけましょう。
セミフォーマルな装いに合う、女性に必要な小物は

ドレス以上に小物にも様々な物があります。結婚式を例にNG項目と合わせて紹介します。まず結婚式の場合基本必要となる小物はパーティーバッグ、アクセサリー、シューズ、ボレロ等があります。腕時計をしている方も見掛けますが、結婚式においては時間を気にするという意味で腕時計はNGですので気をつけましょう。

アクセサリーは新婦より華美にならない、シンプルでも華やかさを忘れない物を身につけて大人の装いを目指しましょう。昼はパール、夜はダイヤが一般的です。ピアスやネックレス等統一出来ると良いですね。シューズはサンダル・ミュール・オープントウはNGとされています。ヒールのあるパンプスを着用しましょう。お子さんがいる場合はヒールがあれば低い靴でも大丈夫です。

バッグとシューズは白か黒の同色で合わせられると統一感が出てスマートです。上述でも上げてますが、革小物には気をつけて下さい。ドレス同様小物もキリがないほど沢山ありますので迷う事もあると思いますが、ドレスとのバランスを大切にし常識のある装いを心がけましょう。

セミフォーマルまとめ!大人の女性としての常識ある服装を!

いかがでしたでしょうか。ドレスコードや女性のセミフォーマルを着用する様々なシチュエーションについて紹介してきました。一言でセミフォーマルドレスの装いと言っても年齢や体型、結婚式なのかその他のイベントなのか着る場面によっても本当に様々な種類がある事が分かりましたね。

どの服を着るのか最後に見極めなければいけないのは自分となりますが、何を選んでも同じなのは、公共の場にふさわしい格好を考えて大人の女性としての常識を守ろうという事です。あとはお祝いの気持ちを忘れずに、華やかな場の雰囲気を壊さないような素敵な装いを心がけましょう。