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革靴のシワの取り方・伸ばし方を紹介!プロ直伝の自分でできる簡単な方法
シワ一つない革靴ってデキる人ってイメージがありますよね。しかし革靴はシワが付きやすく保管も難しい靴です。そんな革靴のシワの取り方や伸ばし方を紹介します。自宅で簡単にできる方法があるので、プロに都度頼まなくても手入れしてあげることができますよ!

目次
革靴のシワに気をつけてる?
パパの通勤靴やリクルート時の靴など、革靴って色んなところで登場しますよね。しかしそんな革靴もシワだらけ、汚い、ボロボロ…なんてことありませんか?靴だし別にいいだろう…なんて思っていたら大間違いです!
電車の中。目の前の6人がけの席に6人のサラリーマン。電車に乗っている時点で収入にたいして差はないと思うが、それでも靴やスーツをみるとやっぱり少しは分かるもんだな。時計なんかも見ると一目瞭然。ボロボロの手入れの行き渡っていない革靴にシワだらけのスーツを着るような人間にはなりたくない
— しょーへ (@ofzak) May 13, 2012
男性も女性も革靴を履きますが、そんな革靴が見るも無残な姿では品格が問われてしまいます。人って意外と人の足元に視線が行くので、どんな靴を履いているか、綺麗な靴か汚い靴かでその人を評価することもあります。
ちょっと革靴にシワが付いているだけでも「あぁだらしないんだな」なんて思われたら嫌ですよね。革靴も安いものとはいえません。自分の革靴もパパの革靴も、きちんと手入れしてシワを伸ばし取って綺麗な状態で履くようにしましょう!
革靴のシワは簡単に取ることができる!
革靴のシワって履いているとどうしても付いてしまうものですが、ここで仕方ないものとして放っておくか対処するかで人からの評価も変わります。取りにくいと考えられている革靴のシワですが、実は意外と簡単に取ることができるんですよ。
革靴を普段からお手入れしている人もいるでしょうが、そこにほんの工夫を加えるだけで革靴のシワがあっという間に伸ばされていきます。革靴のシワの取り方・伸ばし方も簡単なのでちょっとの時間で自分でケアしてあげることができます。
革靴の甲のところにシワがかなりできてしまったけど、やっぱりこれは面接の印象的にはよくないのだろうか。紳士服業界だし、怖いなあ
— たらこスパ大好きおじさん (@tnhod8y) March 2, 2013
今までシワだらけの革靴で出かけていた人はこれを機に革靴のシワを伸ばしましょう!シワ一つない革靴を履いて出掛ければ周りからもいつもとは違った目で見えられますよ!また社会人としてシワ一つない革靴はマナーの証です。リクルート時にシワだらけの革靴なんて論外ですからね!
一般的な革靴のシワの伸ばし方
シワの簡単な取り方・伸ばし方を紹介する前に、一般的な革靴のシワの伸ばし方をおさらいしてみましょう。まず革靴にシワが付かないようにするにはシューキーパーを使いますよね。シューキーパーを革靴の中に入れておくだけで靴の型崩れを防ぐことができます。
単に型崩れを防ぐだけでなく、シューキーパーを入れることにより革靴が広がるのでシワを伸ばすことができます。また消臭や除湿効果もあるので、今までシューキーパーを使っていないなんてもったいないので今すぐ始めましょう。
革靴のシワは歩くことによって生まれるものです。1日で付いてしまった革靴のシワはその日のうちにシューキーパーで伸ばすようにすると革靴のシワが深刻化せずに済みます。ただしシューキーパーを使っていれば革靴にシワが一つも付かない、というわけではないので注意してくださいね。
簡単10分で自分でできる革靴のシワの取り方
シューキーパーを入れて革靴についたシワを伸ばしても、履き古した革靴のシワはなかなか取れないですよね。そんなしつこい革靴のシワは家にあるもので簡単に取ることができます!自分でできる取り方には揃える道具があるので、家に無い場合には買ってきましょう!
必要なもの
革靴のシワの取り方で必要なものは①アイロン(スチームが出るもの)②革靴用のクリーム③水の3つです。①②は家庭にないなら揃えるようにしましょう。これらがあるだけで、革靴のシワを簡単に自分で取ることができますよ。
自分でできる簡単な革靴のシワの取り方
まず最初に乾いたタオルに革靴用クリームを少し取り、革靴のシワにつけます。次に革靴用クリームをつけた部分に水をつけます。最後にアイロンを用意し、温度を中でスチームに設定します。アイロンが温まったらスチームをクリームをつけたところにかけます。
ほんの5秒程度で良いので、アイロンを当てたらすぐに離します。アイロンを長時間当てていると革靴用クリームで保護しても傷んでしまうので、自分でシワを取る・伸ばすときには温度は中で手短にシワを伸ばしましょう。
革靴の普段のお手入れ法
革靴を履いているとシワが付いてしまうのは仕方のないことです。しかしそれも普段からお手入れをきちんとしておけば、革靴のシワが深刻化することはありません。革靴の普段のお手入れをもう一度確認し、付いたシワはすぐに伸ばしましょう。
①ブラッシング
履いたあとの革靴は見えない汚れがついています。汚れがついているままクリームを塗ると革靴が傷みやすくなるので、必ず手入れの最初はブラッシングで余計な汚れを取り除くようにしましょう。革靴はシワだけでなく汚れもよく目につきますよ!
②クリーナーを塗り、汚れを落とす
単にブラッシングするだけでなく、クリーナーを塗って汚れをさらに拭き取りましょう。クリーナーの塗り過ぎは革靴のシミの原因になるので乾いた布やウェスにほんの少しでOKです。クリーナーを塗って汚れを落としたら乾いた布で拭き取りましょう。
③革靴用クリームを塗る
革靴用クリームを塗ることで革靴にうるおいを与えることができます。革靴も乾燥しすぎるとひび割れしやすくなり、すぐにボロボロになります。革靴を履くなら革靴用クリームは必需品ですから、常に持っておくようにしましょう。
④磨く
革靴用クリームを塗ったら全体を軽くブラッシングして余分なクリームを落としておきます。次にウェスなどで全体を磨くと革靴の輝きが蘇ります。くすんだ状態の革靴ではだらしない印象に移るので、革靴はいつも輝いているように手入れしましょう。
⑤撥水スプレーで保護
磨いたあとに撥水スプレーで保護することで水滴や汚れから革靴を守ることができます。革靴は水分を含むほどシワをつけやすくなるので、シワを付けたくないなら撥水スプレーで保護することを忘れないようにしましょう。

シワが付きにくい保管で革靴を守ろう
革靴は湿気の多い場所に保管しておくと傷むのが早く、すぐにボロボロの革靴へと変化します。それでは革靴のシワも付きやすくなってしまうので、革靴にシワが付きにくい保管を心がける必要があります。
革靴はお風呂の近く等の湿気の多い場所を避けて保管します。湿気と靴の雑菌によりカビが発生しやすくなる為、要注意!シューキーパーや丸めた新聞紙等を利用して形を整えて保管しましょう。シーズンオフで長期保管する場合は、たまに靴の状況を確認しましょう。放っておくことは靴を傷める原因です。
— 靴専科 河原町 北山 ららぽーとEXPO (@kutsusenkakawa) April 21, 2010
革靴の保管に適している場所は「通気性の良い場所」です。通気性が悪く湿気が多い場所は革靴の水分量が増え、シワを作りやすくします。臭いも籠って革靴が臭くなってしまうので、必ず通気性の良い場所で保管するようにしましょう。

革靴のシワ取りで気をつけること
革靴のシワ取りで気をつけることをまとめましょう。革靴は湿気や水分に弱いので、雨で濡れてしまった日にはよく乾かすようにしましょう。放っておくと傷みが早くなるだけでなく、カビが生え臭い匂いを放ち人に迷惑をかけるので要注意です!
シワの取り方の注意点
簡単にできる革靴のシワの取り方を紹介しましたが、アイロンのスチームを高温にしたり、5秒以上当て続けるのは絶対に止めましょう。靴屋さんのプロは高温でサッとシワ取りをしますが、プロでもない人が高温で行うと大変危険ですし、単に革靴を傷めます。やめましょう。
余計な水分に注意
簡単な取り方で革靴のシワを取る場合も、普段のお手入れをする場合も、革靴に余分な水分を与えるのはやめましょう。余計な水分が多いと革靴は柔らかくなりシワが付きやすくなります。足は特に蒸れて水分量が多くなるので、晴れている日は陰干しして水分を蒸発させましょう。
帰ったらすぐにシューキーパーや新聞紙を入れて
帰ったら靴を脱ぎっぱなし…が一番革靴をダメにします。脱いですぐの革靴は足の汗などの水分によって形が変わりやすくなっています。このままにしておくと革靴がへたりシワが付きやすくなるので、帰ったらすぐにシューキーパーや丸めた新聞紙を入れて形を整えましょう。
定期的にプロに革靴の手入れを頼んでみよう
いくら自分で革靴をお手入れしているからといって、それが完全であるとは言い切れません。特に臭いについては自分でのお手入れでは限度があります。こうした面から見ても、定期的にプロに革靴の手入れを頼むことをおすすめします。
革靴のプロに頼むことで革靴も長持ちするようになりますし、普段のお手入れで分からないことがあれば聞くこともできます。革靴も安いものではありませんから、長く使えるように定期的にプロの手入れを頼んでみましょう。
買い替えるならシワの付きにくい革靴を選ぼう
革靴が傷んでくると買い替えを検討しますよね。新しい革靴を買う時にはやはりデザインも重視しますが、シワの付きにくい革靴もおすすめです。硬い革でできた靴よりも、少し柔らかい素材の革の方がお手入れもしやすいです。
革が硬いと一見シワが付きにくそうなイメージがありますが、逆にひび割れなどが起こるリスクが高くなります。少し柔らかい方が柔軟性もあり、シワが付きにくいといわれています。一つの参考として頭に入れておきましょう。

シワのない革靴で出かけよう!
誰だって綺麗な靴で出かけたいと思うもの。なら革靴もいっしょです。時間がないを理由にお手入れをしないと、革靴はあっという間にシワだらけのボロボロ革靴に変化します。靴によって人のなりを決められることもあるので、シワのない革靴で出かけるようにしましょう!