カットソーの意味とは?ニットやTシャツとの違いを分かりやすく解説

カットソー!インナーとして着たり夏には一枚で着たり一年中活躍してくれますよね。でも実はカットソーとは何?なんてその意味をご存知ない方も多いのではないでしょうか?割と曖昧なカットソーの意味、ニットとTシャツとの違いとはどこにあるのかも合わせて調査してみました!

カットソーの意味とは?ニットやTシャツとの違いを分かりやすく解説

目次

  1. わりと曖昧なまま使っているカットソーの意味とは
  2. 知るよで知らないカットソーの意味とは
  3. 洋服作りに用いられる生地の種類とは?
  4. カットソーの意味や定義!
  5. 実は最近の言葉だった?カットソー
  6. ニットの意味とは?カットソーとの違い
  7. セーターの意味とは?カットソーとはちがう?
  8. 一番ややこしい!ニット製品とカットソーの違いとは?
  9. Tシャツの意味とは?カットソーとはちがう?
  10. あれもこれもカットソーという意味?
  11. カットソーじゃないTシャツやポロシャツの意味とは?
  12. 裁断縫製の意味のカットソー!ではカットソーじゃない服とは?
  13. 曖昧になりつつあるカットソーの意味
  14. 他にもまだある?意味を知っているようで知らない言葉とは?
  15. まとめ:カットソーもいつかは意味が変わるかも?

わりと曖昧なまま使っているカットソーの意味とは

カットソーと言われて何を想像しますか?Tシャツに代表される綿のシャツでしょうか?それともセーター?改めて考えてみると、日常的に使っている言葉なのに、きちんと説明できないままに使っている言葉って割とたくさんありますよね。

特に、日本では英語の単語をそのまま日常的に使うことがよくあり、何となく意味を聞きそびれてそのままになっている言葉も多いのではないでしょうか?カットソーもそんな言葉の一つではないでしょうか。

ファッション雑誌でも良くみかけるカットソー。今さら聞くに聞けないカットソーという言葉の意味!しっかり勉強してすっきりしましょう!カットソーについての定義や意味、Tシャツやニットとの違いについても調べてみました。

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知るよで知らないカットソーの意味とは

カットソーというのは、英語だとCut&Sewの&を抜いたものです。Cutは切る、Sewは縫う、という意味です。直訳だと切って縫うということになりますね。

Cut=切る、というのは私たち日本人にもなじみのある英語ですよね。ヘアカットやカット野菜なんて使われ方も良くします!

一方、Sew=縫う、のほうは初めて知ったという人もいるのではないでしょうか?ソーイングセットのソー=Sewなんです。ソーイングセットというと、小さな入れ物に入って、ボタン付けなど簡単な事しかできない最低限のセット、というイメージですが、実はそのまま裁縫箱という意味なんです。

カットソーの意味、切って縫ってなら、洋服は全部そうでしょ?なんて早合点はしないでくださいね。やはりそこにはもう少し細かい決まり事や違いがあるんです!でもこの切ると縫うを理解しておくと、この先の理解が簡単になります!

洋服作りに用いられる生地の種類とは?

私たちが日常に用いている洋服には形態でいうと2種類の布地があります。一つは織物、そしてもう一つが編み物です。編み物というと編み針で編むことを想像してしまいがちですが、形成の仕方が違いますよね。

折りものは縦糸と横糸を交互に直角に交わり形成されていきます。つるの恩返しに出てくるはたおり機を想像してもらうと分かりやすいかと思います。縦糸の中に横糸を通し、隙間ができないように専用の器具で押し付けながら織っていきます。織物は糸が直角に交わるので、伸縮性のない生地になります。

一方、編み物はループ状の糸の中に次のループを作っていく方法です。ループが重なることにより、伸縮性がある布になります。そしてこの編み物はさらに2種類に分けられるんですね。人体の部分の形に合わせて編まれる一体成型編み。セーターなどはこれにあたります。もう一つはまっすぐに布地を折ってから裁断縫製する方法です。

カットソーの意味や定義!

さて、勘のいい方ならもうお気づきではないでしょうか?そうです、この編み物でできた生地を裁断、縫製して作られたものがカットソーと呼ばれるんです。

あなたが編み物をして長くて横幅もある一枚の布を編んだとします。それをセーターの形に裁断し、縫い合わせて作られた服はカットソーです。でもセーターは袖なども減らし目をして形を作っていき最後に綴じますよね。その場合カットソーとは言わないんですね。同じ素材の編み物であったとしても、形成の違いでカットソーかそうじゃないかが決まるんです。面白いですね。

実は最近の言葉だった?カットソー

裁断と縫製、Cut& Sewという意味のカットソーですが、実はこの言葉けっこう新しいってご存知でしたか?昔はカットソーという言葉は日本にはなかったんです。現在60歳台以上の人たちは結構知らない言葉ではないでしょうか?

カットソーという言葉とは、シャツに対応して使われるようになった言葉なようです。編み物である伸縮性のある生地を裁断、縫製するというのは、結構難しい技術なんですね。想像してみてください!編み物なだけに切ったらほつれてくるし、伸縮性があればミシンをかけるのも大変そうですよね。

伸びないぶん、織物を裁断して縫製するほうが簡単なはずです。ひと昔前は、洋服の代表と言えばワイシャツでした。でも技術の発達により、編んだ生地を裁断、縫製する技術が確立し、安く大量生産が可能になり、トレーナーやポロシャツ類が市場に出回り始めました。伸びない織物で出来た服に対して何らかの呼び名が必要だったのかもしれませんね。

ニットの意味とは?カットソーとの違い

編み物の生地を裁断して縫い合わせたものをカットソーと呼ぶ。カットソーの意味はわかりました。でもここで新たな疑問がわくのではないでしょうか?じゃあニットとは?ニットとカットソーの違いとは?って思っちゃいますよね。

実は、ニットとはざっくり編み物の事を指す言葉なんです。糸をループ状にして編み上げた布地の事ですね。ニットというと毛糸で編んだセーターやカーディガンを思い浮かべるのが普通かと思いますが、実は、ニットとは編み物の総称、またその製品、と定義されているんです。

ループ状にして編み上げたものはすべてニットと呼ばれます。服や布地をひぱってみて伸縮性があるものはすべてニットなんです。そのニットを裁断、縫製して出来上がった服がカットソーと呼ばれるんですね。

セーターの意味とは?カットソーとはちがう?

ではセーターとは?冬に大活躍のセーターですが、これはカットソーの中に入るのでしょうか?セーター、ニット、カットソー・・どこからがニットでどこからカットソー?考え出すと余計にわからなくなっちゃいそうです。現在は色々な素材や形の製品があり、このあたりの使い分けは難しいですよね。

一般にセーターとは厚手でウールで出来た物をいう傾向にあるようですが、サマーセーターと呼ばれる麻で作られた物もありますね。ざっくりした物をセーターと呼ぶイメージでしょうか?このセーターは最初から身頃や袖の形に編まれて成型されたものなので、カットソーの中には入りません。でも編み物であることからニットであることは間違いないですね!

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一番ややこしい!ニット製品とカットソーの違いとは?

さて、編み物の総称であるニットという言葉。ざっくりとした物は切ったり縫ったりはせず、成型し編んだ物なので一般にセーターと呼ばれますが、薄手のニットやセーターはカットソーに入るのでしょうか?

実はここが一番ややこしい所です。薄手のニット製品がカットソーであるかどうかを見分けるためには、裏側の縫製をみて判断するしかありません。

カットソーは裁断、縫製されている事からロックミシンのような縫い目になっています。それに対してニット製品は編みたてられているんです。編み物経験のある女性ならわかると思いますが、袖と身頃を別に編んで、成型する際には同じ毛糸で綴じていきますよね。この縫うか綴じるかの違いなんです。編みたてられた綴じ方をされているものはカットソーとは呼ばないんです。

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Tシャツの意味とは?カットソーとはちがう?

ファッション用語にしても、いろいろな名称があり、とても紛らわしいものですよね。実は人にはあまり言えないけれど、Tシャツとカットソーの区別がついてないという人も多いのではないでしょうか?良く考えるとTシャツとは何?なんて人も意外に多いはず!せっかくですから、やはりここですっきりはっきりさせておきましょう!

Tシャツとは、もともと男性下着だったものが、1970年代にジーンズと合わせて普段着としての地位を確立していったものなんです。袖を広げるとアルファベットのTの形になることから、この名が付けられました。

Tシャツとは、編み物である伸縮性のあるニット生地を裁断縫製して、T字の形に縫い合わせたものをいいます。一般的なTシャツはその布地の特性と縫製からカットソーであるということができます。しかし、布地に伸縮性がなければ、たとえTの形であってもカットソーには分類されないことになりますね。

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あれもこれもカットソーという意味?

では、具体的にカットソーにはどんな種類の服があるのでしょうか?伸縮性のあるニット素材を裁断、縫製したものというと広範囲にわたりますよね。

代表的なTシャツや長袖Tシャツはもちろんのこと、ポロシャツやキャミソール、トレーナーやジャージなどもカットソーに分類される事になります。おしゃれなブラウスであっても伸縮性があり、布地を縫い合わせて縫製されたものはカットソーと呼んでも差支えない事になります。

カットソーとは伸縮性のある生地を裁断縫製した衣服。と定義すると下着なども入ってしまいそうですよね。そうなんです!実はこのあたりは結構曖昧で、人によってはトップスだけをカットソーと呼んだり、スカートであっても条件に当てはまればカットソースカートと呼んだり、下着類もカットソーに分類される、としている人もいたりで、厳密な決まりはないようですね。

カットソーじゃないTシャツやポロシャツの意味とは?

最近、一部の高級ブランドでは、カットソーではないTシャツやポロシャツが販売されているようです。つまり、伸縮性のある生地でつくられてはいるけれど、縫い目がないものがあるんです!

縫い目は、特に伸縮性のある生地の場合はほつれを避けるためには縁をかがる必要があります。でもそうなるとどうしても縫い目が少しごつくなってしまうんです。それを避けるため、製品と同じ糸で細かく綴じる製法で作られたTシャツやポロシャツなんです!ミシンで縫うよりは手間がかかる事から、お値段のほうは通常よりお高めになるのでしょうね。

でも、裏に縫い目がなく細く綴じられたTシャツは肌に縫い目が当たらないため、着心地は良いようです。それに注目して、最近では新生児用の肌着にも、この製法で作られた物がたくさんあり、赤ちゃんの肌を守りたいママたちに人気のようですよ!

裁断縫製の意味のカットソー!ではカットソーじゃない服とは?

では、逆にカットソーじゃないものとは?これは結構すっきり解決するのではないでしょうか?伸縮性がなければすべてカットソーには入りません。生地は編み物ではなく織物で出来ている物です。ジーンズなどは間違いなく織物ですよね。その他コートやジャケットなどは一般的に織物生地で作られたものが多そうです。何だか家中の服を引っ張ってみたくなりますね。

引っ張ってみて、全く伸びない、もしくはちょっと伸びるというか歪む、のは織物ですね。最近は織物の中でも伸縮性のある糸を何割か使って柔らかい風合いを出した生地などもあるので、紛らわしい事も多いようですが、生地を日に透かして見ると、織物か編み物かは一目瞭然です。

曖昧になりつつあるカットソーの意味

今日の技術の発達は世界的にみても目覚ましいものがありますよね。ファッション業界しても決して例外ではありません。日々、繊維や縫製技術というものは進化し続けているんです!

繊維自体に伸縮性があり、織物であっても伸縮性がよくて体にフィットして着心地の良さを追求した物や、編み物であっても、編み機の発達から縫い目や綴じ目がなく、はじめから成型体を編み上げる事のできる機械まであるそうです。

そういう意味では、今後カットソーの定義はどんどん変わっていくことも考えられますよね。縫い目や綴じ目が全くなく、カットソーに分類されるのかは考える必要のない洋服が普通になる日も近いのかもしれません。そして、そんな洋服には別の呼び名が付けられるのかもしれませんよね。

他にもまだある?意味を知っているようで知らない言葉とは?

良く考えてみると、特にファッション用語というのは、時代によって変わってきたのかもしれません。その昔、ジャケットは上着、ベストをチョッキと呼ばれていました。今でもお年寄りの方なら上着やチョッキという名称を使うのではないでしょうか?

そんなチョッキはその後ベストになり、最近ではジレと呼ぶそうです。ジレというのはフランス語なんです。ベストもチョッキもジレも実は同じものなんですね。ファッション雑誌やアパレルメーカーが流行を作り出し、今までとの違いを強調するためにため、新しい名称を使う側面もあるようです。確かにチョッキというよりはジレと言ったほうがおしゃれな感じがしますよね。

また、ファッション用語以外でもそんな言葉はたくさんあります。最近では小型の自転車の事をミニベロと呼んだりするそうです。ミニは英語で小さい、ベロはフランス語で自転車を指すんです。英語とフランス語が組み合わさった造語なようです。面白いですよね。確かにフランス語はちょっとおしゃれな響きがありますよね。

まとめ:カットソーもいつかは意味が変わるかも?

伸縮性のある生地を裁断と縫製で作られたカットソー!意味を知ってしまうと、自分の持っている洋服を全部調べてみたくなっちゃいませんか?

現在は、カットソーとニットの違いなど、縫製をよくみれば判断は可能は洋服が多いと思います。でも、もしかしたら2,3年後にはその境界線はどんどん曖昧になり、カットソーという言葉自体が死語になる日もやってくるのかもしれません。

私たちがおばあちゃんになった頃には、カットソーと言うと孫に笑われるのかもしれません。日々進化を遂げるファッション業界!これからどんなスタイルが生み出され、どんな呼び名が付けられるのか、今後もファッション業界から目を離せませんね!

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2021-06-13 時点

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