ダブルワークがばれるとどうなる?税金・年末調整など副業の疑問を解説

普段正社員として働いているけど、もう少し収入が欲しくてダブルワークをしたいと思っている方も多いです。副業する時間があるけれどばれるのが不安だったり、税金や年末調整、源泉徴収についてわからない方。そんなダブルワークと税金、年末調整の疑問について解説します。

ダブルワークがばれるとどうなる?税金・年末調整など副業の疑問を解説

目次

  1. ダブルワークはばれるの?税金や年末調整は?
  2. 会社で副業がばれると大変?ダブルワークはいけないことなの?
  3. どんな職業ならダブルワークできるの?
  4. 税金や年末調整、源泉徴収ってどんなこと?
  5. 年末調整はなぜするの?
  6. ダブルワークした時に年末調整はできる?
  7. 副業先で年末調整してない場合はどうするの?
  8. 年末調整時にダブルワークを申告しても大丈夫?
  9. ダブルワークがばれるのは住民税?
  10. 税金でダブルワークがばれる恐れのない職業とは?
  11. ダブルワークを行うなら年末調整とは別に確定申告を

ダブルワークはばれるの?税金や年末調整は?

ダブルワークは本業と副業を行う事を指します。本業だけでは自由に使えるお金が少なく、空いた時間に副業してみたいと思っている方は実は多いです。しかし、ダブルワークがばれると税金や年末調整はどうすれば良いのでしょうか。また、源泉徴収はどうなるのかについて解説します。

会社で副業がばれると大変?ダブルワークはいけないことなの?

本業で社員として働いている場合、収入が少なく副業を行いたいと思う方もいます。しかし、世間体的にダブルワークをしていると堂々ということができない方もいます。また、ダブルワークはいけないことを考えている方もいます。副業は本当にいけないことなのでしょうか。

まず、正社員として本業を行っている場合には社内の規則(社内規程)があります。その中でその会社以外で収入を得ることが認められていない場合があります。ばれると解雇や減給などあるようです。つまり、その会社のルールでは違法ということになりますので、よく社内規程を確認しましょう。最近ではダブルワークを認める会社が増えましたが、まだその企業数は少ない方です。

ダブルワークすると労働時間に問題が?

残業代の問題が発生することもあります。労働基準法では1日に8時間が勤務時間と定められており、それを超えると超過時間(=残業)とされます。残業した分は残業代を支払わなくてはなりません。もし、日中に8時間仕事をした後、夜勤を行うと8時間以上働いている事になります。その場合には、夜勤をさせている会社が超過時間分の手当てを出さなくてはなりません。

また、労働基準法では1日に8時間、1週間に40時間を超えて働かせたり1ヶ月の内4日は休日を与えないと行けなかったりと法律に縛られています。その為、ダブルワークをされた場合に自分の会社にデメリットが生じる可能があります。また、働き過ぎによる過労や体調不良により業績が下がることもありデメリットになります。その為、ダブルワークを禁じている会社が多いのです。

どんな職業ならダブルワークできるの?

会社自体が副業を認めていたり、社員ではなくパートやアルバイトだからダブルワーク大丈夫という場合にはどんな職業が良いのでしょうか。職業は幅広く、様々ですがダブルワークを認めていることが多いものを複数ピックアップ致します。

最も多いものが在宅ワークです。これは正社員やパート、アルバイトどなたでも受け入れてくれることが多いです。仕事内容としてはパソコンを使うことがほとんどです。ライターや投資、オークション出品など様々です。ブログや動画投稿などアフィリエイトによって収入を得ることもできます。空いた時間にでき、出来高制なのがほとんどです。

次に業務請負や派遣、アルバイトが多いでしょう。この場合は時給や日給で、実際に体を動かす仕事ですので労働時間に注意しましょう。例えばポスティングや居酒屋、工場などでのライン作業などがあります。イベント会場の運営やシール貼りなどもあります。実際に時間拘束されているので、働いているという実感が得られやすいです。

税金や年末調整、源泉徴収ってどんなこと?

さて、ダブルワークを行うと決めると税金について気になります。税金や年末調整、源泉徴収とはどのようなことでしょうか。ダブルワークがばれると年末調整に何か影響があるのでしょうか。年末調整について解説致します。副業されていない方も参考にしてみてくださいね。

年末調整で行われる還付や徴収は税金?

会社は毎月給与所得者の代わりに税金を徴収し、納税を行っています。給与明細では所得税が毎月引かれており、これを源泉徴収と言います。源泉徴収は会社の義務ですので、必ず所得税が引かれています。もし、源泉徴収をされていないとすると請負や業務委託で働いている場合になります。

年末調整はなぜするの?

実は毎月源泉徴収されている税金は概算です。給与に対して所得税に不足が生じない程度の額を源泉徴収します。それでは所得税が多く源泉徴収されて損していると感じますね。そんな事が発生しないように年末調整が行われます。毎年年末にその1年間の所得額が分かるので、その所得額から正しい税金を算出します。税金を多く徴収していたら還付、少なすぎたら徴収されます。

つまり年末調整は今まで所得額の見直しの作業なのです。なお、年末調整の際に個人でかけている生命保険や個人年金、住宅ローンを払っている方は更に税金が減り、還付金が増えます。特に住宅ローン減税はかなり節税効果がありますので、申告漏れがないようにしましょう。

ダブルワークした時に年末調整はできる?

では、ダブルワークをした時に年末調整はできるかという疑問についてです。源泉徴収自体は本業と副業のどちらでも行われています。しかし、年末調整は1箇所でしかすることができないので、扶養控除申告書を提出している会社で行われます。扶養控除申告書は主な収入を得ている会社に提出しているはずです。つまり、ダブルワークをした時、本業の方でしか年末調整ができません。

副業先で年末調整してない場合はどうするの?

年末調整が行われていない場合、どうすればよいのでしょうか。少し前に源泉徴収についての項目で、本業でも副業先でも源泉徴収がされているとお伝えしました。源泉徴収されているという事は、所得税が徴収され、納税が行われているという事です。その為、税金の未納という事で税務署から指摘を受ける事はないでしょう。

しかし、源泉徴収では大目の所得税が徴収されています。それを取り戻すには確定申告をして、年間の所得の申告を税務署にすることで還付が可能です。なお、源泉徴収されていない場合には所得税の未納が発生します。それを防ぐためには確定申告が必要となります。

年末調整時にダブルワークを申告しても大丈夫?

副業分も合わせて年末調整したいと思っている方もいるかもしれませんが、残念ながら合わせることは出来ません。年末調整は扶養控除申告書を提出している会社でしか行わないとお伝えしましたね。実は扶養控除申告書を出している場合と出していない場合で税金の計算方法が異なっています。

もう少し詳しく説明すると扶養控除申告書を提出したら甲欄、提出していないと乙欄となります。甲欄の場合には年末調整を行わなくてはならず、乙欄は確定申告を行わなくてはなりません。甲欄と乙欄では税金の計算方法が異なるので、甲欄と一緒に年末調整を行う事が出来ません。その為、副業分も合わせて年末調整は行う事が出来ません。

ダブルワークがばれるのは住民税?

年末調整が終わり1月末になると各会社は私たちの住んでいる市役所に給与支払報告書を提出します。これは、個人の年末調整結果が記載されており翌年の住民税額を決める素材となります。年末調整していないから、副業先の住民税は支払わなくてよい!と思いがちですが、それは残念ながらできません。

年末調整していなくとも、会社は毎年いくら誰に給与を支払ったか通知しているので、市役所にはばれるのです。年間の所得住民税額は所得が高ければ高くなるので、本業先に副業がばれる可能性があります。もし、副業がばれるのが嫌な場合には、ある方法を使いましょう。

税金からダブルワークがばれるのを避ける方法

税金からダブルワークしていることがばれてしまうのを何とか防ぐことが出来ないのでしょうか。実は出来ます。その方法とは「副業分の住民税を自分で納付する」という事です。会社で住民税を特別徴収されていますが、確定申告時に副業分を自分で納付する普通徴収にすることが可能です。

但し、最近では特別徴収の徹底を行っている市役所が多く難しくなってきています。特に給与所得として収入を得ている場合にはほぼ、不可能と思っていた方がよいでしょう。本業の会社にはばれなくとも、マイナンバーから税務署や市役所にはばれます。そして税額や明細などからばれる恐れもあります。

なお、同じ副業でも普通徴収できるものがあります。それでは収入が給与所得ではなく、雑所得の場合です。給与所得と雑所得の違いを説明するより、以下にあげる収入が雑所得と覚えた方が良いでしょう。公的年金、印税、講演料、アフィリエイトの収入、オークションの売上、ネットショップの売上、先物取引、FXの所得が雑所得です。

税金でダブルワークがばれる恐れのない職業とは?

上記の通り、収入が給与所得か雑所得かによって副業で稼いだ分にかかる住民税を普通徴収できるか変わります。つまり、ダブルワークが税金でばれないようにするにはどのような副業をするかきちんと考えなくてはなりません。

冒頭の方でお伝えした職業の中で、雑所得として収入を得られるのがアフィリエイトの収入、オークションの売上、ネットショップの売上といった在宅ワークです。パソコンがあれば出来る事ですし、空き時間に行えます。更に、給与ではないので確定申告後に普通徴収の希望を出せばばれる事がありません。

ダブルワークを行うなら年末調整とは別に確定申告を

ダブルワーク税金や年末調整、源泉徴収についてわからない事は解決しましたでしょうか。ダブルワークでは収入が増える分、税金や確定申告について考え事も増えるのも事実です。ダブルワークを行うのであれば、雑所得で確定申告を忘れずにしましょう。

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