レザークラフトの縫い方まとめ!きれいに縫い合わせるコツとは?

レザークラフトに興味のある方が増えてきて書店では手軽にできるレザークラフト関係の書籍が多くあります。興味はあるけれど材料は?手縫いでできるの?縫い方はどんなのか、始める前に思う疑問や初心者から簡単にできる縫い方の紹介をします。

レザークラフトの縫い方まとめ!きれいに縫い合わせるコツとは?

目次

  1. レザークラフトとは
  2. 手縫いのレザークラフト
  3. レザークラフトの簡単な縫い方とは
  4. 手縫いのレザークラフト必要な物
  5. 革同士を縫い合わせる前の基本作業
  6. レザークラフト基本の縫い方平縫い
  7. 知ってると便利な糸継ぎ方
  8. 縫い終わりの縫い方
  9. 簡単な縫い方「カガリ縫い」
  10. デザインにもなる縫い方「クロスステッチ」
  11. 野球ボールに使われるの縫い方「ベースボールステッチ」
  12. 自分だけのレザー製品を作ってみよう

レザークラフトとは

レザークラフトとは革を自分で工作することです。手作りのレザークラフトの醍醐味は好きな革を選び、革を型紙にそって切って、貼って、縫って、磨いてという工程です。

ミシンでささっと出来るポーチよりも工程は多くありますが時間をかけて作り上げた時の喜びは格別です。レザークラフトで挑戦しやすい小物入れや小銭入れなどは、日常で使用できるものです。生活の中で自分の作ったものがあるというのは作る楽しさの一つで魅力です。

手縫いのレザークラフト

縫い穴をあけた革を綺麗に縫い合わせる、”手縫い”はレザークラフトの醍醐味の一つです。手作りのレザークラフトでは、糸の縫い目が作品の一部であり、作品の出来に大きく影響するといっても過言ではありません。簡単にはじめれるレザークラフトの縫い方のコツを見ていきましょう。

レザークラフトを作る場合革を組み合わせるのにボンドを使用する場合もありますがここでは手縫いの基本の縫い方4種類をご紹介します。最初に覚えていれば他の手作りレザークラフトでも使えます。応用した他の縫い方に挑戦する時にも使えます。縫い方はこのほかにもたくさんの種類がありますので慣れてからは自分でデザインに合う縫い方、丈夫な縫い方などを習得してみてください。

レザークラフトの簡単な縫い方とは

レザーを縫う場合ミシンを使うのかと思われるかもしれません。手作りのレザークラフトは均一な縫い目が特徴ですが小物などは手縫いでできます。固い革を手でどうやって縫うのか、とても力が要りそうと思うでしょうがレザークラフトではあらかじめ縫い穴をあけて糸を通すので力に自信がない方でも大丈夫です。

レザークラフトで使う縫い道具

レザークラフトで簡単にはじめれるのは小銭入れやパスケース、キーホルダーなど小物です。小物を作り始めるのなら、材料の革も含め予算は1万程度です。もし作る物が決まっているようでしたら、それに必要な道具だけになるのでもっと安くなるかもしれません。革と道具の基本セットで割安になっている場合もありますのでそちらも参考にしてみてください。

手縫いのレザークラフト必要な物

レザークラフト工具の中には100均でも同じようなものが売られているので、SNSなどで「100均で道具を揃えた」という声もあります。ですが基本刃物系の道具はきちんとしたものをおすすめします。まっすぐきれいに革を切る場合切れ味のいいものでないと切れません。切れないカッターや菱目打ちでは革が伸びて切れない、縫えないです。

レザークラフトに使いたい革

ユザワヤのように手芸用品店で革を半裁(動物一頭分の半分の革)や端切れで売られています。手芸パーツのお店でも小物に使う革を販売しています。ネットなどでは色や質感の種類がたくさん売られています。DIYやレザークラフトの人気で店舗でも簡単に本革も合皮も色んな種類が買えます。好きな色や種類を選んで作れるのは手作りの嬉しい所です、

革を選ぶときに、これからレザークラフトをする方は小物などははぎれサイズでも作れます。慣れてきて少し大きなものになるとはぎれでは難しくなります。長財布やブックカバーなどを作るときは、半栽で革を買った方がいいと思います。半栽とは牛の半分なので、革の色、質感、大きさも形も違います。

カッター、カッターマット

レザークラフトをするために使用します。スマートサイズよりは大型のカッターの方が切れ味も耐久力もあります。手縫いで行う革はカッターで簡単に切れますので市販のカッターとカッターマットが有れば十分です。ハサミでも切れないことは無いですが切った部分に皺が寄ったり斜めになる、盛り上がりが出来るのでレザークラフトではカッターの方がきれいに切れます。

菱目打ち、菱目切り

縫い穴を開ける道具です。お財布など小物には3mmの菱目、バッグなどの大物では5mmがおすすめのサイズです。基本的に爪が2つのものと4つの2本用意すれば一通りのレザークラフトを作ることができます。専門店などでは爪がたくさんあるものもありますが穴をあけるコツをつかむまでは基本の菱目で十分です。

木槌やゴムハンマー

菱目打ちを叩いて穴を開けるためのハンマーです。ゴムハンマーですと軽いですし音もあまりしません。木槌でたたくと穴をあけやすいですが音が大きいのでハンドプレス機を使う方もいます。菱目打ちの際は下にゴム板を敷きましょう。カッティングボードなどは薄いので代用できません。

革用縫い針

レザークラフト用の針を用意しましょう。布針は糸穴の部分が弱く、革を縫うと折れることがありますし、針先が尖りすぎているため、革に引っかかります。革細工用の手縫い針は先が丸く丈夫です。新品の場合先がとがってるのでやすりなどで丸くすることがおすすめです。

レザークラフトの手縫い用の蠟引き糸

レザークラフト入門用セットなど縫族の麻糸は蝋引きでない場合自分で蝋引きしなければ綺麗に縫うことができません。最初から蝋引きされた麻糸やポリエステル製の糸が売られていますのでそちらの使用をお勧めします。蝋引きはワックスコードとも表記されています。蝋引きされている糸は毛羽立たず丈夫なのでレザークラフトに最適です。

革同士を縫い合わせる前の基本作業

レザークラフトで必要な処理

革を縫い合わせる前に、コバ・床面を磨く必要があります。レザークラフトは名前の通り革を使うので切った断面は革の繊維が毛羽立ちます。コバとは革の断面が出るものを作るときはコバ磨きを行って、きれいになるまで磨きましょう。全てのコバを磨く必要はないですが縫い合わせてしまうと後からコバ処理が出来ません。未処理のままですと断面から劣化していきます。

レザークラフトの処理には必需品のトコノール

床面は革の裏側で毛羽立っている面です。コバ、床面共に「トコノール」などを使って毛羽立たないようにきれいに仕上げます。毛羽立ちが無いことで中に入れる物が擦れて劣化の原因を防ぎます。床面を処理してない革の手触りが気に入ってる方もいると思います。綺麗に毛羽立たせたものがスエードやベロアになりますが耐久性は低くなります。

コバ磨きはコーンスリッカーという専用の道具もありますが、サンドペーパーなどでも十分磨けます。革を切り取った状態では、切り口は直角になっています。切り口をヘリ落としで丁寧に切り落とした後はコバをサンドペーパーなどで整えます。その後、トコノールで磨いていくとツヤツヤとした丈夫な断面になります。

床面はトコノールをまんべんなく塗った後ガラス板やヘラ等力を加えず磨きます。力を入れると皮が伸びるので注意してください。磨いているうちに艶が出て毛羽立ちがなくなっていきます。革用ボンドなどで石を貼ったり革同士を付ける部分にはトコノールを塗ると張り付きにくくなります。万が一塗った場合はガラス板などでトコノール部分を少し削ると大丈夫です。

綺麗な縫い目にするための準備

レザークラフトではまずどんな種類の縫い方を行う場合でも縫い穴を作ります。硬いレザーは針では通せないので縫いしろのラインを引き、菱目打ちで等間隔に菱型の縫い穴があきます。この菱形のおかげで、縫い糸がきれいに見えます。穴をあけるコツは、穴をあける前に軽く革に押し当てて跡を付けてから開けると失敗しにくいです。

レザークラフト基本の縫い方平縫い

針はレザークラフト用の針を準備します。レザークラフト使う針は、先が丸まっている特殊な針を使います。革に縫い穴をあけるため、針の先が尖っている必要がありません。レザークラフトの縫い糸は麻糸を使います。そのままだと糸が毛羽立ち耐久性も悪いので蝋引きします。あらかじめ蝋引きされた糸やポリエステル製のスムース糸を使うと手間がかからず便利です。

平縫いの縫い方の特徴

平縫いと呼ばれる縫い方はレザークラフトの基本の縫い方です。表側と裏側からそれぞれ針を通して縫い進める方法です。普通の布での縫い方と違うのが一本の糸に二本の針を使用します。革は固定して行うのが綺麗にできるのでレーシングポニーで挟んで行うのもおすすめです。

レザークラフトに多用されるまっすぐな縫い目でどんな場合でも使える基本の縫い方です。縫い合わせる時のコツは縫い合わせる部分の菱目打ちを同じ幅、同じ長さで行うことです。菱目打ちの部分がずれると縫い合わせもずれていきます。簡単な縫い方なので最初に覚える縫い方です。最初のうちははぎれの端で繰り返し練習すればよりきれいにできます。

平縫いの糸の縫い方

手作りでもきれいな手縫いの縫い目を作るには、糸を入れる順番や位置をが同じになるようにするのがポイントとなります。通し方や順番を間違えると縫い目がきれいになりません。綺麗な縫い目にするコツは順番だけでなく針の入れ方を揃えないと縫い目も不揃いになるので注意しましょう。

知ってると便利な糸継ぎ方

レザークラフト中に縫い糸が足りなくなったとき、糸を変えたいときに知ってると便利な継ぎ方です。普通の布よりも厚い革なので最初は使用する長さを把握できず継ぎ糸が解ると便利です。また、解き方も分かると縫い直すときや直しが簡単になります。レザークラフトの縫い方は順番や縫う方向で縫い目が変わるので落ち着いて行うのがおすすめです。

縫い終わりの縫い方

レザークラフトの縫う作業でミシンと違い手縫いの場合糸縫いの処理が気になる所です。レザークラフトの縫い方の中でも平縫いは表裏共にまっすぐ均等な縫い目です。縫い終わりが汚いとせっかく綺麗に縫えてもがっかりしてしまいます。そうならないためにも縫い終わる方法もしっかり確認しましょう。この後紹介する縫い方も糸の始末の方法は同じでこちらの方法が基本となります。

簡単な縫い方「カガリ縫い」

カガリ縫いの縫い方の特徴

レザークラフトの中でもカバンや財布等高さのある立体的な物や、コバ部分を覆うカガリ縫いをデザインにしたレザークラフト作品は多くあります。カガリ縫いは裁縫でもあるので聞き馴染のある方もいるでしょう。縫い方もほぼ同じなので平縫い同様針や糸の方向に注意すれば綺麗に行えます。

小銭入れやポーチなど立体的な形のねざークラフトの縫い方に便利なのがカガリ縫いです。1本の針でできる事や手作りの手芸マスコットづくりでも使われる縫い方のため他の種類より簡単な縫い方ともいえます。参考動画は手縫いの糸ではなく平紐で行われていますが糸でも同じ縫い方です。

2重にカガリ縫いを行う縫い方は、通常のカガリ縫いの縫い方より丈夫になります。レザークラフトで中に重さのあるものを入れる場合こちらの二重のカガリ縫いをおこなうと丈夫に縫えます。カガリ縫いの特徴の斜めになった糸の縫い方はデザインとしても綺麗なのですが縫い目の幅や縫い方にばらつきがあると綺麗に見えないので基本の縫い方をしっかり見てから行うとよりきれいにできます。

デザインにもなる縫い方「クロスステッチ」

クロスステッチの縫い方の特徴

糸がクロスする縫い目がデザインとして活用できます。厚みのある革の断面をつなぐような処理が出来ます。車やバイクのレザーハンドルを縫う際にも活用されているので、馴染のある方もいると思います。クロスステッチの縫い方は一枚の革に物をしっかり包みながら縫える縫い方です。名前の通りクロスした縫い目はアクセントとして取り入れてもデザインとして楽しめる縫い方です。

クロスステッチはハンドルなどの立体物を包むレザークラフトは上記の動画を参考ぴったりです。立体のレザークラフトは中に入れて縫うので難しいですので小物などで使う場合は平面の縫い方をご紹介します。縫い方も違いますので注意してください。レザークラフトで平面の縫い方のコツとして上から下に縫い、下から上に戻る一周していく縫い方になります。

野球ボールに使われるの縫い方「ベースボールステッチ」

1本針で出来る簡単なベースボールステッチの縫い方が紹介されています。野球ボールの縫い目と同じです。もし、野球部のマネージャー経験がある方には馴染のある縫い方です。こちらは簡単な縫い方なので挑戦しやすいです。クロスしながら上から縫う方法と一周して縫う方法があるので自分にあう縫い方で挑戦してください。

ベースボールステッチの縫い方の特徴

クロスステッチと同じくレザークラフトの時、革の断面を縫い合わせる事に特化した縫い方です。ベースボールステッチは針を二本使うものが一般的ですが今回は簡単な1本針のものを紹介しました。2本の針の方がきれいに縫い目を作れるので好みにより使い分けてください。

ベースボールステッチは紹介した2つの動画以外にも種類がたくさんあります。レザークラフトに使われる縫い方は種類ごとに縫い目も違いますので自分のイメージに合う縫い方を探すことをお勧めします。

自分だけのレザー製品を作ってみよう

レザークラフトは使い込むほどに色の変化や革の質感が楽しめるのです。大人の魅力のような素敵な存在です。財布やカバン、キーケースなど革製品を持ってる方は多いと思います。ですがお店にある革製品はオーソドックスな色が殆どで自分の欲しい形や大きさが無いなんてこともあると思います。そんな経験がある方は是非レザークラフトをお勧めします。自分の好きな革で欲しいものを作れたらとても満足感もあり愛着もわきます。

基本セットなどから初めて作った時「自分出来るんだ!」と嬉しくなること間違いないです。今回はレザークラフトの中でも基本の縫い方をご紹介しました。どれも手作りのレザーでよく使われる縫い方です。自分で作る他にも市販の革製品のほつれを治したりコバ処理をすることができるので日常の中にレザークラフトを如何でしょうか。

初心者におすすめな簡単なレザークラフトの関連記事はこちら

Thumbレザークラフトの無料型紙サイト特集!初心者必見の簡単な作り方のコツは?
Thumbレザークラフトの道具・使い方まとめ!おすすめや100均アイテムを紹介!
Thumbレザークラフトに必要な道具・工具を紹介!初心者向けの選び方・使い方は?

こちらの関連記事もおすすめ

アクセスランキング

2019-09-19 時点

新着一覧