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ウエストの平均はどれくらい?女性の理想サイズを年齢・身長別に紹介
今回は日本人女性のウエストサイズの平均についてご紹介します。年齢別や身長別などの平均値や、理想のウエストサイズの計算方法なども解説しています。理想のウエストサイズは身長別に計算するだけでなく、ヒップとの差でくびれが美しく見える割合などもあるんです。

目次
ウエストってどこ?

洋服のサイズ表やスリーサイズなどで必ず目にする「ウエスト」とは体のどこを指すかおわかりでしょうか?ウエストとはお腹で一番くびれているところのことを言います。くびれがあればある程スタイルが良く見えることもあり、特にダイエット中の女性はウエストサイズを気にしているという方も少なくありません。
ウエスト=腹囲?

ウエストと並んでよく耳にする「腹囲」という場所がありますが、ウエストと腹囲はまったくの別物です。ウエストはお腹のくびれ部分を指しますが、腹囲はへそ周りのサイズのことを指します。メタボリックシンドロームなどの診断基準に用いられるのが腹囲です。
ウエストサイズのはかり方

ウエストの測り方を解説します。まずは鏡の前にまっすぐに立ちます。この時お腹に力を入れて引っ込めたりせずに自然なままで計測します。ウエストの位置を正確に把握するため、服は着用せずに鏡を見ながら測っていきます。

メジャーは斜めにならないように、きちんと鏡を見ながら測りましょう。毎回はかる位置がずれていたりメジャーが斜めになったまま測定していると、正確なウエストサイズが把握できなくなってしまいます。またメジャーをお腹に食い込ませないこともウエストサイズを測るときに注意したいポイントです。
女性の年齢別ウエスト平均は?
日本人女性の平均スリーサイズ 身長 :158cmバスト :84cmウエスト:63cmヒップ :86cm体重 :50kg 男の人はこのサイズを見て理想と現実にショックを受けるがよい^^ pic.twitter.com/aGJecuwwwQ
— 知らないと損する!?女性の平均値体重! (@tabatabatabako) February 11, 2014
こちらでは年齢別に女性の平均ウエストサイズをご紹介します。モデルやグラビアアイドルの公表プロフィールではウエストサイズが58cmなどと書かれていることが多いと思いますが、実際に一般的な日本人女性の平均はどのくらいなのか気になりますね。
20代~30代女性の平均ウエストサイズ
20~24歳女性の平均ウエストサイズは67cm、25~29歳女性ではウエストサイズの平均は67.6cmとなっています。30~34歳女性のウエストサイズの平均は68.1cm、35~39歳女性の平均ウエストサイズは69.3cmです。
40代~50代女性の平均ウエストサイズ
40~44歳女性の平均ウエストサイズは71.1cm、45~49歳女性の平均ウエストサイズは71.6cmです。51~54歳女性のウエストサイズ平均は73.5cm、55~59歳女性では平均ウエストサイズが74.9cmという結果になっています。
60代以降の女性の平均ウエストサイズ
60~64歳女性のウエストサイズ平均は75.5cm、65~69歳女性では平均ウエストサイズが78cmという結果になっています。
加齢により平均ウエストサイズが変化する理由

年齢別に平均ウエストサイズを紹介しましたが、年齢と共に平均サイズがアップしているということがわかります。平均なのですべての方に当てはまるわけではありませんが、20代後半までは細く引き締まっている体型も30代以降になると徐々に体重、ウエストサイズ、ヒップサイズが増えていくようです。

加齢によるボディラインの変化は、ヒップ下部のゆるみ→ウエストラインのゆるみ→ヒップ位置が下がる・バスト下部がゆるむ→ヒップが内側にたるむ→バストが外に流れていくというような順で変化が起こると言われています。ボディラインの変化は筋肉の衰えが原因と言われています。筋肉が衰えることで脂肪が全体的に下がることでボディラインがゆるんでいくようです。
身長別!女性のウエスト平均は?

身長別に女性のウエストサイズの平均をご紹介していきます。147cm~153cmの平均ウエストサイズは約64cm、154cm~163cmの平均ウエストサイズは64.5cm~67cm、163cm~173cmの平均ウエストサイズは67.1~70cmとなっています。身長が高くなるにつれて平均サイズが大きくなることがわかります。
理想のウエストサイズってどのくらい?
理想のウエストサイズを割り出す計算式があります。大手下着メーカーやエステ業界などでも使われる計算式で、ウエストだけでなくバストサイズやヒップサイズなども計算して求めることができるようです。
理想のウエストサイズ=身長×0.37~0.39

身長から理想のウエストサイズを割り出すことができます。例えば身長160cmの場合理想のウエストサイズは59cm~62.4cmの範囲内ということになります。身長別のウエストサイズ平均に書いた通り、160cmの日本女性の平均ウエストサイズが64.5cm~67cmなので、理想サイズは平均のウエストサイズよりも細いことがわかりますね。
くびれの黄金比!
理想のウエストサイズは身長別に割り出す方法だけでなくヒップからも計算することができます。それは「ウエストとヒップの比率が7対10」が美しく見えるくびれの黄金比と言われています。ヒップとの比率なので痩せていてもぽっちゃりしていても、ウエスト対ヒップが7対10であればくびれが美しく見えるというものです。

計算方法は、ヒップ×0.7=理想のウエストサイズとなります。ヒップが80cmだとウエストは70cm、ヒップ100cmでは理想のウエストサイズは70cmです。ただウエストが細いだけでなくヒップアップすることでくびれの美しさが協調できます。
平均ウエストサイズよりもオーバー?ウエストが太くなる原因

ウエスト周りが太い、年齢を重ねるにつれウエスト周りがボテっとしてきた、平均のウエストサイズよりもオーバーしているなど、女性はやっぱりウエスト周りが気になります。ウエストを細くするための方法をご説明します。
ウエストが太くなる原因は?
ウエストが太くなる原因それは”脂肪”であることが多い人がほとんどと言われています。もちろん年齢と共にお腹を引きしめる筋力が弱くなるという要因もありますが、やはりほとんどの場合は脂肪がお腹周りにつくことによってウエストが太くなってしまっています。
内臓脂肪と皮下脂肪
脂肪の付き方、女性と男性。 女性は、皮下脂肪が付きやすい。男性は内臓脂肪が付きやすい。 内臓脂肪は食事制限や運動で減りやすく、皮下脂肪はなかなか減らない脂肪です。女性の皮下脂肪は、落とすのがやっかい。 pic.twitter.com/68TNQneINE
— 脱デブ最優先 (@chigaujikan) February 15, 2018
脂肪には内臓脂肪と皮下脂肪があります。内臓脂肪はその名の通り内臓のまわりにつく脂肪です。一方皮下脂肪とは皮膚の下についている脂肪です。一般的に内臓脂肪は落ちやすく皮下脂肪は落ちにくいと言われています。
皮下脂肪はウエストまわり以外にも、太ももやお尻、二の腕などにつきやすく、男女差でいうと女性につきやすい脂肪と言われています。反対に内臓脂肪は男性に付きやすいと言われています。お酒をよく飲む人に多い脂肪肝も内臓脂肪です。
脂肪撃退!目指せ平均サイズ!ウエストサイズを細くする方法
ウエストを細くするために腹筋運動を行う人もいますが、お腹周りが太い原因は脂肪です。腹筋運動だけではお腹の脂肪を落とすことはできないと言われています。ではウエスト周りの脂肪を減らすためにはどんな方法がよいのか?それは有酸素運動です。

脂肪を減らすためにはウォーキングなどの有酸素運動を取り入れるのが効果的と言われています。ウエストサイズが平均よりもオーバーしている場合は内臓脂肪、皮下脂肪ともに減らす必要があります。有酸素運動は内臓脂肪を減らすには特に効果的と言われているので、まずは通勤で一駅分歩いたり車移動を徒歩に変えたりと日常的に有酸素運動を取り入れてみると良いですね。
皮下脂肪には有酸素運動+筋トレ

脂肪を減らすには有酸素運動が効果的ですが、皮下脂肪を効率的に減らすためには筋トレも併用して行うと良いと言われています。筋トレすることにより成長ホルモンが分泌され脂肪が燃焼しやすくなるようです。

順番は筋トレ後に有酸素運動を行うことで脂肪が落ちやすくなります。筋トレは足や背中、胸などの大きい筋肉に刺激を与えるように意識してみると良いでしょう。スクワットや背筋、腕立て伏せなどは特別な器具も使わずにできるので取り入れやすいですね。
脱平均サイズ!?ウエストを細くする食事方法は?
お腹の脂肪を減らすためには筋トレや有酸素運動などの運動ももちろん大事ですが、食事に気を付けることも大切です。お腹の脂肪は食事で摂取した糖分や脂質がエネルギーとして消費されずに体の中に蓄積してしまったものです。
もちろん糖質も脂質も体にとっては大切な栄養素なので、極端にカットしすぎるとエネルギー不足だけでなくストレスも溜まりリバウンドの原因になってしまうこともあります。糖質も良質な脂質も体のエネルギー源になるものなので、過剰摂取に気を付けて適量取るように心がけると良いでしょう。
たんぱく質が大事!
お腹周りの脂肪を減らすためにはたんぱく質をしっかりと摂取することを意識してください。たんぱく質は筋肉や皮膚、髪の毛の再生など体を作るのに必要な栄養素です。たんぱく質が不足していると、食事を取っているのに無駄に食欲が沸いてしまうこともあるようなので、肉・魚・卵などの動物性たんぱく質、大豆製品に含まれる植物性たんぱく質などをしっかりと取ることを意識します。
たんぱく質の摂取量は、ダイエット中では「体重(kg)×1.2=たんぱく質の摂取量(g)」と言われています。体重50kgの場合、50×1.2=60gのたんぱく質を一日に摂取します。ハードな筋トレを行うなど、運動強度が高い場合は「体重(kg)×1.5~2.0=たんぱく質の摂取量(g)」のたんぱく質が必要になります。
やみくもにカロリーだけを減らしたりカロリーの低いサラダばかりを食べるといった食事制限をするのではなく、たんぱく質を含む食品をしっかりと食べ糖質・脂質は控えめにすることが脂肪を減らすための食事方法と言えるでしょう。
引き締まったウエストは日々の習慣でできています

今回は年齢別、身長別に女性の平均ウエストサイズをご紹介しましたがいかがでしたか?細く引き締まったウエストは女性なら誰もが憧れますね。ダイエットをしていてもお腹周りの脂肪は最後までしぶとく残る部位でもあるので、毎日の生活の中でウォーキングなどの有酸素運動や家でできる筋トレを取り入れ、食事内容を変えるなど長い目で見て日々の習慣を変えていくことが近道と言えますね。
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