恋愛
結婚報告をメールで職場の上司や友達に!基礎知識・例文・マナーまとめ!
メールで結婚報告を行うための押さえておきたいポイント、手順、例文を、相手別、状況別にご紹介!おめでたい結婚報告に対し、「非常識」と思われないためには何に気をつければいいの?そもそも結婚報告はメールでしても大丈夫?そんなお悩みを解決いたします。

目次
メールで結婚報告はOK?
結婚報告は、本来直接会ってするべきと言われてきました。確かに、ご両親や親友、直属の上司などには直接会って伝えたいところ。しかし、最近では早く結婚報告をするためや、遠方の知人に結婚報告をするためにメールという手段を使うことも一般的となってきています。身近な人からメールでの結婚報告をもらった人も多いはずです。
「結婚報告をメールをしてもいいの?」という心配もあるかもしれませんが、ポイントを押さえて、マナーさえ守ればメールの結婚報告に対し、「非常識だ!」と思われることはありません。そこで今回は、メールで結婚報告をするための、基礎知識、マナー、例文をご紹介します。
メールで結婚報告は誰にでもOKなわけではない!

結婚報告はメールで良い場合と、メール以外の方法(直接会う、電話で話す、手紙を送るなど)が好ましい場合があります。その境界線は、結婚報告をする相手。ここを間違えてしまうとマナーのなっていない人と思われてしまいます。結婚報告をメールでしても良い相手、メール以外の方法が好ましい相手は、関係性や、習慣などにもよりますが、基本的には下記のとおりに分けられます。
メールで結婚報告をしても良い相手
「友達や知人」、「遠方の親戚」など頻繁には会わない相手には、メールでの結婚報告でも問題ありません。
また、職場ではよく会うけれどプライベートな会話をしない「同僚」や、「仕事関係者」に対しても同様です。
メール以外の結婚報告が好ましい相手

「両親」や「祖父母」、そして「親友」など普段からお世話になっている方々に対しては、できるだけ直接会って報告をするか、直接会うことが難しいなら電話で報告をしましょう。

また、直属の上司に対しては、今後の仕事の仕方などを相談する必要があります。時間をとってもらい直接結婚報告をすると好印象です。
最も大切!メールで結婚報告をする順番

メールで結婚報告をする場合、順番が一番大切となってきます。結婚報告の順番については、以下の2つのポイントを押さえるようにしましょう。
結婚報告の順番は「①メール以外で報告」→「②メールで報告」

意外とやってしまいがちな結婚報告の失敗は、嬉しさのあまり、電話や直接会って報告すべき相手より先に、メールやLINEで結婚報告をしてしまうこと。

こういったおめでたい話題というのは、早く広まってしまいがち。ですから、自分から親友や上司に結婚報告をする前に、人伝に伝わってしまうことになりかねません。これはマナー的にも、相手の気分も良いものではありません。
もし先に友人、同僚などに結婚報告をした場合は、口止めを徹底する

以前からパートナーとの恋愛相談に乗ってくれた友達や同僚には、真っ先に結婚報告をしたい。そうのような気持ちはもちろんあるでしょう。その時は、結婚報告をする際、事情を話した上で「○月○○日までは口外禁止」ということを必ず伝えておきましょう。
早めを心がけよう!結婚報告をするタイミング

メールで結婚報告をする場合、順番の次にタイミングが大切となってきます。結婚報告のタイミングについては、以下の2つのポイントを押さえるようにしましょう。
退職・長期休暇を考えていたら3~4カ月前に結婚報告を行う
結婚後、退職をしたり、長期休暇を取ったり、業務に影響を与える場合もあります。会社によっては早めの手続きが必要になります。
ですから、結婚報告が遅れるのはマナー違反!手続きを行う担当者に迷惑をかけてしまうことになりかねません。そうなってしまっては、せっかくのお祝いムードも台無しです。退職や、長期休暇を取る予定がある人は遅くても、3~4カ月前には結婚報告をしましょう。
社内規定をしっかりチェック

先ほど、3~4カ月前には結婚報告をすることとお伝えしましたが、基本は社内規定に従いましょう。またメールでの報告だけでなく、必要なフォーマットなどが用意されているのであれば、必ずルールに従うことが社会人としてのマナーです。

結婚報告メールを送る前に直属の上司には相談するので、その時に確認しておくと間違いはないでしょう。
失敗をしないためにも結婚報告の前に下準備を

では早速、結婚報告といきたいところですが、行き当たりばったりで始めると、結婚報告の順番を間違えてしまったり、結婚報告をしなければならない人なのに連絡し忘れてしまったりなど、失敗する可能性が高くなります。あなたの評判を落とさないためにも、まずメールで結婚報告を行う流れを整理しましょう。
結婚報告の下準備手順1~3
手順1:結婚報告をする相手を分ける

まずは、「メールで結婚報告、誰でもOKなわけではありません!」の項目を参考に、メール以外の方法で結婚報告をするべき相手と、メールで結婚報告でも良い相手をリストアップし、分けておきます。ここで間違えてしまうとマナー違反になってしまいます。一番重要な部分なので、気を抜くことなく行いましょう。
手順2:関係性別、結婚式の招待別リストを作る
メールで結婚報告をしていい相手をさらに分類し、グループごとの送付リストを作ります。その分類の仕方は以下の2つのとおりです。

①関係性で分類する(友人、仕事関係者、遠い親戚など)②結婚式に招待するか、しないかで分類する。しっかり送付リストを作ることができれば、後はグループに合った結婚報告メールを作成すれば良いだけです。
手順3:一斉送信ではなく一人ひとりに送信する(例外あり)

グループごとの結婚報告メールを作成したら、実際に送る作業に入りますが一点だけ注意。それは、一斉送信をしないこと。確かに、内容がほとんど一緒なのであれば一斉送信をしたい気持ちも分かります。

しかしながら、結婚報告のような大切な報告を一斉送信で送られてきた相手は、なんだか適当に扱われた気分になってしまうでしょう。これからも良い関係を築いていきたい相手なら、一斉送信ではなく一人ひとり結婚報告メールを送るのがマナーです。なお、企業の規模が大きく大勢の人にメールを送らなければならない場合は、例外になります。
結婚報告メール例文集

では、準備が整ったところで実際に結婚報告メールを作成しましょう。今回は、職場と友人、そして遠方の親戚の3通りに分けて、結婚報告メールの例文をご紹介します。また、それぞれ結婚式に招待する場合と、しない場合で例文を分けていますので、自分の状況にあった例文を選ぶようにしましょう。
職場への結婚報告メールの基本は?
職場への結婚報告メール注意点
職場で結婚報告メールを送る場合、忘れてはならないポイントは「結婚することで、仕事上どのような変化があるか」を伝えること。ただ「結婚しました」という内容の結婚報告メールでは、「だから?」「おめでとうと言ってほしいの?」などと思われてしまいかねません。送信相手にイラっとされないためにも、結婚報告はあくまでも業務連絡として行いましょう。

最近では、結婚後も職場では旧姓のままでいることを望む方や、旧姓のままで良いとされる職場もあります。旧姓のままを望む場合、自分の意思もありますが、会社の慣例や考え方にもよります。ですから、結婚報告メールを同僚に送る前に、旧姓のままでいるか、新姓にするか、必ず直属の上司と相談してから決めてください。
職場への結婚報告メールで伝えるべき項目

まずは、業務的な連絡を簡潔にすることが大切です。①私事で連絡したことのお詫び②結婚にともない業務上の変化があるか(退職する、働き方が変わる、変化なし)③職場での苗字が変わるか(変える、変えない)④苗字の変更にともない業務上の変化があるか(ある、ない、未定)⑤長期休暇などをとるか(とる、とらない、未定)
続いて⑥結婚式を行うか(行う、行わない)⑦報告相をは結婚式に呼ぶか(呼ぶ、呼ばない)⑧今後について、計8個の伝えるべき項目が決まったら、例文を参考に簡潔な結婚報告メールを作成しましょう。
職場に結婚報告をメールで送る場合とは?
結婚式に呼ぶ場合
お疲れ様です。○○課の○○です。業務中お忙しいところ失礼いたします。私事で恐縮でございますが、この度はご縁があり結婚いたしました。平成○○年○月○○日、入籍も済ませ、苗字は○○となります。(入籍を済ませていない場合は予定日)それにともないまして、メールアドレスを変更する予定です。つきましては、お手数おかけいたしますが、メールアドレスの登録変更をお願いいたします。
なお、社内メールアドレスの変更は○月○○日に行います。メールアドレスを変更しましたら、また改めてご連絡いたします。(または、旧姓のままなのでメールアドレスは変更しない旨)また、結婚式は平成○○年○月○○日を予定しております。○○さまにも、是非ご列席いただきたく存じます。
後日改めて、招待状をお渡しいたしますので、ご確認のほどよろしくお願いいたします。結婚後は、仕事と家庭においてより一層の努力をして参ります。今後とも変わらないお付き合いをお願いいたします。(または、休職、退職の予定)
結婚式に呼ばない場合
お疲れ様です。○○課の○○です。業務中お忙しいところ失礼いたします。私事で恐縮でございますが、この度はご縁があり結婚いたしました。平成○○年○月○○日、無事入籍をいたしました。(入籍を済ませていない場合は予定日)結婚後の職場での名刺や呼称、そしてメールアドレスは旧姓のままといたしました。メールアドレスは今まで通りとなりますので、変更の必要はございません。(または、新姓に変更するためメールアドレス変更のお願い)
また、結婚式は身内のみで行う予定です。○○さまをご招待できず申し訳ございません。なお、誠に勝手ではございますが、パートナーの仕事の都合上、平成○○年○月○日に退職する運びとなりました。在職中は大変お世話になり、感謝の気持ちでいっぱいです。(または、今後も働くという意思表示)今後とも何卒よろしくお願い申しあげます。
友達へのメール報告は簡単でもいい?
友達への結婚報告メール注意点
友達への結婚報告メールは、いつもより少しだけ丁寧なメール文章を心がけましょう。普段、顔文字や絵文字を使っている間柄であれば、多少使っても問題はありません。また、友達に送る場合は簡潔すぎるメールだとそっけなく見えてしまいます。仲の良い友達だからこそ、「早く結婚したことを伝えたくてメールを送った」というような文章だと良いでしょう。
「普段会わない友達にもメールを送ってもいいの?」という疑問もあるかもしれませんね。その答えは、あなたが伝えたいと思う相手なら送るべきです。これを機にもっと良い関係を築きたい、久々に会いたいということがあれば、結婚報告というのはいい機会でもあります。気後れせずに連絡をすると良いでしょう。
逆に、変に気を使い結婚報告をしなかったら?人伝にその友達が、あなたの結婚を知ってしまった場合、「私には教えてくれなかった」と人間関係に溝ができてしまいかねません。
友達に結婚報告メールを送る場合のポイント
まずは、①報告相手に報告をしたかったという気持ちを伝えましょう。その後、②結婚式をするか(する、しない)③結婚式には呼ぶか(呼ぶ、呼ばない)④今後も仲良くしたいという気持ちを伝えましょう。これらの伝えるべき項目が決まったら、例文を参考にあなたの思いが伝わる結婚報告メールを作成しましょう。
友達への結婚報告メール例文
結婚式に呼ぶ場合
○○ちゃんお久しぶりです!元気にしてしますか?突然メールでの報告で申し訳ないのですが、この度結婚することになりました。○○ちゃんには、いち早く報告したくてメールしました。
結婚式は平成○○年○月○○日に、○○で行う予定です。招待状は後日改めて送ります。確認してお返事いただけると嬉しいです。本当は会って伝えたかったのだけど、メールでの報告になってしまいました。ごめんなさい。結婚後も○○ちゃんとは仲良くしたいので、また一緒にお食事しましょう。今後ともよろしくね!
結婚式に呼ばない場合
○○ちゃんお久しぶりです!元気にしてしますか?突然メールでの報告で申し訳ないのですが、この度結婚することになりました。
○○ちゃんには、いち早く報告したくてメールしました。結婚式はパートナーと話し合って、身内だけでこじんまりやることになりました。本当は会って伝えたかったのだけど、メールでの報告になってしまいました。ごめんなさい。結婚後も○○ちゃんとは仲良くしたいので、また一緒にお食事しましょう。今後ともよろしくね!
親戚にはメールでも丁寧な結婚報告をしよう!
親戚への結婚報告メール注意点
遠方の親戚にはなかなか会いに行くことはできませんよね。ですから、今後夫婦でお世話になることも多いであろう親戚の方々には、メールでも良いので、礼儀正しい丁寧な結婚報告をすべきです。

幼い頃の自分をよく知っている親戚に、かしこまったメールを送るのは気恥ずかしい気持ちもあるかもしれません。しかし、結婚というのは大きな節目。今後あなたたち夫婦の応援をしてくれるであろう親戚の方々には、大人として自立した姿を見せてあげましょう。また家族ぐるみの付き合いをしていく間柄になるため、簡単にパートナーの紹介もできると良いでしょう。
親戚に結婚報告メールを送る場合のポイント
まずは①パートナーの簡単な紹介をしましょう。また、②苗字が変わることも合わせて伝えましょう。
その後、③結婚式はするのか(するか、しないか)④結婚式には呼ぶのか(呼ぶか、呼ばないか)⑤今後夫婦でお世話になることへのあいさつでしめます。これら伝えるべき項目が決まったら、例文を参考に礼儀正しい丁寧な結婚報告メールを作成しましょう。
親戚への結婚報告メール例文
結婚式に呼ぶ場合
ご無沙汰しております。○○です。突然の報告ではございますが、以前よりお付き合いしていた○○会社の○○さんと結婚いたしました。平成○○年○月○○日に入籍を済ませ、それに伴いまして、苗字が○○に変わります。(入籍を済ませていない場合は予定日)現在は夫婦力を合わせ、新しい生活の準備を進めております。
また、平成○○年○月○○日に結婚式を予定しております。○○さんにはぜひご列席ただきたく存じます。後日改めて招待状をお送りいたしますので、ご返信いただけると幸いです。夫婦になったばかりの私たちですが、お互い手を取り合い素敵な家庭を築いていきたいと思っております。○○さんとは、今後夫婦でお世話になることと思いますが、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
結婚式に呼ばない場合
ご無沙汰しております。○○です。突然の報告ではございますが、以前よりお付き合いしていた○○会社の○○さんと結婚いたしました。平成○○年○月○○日に入籍を済ませ、それに伴いまして、苗字が○○に変わります。(入籍を済ませていない場合は予定日)
現在は夫婦力を合わせ、新しい生活の準備を進めております。また、結婚式はごく身内のみで行う予定です。○○さんをご招待できず申し訳ございません。夫婦になったばかりの私たちですが、お互い手を取り合い素敵な家庭を築いていきたいと思っております。○○さんとは、今後夫婦でお世話になることと思いますが、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
結婚報告メールはこれでバッチリ!

本来であれば結婚報告は直接会って伝えたいものですが、直接会うことにこだわり過ぎると、結婚報告のタイミングを逃してしまうことになります。最近では、SNSやメールでの報告も一般的になってきたので、今回のまとめを参考にメールで結婚報告を行ってみましょう。
結婚報告はデリケートなものではありますが、タイミング、伝えるポイント、マナーさえ気をつけていれば、あなたの結婚をみんな祝福してくれるでしょう。
結婚報告は適材適所が大人のマナー
結婚報告の方法はメールだけではありません。直接会う、手紙、電話それぞれメリット、デメリットがあります。ですから、全て同じ方法で済ませようとしないで使い分けるのが大人のマナー。他の結婚報告の方法を紹介している記事もあるので、ぜひそちらも目を通してみてくださいね!
他にも結婚に関する記事はこちら!


