玉ねぎの栽培方法・育て方のコツを紹介!肥料の時期や追肥の仕方なども解説

野菜の高騰が続く中、巷では家庭菜園に注目が集まっています。玉ねぎが自宅で栽培できるなら家計も随分助かりますよね。今回は玉ねぎの栽培方法や育て方のコツについてご紹介します。育て方の基本さえ押さえれば誰でも栽培できます。是非、チャレンジしてみましょう!

玉ねぎの栽培方法・育て方のコツを紹介!肥料の時期や追肥の仕方なども解説

目次

  1. コツさえ掴めば簡単にできる!玉ねぎ栽培
  2. 育て方が簡単な玉ねぎの種類
  3. 玉ねぎはプランターで栽培できる
  4. 玉ねぎの上手な育て方とコツをLesson!
  5. 栽培用の用土を準備しよう
  6. 培養土は種類よりも購入量に気をつけよう
  7. 玉ねぎ苗の上手な育て方をマスターしよう!
  8. 野菜栽培の強い味方「不識布(ふしょくふ)」
  9. 発芽した直後の苗の育て方
  10. 玉ねぎの育苗期間は約2か月
  11. 玉ねぎ苗の成長を促す追肥
  12. 育苗が終えたら定植しよう
  13. 玉ねぎ栽培には「リン酸」成分の肥料が有効
  14. 冬をうまく乗り切るためのコツ
  15. 玉ねぎを収穫する
  16. 貯蔵期間が長い「吊るし干し」がおすすめ
  17. 病害虫対策のコツ
  18. 無農薬栽培されたい方におすすめ
  19. 初心者必見!失敗しない玉ねぎの育て方
  20. 玉ねぎの育て方ポイントのまとめ

コツさえ掴めば簡単にできる!玉ねぎ栽培

玉ねぎは食卓の万能野菜

玉ねぎは、和食であれば、お味噌汁の具や肉じゃが、天ぷらに鍋物などに。洋食や中華であれば、カレーやナポリタンスパゲティに酢豚などジャンルを問わずお料理の野菜食材の中で最も使われている、もはや食卓には欠かせない万能野菜ですね。

価格高騰が続いている今だからこそ知りたい玉ねぎの育て方

毎日の食卓に欠かせない玉ねぎも、近頃は天候事情による収量不足によって価格が高騰してしまい気軽に購入できなくなっています。もし、玉ねぎを自宅で簡単に栽培できたとしたら、スーパーの野菜売り場で悩まなくて済みますね。玉ねぎは野菜の中でも比較的、簡単に栽培できる野菜です。是非、育て方のポイントを押さえてチャレンジしてみましょう!

育て方が簡単な玉ねぎの種類

玉ねぎの種類によって異なる育て方の特徴

玉ねぎは、収穫の時期により大きく分けて3種類に分別されます。4月下旬から5月上旬に収穫する「早生種」、5月中旬から6月中旬に収穫できる「中生種」、6月中旬から6月下旬くらいに収穫する「晩生種」です。また、「早生主」の中でも3月中旬あたりに収穫できるものは「極早生種」と言われサラダ用の玉ねぎはこれに分類されます。

早生種の玉ねぎは、中生種や晩生種の玉ねぎと比べ苦みが少なく、みずみずしい旨さがあるのですが貯蔵期間が短いことが特徴として挙げられます。中生種や晩生種の玉ねぎは、早生種の玉ねぎに比べ貯蔵期間が長いことに加え、耐病性が強いことや玉揃いが良いことなどが特徴的です。

栽培しやすい玉ねぎの種類は?

自宅で栽培しやすい玉ねぎを選ぶなら、耐病性が強くまた貯蔵期間が長い「中生種」が良いかも知れません。収穫量のボリュームも楽しめますし、栽培のしやすさから見てもオススメです。

中生種の玉ねぎ栽培でオススメの品種「アトン」「ネオアース」

中生種の中でも「アトン」や「ネオアース」と呼ばれる品種の玉ねぎは、初心者でも簡単に栽培できる品種のひとつです。耐病性が非常に強く、また、うまく育てば1玉約500gといった大玉なので収穫の楽しみも一入な品種です。

収穫時期は6月上旬から中旬あたりですが、12月まで貯蔵できる品種なので大量に収穫しても大丈夫ですね。玉ねぎに含まれる水分量も早生種と変わらず、苦みがない品種として大変人気があります。育て方も簡単ですし、玉ねぎ栽培初心者であれば「アトン」から始めてみると良いかも知れませんね。

赤玉ねぎを栽培するなら「紅(くれない)」がオススメ!

初心者でも簡単に栽培できる赤玉ねぎの品種として「紅(くれない)」がオススメです。玉ねぎ特有のえぐみも無く、サラダとして生で食べても美味しい玉ねぎです。耐病性が非常に強く、生育が旺盛なので初心者でも安心して栽培できるのが特徴です。赤玉ねぎの中でも大玉の部類になるので収穫が楽しめます。

玉ねぎはプランターで栽培できる

プランターや植木鉢などでお手軽に栽培できる玉ねぎ

アスファルト歩道の隙間などで育つ「根性野菜」なるものが、一時期世間を賑わせていましたが、玉ねぎこそ、とても強い生命力を持った根性野菜なのです。根が浅い野菜なので、ほんの少しのスペースがあれば生育することができます。そのため、特別な方法や難しい育て方もないのでプランターや植木鉢などでも十分に栽培することができます。

玉ねぎの栽培と聞くと露地栽培の農業イメージが強いのですが、自宅で気軽に栽培するならお洒落なプランターを使えば、毎日のお世話も楽しい日課となりますね。また、プランターを選ぶ際には、育ち上がった玉ねぎの大きさを考慮して、他の野菜で使用するプランターより多少面積が広いプランターを選定することをおすすめします。

玉ねぎは根が浅いので底が深いプランターは必要なく、15センチから20センチ程度の深さがあれば十分栽培できます。格安に済ませるなら、発砲スチロール箱でも十分栽培できます。発砲スチロールで栽培する場合は底に水抜き用の穴を開け、水はけが良い状態を作っておいてください。

玉ねぎの上手な育て方とコツをLesson!

ここからは、玉ねぎの育て方について説明をしていきたいと思います。初心者でも簡単にできる育て方から、本格的に土づくりから始めたい方まで、あなたのチャレンジしたい栽培方法に役立つポイントをご紹介していきます。

プランター栽培も露地栽培も育て方の基本は同じ

ここでは自宅で簡単にできるプランター栽培を中心に説明していきますが、もちろん庭のちょっとした畑で栽培する場合であっても育て方の基本は同じです。玉ねぎの保存方法についても説明しますのでたくさん収穫されたい方は是非、参考にしてくださいね。

栽培用の用土を準備しよう

玉ねぎのプランター栽培には培養土が最適

プランターやスチロール箱が準備できたら、玉ねぎを栽培するための用土が必要となります。初心者が栽培用の土壌を1から作るとなると、なかなか要領を得ないのでこの時点で挫折しかねません。初心者は迷わずホームセンターなどで市販されている培養土を使用しましょう。ご近所の農家さんから土壌をいただける方は必要な量だけいただくと良いですね。

ホームセンターなどで市販されている培養土のほとんどには既に適量な肥料の配合や土壌のph調整がされており、初心者にとっては何ともありがたいアイテムです。肥料メーカー各社が多種にわたって培養土を販売していますので、目移りしてしまいます。次項では玉ねぎのプランター栽培に適した培養土を選ぶ際のポイントについて説明したいと思います。

培養土は種類よりも購入量に気をつけよう

培養土は特売品でOK!

培養土を選ぶ際に、どれが玉ねぎ栽培に適しているか迷ってしまうと思いますが、結論から言えば「どれでもOK」です。ホームセンターのキャンペーンなどで特売品として売られているもので十分です。ただし、プランターの大きさに見合った量を購入してください。ホームセンターの園芸担当者にプランターの大きさを説明してアドバイスをいただければ失敗せずに済むかも知れませんね。

自分で培養土を作るなら

本格的な土壌作りからチャレンジしたい方のためにオリジナル培養土の作り方についても説明したいと思います。まずは必要となる材料「赤玉土」「腐葉土」「バーミキュライト」「石灰」「化成肥料」を準備します。

配合の比率および分量

各材料の配合比率は赤玉土、腐葉土、バーミキュライトを7:2:1の比率で配合し、プランターなどの容器の容量に仕上げます。そこに石灰を用土10リットルに対して10から20グラムそして化成肥料を用土10リットルに対して10から20グラムを加えよく混ぜ合わせて完成です。

バーミキュライトとは

「バーミキュライト」とは土壌改良剤の一種で、酸化ケイ素や酸化マグネシウム、酸化アルミニウムを主成分とする鉱物です。保水性や排水性、断熱性の効果が得られるため、野菜栽培の土壌改良剤として一般的に使用されます。

玉ねぎ苗の上手な育て方をマスターしよう!

種まきからはじめる玉ねぎ苗の育て方

玉ねぎ栽培の初心者であるなら、苗や子球を購入して植付けることからスタートすると苗づくりの手間も省け、簡単に栽培できますが、苗づくりもさほど難しいものではないので、種まきからチャレンジしてみるのも良いかも知れません。発芽した時の感動や苗が育っていく過程には愛おしささえ感じることでしょう。また、丹精込めて栽培した玉ねぎの味覚はまた一段と格別です。

中生種玉ねぎの種まきは9月下旬

種まきからはじめるにあたり、玉ねぎ栽培の初心者であれば、まずは中生種と呼ばれる種類の玉ねぎから始めると良いでしょう。中生種の玉ねぎの代表としては前述した「ネオアース」や「アトン」がおすすめです。中生種の種まき時期は9月20日前後がよいでしょう。九州地区などの暖地であれば9月末が適時期となります。

種類によって異なる種まき時期

玉ねぎの種まき時期は「早生種」「中生種」「晩生種」によってそれぞれ異なります。種のまき方や育て方はそれぞれほぼ同じですが、種まき時期が異なるのでもちろん収穫時期も異なってきます。玉ねぎの種が個装された袋の裏面に種まきの適時期が記載されていますので、種まきの時期を間違えないように気を付けましょう。

種まきのポイント

種まきのポイントは何と言っても、種をまく時期を間違えないことです。早く蒔いてしまうと苗が大きく育ち過ぎることで「トウ立ち」という現象が起きてしまい「葉たまねぎ」になったり、玉ねぎの球が二つに分球してしまったりします。また遅く蒔いてしまえば苗がうまく育たず収穫量が激減してしまいますので、玉ねぎ栽培に関しては種まき時期に十分注意を払ってください。

プランターに種をまく時のコツ

種まきの方法はプランターに深さ約1cmの溝(条)を2列作ります。溝と溝の間隔(条間)は約10cmから15cm開けます。種は約1cm間隔で条内に蒔いて土を被せます。面積の広いプランターを使用する場合は3列の条を作ってまくと良いでしょう。この蒔き方を「条間蒔き」と言います。条間蒔きをすることで、後の栽培がやりやすくなります。

種をまき終えたら

玉ねぎの種をまき終えたら、たっぷりの水をかけてあげます。その時に種が土から飛び出して水に流されないように気を付けてください。種まきから約1週間から10日程度で発芽しますが、発芽するまでは乾燥防止のため不識布をベタ掛けし、発芽後は不識布を取り除いて日光をたっぷりと与えます。

ウォータースペースを作っておく

種まきの後に、たっぷりと水を与えるため用土がプランターから溢れ出てしまう恐れがあり、マンションなどのベランダで栽培する方にとって、ベランダを汚してしまいかねず用心しなければなりません。そこでプランターの淵に2~3cmほどの溝(ウォータースペース)を作って、水が溜まる余裕ができるようにしておくと良いでしょう。

少量の苗の育て方

少量の苗を育てるのであれば、ポットで苗づくりを作る方法が良いでしょう。プランターや畑などで作られる苗よりは多少細い苗に育ちますが、失敗しない苗づくりとして初心者にはおすすめです。方法は、9号サイズのポットに培養土を入れ10~15粒程度の種をまき土を被せた後にたっぷりの水を与えます。発芽したら、しっかりと日光に当てながら育てていきます。育苗後は別の用土に定植します。

野菜栽培の強い味方「不識布(ふしょくふ)」

玉ねぎの種をまき、水やりが終えた後は土壌の乾燥対策のため、不識布を覆い被せて保湿対策をとります。不識布は通気性がよく保温効果もありますので、栽培期間で越冬する作物では発芽後も使用されます。不識布の上から水を撒くことができますし、光も通しますので生育を妨げることはありません。霜や鳥害虫対策にも効果的です。ホームセンターなどで安価で購入することができます。

畑で栽培する場合は「寒冷紗(かんれいしゃ)」がおすすめ

畑で栽培する場合は霜や鳥害虫対策として「寒冷紗」を用います。一般的に寒冷紗は支柱をアーチ型に立てたものに覆い被せます。効果は不識布とほぼ同じですが、不識布と比べると網目が粗いので保温効果は不識布のほうが高いですが、採光性や通気性は寒冷紗のほうが高くなります。

発芽した直後の苗の育て方

玉ねぎの芽について

種まき後、順調にいけば約1週間程度で発芽がはじまります。土壌の表面から種を持ち上げるように芽が顔を出してきます。確認できたら日差しがあまり強くない日を選び、被せていた不識布を除いて日光をあててあげましょう。発芽時期によっては霜がおりる場合もありますので、夜間は再度、不識布を被せて防寒対策をとるようにします。水やりは土壌が乾燥しない程度に適度に行います。

本芽を間引く

1枚の本芽が2、3枚に分かれてきたら「間引き」をしてあげます。なるべく元気よく育っている芽を残して、株と株の間が約2cmから3cmが空くようにしてあげましょう。間引いた後は今までと同様の育て方で進めていきます。

雑草対策

苗が育ってくると同時に雑草も目立ってくるかも知れません。雑草は害虫の住処になったり肥料など養分の吸収に影響を及ぼすため、こまめに取り除いてあげましょう。雑草対策として籾殻を敷き詰めておくと良いでしょう。

玉ねぎの育苗期間は約2か月

玉ねぎの苗の育て方

玉ねぎの苗を定植するまでに要する育苗期間は種まきから約2か月間と覚えておくと良いでしょう。その育苗期間中は適時に追肥を行いながら、苗の成長を見守っていきます。

玉ねぎ苗の成長を促す追肥

育苗期の追肥のコツ

玉ねぎの苗をしっかりと成長させるために適時、適量の追肥は欠かせません。ここでは基本的な追肥の方法について説明しますが、肥料には様々な種類がありますので、購入した肥料の説明をよく読み散布する量や頻度を守るようしてください。肥料は少なすぎれば苗がよく育たず、与えすぎてしまうと根が肥料焼けを起こしてしまい成長の妨げになるので注意が必要です。

育苗期の追肥は本芽が2枚に分かれた後に

育苗期間中に本芽が2枚に分かれ、間引きを施したら1回目の追肥を行います。粒状の肥料であれば約1㎡あたり30グラム程度をプランターの淵に沿わせるようにまきます。液体肥料を与える場合も説明書きに記載されている希釈倍率に希釈し、プランターの淵に沿わせて与えるか水やりの要領で散布します。粒状の肥料であれば1回のみ、液状であれば1週間から10日毎に1回与えます。

玉ねぎ苗をポット栽培する際の追肥のコツ

苗をポット栽培している場合も追肥はプランター栽培とほぼ同様ですが、粒状の肥料より液状タイプの肥料を希釈して水やりの要領で散布したほうが、苗を痛めくて済みます。追肥の頻度は、育ち方の様子を見ながら概ね2週間毎に与えていきます。育つ過程で苗が倒れそうになった時は葉の一部を切り取ると元気に立ってきます。

育苗が終えたら定植しよう

玉ねぎ苗の定植とその後の育て方

ポットなどに種をまき、約2か月の育苗期間が経てば、次はプランターや畑などの土壌に苗を1本ずつ植えつける「定植」の作業となります。はじめからプランターに種をまき、「間引き」を施しているのであれば、苗と苗の間隔を開ける作業となります。

ダメな苗は躊躇せずに処分

定植に適した苗の大きさは種まきから約2か月経過した時に、草丈が約20cmから25cm程度あり、土の表面付近の苗茎の太さが約7、8mm程度のものです。太さが15mmを超えるほど大きく育ち過ぎている苗は「トウ立ち」してしまう可能性が高く、また小さ過ぎる苗は越冬できないため定植には向きません。定植に適した苗以外は躊躇せず処分しましょう。

定植の方法と注意点

苗の定植をする際は、実成りの大きさを考慮して株間を約10cm~15cmとります。用土に指の第二関節くらいまでの穴をあけ、株をしっかり根元まで差し込み植付け土を寄せて、後に霜で苗が浮いてこないようにしっかりと押さえておくことがポイントです。用土を寄せる際、茎の青い部分(分けつ部)が用土に埋まってしまわないように気をつけてください。

定植後の水やり

苗を定植した後は頻繁に水やりをせず、少々乾燥した状態で様子を見ていきましょう。ただし冬季であっても雨が降らない日が続くようであれば、一旦、たっぷりと水やりを行い冠水させます。そうすることで玉の肥大を促進させることになります。冬が過ぎて気温が徐々に上昇してくる3月頃は晴れた日にたっぷりと水を与えて用土が乾燥しないようにします。

玉ねぎ栽培には「リン酸」成分の肥料が有効

定植後の追肥のコツ

ネギ科である玉ねぎは地上部より根の生長を促す肥料が良く「リン酸」が成分に含まれた肥料はネギ科の作物には効果が高く根張りの丈夫な玉ねぎに成長してくれます。

定植後は収穫期まで3回の追肥でOK

玉ねぎ栽培の追肥はプランター栽培、畑栽培に関係なく、定植して2週間後、1月の中旬頃、玉ねぎの肥大が始まる2月中旬から3月上旬頃にかけて、それぞれ1回ずつ合計3回を施します。追肥の回数や量が多くなると「トウ立ち」しやすくなると同時に害虫が発生しやすくなるため、必ず量と回数には注意を払うようにしましょう。

プランター栽培の追肥の仕方

プランター栽培において追肥を施す際は、苗茎に直接当たらないよう気を付けましょう。育苗期の追肥の時と同様にプランターの淵に沿わせるように与えます。使用する肥料の説明書きに従って希釈の割合や量を与えてください。定植後に追肥する肥料は固形状のものが良いと思います。水を与えてじわじわと溶け出すほうが栄養分が外に流れにくく土壌に留まり効果を持続させるからです。

冬をうまく乗り切るためのコツ

効果的な防寒対策

玉ねぎは寒さや霜に弱いため、しっかりと防寒対策をとりたいものです。プランター栽培において効果的な防寒対策の方法のひとつとして藁を用土の葉面にびっしりと敷き詰めることをおすすめします。用土と藁敷の間に空気層ができますので霜が降りるのを防ぐことができ、また、保温効果も得られます。

玉ねぎを収穫する

待ちに待った玉ねぎの収穫!

厳しい冬を乗り越え、伸びた太い茎が少し枯れはじめて土表から丸々と太りあがった玉がせり出してくると、いよいよ待ちに待った収穫の時を迎えます。玉ねぎは根が浅い野菜なので片手で軽く引き抜くことができます。早生種は5月上旬、中生種は6月上旬頃が収穫時期の目安となります。

貯蔵期間が長い「吊るし干し」がおすすめ

収穫した玉ねぎの保管方法

収穫した玉ねぎを2~3日間、軒下やベランダなどに置いた状態で風にあててよく乾かします。乾いたら茎葉は切らずに数個を束ねて紐などでしばり、風通しの良い場所で吊るした状態で保存しておきます。保存環境がよければ約半年近い期間、保存することができます。

病害虫対策のコツ

球の肥大期に要注意

玉ねぎは害虫の種類が多くはありませんが、越冬を終えて気温が上昇してくる球の肥大期に発生する場合が多く、放置しておくと被害が大きくなり生長に著しく悪影響を及ぼしかねません。特に「ネギアザミウマ」は葉を食害してしまうので、被害を発見したら即時に「アザミウマ目」に効果的な薬剤を散布します。また、肥料として油カスや鶏糞を使うと害虫が発生しやすくなります。

無農薬栽培されたい方におすすめ

木酢液はオーガニック栽培の定番アイテム

病害虫対策として農薬を使用せずオーガニック栽培をされたい方は「木酢液」の使用をおすすめします。市販の化学系薬剤と比較すると価格は割高ですが、防虫効果のみならず用土に散布することで土壌中の微生物を活性化させ、作物を健康な状態に生育させる効果があります。

初心者必見!失敗しない玉ねぎの育て方

玉ねぎの苗を購入して育苗の手間を省略する

ホームセンターの園芸売り場では様々な野菜の苗を購入することができますが、玉ねぎの苗も各種類の定植時期に店頭に並びます。苗を購入する際には、定植の項で説明した理想の大きさの苗を購入しましょう。これで育苗の手間も省けますし、苗づくりの失敗をせずに玉ねぎ栽培を楽しむことができます。苗づくりに不安な方は購入した苗を育てることからスタートするといいですね。

玉ねぎの「子球」植えは最も簡単な玉ねぎの育て方

最も初心者向きで簡単に玉ねぎを栽培できる方法が「子球」を植える方法です。「子球」はホームセンターで購入することができます。小さな玉ねぎの球根を太らせるだけですので失敗知らずの栽培方法として初心者だけでなく家庭菜園を趣味とする方たちに人気の玉ねぎ栽培です。

球根(子球)の育て方のポイントとコツ

玉ねぎの子球の植え付け時期は8月下旬となります。用土は苗栽培と同様の培養土でOK。株間を10cm~15cmとり、子球の先端が用土の表面からのぞく程度に埋め込みます。夏季に植え込むので強い日差しに長時間あてないように気を付け、用土が水切れを起こさないように水やりを施します。9月下旬頃に1㎡あたり約50グラムの化成肥料を1回施します。11月中旬頃が収穫時期です。

玉ねぎの育て方ポイントのまとめ

大切なポイントは4つ

玉ねぎの栽培で失敗しないためのポイントは4つあります。1つ目は種類によって異なる種まきの時期を守ること。2つ目は冬季以外は用土を適度に湿らせておくこと。3つ目は追肥の量と回数を増やさないこと。そして最後に防寒対策をしっかりとることです。追肥の量や回数は追肥する肥料の種類によって異なるので説明書きに従って適量を施すと良いでしょう。

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