妊娠・育児
ベビー用ラッシュガードは紫外線対策におすすめ!サイズの選び方も解説
夏はプールや水遊びと子供の肌が紫外線をたっぷり浴びる機会が多くなりますね。子供の繊細な肌を紫外線から守るのにおすすめなのがベビー用のラッシュガードです。今回はベビー用ラッシュガードのタイプやサイズ、選び方をご紹介します。

目次
- 外遊びには忘れちゃいけない紫外線対策
- 紫外線が体に及ぼす影響
- ベビーの肌は大人よりも紫外線の影響を受けている!
- 最近人気のラッシュガードとは?
- 海やプールでベビー用ラッシュガードがおすすめの理由
- ベビー用ラッシュガードはどのサイズから売ってるの?
- 気になるベビー用ラッシュガードのタイプ別選び方
- ①お腹回りもしっかり守る!つなぎタイプのベビー用ラッシュガード
- ②自分で着る事も出来る!セパレートタイプのベビー用ラッシュガード
- 初めてベビー用ラッシュガードを買う時はセットで買うのがおすすめ!
- おむつ外れがまだなら水遊び用パンツとラッシュガードのセットもどうぞ!
- ベビー用ラッシュガードの選び方で大切な4つのポイント!
- ①紫外線予防効果をきちんとチェック
- ②サイズはジャストサイズかワンサイズ大き目まで
- ③袖の長さは目的や好みに合わせて決めよう
- ④ベビー用ラッシュガードならフードはない方が安全
- 水から上がった時にはラッシュガードを脱がせよう
- タイプごとの特徴を知って子供にピッタリのラッシュガードを選ぼう
外遊びには忘れちゃいけない紫外線対策
夏になると公園やプールに海など、子供と一緒に出掛ける方も多いではないでしょうか。特に海やプールは水の中にいるだけで涼しいですし、夏しか出来ない楽しみでもあります。でも、忘れてはいけないのが紫外線対策ですね。

紫外線が体に及ぼす影響
昔はよく「小麦色に焼けた健康的な肌」が子供に良いとされ、ベビーの紫外線対策など全く気にも留めなかったですが、今は環境の変化で紫外線の影響も昔よりデメリットが多くなってしまいました。
紫外線を浴びると日焼けで肌がひりひりするのは皆さんご存知でしょうが、紫外線を多く浴びてしまうと日焼けだけで終わらず、将来シミやそばかすの原因にもなります。
更に紫外線を浴びる量が多いと皮膚がんの発症率も高くなるうえ、皮膚がんの発症も早まってしまうという調査が出ていますので、産まれたばかりのベビーの頃からの紫外線対策が肝心となってきます。また、外で太陽の下にいるといつもより疲れたなと思ったことはありませんか?これも紫外線の影響なんですよ。
ベビーの肌は大人よりも紫外線の影響を受けている!
ベビーの肌と大人の肌は違う
ベビーの肌は透明感あふれ肌トラブルが何一つなくですしとっても柔らかいですよね。大人になるとベビーの肌に戻りたいと思う事も多いですが、実はベビーの肌は大人の肌より薄くて繊細なので、ちょっとしたことでも傷ついたり乾燥しやすかったりととってもデリケートなんです。なので紫外線に対する抵抗力も大人より弱いのです。
更に皮脂の分泌力もベビーの内は大人に比べて少ないです。皮脂というとニキビなど悪いイメージを持つかもしれませんが、実は皮脂が分泌されることで紫外線などから肌を守っているんですよ。
総合的に見てベビーの肌は綺麗な分デリケートで紫外線に対する抵抗力も弱い事が分かりましたね。お日様の下で遊ばせるのはとても大切な事ですが、現代ではきちんと紫外線対策をした上で遊ばせるのが何より重要なのです。

最近人気のラッシュガードとは?
ラッシュガードはサーファー発祥アイテム
最近海やプールで定番になっているのが水着の上から着るタイプの「ラッシュガード」と呼ばれるものです。ラッシュガードとは元々サーファーが愛用していたアイテムなんですよ。ラッシュとはサーファーたちの間で「擦り傷」を意味するものでした。なのでサーフィン中に擦り傷から身を守るアイテムとしてラッシュガードが誕生したんですね。
昔は大人用のラッシュガードしかありませんでしたがラッシュガードのUVカット効果が人気を呼び、今ではメンズ、レディースに加えてキッズやベビーサイズのラッシュガードも豊富に発売されています。また、ベビー用ラッシュガードには可愛いデザインのものがたくさんあるので、単純な紫外線対策だけではなく着せる楽しみもありますね。
海やプールでベビー用ラッシュガードがおすすめの理由

では早速、ベビー用ラッシュガードが海やプールでおすすめの理由を3つご紹介したいと思います。
①水着では防ぎきれない肩や背中の日焼け予防になる
ベビー用ラッシュガードの1番の理由はやはり紫外線対策でしょう。水着はどうしても肌の露出が多いので紫外線対策をきっちりと行わなければなりませんが、遊びたい盛りの子供にこまめに日焼け止めを塗るのも大変ですよね。
また、アトピーなど肌の弱い子供の場合は日焼け止めそのものの利用も躊躇してしまう事があるかと思います。その点ベビー用ラッシュガードならさっと着るだけで長時間紫外線から肌を守ってくれる便利なアイテムです。
②ラッシュガードは普通の服と違って乾きやすいし動きやすい
単純にベビーの紫外線対策ならラッシュガードを買わなくても羽織れるカーディガンで代用しても良いんじゃない?と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、普通の服は綿が含まれている事が多く、水に濡れるとぐっしょりと濡れてしまって水から上がっても冷たいですし重くなって動きづらくなってしまいます。
ラッシュガードは水着と似たような素材ですぐに乾くので、冷えて急激に体温を奪われる心配はありません。また、体にフィットする作りですが動きを妨げることはないので子供も嫌がらずに着てくれるでしょう。
③ベビー用ラッシュガードでキズやクラゲから肌を守れる
子供は動きも激しくしょっちゅう傷を作りますので、ベビー用ラッシュガードは本来の意味である擦り傷予防に役立ってくれます。特に海だと岩場での擦り傷や、クラゲに刺されるのを防ぐことが出来るので重宝しますよ。ベビー用ラッシュガードは紫外線や傷など子供の肌をしっかりと守ってくれる有難いアイテムですね。
ベビー用ラッシュガードはどのサイズから売ってるの?
一番小さいサイズのベビー用ラッシュガードは首が据わった生後3か月頃から着れる60サイズから売っています。60サイズのベビー用ラッシュガードはあまり種類がありませんが、しっかりと歩けるようになる80サイズ以上になるとベビー用ラッシュガードの種類もぐっと豊富になりますよ。
ベビー用ラッシュガードはどの年齢の子供でも着れるサイズ展開をしているので安心してください。

気になるベビー用ラッシュガードのタイプ別選び方

ベビー用ラッシュガードはタイプがいくつか分かれていますので、好みに合わせたタイプのベビー用ラッシュガードを選びましょう。ここではベビー用ラッシュガードの選び方をタイプ別にご紹介したいと思います。
①お腹回りもしっかり守る!つなぎタイプのベビー用ラッシュガード
ベビー服でお馴染みのロンパースタイプのラッシュガードです。こちらのタイプのベビー用ラッシュガードはまだねんねの状態の赤ちゃんや、お腹周りの冷えが心配という場合にピッタリです。前か後ろにファスナーがついていて着替えも簡単に済みます。
つなぎタイプのベビー用ラッシュガードはそれ1枚で全身をコーディネート出来るので、組み合わせを考えなくても可愛く着こなせます。なのでそういった選び方でもおすすめですよ。
②自分で着る事も出来る!セパレートタイプのベビー用ラッシュガード
こちらのベビー用ラッシュガードは上下が分かれているタイプなので、子供が自分で着る事も出来ますし、トイレやおむつ交換も簡単なので一番主流のベビー用ラッシュガードですね。上着だけでも売っているので、既に水着を買ってある場合に追加でベビー用ラッシュガードを買うという選び方も出来ます。
セパレートタイプのベビー用ラッシュガードはタイプが2つ!
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— GapKids Japan (@GapKids_JP) June 3, 2016
セパレートタイプのベビー用ラッシュガードはファスナーで開閉式のものとTシャツのようにすっぽりとかぶるタイプの2つに分かれます。
セパレートタイプの選び方
選び方は好みで全然問題ないですが、小さいうちはファスナーを嫌がったり勝手に脱いでしまう事も考えられますのでTシャツタイプのラッシュガードを、一人で着れるようになったらファスナー式のラッシュガードをという選び方をしてみてはいかがでしょうか。
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— ベビー用品情報! (@njkgrui) May 11, 2016
特に髪の毛をしばるようになった女の子はTシャツタイプだと髪の毛が引っかかって脱ぎにくいと感じるかもしれませんので、その場合はファスナータイプのラッシュガードがおすすめですね。
子供の好みに合わせた選び方も
ベビースイミング用に娘のラッシュガードを購入。今から着せるの楽しみ💓
— 天然パマ子 (@tennen_pamako) March 2, 2016
きっと似合うと思うんだ~🎶 pic.twitter.com/j3ZckAHV5j
しかし何といってもラッシュガードを着るのはお子さん本人なので、ある程度の年齢になっていればファスナータイプかTシャツタイプかはお子さん自身で選んでもらうのも良いですね。

初めてベビー用ラッシュガードを買う時はセットで買うのがおすすめ!
既に水着を持っている場合にはベビー用ラッシュガードだけを購入すれば良いですが、プールデビューで水着も新しく買うという時におすすめなのがラッシュガードと水着のセットアップを買う選び方です。なんといってもバランスのいい組み合わせですので選ぶ手間を省くことが出来ます。セット内容によっては水泳帽子もついていて至れり尽くせりですよ。
おむつ外れがまだなら水遊び用パンツとラッシュガードのセットもどうぞ!
おむつ外れがまだのベビーが水遊びをする時は水遊び用パンツが必需品ですが、水遊び用パンツには紙おむつと同じ使い捨ての紙タイプと、洗って何度も使えるタイプがあります。ベビー用ラッシュガードでは洗って何度も使える水着と同じようなタイプの水遊び用パンツとセットで販売しているものがあります。
おむつ外れがまだで何度も使える水遊び用パンツが欲しい場合はラッシュガードとセットで購入するのもおすすめですよ。水遊びシーズンが終わってしまってもパンツはトイレトレーニングとして使うことも出来るので経済的です。
水遊び用パンツの注意点
自宅のプールなどで使用する分には問題ないですが、洗えるタイプの水遊び用パンツは紙タイプほどガード性がありません。なのでプールによっては紙タイプの水遊び用パンツでないとダメだったり制限がある場合がありますので事前に確認が必要です。
ただし紙の水遊び用パンツの上にも水着を着せる必要があります。洗えるタイプの水遊び用パンツは普通の水着のパンツよりゆったりしていますので、紙の水遊び用パンツの上から履かせるにはちょうどいいサイズです。なので紙タイプと洗えるタイプを併用すれば問題なく使えるでしょう。
ベビー用ラッシュガードの選び方で大切な4つのポイント!
ベビー用ラッシュガードはタイプを決めればそれでOKではありません。タイプが決まったら次はベビー用ラッシュガードの選び方で大切な4つのポイントをご紹介します。
①紫外線予防効果をきちんとチェック
ベビー用ラッシュガードの一番のポイントは紫外線対策ですよね。なのできちんとUVカットの表示がされているラッシュガードを選びましょう。安いラッシュガードだと思って買ってみたらUVカットの表示がなかった、なんていったら目も当てられませんからね。
おすすめの紫外線カット数値は?
UVカットの数値のおすすめは行く場所によっても異なりますが、大は小を兼ねるということでやはり海など紫外線の強い場所でも負けない数値をおすすめします。なので「UPF50」以上のラッシュガードを選ぶのがおすすめです。「UPFって何なの?」と初めて見る時は不思議に思うかもしれませんが、UPFは服が持っている紫外線の防止指数を表していますのでUVと同じように考えて大丈夫です。
UPF50というのは紫外線対策を全くしないで10分間紫外線を浴びた時と同じダメージを受けるまでに50倍の時間、つまり500分かかるというわけなので、かなり紫外線防止効果があるのが分かりますよね。ちなみに500分以上時間の掛かるものはすべて「UFP50+」で表示されていますよ。
②サイズはジャストサイズかワンサイズ大き目まで
ベビー用ラッシュガードは体にぴったりフィットすることでラッシュガードと体の間に水分が入り込まず保温性が保たれたり動きやすいといった恩恵があります。なのでできればベビー用ラッシュガードはジャストサイズで買うのがおすすめですが、ジャストサイズで買うとワンシーズンで終わってしまって勿体ないと感じてしまいますよね。
ですのでベビー用ラッシュガードのサイズの選び方としてはワンサイズ上で買うのもおすすめです。ジャストサイズだとフィットしすぎて嫌がる子もいますし、袖が長く感じればまくってしまえば大丈夫ですからね。欲張ってそれ以上大きなサイズにしてしまうと動きにくかったりどこかに引っ掛けてしまったりと危険性が高まるので控えましょう。
③袖の長さは目的や好みに合わせて決めよう
紫外線対策なら絶対長袖となるかも知れませんが、遊ぶのに邪魔だと感じる子がいるのも確かです。そんな時は無理しないで半袖や七分袖のベビー用ラッシュガードを選びましょう。半袖でも首や肩、背中は十分紫外線から守られていますからね。
④ベビー用ラッシュガードならフードはない方が安全
ラッシュガードにはフードのあるものとないものがあります。確かにフードがあった方が帽子代わりにもなって便利に思うかもしれませんが、フードや紐が引っかかって危険な可能性も考えなければなりません。ベビー服でもフード付きのパーカーは少なくなってきましたからね。
更に海やプールではフードに水が入ると動きずらく感じたり、濡れたフードが顔に張り付いてしまうこともあるのでフードがないベビー用ラッシュガードの方が安全面にはいいでしょう。襟がしっかりあるベビー用ラッシュガードなら首の後ろもカバーしてくれますので、紫外線対策ならそういったタイプを選んでみましょう。
水から上がった時にはラッシュガードを脱がせよう
普通の服より水に濡れても冷えないラッシュガードですが、ダイビングスーツのように完璧に保温するわけではなく、あくまで水と直接触れない分冷えずに済むレベルです。もちろん乾きも早いですが、濡れたまま風にあたっているとやはり体温を奪われます。
10分程度の休憩ならばラッシュガードを着たままでも問題はありませんが、ちょっと肌寒い日やお昼休憩で水から長く上がるときがラッシュガードを脱いで普通の服を着せてあげた方が体が冷えません。脱いだラッシュガードを手でぎゅっと絞ったり風に当てておくだけで早く乾くので次に着る時に便利です。
タオルに包んで水分をとるのもおすすめの乾かし方です。ただしカンカンに暑いときは脱がずにいてもすぐ乾いて冷える暇がないのでずっと着たままでも大丈夫ですよ。
タイプごとの特徴を知って子供にピッタリのラッシュガードを選ぼう
ベビー用のラッシュガードは年齢や用途によって種類が豊富に展開されていますので、子供にぴったりのラッシュガードを選ぶことが出来ますね。デザインも豊富なので親子でお揃いや、子供の好きなキャラクターのラッシュガードで選ぶのも素敵です。ぜひ紫外線対策をしっかりしながら子供と夏の思い出をたくさん作ってくださいね!