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お米の研ぎ方でおいしいご飯になる!基本の水の量と回数を解説!
毎日当たり前に食べているご飯。おかずに目が行ってしまいがちですが、普段のお米の研ぎ次第でご飯がご馳走になるんです!お米は、炊き方も大事ですが研ぎ方においしくする秘訣があるのです!正しいお米の研ぎ方で、毎日の食卓をご馳走に変身させちゃいましょう!

目次
おいしいお米はおいしい研ぎ方で!
日本人が一番食欲を掻き立てられる香りと言ったら、炊き立てのご飯の香りではないでしょうか!あの何とも言えない甘い香り、艶やかに立ったお米の粒たち。毎日三食なんとなく食べていますが、実はご飯だってとってもご馳走です!また、日本には新米を楽しむ文化もあります。新米の時期に新酒を楽しみにしているお酒好きも、やはり炊き立てご飯にはかないません。
そんなご飯ですが、研ぎ方について考えた事はあまりないものです。なんとなく、皆さんお決まりの研ぎ方で毎日研いでいるようですが、実はお米は研ぎ方だけでおいしいご飯に変身させる事が出来るのです!これなら、炊飯器にこだわらなくても、ちょっと高いお米に変えてみなくても、なんのコストもかからずに普段のご飯をおいしいご飯にさせれちゃいます!
そこで今回は、おいしいお米の研ぎ方についてご紹介していきましょう!基本のお米の研ぎ方や、いつまで研げばいいか意外と知っているようで知らない常識についてご紹介していきます。おいしいお米の研ぎ方は、ちょっとしたコツさえ抑えていれば誰でも簡単に出来ます。炊飯器に任せがちな水の量についても、しっかりと覚えていきましょう!
今までのお米の研ぎ方は実は間違っているかも?
よくあるお米の研ぎ方では、ざるやボウルなどにお米を入れてわざわざ研ぐのは面倒だからと、炊飯器の内窯で軽量したお米を直接入れて研ぐ研ぎ方。洗い物も出なくて、忙しい人には一番手っ取り早い研ぎ方です。しかし!これは最もダメな研ぎ方です!おいしいお米にならないだけでなく、内窯に傷が付きご飯がくっつきやすくもなってしまいます。
お米の研ぎ方は、ぎゅっぎゅっとお米を押し付けるような研ぎ方をしている人も多いようです。しかし、これもおいしいお米の研ぎ方ではありません。しっかりと研がないと、お米の研ぎ汁が綺麗にならないじゃない!と思う人もいるかと思いますが、お米はそんなに研がなくても大丈夫なんです!回数を重ねるよりも、丁寧に研ぐのがおいしいお米の研ぎ方なのです。
また、水道水をじゃぶじゃぶ流し入れながら洗うのも多いようですが、実はそれもおいしいお米の研ぎ方ではありません!水を流しながら入れている間に、お米は汚れた水まで給水して臭くなってしまっているかもしれません。研ぐ時の研ぎ水を入れる順番にも、実は秘密があります。水の量も、炊飯器の注水線に任せていては、おいしいご飯にはならないのです!
お米のおいしい研ぎ方に必要な物は?
さて!ならどのようなお米の研ぎ方がおいしいご飯に出来るのか、その方法を見ていきましょう!まずは、おいしいお米の研ぎ方に必要な物から見ていきましょう!まずは、炊きたい分量のお米を準備しましょう。これは、計量カップを使用しても、米びつで計量しても構いません。計量カップで摺り切り1合、重さにしてみるとだいたい180gが目安です。
また、しっかりとお米を研ぐ為にもざる付きのボウルなどを準備しましょう。後は、おいしいご飯にするには炊くときの水の量もしっかりと量って入れましょう!炊飯器の注水線に頼らずに、計量カップでしっかりと水の量を量って入れると、ふっくらおいしいご飯に炊きあがります。水の量は、使用するお米によって変えるので、計量カップで量る方がいいです。
まずは捨てる!最初のお米の研ぎ方に秘密が
さて、おいしいお米の研ぎ方に移りましょう!まずは、用意しておいたボウルに水を張ります。先に水を張ってからざるに入れたお米をざるごと入れていきましょう!これは、ざるに入れたお米に水を入れているうちにお米が汚れた水を吸ってしまうからです。先に水を入れてからお米を入れる事によって、余分に汚れた水をお米が吸い込まないようになります。
水にお米を入れたら、すぐに捨てましょう!これを回数は3回繰り返して、表面に付いた汚れなどを落とします。ここで無駄に研いでしまうと、お米が汚れを吸い込んでしまっておいしいお米の研ぎ方にはなりません。しっかりと回数を守って、研がずに水を捨ててしまいましょう!3回捨てたら、そのまま水をボウルに張らずに次の研ぎ方に移ります。
意外な研ぎ方!水の中でお米をじゃぶじゃぶはNG
さて、次はいよいよ研いで行きます!研ぎ方は、水を張らないざるの中で研ぎます。お米は、お米どうしがすり合う事によって研がれていきます。水の中で研いでしまうと、このすり合う事が出来なくなってしまい、糠の匂いが残ったご飯に炊きあがってしまいます。しっかりと水を切った状態で、お米どうしをすり合わせるように手で研いでいきましょう!
しかし、研ぎすぎもお米を傷つけてしまうので、猫の手にして円を描くように回数は15~20回程度で結構です。その後、一旦ボウルからざるを上げて、ボウルに水を張ってからざるを戻して水の中に入れます。水の中にお米を入れたら、軽く研いで水を捨てます。水の中ではお米が割れやすくなってしまうので、研ぐ回数は3回程度で十分です。終わったら水を捨てましょう。
お米の正しい研ぎ方は優しくが基本!
おいしいお米の研ぎ方は、優しくが基本です!特に、水の中でお米をすすぐ時には力を入れずに優しく軽くかき混ぜる程度で研ぎましょう。また、新米を研ぐ時には特に優しく研ぐ方が良いでしょう。新米は、普段のお米よりも水分量が多いので、割れやすくデリケート!力を入れてしまうと、簡単にお米の粒が割れていきます。新米を研ぐ時は充分注意しましょう。
しかし、逆に古米を研ぐ場合には少し力を入れて研ぎましょう。古米として購入したお米や、精米日から日数が経っているお米は、表面が硬くなり劣化もしています。その表面をしっかりと研いで落としてあげると、古米でもおいしいご飯にする事が出来ます。使用するお米の状態によっても、研ぎ方や力の入れ方を変えてあげるようにしましょう!
水が綺麗になるまで研ぐ研ぎ方は間違っている⁈
さて、同じように水を切ったざるでお米を研ぎ、水を切ったボウルに入れてすすぎを繰り返します。回数は2~3回で結構です。ほんのり水が濁る程度でおいしいお米の研ぎ方は完了です!後は、お米に合った水の量をしっかりと量って浸漬すればおいしいご飯を炊くことが出来ます!普段よりちょっとこだわった研ぎ方をするだけで、おいしいご飯が炊けます!
しかし、ここで水が綺麗になるまで研いでしまわないようにしましょう!綺麗になるまで研いでしまうと、お米本来の美味しさや栄養が流れていってしまいます。また、研ぎすぎてしまうとお米が割れやすくなってしまうので注意です!回数をしっかりと守って、あまり研ぎすぎないようにしましょう!まだ濁っているけど、と心配なくらいで十分です。
おいしいご飯にするなら水の量もしっかりと!
研ぎ方にこだわったら、水の量にもこだわりましょう!炊飯器の注水線に頼ってしまいがちですが、計量カップでしっかりと量って浸漬しましょう。もちろん、きちんと水平にした状態でしっかりと注水線に沿って注水していれば問題はありません。計量カップでしっかりと量って注水線する場合、お米1合に対して水の量は200mlが基本です!しっかり量って入れましょう!
しかし、ここでポイントが!基本的には、お米よりも1~2割増しの水の量が基本なのですが、洗った後のお米は水気を吸っているので、同量にすると丁度良くなります。また、おいしいご飯に炊くためにミネラルウォーターなどで炊いている人も多いようですが、実は研ぐ時にミネラルウォーターなどで研いだ方がおいしいご飯になります!試してみましょう!
お米によっては水の量を加減しよう!
また、水の量ですが使用するお米によって加減しましょう!主に、無洗米や新米の際には水の量を加減しなければなりません。新米の場合には、元々お米自体の水分量が多いので少なめの水の量で炊く必要があります。新米の水の量は、お米1に対して水の量は1~1.1程度の割合にしましょう!あまり少なくし過ぎても、おいしいご飯にはならないので注意です。
無洗米の場合には、逆に水の量を増やす必要があります。無洗米は、研ぐ時にお米が給水する事が少ないので、少し多めに水の量を調整してあげなければなりません。通常のお米の水の量よりも、1合当たり小さじ1程度水の量を増やしてあげましょう!炊飯器の無洗米の水のメモリがある場合には、水の量を増やさずにメモリに沿って注水しましょう!
研ぎ方だけでお米がおいしく毎日がご馳走に!
ちょっと高いお米を買わなくても、ちょっと高い炊飯器を買わなくても、火加減の難しい土鍋で炊かなくても、実は研ぎ方にこだわるだけで普段のお米でも十分おいしいご飯を炊くことが出来ます!ちょっとした毎日のご馳走の為に、研ぎ方にこだわってみましょう!
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