引っ越しそばの意味・由来まとめ!引っ越した先で食べるのは間違い?

春になり引っ越しをするという人も多いのではないでしょうか?引っ越し時に食べるものとして有名なのが「引っ越しそば」。実は本来の意味とは違うというのはご存知ですか?今回は、引っ越しそばの由来や意味のほか、引っ越しの挨拶マナーや縁起物などもご紹介いたします!

引っ越しそばの意味・由来まとめ!引っ越した先で食べるのは間違い?

目次

  1. 実は間違い?引っ越しそばの意味とは?
  2. 引っ越しそばの由来は?
  3. 引っ越しそばの意味とは?
  4. 何故、間違いが広まってしまったのか?
  5. 江戸時代の引っ越しはどんな風に行われていた?
  6. 引っ越しそばを食べるタイミングは?
  7. 今は引っ越しの際にどんなものを配る?
  8. 引っ越しの挨拶品はどこで買う?
  9. 引っ越しの挨拶のマナーとは?
  10. 引っ越し時の挨拶、女性は注意を!
  11. そばだけじゃない?実はこんな縁起物もあり!
  12. 引越しするのに縁起のいい日がある?
  13. 引っ越しするのに縁起が悪い日もあるの?
  14. そばではなく引っ越しうどん?地域の変わった引っ越しの風習
  15. 引っ越しそばの間違いやその他の縁起物、参考にしてよりよい新生活を!

実は間違い?引っ越しそばの意味とは?

引っ越しシーズン到来!引っ越しそばの由来をご存じ?

寒い冬も終わり、春がやってきました。新年の始まりでもあるこの時期は就職や進学などにより、新居への引っ越しを控えているという人も多いのではないでしょうか?

そんな引っ越しの時に食べるものとして日本人に親しまれているものといえば「引っ越しそば」です。一般的に引っ越しそばというと引っ越し先で食べるイメージですが、実はそれは元々の意味とは間違いなのはご存知でしょうか?今回は引っ越しそばの元々の意味や由来をご紹介します!

引っ越しそばの由来は?

引っ越し先でそばを食べるのは間違い!元々の由来は?

引っ越しそばの始まりは江戸時代中期。江戸の町を中心に行われていた文化です。しかし、江戸時代の引っ越し傍の意味は、「引っ越した際の挨拶として三軒両隣にそばを配る」という意味でした。三件両隣とは、家主、自分の家の左右2軒隣、また向かい3軒のことを指します。現代の引っ越した家で食べるというのは実は間違いだったんです。

元々はそばではなかった?

実は、そばを配るという文化の前には、小豆餅や小豆粥を配っていたそうです。しかし、当時小豆はとっても高価な食べ物だったので、用意するほうも負担が大きかったのです。そこで、安価なそばを贈るという風習に落ち着いたのだそう。その時代の暮らしに合わせて、引っ越しそばが誕生したんです。

引っ越しそばの意味とは?

そばを贈る由来は?

比較的安価だったとはいえ、なぜそばを配るようになったのでしょうか?そこには、江戸時代らしい洒落っ気が効いた由来があります。「そば」に越してきたという言葉にかけたのと、さらにそばの形状にかけて「おそばに末長く」「細く長くお付き合いを」という意味を込めて配ったのが、引っ越しそばの由来なのです。

何故、間違いが広まってしまったのか?

間違いが残ったのは、暮らしや時代の変化によるもの!

では、何故現代では引っ越しそばを配るのではなく、自分たちで食べるようになったのでしょうか?その秘密は、時代の移り変わりにあります。江戸時代になって広まった引っ越しそばは、明治時代に入るとそばを配るという文化から、そばが買えるそば切手を配るという風になりました。そのことに伴い、引っ越しをした人たちもついでに自分もそばを食べることが増えたのが最初のきっかけでは?と言われています。

引っ越しの挨拶自体が減った現代

さらに、時代が変わり暮らしのあり方も変わり、引っ越しの挨拶をするという人自体が減ってきました。現代ではアパートやマンションなども増え、個人主義の考えやプライバシーの観点から、近隣への挨拶を控えるという人が増えました。こういった時代や暮らしの変化により、現代のような形で引っ越しそばの文化が残ったと言われています。

江戸時代の引っ越しはどんな風に行われていた?

江戸時代の引っ越し事情

引っ越しそばの由来が江戸時代からとご紹介しましたが、江戸時代の引っ越しはどのように行われていたのかご存知ですか?江戸時代、町人は長屋に住んでいることが多く、引っ越しをするときは別な長屋へという風に引っ越していました。特に上方(関西地方)では、畳や生活用品もない「裸貸し」という部屋が主で、引っ越し後に損料屋(現代で言うレンタルショップのような店)や道具屋から生活品などを購入していました。

現代よりも楽ちん!?江戸時代の引っ越し方法

さらに、損料屋や道具屋から購入した生活品は、次の引っ越しをする際には売ってしまうので、引っ越しの荷物はほとんどありませんでした。今のようにダンボールが何個も必要になるような荷物もなく、風呂敷一枚でまとまる程度だったそうです。現代と比べると、家具を運んだりする手間もなく、とっても身軽な引っ越し方法です。

現代の引っ越しはどのようにして出来た?

江戸時代の引っ越しは簡単なものでしたが、今の引っ越しサービスはいつ出来たのでしょうか?江戸時代の長屋文化も衰退し、戦後になると長距離の移動を伴う引っ越しをする人が増えてきました。しかし、昭和50年ごろには今のような引っ越し業者はなく、運送会社に荷物を運んでもらっていました。あくまでも荷物を運ぶだけなので、梱包などのサービスはなく荷物が傷ついたり、お皿が割れていたりということも多かったそうです。

その後、なぜ引っ越し業者が生まれた?

そのような状況でも競争が少なく、仕事が出来ていたのですが、第1次オイルショックにより事態は急変。原油の高騰と仕事の不況に悩んだ中小の運送会社は、引っ越し専門の協同組合を作りました。その後、引っ越しに関するスキルやサービスの向上をし続け、今のような引っ越し専門業者が誕生したのです。引っ越しサービスが利用できるようになり、人々の引っ越しもぐんと楽になりました。

Thumb引っ越し業者のおすすめランキング!選び方や女性に優しいサービスも

引っ越しそばを食べるタイミングは?

実際に引っ越しそばはいつ食べる?

本来の意味とは間違いだとはいえ、引っ越しの際にそばを食べるのは今では恒例行事のようなもの。では、引っ越しそばはいつ食べるとよいのでしょうか?基本的に、引っ越しそばは荷物の荷解きや部屋の片づけもある程度終わって、一段落してから食べるのがベスト。また、ガス・電気・水道は引っ越し当日には使えるように手続きをしておきましょう!

今は引っ越しの際にどんなものを配る?

そばを配るときはアレルギーに注意!

本来の引っ越しそばの意味通り、近くで暮らしている人におそばを配りたい!と思った方。その際は、くれぐれもそばアレルギーに注意してください。現代ではそばアレルギーの方も増えており、なおかつ、そばアレルギーは症状が重くなることもあります。貰ったけど食べられないということなると、自分も相手も悲しい事態となってしまうので注意しましょう。

引っ越しの挨拶品の定番は?

現在では先ほどのような状況から、相手が貰って喜ぶようなものを贈る人が多いようです。例えば、生活用品である洗剤、タオル、ティッシュなどはプレゼントしやすい品です。また、賞味期限が長い焼き菓子などもオススメです。予算は500〜1000円とあまり高くなりすぎないように気をつけましょう。

Thumb引っ越しの挨拶の手土産ランキング!喜ばれる品物やおすすめを紹介

引っ越しの挨拶品はどこで買う?

引っ越し時は、荷物の片づけや業者とのやり取りなど、忙しくなりがちです。バタバタとしていて、引っ越しの挨拶の品を買うのを忘れてしまった!という事態を避けるためにも、引っ越し前にプレゼントの品を購入しておくと良いでしょう。ネット通販ですと、お店に行く手間も省けてオススメです。個別包装されているものや、のし袋付きなどバラエティ豊かなものが予算に合わせて選べます。

引っ越しの挨拶のマナーとは?

引っ越し時の挨拶で気をつけたいこと

どんなものを配るのかは分かったけど、引っ越しの挨拶ってどんな風にしたらいいの?と思った方のために、引っ越しの挨拶について説明いたします。まず、単身での引っ越しの場合ですが、最近ではほとんどの人が挨拶を行なっていないのが現状です。ですが、家族での引っ越しの場合は単身よりも長く住む可能性が高いので、初めにしっかりと挨拶をしておくと今後の関係も良くなり暮らしやすくなるでしょう。

アパート、マンションへの引っ越しの場合

アパートやマンションに引っ越す際は、自分の部屋の左右両隣、また上下の部屋にあたる人に挨拶するようにしましょう。この部屋に住む人たちは自分の生活音などが影響を及ぼすこともあるので、時前に挨拶をしておくと良いとされています。また、大家さんがアパートやマンションに居る際は、一言挨拶しておくと良いでしょう。

一軒家への引っ越しの場合

一軒家の場合、向こう三軒両隣に挨拶をするようにしましょう。一軒家の場合ですと、今後も長く付き合うことになることが多いので、しっかりとご挨拶しておいて損はありません。また、町内会などの活動など発生することもありますので、より良い関係性を築けるように心がけましょう。

引っ越し時の挨拶、女性は注意を!

女性は挨拶しないほうがよい?

女性で単身での引っ越しの場合、近くに暮らしている人に挨拶をしにいくのは控えた方がいいという声もあります。というのも、女性の独り暮らしというのを知られてしまうことで、ストーカーや強盗などに巻き込まれるリスクもあるからです。それでも挨拶をしておきたいという人は、大家さんや管理人さんにだけ挨拶したり、あるいは家族や男兄弟を連れて挨拶したりと注意を払うようにしてください。

そばだけじゃない?実はこんな縁起物もあり!

実は引越しの必需品?インテリアにもオススメな「万年青」

引っ越しそばの意味の間違いなどをご紹介しましたが、実はそばだけでなく引っ越しの際に用意しておくとよい物があります。古くから言われているのが観葉植物でもある「万年青(おもと)」です。こちらは江戸時代に徳川家康が駿河から江戸に城を移した際に3本の万年青を持ち込んだというエピソードに由来し、その後の家康の繁栄にあやかろうという意味が込められています。青々としたその姿は、インテリアにもピッタリ。

「盛り塩」でお浄めを

白い小さな皿に三角錐のような形で盛る「盛り塩」。塩は浄化や洗浄する効果があるとされ、前の住居者の悪い気などをお浄めすると言われています。引っ越しの際は、荷物を部屋に入れる前に玄関に置き、悪い気が入ってこないよう防ぎましょう。塩は天然の粗塩を使い、また悪い気が溜まってしまうので1週間ほどしたら取り替えるように注意を。これから暮らしていく新居。こういった縁起物でゲン担ぎしてみてはいかがでしょう?

この方法で引っ越しをすると食に困らない!?

古くから言い伝えられている、縁起の良い引っ越しの方法があります。それは、引っ越しの際、一番最初に味噌・醤油・米を部屋に入れるというもの。こうすることで、食べ物に困らないような暮らしが出来ると言われていたのです。この3つを入れた後に、食にまつわる生活用品(炊飯器、冷蔵庫など)を入れると良いそうです。

引越しするのに縁起のいい日がある?

最も引越しにオススメなのは「天赦日」!

ちなみに、引っ越しをするのに縁起が良いとされる日があるのはご存知でしょうか?縁起が良いとされる日は3つあり、その中でも最もオススメなのが「天赦日」です。天が全ての罪を赦す日という意味に由来し、引越しを行うのに最適な日と言われています。天赦日は季節や日の干支により決まり、年に5,6回しかありません。ネットなどで検索するとその年の天赦日が分かるので、是非調べてみてください。

「一粒万倍日」で新生活をより良い暮らしに!

2つ目にオススメする日は「一粒万倍日」です。読み方は「いちりゅうまんばいび」あるいは「いちりゅうまんばいにち」。一粒の籾(もみ)が万倍にも実る稲穂になるという意味から、何事を始めるにも最適な日と言われています。一粒万倍日は数が多く、吉日と重なると更に良い効果をもたらし、また天赦日と重なると最も縁起が良い日だと言われています。こちらも気になる人はネットで検索してみてください。

なじみ深い「大安」もオススメ

最後にオススメするのが、「大安」です。皆さんも結婚式などは大安にすると良いなどと言われていることから、縁起が良い日というイメージがあるのではないでしょうか?六曜の中でも最も縁起が良い大安は、引っ越しにもおすすめな日です。こちらは、カレンダーや手帳などに書いてあることが多いので、大安に合わせて引っ越し予定を立ててみると良いでしょう。

引っ越しするのに縁起が悪い日もあるの?

縁起が悪い日とされているのは2つ

引っ越しするの縁起が良い日だけでなく、その逆の縁起の悪い日もあります。まず1つ目は「仏滅」です。仏滅は、6曜の中でも最も凶である日と言われおり、引っ越しには不向きとされています。しかし、ある解釈では仏が滅する「仏滅」ではなく物が滅する「物滅」という考えもあり、物が一旦滅んでまた新しく始まるという意味で引っ越しにもオススメとも言われています。

一番気を付けたいのは「赤口」!

六曜の中で最も引っ越しに向かないと言われてるのは「赤口」です。赤という文字から血をイメージするとされ、火事や刃物に注意する日と言われているので、引っ越しには向いていません。ですが、もし仏滅や赤口の日にしか引っ越しができないというときは、引っ越し前の大安か友引の日に茶碗、箸など毎日使うものを先に運んでおくとよいそうです。こうすることで、縁起の良い日に引っ越しが完了したことになります。

とはいえ、気にしすぎもNG!

赤口の日に引っ越しをすると縁起が悪いとはいえ、スケジュールの事情でどうしてもその日以外は引っ越しが出来ないという人も多いでしょう。しかし、縁起が悪いということばかり気にしているのもNG!そのように落ち込んでいたら、せっかくの新生活のスタートも気持ちよく始められないでしょう。先程ご紹介した方法や盛り塩などを実践して、引っ越しを楽しむのも大事です!

そばではなく引っ越しうどん?地域の変わった引っ越しの風習

うどん県ならではな風習?

引っ越しそば以外にも地域ならではの変わった風習をいくつかご紹介いたします。讃岐うどんで有名な香川県ではそばではなく、引っ越しうどんを食べるそう。さらに、香川県の西側の地域では「初風呂うどん」という風習もあります。こちらは新築の家を建てたあと、その家のお風呂に年長者から順に入り、湯船でうどんを食べるのだとか。これは中風(ちゅうぶ)せず、太く長く生きられるようにという思いが込めて行われています。

バック禁止!名古屋の変わった引っ越し風習

愛知県の名古屋市では、嫁入り道具を積んだ引っ越しのトラックはどんなことがあってもバックしてはいけないと言われています。バックするという行為が「出戻る」という意味に捉えられるので、なにがあってもバックは禁止というのがこの風習の由来。対向車とすれ違うことも出来ないほど細い道では、謝礼をはらってどいてもらうということもあるそうです。

夫婦円満の秘訣は?

関西の一部では鏡を引っ越し前に家に運ぶという風習があるそう。由来としては「姿を映す鏡で女性の美を保つため」や「鏡には女性の魂が宿るため、主人の手で運ぶと夫婦円満が保たれる」などの意味からと言われています。引っ越しそばの意味は実は間違いでしたが、地域によってはこのように引っ越しにまつわる風習が残っているところもあるんです。

引っ越しそばの間違いやその他の縁起物、参考にしてよりよい新生活を!

引っ越しは新しい生活への第1歩!

引っ越しそばが本来の意味とは間違いだったとは、知らなかった人も多いのではないでしょうか?また、その由来や引っ越しにまつわる縁起物など、面白いエビソードも多く見つかりました。今も昔も引っ越しは一大イベントの1つだったのかもしれません。引っ越しに伴い。新しい暮らしをスタートする人は、是非参考にして新たな住居での暮らしをお楽しみください!

こちらの関連記事もおすすめ

アクセスランキング

2021-05-11 時点

新着一覧